幻想郷立閻間学園   作:雲の上の声の人

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作「作者が風邪気味で更新が遅れるかも」

魔「すまないんだぜ」

竜「申し訳ない」


第51話 現実と季節違うから度々間違えそうになる

〜アリス邸〜

 

 

「なぁアリス…何で俺まd「いいから動かない!」へい…」

 

 

俺は今アリス邸にきている。理由はというと…まぁ今日がハロウィンで人里で仮装パーティあるから仮装用の衣装をアリスに作ってもらってるってだけなんだけどな

 

 

「今年はどれくらい来るかな?」

 

 

「さぁね。あ、竜斗のクラスのレミリアも来るらしいわよ。妹の方もくっついてくるんじゃない?」

 

 

「いや、それはねぇよ。あいつレミリアのこと心底嫌ってるし」

 

 

「ふーん」

 

 

アリスは本当に器用だ。こうやって話しながらでも作業する手は休めない。流石に人形を普段から扱ってるだけある

 

 

「さ、とりあえず出来たわ」

 

 

「どれどれ…」

 

 

俺はアリスからもらった服を着てみることにした。え?どんな服なんだって?それは今晩までのお楽しみです。ん?俺の仮装なんか興味ない?そんなこと言わないで下さいよ

 

 

「何一人で呟いてんのよ。今から里の子供達に配るお菓子作るから手伝いなさい」

 

 

「はーい」

 

 

〜紅魔館〜

 

 

「咲夜、今日は人里に行くわよ」

 

 

「かしこまりました」

 

 

「どうするのよレミィ。私達って元から仮装してるようなものだけど」

 

 

「んー、じゃあ私とパチェの服交換する?」

 

 

「何でも良いわ。咲夜はどうするの?」

 

 

「私は小悪魔と作りましたわ」

 

 

「それはそうと咲夜?フランはどうしてるの?」

 

 

「相変わらず元気でやってますわ。今はナイフ亭の方に美鈴といるはずです」

 

 

「そう…ならよかったわ」

 

 

(本当は一緒に行きたいくせにね。全く…姉妹揃って素直じゃ無いんだから)

 

 

〜博麗神社〜

 

 

ここからは私雲の上の声が竜斗がいない所の視点を努めたい思いまーす

 

 

「紫からテレビっての貰ったけど…特に使うこと無いわね…」

 

 

霊夢は一人、以前紫に押し付けられたテレビの掃除をしていた

 

 

「そういえば萃香がビデオを再生してくれとか言ってたわね。確かこのボタン…」

 

 

霊夢は萃香に教えて貰った通りにボタンを押してビデオを再生した。すると映ったのは古びた井戸だった

 

 

「何これ。って言うかちっさ…これじゃ良く見えないわね」

 

 

霊夢は萃香の忠告を無視して画面に近づいて見ていた。そのテレビの後ろでは能力で霧になっている萃香が待機していた

 

 

(よしよし、ちゃんと霊夢見ているな。忠告したからきっと離れて見ているはず)

 

 

しかし萃香の予定とは裏腹に霊夢は画面に近づいて見ている。これが最大の誤算だった

 

 

「一体何なのよこれは…あ、井戸がアップになった。お、何か出てきた」

 

 

(このBGMは…後10秒かな)

 

 

井戸から出てきた白い服の女は徐々にこちらに近づいてきている。流石の霊夢も気味悪がっていた

 

 

「何これ気持ち悪っ」

 

 

そして白い服の女が画面の向こうから手を伸ばした瞬間、テレビの向こうで待機していた萃香が急に大きくなってテレビを突き破った

 

 

「やっほう!ビックリしたでしょ霊…む…」

 

 

しかし萃香の予想とは違い、霊夢は画面の真ん前にいた。よって霊夢の顔面に萃香の正拳突きが見事にクリーンヒットしたのだ

 

 

「えっと…その…これは違うんだ霊夢!ハロウィンで外の世界で流行った奴の仮装したくても上手く出来なくて本家と同じでテレビと組み合わせたらいけると思って霊夢で実験しようとしてって言うか私が言ったことちゃんと守ってよ画面に近すぎだよ「萃香」ハヒィ!?」

 

 

「…ニコッ」ポキッ

 

 

「痛いぃ!ちょっ肩潰れたから笑顔怖いって霊夢ごめんなさい許して下さい!」

 

 

霊夢によるキュッとしてドカーン(物理)を決められた萃香は断末魔を残して倒れた。さらばだ萃香、お前のことは忘れない

 

 

〜人里、夜〜

 

 

俺とアリスは大量のお菓子を持って人里にやってきていた。里には子供達から大人、人から妖怪まで様々な仮装をしていた。ただ…

 

 

「なぁ魔理沙」

 

 

「何だ?」

 

 

「お前それいつもの服じゃん。流石にねーわ」

 

 

「別にいいだろ。私こう見えても魔法少女だぜ」

 

 

「ぶはっ!自分で少女とか!うはは!」

 

 

おっと笑い過ぎて魔理沙が半分涙目だ。いけないいけない

 

 

「何だよそこまで言わなくていいだろ!なぁアリス?」

 

 

「くくっ…そ、そうね…ぷぷっ」

 

 

「何だよ二人とも別に笑わなくていいだろぉ!」

 

 

魔理沙は号泣しながらトイレに駆け込んでいった。可哀想に

 

 

「つーかトイレでどうすんだよ。まさかトイレットペーパーとか巻いたりしないよな」

 

