幻想郷立閻間学園   作:雲の上の声の人

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映「この学園では校内恋愛禁止ですよ」

小「そーなんすか?」モグモグ

映「風紀を乱してはいけません」

小「そんな対したことじゃ無いでしょうに。あ、わかった自分は彼氏がいないから妬んでるんd「黒っ!」あふん」ピチューン


第43話 こらそこテンプレって言わないの

俺は今謎のピンチに襲われている。今俺は教室の床に寝転がってるわけだが

 

 

「あの、その、」

 

 

何故か俺の上にはメイド服のフランドール・スカーレットさんが乗っかってるわけで

 

 

「いや、これは違うくて!そのあれで!別にお前のことなんかっ!何も思ってなかったり!」

 

 

しかも何故か『!』ごとに殴られてるわけで…もう訳がわかんなかったりする

 

 

「と、とりあえずどいてくれ!後殴るのやめて痛い痛い!」

 

 

どうしてこうなったかは…まぁ色々あるので一時間前まで遡る

 

 

〜一時間前〜

 

 

俺とフランは出し物が決まってから数日間、放課後に残って予算や材料の話をしていた

 

 

「まぁ出し物は決まったし後は服だよな。制服は汚れそうだし」

 

 

「私は何でもいいけどさ、動きやすいならそれでいい」

 

 

夏休みから何かと話す機会が多くて思ったのだが、フランは結構サバサバしている。それに適当なところも多い。後これはびっくりしたのだが

 

 

「とりあえずお金の計算と材料の発注とかはやっといたから」

 

 

フランは意外に仕事が早い。後計算がとてつもなく早い。もしかしたら隠れインテリキャラなのかもしれないと疑ってしまう

 

 

「しかし萃香とチルノ遅えな」

 

 

「仕方ないだろ、あいつら初めての御使いって言ってたし」

 

 

今、文化祭で使えそうな服のサンプルを幾つか萃香とチルノに買いに行ってもらっていて、それを試着して一番しっくりくるやつに決めることにしている

 

 

「後は担当を決めるのか…これは後にして…」

 

 

フランは鞄から紙やら何やらを取り出しそこに予定やら何やらを書き込んでいく。しかもかなり達筆だ、ちょっと悔しい

 

 

「たっだいま〜」

 

 

しばらく二人で話し合ってると萃香とチルノが帰ってきた。二人とも両手に紙袋を持っている

 

 

「萃香、お前の右手の袋の中身みせろ」

 

 

「え?もちろん服「お前が帰って来た途端酒くせぇ」すんません…」

 

 

どうやら萃香はお酒を買ってきたようだ。流石は酒呑童子(本人から聞いた)、相変わらずの酒好きである

 

 

「で、でもさお金余ったから別に「いいわけあるぁぁぁ!!」ギャァァ!ゴメンナサイィィ!」

 

 

そして怒り狂う吸血鬼、鬼が二人いると困ったものである。てかこの環境に慣れてる俺も人のこと言えないだろう。ここに人はいないけど

 

 

「まぁまぁ、アタイが買ってきた奴見てよ!」

 

 

チルノは袋から服を一着取り出した。見たところ咲夜さんがつけてたメイド服みたいなものだ

 

 

…メイド服?

 

 

「いやいやチルノそれはねーよ。蛍かよお前は…フランも何か言って…フラン?」

 

 

(メイド服か…もしかして咲夜が綺麗なのに可愛くも見えるのはメイド服のおかげか?)

 

 

「おーいフランドールさーん」

 

 

(私も着てみたい…かも…)

 

 

「どーかなさいましたかー?」

 

 

(そういえば咲夜ってモテるって聞いたことある…これ着たらもしかしたら竜斗に…)

 

 

「あの聞いてますかフラ「ちょっと待ってろ!」はい?」

 

 

フランはメイド服を掴むと教室から駆け出して行った。まさかあれ着るつもりじゃ…

 

 

「…まさかフランがあれ着るのか。私も想定外だな」

 

 

教室に残された俺たちは只々呆然としていた。そして約一名は勝ち誇った顔をしていた

 

 

〜十分後〜

 

 

「待たせた…これ着るの難しすぎだろ」

 

 

(つーかあいつ変なこと言いやがって私のくせに…)

 

 

十分ほどしてフランがメイド服を着て帰ってきた。元々顔も整ってるし、かなり着こなせている。てかぶっちゃけ可愛い

 

 

「竜斗どう?」

 

 

「はへ?」

 

 

「だから!ほ、他の人の意見必要だろ!」

 

 

「あぁ、似合ってると思うし可愛いぜ?」

 

 

「そ、そっか…ありがと…」

 

 

フランは俯いたまま俺の前に突っ立っている。多分恥ずかしいのだろう。可愛いやつだな

 

 

つーか俺何かおかしくね?まるでフランのこと好きみたいな発言…って違う違う!あくまでも友達だからな!な!

 

 

…誰に言ってんだ…

 

 

「何だフラン照れてんのかよはっはっは!」

 

 

「のわっ!」

 

 

「あ」

 

 

萃香は爆笑しながらフランの背中を押したのだが、流石鬼だけあってフランの体は宙に浮きそのまま俺めがけて飛んできた

 

 

「危なっ!」

 

 

「いたっ!」

 

 

それを俺がキャッチしそこねて二人揃って倒れこんだところで冒頭に戻るってわけだ

 

 

〜そして今〜

 

 

「と、とりあえずフランさんどいていただけないすか?」

 

 

「わ、わかってるよ!」

 

 

(竜斗近い近い近い!ちょっと落ち着け私、)

 

 

フランは顔を真っ赤にしながら立ち上がった。その瞬間スカートの中身が見えそうだったが俺は目を瞑っておいた。俺は蛍と違うからね。まじ紳士

 

 

「若いねぇフランは、私にもそんな時代があったもんさあっはっは!」

 

 

「萃香ちょっと黙れ」

 

 

「ま、ついでだし思いの丈を伝えるのもいいんじゃないのk「そんなに逝きたいなら今すぐ逝かせてやるよ」あ、ちょっとフラン顔怖い待ってごめんんん!!」

 

 

「待てこらぁ!」

 

 

萃香は慌てて教室を飛び出し、フランは扉を壊して追いかけて行った。メイド服のまま

 

 

「竜斗アイス食べる?」

 

 

「お前何でそんなの持ってんだよ…てか何だそれ」

 

 

「月見大福ってゆーの。美味しいよ?」

 

 

「饅頭じゃねーか…うめぇ…」

 

 

「でしょ」

 

 

結局萃香と学園がボロボロになったところでフランは落ち着き、服装は俺が咲夜さんに相談してありきたりなやつを用意してもらって終わった。




〜次回予告〜

霊「私たちの出し物ってありきたり過ぎない?」

ア「いいじゃないの。それにアレもやるじゃない」

霊「私の隠れ特技を披露する時ね、魔理沙にも伝えておきなさい」
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