幻想郷立閻間学園   作:雲の上の声の人

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レ「何か今日嫌な予感するわ…」

霊「運命?」

レ「そんなもんじゃないわよ」


第48話 やっぱり気になるこのイベント

〜6限目、HR〜

 

 

特に何もない日の6時間目、何時ものようにHRがあるのだが今日は皆緊張している。何故なら

 

 

「じゃあ皆席についてくださーい!今からクジを回しますからー!」

 

 

そう、このクラス最初に行った以来の席替えである。何処ぞの担任がめんどくさがってやらなかった為、この際席替えしてしまおうといった意見が多かったからだ

 

 

「席替えかぁ〜」

 

 

最初は嫌な席だったが今思ってみると最後の方は楽しい席だった。魔理沙に物かしたり俺の両側で魔理沙とフランがいつも喋ってたり後ろの蛍がちょっかいかけてきたりと…あれ俺被害しか受けてねぇ

 

 

「次竜斗君だよー」

 

 

「あ、ありがと」

 

 

俺は前の子からクジの箱を受け取り一枚引いて後ろに回した

 

 

「次は周り全員女子でありますように」

 

 

「お前は相変わらずだな」

 

 

〜フランside〜

 

 

昨日美鈴から明日席替えをすると聞いていたがまさか本当にするとは思ってなかった。今となってはどうしても席替えがしたく無い。いや、席替えはしてもいいけど竜斗と隣になるのが最優先だ

 

 

最も、あいつの能力ならそんなこと可能だと思うけど極力話しかけたく無い。ってか顔も見たく無い

 

 

「はぁ〜…」

 

 

「どうしたフラン?」

 

 

「な、何でもないっ!」

 

 

〜美鈴side〜

 

 

クラスの子の意見が多くて席替えをすることにしたけど、妹様が嫌がっているのが手に取るようにわかる。理由は…私が話すことでもないですね

 

 

(ま、ちゃんと手は打ってますけどね)

 

 

クラスの子全員がクジを手にしたみたいなので、私は合図となる言葉を言った

 

 

「じゃあまだ持ってて下さいね〜。座席表を黒板に貼りますから」

 

 

この言葉を言い終えると、教室の外に待機している咲夜さんが時を止めて教室に潜入、そして黒板の座席表と竜斗君、妹様の番号を確認。妹様が竜斗君の隣になるように誰かのとすり替えたら教室を出て時間を戻すといった完璧な作戦だ。もちろん既に咲夜さんは仕事を終えている。流石瀟洒だぬかりない

 

 

「あ、私はここだー」

 

 

「俺はここー」

 

 

勿論妹様含めそれを知る人はいない。ちょっとズルな気もしますが、まぁ良いでしょう

 

 

「あー!」

 

 

「どうしたフラン?」

 

 

「い、いや何でもない!それより萃香は何処なんだよ」

 

 

「私か?んー、一番後ろの窓側から二番目って所だな」

 

 

「お、私の後ろじゃんか」

 

 

(何か私の時だけ反応薄くねぇか)

 

 

「何か言ったか?」

 

 

「いや、問題ねぇ」

 

 

「そっか」

 

 

普通に会話してるように見えるが妹様はかなりそわそわしている。まさか本当に隣になれると思ってなかったのだろう

 

 

「ま、これは私からのプレゼントってことで…」

 

 

「あぁぁ!一番前じゃねぇかぁ!」

 

 

「アタイもだぁぁぁぁ!!」

 

 

「「ぬおぅぁぁぉぁ!!!」」

 

 

…その代わりうるさいのが前に来てしまったけど良しとしよう

 

 

〜フランside〜

 

 

「じゃあ皆さん新しい席について下さいねー!」

 

 

「〜♪」

 

 

一応念じてはいたけどまさか本当になれると思わなかった。嬉しすぎて萃香の言葉が頭に入ってこない

 

 

「さて…ん?」

 

 

机の中を探ると一枚の紙切れが入っていた。よく見ると綺麗な文字で何か書いてある

 

 

『頑張って下さいね妹様♪』

 

 

(この字は咲夜だな、後でお礼言っとこう)

 

 

「何ニヤニヤしてるんだよ気持ち悪い」

 

 

「うわっ!?竜斗かいきなり現れんなよ!」

 

 

「いや、貴方よりかは先にここにいましたけど」

 

 

「んなもん知るか!」

 

 

相変わらずな感じの竜斗だが話すとやっぱり楽しい。咲夜と美鈴に感謝しなきゃな

 

 

「ねぇねぇフランどうしたのさ」

 

 

「あーよろしく妖夢」

 

 

「私も一応後ろなんだけど」

 

 

「あーよろしく萃香」

 

 

「ねぇねぇ斜めの席だけどよろしくねフラ「黙れ変態」やっぱり酷い!!」

 

 

〜妖夢side〜

 

 

フランの横になれてまずは一安心だけど、フランはさっきから心あらずといった感じだ。原因は分かり易いし既に体ごとそっちに向いてしまってる

 

 

(ねぇねぇ萃香さん)

 

 

(何だ妖夢)

 

 

(フランってこんなのだっけ?)

 

 

(あー、これはもう出来上がってるから仕方ねぇよ)

 

 

(ここまでくると清々しいですよね。早くアタックすればいいのに)

 

 

(あー、無理無理。こいつこう見えて意外とチキンだから)

 

 

「誰がチキンだって?」

 

 

「何でそこだけ聞こえてんだよ!?」

 

 

また騒がしい席になりそうです。楽しそうだけど

 

 

〜さとりside〜

 

 

「また隣ねレミリア」

 

 

「これも何かの腐れ縁かしら」

 

 

「ふふっ、そうね」

 

 

「んでどうなのよこの席替え。咲夜が時を止めてたみたいだけど?」

 

 

「あー、何かしら仕組んでいたみたいね。ま、いいんじゃない?」

 

 

「私は構わないわよ。つーかあんたの能力って便利なのか厄介なのか…」

 

 

「別に何でもかんでも見るわけじゃ無いから良いじゃ無い」

 

 

「そうねー」

 

 

私としてはクラスの皆も気になるのだけどそれよりもっと気になることがある

 

 

「前…見えねぇ」

 

 

目の前の子の周りがやたらと暗闇なので黒板まで見えないのだ。正直迷惑だ

 

 

「これから色々大変だわ。」




〜次回予告〜

霊「食堂で限定物が出るらしいわよ」

ア「食堂って、ここからかなり遠いわよ。正反対の校舎だし」

霊「紫にスキマ繋げないとしばくって言っといたから」

ア「鬼か…」
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