 

「ふふっ…まぁ別にいいじゃない?それよりお菓子配りましょ」

 

 

「へーへー」

 

 

「お菓子くれ」

 

 

俺とアリスが歩き出そうとした途端、後ろから服を引っ張られた。一瞬誰かと思ったが声ですぐ分かった

 

 

「…あえて聞こう。どちら様ですか?」

 

 

「フランだ!」

 

 

今目の前にいるフランは吸血鬼とはうって変わって、カンフーな格好をしていた。アチョ〜とか言い出しそう

 

 

「妹様ったら待って下さいよ〜」

 

 

フランの後ろから美鈴先生が走ってきた。こっちは吸血鬼の格好をしている

 

 

「美鈴先生かっこいいっすね」

 

 

「何て言うか、身長高いから威厳あるわね」

 

 

「本当ですか!?ありがとうございます!」

 

 

「あれ?私はスルー?」

 

 

「あー、似合ってる似合ってる」

 

 

「何で棒読みなんだよ」

 

 

フランはいじけて座り込んでしまった。子供かこいつは

 

 

「まぁまぁ、ほらお菓子あげるから」

 

 

「おいおいアリス、いくら甘い物好きだからってそんなお菓子で」

 

 

「…仕方ないから許してやる」

 

 

((釣れたァァァァァ!!?))

 

 

アリスは大物(フランドール)を釣り上げたってか。ふざけんな

 

 

「お、美味いなこのお菓子!咲夜にも負けてないぞ!」

 

 

「ふふふっ、喜んでもらえて嬉しいわ」

 

 

微笑ましいがはたから見れば子供をあやしているようにしか見えない。流石はアリス、母性本能の塊である

 

 

「おっすフラン!相変わらず似合わねぇ格好してるな!」

 

 

「萃香…あっていきなりだけどその角どうした」

 

 

萃香は死装束を着ていたがそれよりも気になるのは角に何故かガムテープが貼ってあることだ

 

 

「いやさ、ハロウィンで出し物しようとしてさー、霊夢で実験したわけで」

 

 

「あー、納得」

 

 

「霊夢ならやりかねないわね」

 

 

「霊夢さんって細いのに力凄いですよね」

 

 

俺を除く全員が納得したのだが、霊夢ってそんなに凶暴なのか。今度から少し距離おこうかな

 

 

「やっと終わったぜ〜」

 

 

「あーおかえり魔理沙」

 

 

トイレットペーパーでぐるぐる巻きになった魔理沙がトイレから出てきた。既にほどけかけてるのだがあえて言わないでおこう

 

 

「なぁなぁ!向こうでチルノが見せたいものあるって言ってるんだ!来てくれよ!」

 

 

「おう!折角だし行くか!」

 

 

俺たちは萃香に連れられてチルノがいるという井戸の前まで来た。しかしそこにチルノの姿はない

 

 

「おい萃香、チルノは何処なんだよ」

 

 

「まぁまぁ、もうすぐ出てくるって」

 

 

「ちょっと萃香ー!お皿足りてないんだけどー!」

 

 

井戸の中から聞こえて来たのは誰がどう聞いてもチルノの声だった

 

 

「何枚足りないんだよ!」

 

 

「えーと…3枚必要で1枚しかないから…9枚!」

 

 

「了解!」

 

 

何事も無いかのように会話してるが、間違ってることに誰が突っ込んであげてほしい

 

 

「ちょっと萃香投げるの速いって!取れないし割れるから!」パリィン

 

 

萃香とチルノは一体何がしたいんだろう。

 

 

「ったく…一体何やってるんだ」

 

 

呆れ果てた魔理沙が井戸の中を覗いた。その瞬間井戸の中から大量の水が噴き出した

 

 

「…」

 

 

「ごめんごめん魔理沙!萃香に当てようとしたらついつい」

 

 

ちなみにだが、さっきの魔理沙はトイレットペーパーで全身を覆っていた。しかし大量の水の攻撃を受けた今は何とも言えない状態になっている

 

 

「お、お前ら見るんじゃねぇぞ!」

 

 

「萃香〜、さっき美味しそうな食べ物あったから向こう行こ!美鈴も行こ!」

 

 

「お、ちょうど腹減ってた所だ!」

 

 

「行きましょう!」

 

 

「なぁなぁ…名前なんだっけ」

 

 

「アリスでいいわよ」

 

 

「おお!アリスお菓子くれ」

 

 

「じゃあついでだし子供達に配りに行きましょうか」

 

 

「おう!」

 

 

他の五人は魔理沙に見向きもせずそれぞれ歩いていってしまった。それとすれ違いで蛍と鈴仙とてゐが歩いてきた

 

 

「やばいっ!蛍がもし魔理沙のあられな姿を見たらっ!」

 

 

「お、竜斗じゃねえか…」チラっ

 

 

蛍は一瞬魔理沙の方を見た後、何事も無かったかのように歩いていった。これはこれで魔理沙可哀想

 

 

「何だよっ…別に無視じなぐでもっ…」

 

 

「わかった、分かったから泣くな。とりあえず服着ような」

 

 

俺はその後、屋台で魔理沙に食べ物を奢ってあげた。魔理沙は最初は落ち込んでいたがすぐに元気になった。よかったよかった




〜次回予告〜

霊「遂に修学旅行が近づいて来たわね」

ア「荒れるわよきっと」

霊「私は今回はノータッチでいくわ」
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