ル「そーなのかー」
作「年賀状書くのが忙しいよ」
ル「そーなのかー」
作「ルーミアも年賀状書くのか?」
ソ「ソーッナンッス!」
作、ル「「!?」」
「り、竜斗が何でここに…?」
フランの部屋の前まで来た俺は扉を開けようと思ったとき、偶然にもフランが部屋から出てきたところに出会ってしまった。ナイスタイミング
「母さんが…あぁあの怪力アホ毛テールな。あの人が謝りたいって言って一緒に来てるんだ。さ、上にいこう」
「ま、待って!」
皆のもとへ戻ろうと振り返った途端、フランに服の袖を掴まれた。振り向けばフランが俯きながら袖を引っ張ってる。一応確認するがこいつはフランなのか?フランなんだな
「わ、私の部屋で少し話そう」
「あぁ、構わないぞ。あの話の続きも気になるしな」
フランに引っ張られて俺は一緒に部屋の中へと入った。フランの部屋は以外と広く、カラフルな装飾が施された可愛い部屋となっている。普段紅い液体(主に相手の)を撒き散らしながらケタケタ笑っていた吸血鬼の部屋とは思えない
「ぬいぐるみも多いし、お前って案外可愛い趣味してるよな」
「うるさいわね…ふんっ」
少し頬を膨らませながらフランはそっぽを向いてしまう。可愛いは禁止ワードだったか?
「まぁまぁそう怒んなって…ん?」
「な、何よ…」
ふとフランの顔を覗き込んでみると、目元が確かに腫れていた。目は…元々紅いですねそうですね
「フラン目が腫れてるけどどうかしたのか?」
「べ、別に何でもない!」
「そうか?昨日は腫れてなかったぞ」
「か、花粉症なのよ!ほら!最近幻想郷に来た杉花粉ってやつ!」
「花粉かぁ…あれ?この季節になるっけ?」
「花粉症ったら花粉症よ!そのせいで目も赤くなっちゃったしぃ!?」
「目は元々だろ…」
もしかしてこいつは悪い夢を見て頭が変になってしまったのかもしれないな。いや、元々ぶっ飛んでるところはあるのだが
「それよりも昨日の話を聞きに来たんでしょ!」
「あぁそうだった。一体どうしたんだ?」
「あのね…その…(やばい落ち着いてきたら緊張して言葉が出なくなっちゃった…)」
~スーパーフランtime~
悪「今だキメちまえフランドール!」
天「貴方なら出来るわ」
本「でも…もし断られたら…」
悪(何でこいつはこーゆーことには臆病なんだよ…)
天「大丈夫よ、心配しないで」
本「でも…」
中「全く…」ドンッ
本「ふぇ…?」
中「私達は一番近くでお前のことを見てきたんだ。その私達が大丈夫って言ってんだから大丈夫だっつーの。だってお前は私達三人が誇るフランドール・スカーレットだからな」
本「中立ちゃん…わかった私頑張る!」
本体がログアウトしました
中「ったく最後まで手間かけさせやがって…」
悪「か、かっけぇ…」
天「あれが俗に言う壁ドンね…」
~終了(この間約3秒)~
「どうしたんだフラン?」
「あのね!私竜斗と一緒に遊びに行きたいの!」
(((よっしゃよく言った私ぃぃぃぃ!!)))
「何だそんなことか、いいぞ」
「だよね、やっぱり私じゃダメだよ…ん?」
「どこ行くかまた後で決めるか。日にちは明後日でいいだろ?さ、あんまり待たせると悪いから上にいこう」
まさかフランから遊びにいこうと誘われると思ってなかったが、俺としても冬休みの暇をどう過ごすか考えていたから丁度よかったのだ
「母さん怒ってるかな…あれフラン?」
(明後日…竜斗と二人でお出かけ二人で…やばっ、涙が出てきた)
「どうした泣いてるのか?」
「別に泣いてないっ!」
「さ、行こう」
目にごみでも入ったのか、必死に目を擦るフランと一緒に俺は母さん達が待つ応接間に向かった。途中すれ違うメイド妖精達がヒソヒソ話しているけど、そんなに人間が珍しいのかな?あ、花粉症かな?それなら仕方ないか、やっぱり流行ってるんだな
そして応接間についたのだが、何やら嫌な予感がするのは気のせいか?気にしても仕方ないのでゆっくりと扉を開けて中にはいった
~応接室(混沌の間)~
「母さん、フランを連れてきたよ」
「あら、貴方がフランドール・スカーレットさんね。私は神綺、昨日は話の腰を折る真似をして申し訳無かったわ」ペクリ
「いえ、いいんです。話ならちゃんと出来ましたから」
「あらそうなのね(竜斗ちゃんに聞かないとねっ)」クイクイ
神綺になにか呼ばれた気がした竜斗は側へと近寄っていった。フランもレミリアに呼ばれたようだ
「竜斗ちゃん何話したの?」
「二人で遊びに行こうって誘われた」
(デートかしら?うちの竜斗ちゃんを誘おうなんて百年早いわよ!)
「フラン、どうだったの?」
「バッチグーよお姉さま!竜斗をデートに誘えたわ!」
「でかしたわ我が妹よ!」
「あの、一つ良いかしら?」
「何かしら客人?」
「フランちゃんって甘いもの大好きなのよね?私今日の御詫びにスイーツを御馳走したいんですけど明後日とかどうかしら?二人のお友達も呼んでね♪」
「「えっ!?」」
神綺の一言にスカーレット姉妹が凍りつく。咲夜に至っては獲物を狩る豹のごとき凄まじさで神綺を睨んでいる
「あ、いいなそれ!大勢いた方が楽しいし、フランも賛成だろ?」
「え、えぇ…まぁ…うん…」
(このくそアマ…っ!)
咲夜が手に握っているナイフを握りつぶさんという勢いで神綺に殺意を向ける。それは咲夜を小さい頃から側で見ているパチュリーと美鈴ですら感じたことのない殺気だ。小悪魔に限ってはビビって泣いている
一方レミリアは、神綺がフランを試そうとしていることに気がついていた。対する神綺も、レミリアが勘づいていることに気がついている。まさに冷戦状態だ
「じゃあそういうことでね!竜斗ちゃん帰りましょう!」
「あ、あぁ。あれ?アリスは?」
「さ、早く早く!」
「おう、じゃあ明後日なフラン!楽しみにしてるぞ!」
「う、うん明後日ね」
竜斗は神綺に引っ張られて、外へと出ていった。二人が出ていった瞬間フランは崩れ落ちたが、丁度帰ってきたアリスに抱き締められた
「アリス…?」
「ごめんなさいね、私がトイレにと少し席を外している間に話が進んでたみたいで…私がいればこんなことにはならなかったのに…」
「アリス…うわぁぁぁぁん!!」
「よしよし」ナデナデ
再び泣きじゃくるフランをアリスは優しく抱き締めながら頭を撫でてあげた。一方レミリアは今すぐにでも神綺を殺しに行こうとしている咲夜を全力で止めていた
「お嬢様、今夜のディナーは魔界の雌豚でよろしくて?」
「咲夜ストーップ!!その笑顔が怖い!貴方も少女なんだから落ち着いて!ね!?」
「でもどうしてあの人は私が甘いものが好きって知ってたのかしら…」
「…」
フランの呟きにレミリアの動きが止まる。そしてこっそりと部屋から出ようとしているところにパチュリーがとどめの一撃を与えた
「そういえば、どこぞのシスコンお姉さまが妹の自慢話をあの魔界神に話していたわね。確か大好物の甘いものを食べてる顔が可愛いとかなんとかとも」
「パチュリィィィィィ!!?」
「お姉さま…?」
「いや、違うのよフラン!ほら!可愛い妹のことになるとつい口がはしっちゃってね!?」
「お嬢様、吸血鬼の調理は私の得意分野ですので」ニコッ
「何で笑ってんの咲夜ァァァァァ!?」
「残念だけど、私もフランの一友人として加勢させてもらうわ」
「アリスゥゥゥゥゥ!?」
「お姉さま♪私今とーってもイライラしてるのよ♪何もかもぶっ壊したいくらいにねぇ!!!」
「ちょ、フランごめん謝るってあちょ
イヤァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
その日、紅魔館の内部には大規模な結界が張られ、その内側では三人の悪魔が一人の吸血鬼を滅ぼそうとしていた
~そして明後日~
紅魔館の内部戦争から二日後、閻間学園の正門前には遊びにいくメンバーが集まっていた
「チルノ、萃香は私についてきなさいよ」
「うっす霊夢隊長!」
「うっすうっす!」
「フラン生きてるかな?」
「心が廃れてなければいいんだがな。全くあの人はいつも無茶苦茶しやがるぜ」
「あら、魔理沙も感じてるのね」
「この状況とフランの顔見れば嫌でもわかるぜ…」
「竜斗って本当に鈍感だよな」
「なんのことだ蛍?」
「いつかわかるさ…」
各々がこの状況を理解しつつ、波乱に満ちた一日お出かけは始まっていく。それはさらに波乱を呼ぶこととなるのだった…
~次回予告~
天「さぁさぁさぁ!幻想郷稀に見ない戦争が今始まろうとしている!はたしてレミ神冷戦はこのままがち戦争へと発展してしまうのでしょうか!?」
燐「それよりも天子年賀状書くから住所教えてよ」
天「えっと…幻想郷天界地区1771-104だよ」
燐「ありがとう!書いて送るね!」
天「オッケー!私も返すよ!」
燐「うん!」
天「それより聞いてくださいよ皆さん!最近霊夢とアリスの出番が増えてね!このコーナーレギュラーが私しかいないんですよ!どうお「はーい時間切れでーす」あちょまだ予告終わってn」プツン