幻想郷立閻間学園   作:雲の上の声の人

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作「どうも皆さんおひさしぶりです私です」

霖「おや君か、今回は随分遅かったようだ」

作「進学してバタバタしてまして…本当申し訳無い」

霖「失踪してなくてよかったよ。さ、待ってる人もいるし本編に進もうか」

作「そうですね。ではでは約半年ぶりの私の駄文を見てやってください」


第76話 喧嘩するほどなんとやら

とある冬休みの早朝、フランは自室である考え事をしていた

 

 

「んー、どうやったら竜斗に御返し出来るかなぁ」

 

 

そう、この間ショッピングモールにいった際に竜斗から貰ったぬいぐるみの御返しを考えていたのだ。しかし当のフランはこういったサプライズ的なものはめっきり苦手、いい案が思い付かず悩んでいた

 

 

「めーりんとパチェは仕事だし…御姉様は何となく嫌な予感がするから頼りたくないし…そうだ咲夜に頼もう!確か今日はナイフ亭に行ってるはず…」

 

 

部屋着からその辺に散らかってる服に着替えたフランは、日傘をさしてナイフ亭へと向かった。その後洗濯物を置きに来た小悪魔が余りの汚さに愕然とするのはまた別の話…

 

 

~ナイフ亭~

 

 

ナイフ亭では咲夜がティーカップを磨きながら暇を潰していた。幸い朝のピーク手前と言うこともあり入客も少ない。そんな時扉を開けてフランがはいってきた

 

 

「あら妹様どうしたのですか?こんな朝早くから」

 

 

「うん、実は咲夜にお願いがあってね…竜斗にぬいぐるみの御返ししたいんだけど何がいいかな…」

 

 

「うーん、そうですねぇ。何あげてもあの子なら喜びそうだけど…妹様何か思い付くものとかは?」

 

 

「あるんだけど…お金がなくて…」

 

 

「それなら昼までの間ここで働きますか?今日はそんなに忙しくないと思いますし…時給も弾みますよ♪」

 

 

「ほんと!?なら私頑張る!」

 

 

咲夜の薦めでナイフ亭で一日バイトすることにしたフラン。早速着替えてフロアに出ることに…接客が不馴れなフランは最初悪戦苦闘するが、常連客の優しい気遣いや咲夜のフォローもあって無事に朝のピークを乗り越えることができた

 

 

「うぅ…疲れたぁ…」

 

 

「お疲れさまです妹様。少し休憩しますか?」

 

 

「ううん!まだまだ頑張れる!」

 

 

「そうですか、なら暫く暇な時間ですし今のうちに買い出しに行ってきますね。お昼には帰ってくるのでそれまで店番お願いします」

 

 

「任せなさい!」

 

 

無い胸をはってフランは余裕の笑顔を見せる。咲夜は若干不安になりつつも、フランに託して買い出しへと出掛けていった

 

 

「さーて、お客さんも少ないしのんびりしとこーっと」

 

 

フランは机に突っ伏して、来客がくるまで竜斗に何をあげるか考えながらのんびり暇を潰すことにした

 

 

~竜斗side~

 

 

「皆早く~!」

 

 

振り返りながら元気に手をふる母さん。こんな朝から外に引っ張り出されてるのには理由がある。母さんがモーニングに喫茶店でも行きたいと言い出したからだ。だから俺たちはナイフ亭に案内することにした

 

 

「ふわぁ…昨日は眠れなかったせいで眠たいぜ…」

 

 

「魔理沙がもう一回とか言うからでしょ」

 

 

「うるせぇ!一回も勝てないままはシャクだったんだよ!」

 

 

「でも結局勝ててないじゃない」

 

 

「お前らが強すぎるんだよ…特に竜斗…」

 

 

「あー、俺は昔から永遠亭で蛍や鈴仙とやってたからなぁ。そういえば何故か輝夜さんとはやったことないんだよな。てか会ったことなかったし」

 

 

「あー、それなら強いのも納得だわ…」

 

 

「ちょっと三人とも早くー!」

 

 

「あーもう…待ってよ母さんったら!」

 

 

手をふる母さんとそれを追いかけるアリス。これじゃどっちが母親なのかわからないな

 

 

とまぁそうこうしているうちにナイフ亭についた。見た感じ開いてるっぽいし、早速中に入ることに

 

 

「おーっす咲夜邪魔するぜ…ってフランじゃないかどうしたんだ?」

 

 

「んあ…いらっしゃい…って竜斗!?どうしたの!?」

 

 

「母さんをここに案内するついでに遅めの朝御飯でもと思ってな。フランは手伝いか?」

 

 

「う、うん!今咲夜が買い出しに行ってるから一人なの」

 

 

「そっか、大変だな」

 

 

「ううん!全然だよ、それに竜斗が来てくれたから退屈じゃなくなったし」

 

 

(あれ?アリスちゃんこれ私達空気って奴よね?)

 

 

(そうね、フランったら完全に私達のこと視界から外してるわね)

 

 

(ダイレクトにスルーされた魔理沙ちゃんが落ち込んでるわね…)

 

 

「まぁとりあえず座ってよ、飲み物は紅茶でいい?」

 

 

「あぁ、ありがとう」

 

 

フランは少しおぼつかない手つきで紅茶をカップに注いでいく。咲夜さんに教わったんだろう。テーブルまで持ってきてもらうのは少し不安なので俺たちはカウンターに座ることにした

 

 

「はい、どうぞ。注文はどうするの?」

 

 

「んー、じゃあお母さんこの特製紅い月パフェ!それを四つください!」

 

 

「私達の分も確定なのね…ってフランどうしたの?」

 

 

「うぇ!?なななんでもないよ!ちょっと待っててね!」

 

 

(うぅ…どうしよ~。咲夜から簡単なやつの作り方しか聞いてないよぉぉ…)

 

 

(あ、これはフラン作り方知らないやつね、仕方ない、こっそり手伝ってあげましょうか…)

 

 

フランが厨房に入っていくと同時にアリスも立ち上がる。恐らくフランが心配で手伝いに行くつもりなのだろう。そういう心配性な所もアリスらしいな

 

 

と全てが上手く収まりそうだったその時母さんが立ち上がった。もうこの時点で嫌な予感しかしない

 

 

「はいはい!私も手伝いに行くわ!」

 

 

「はぁ!?母さんは大人しく座ってていいから!てか座ってろ!」

 

 

「もうアリスちゃんったら座ってろだなんて…もしかして反抗期?」

 

 

「だーもううるさいうるさいうるさい!」

 

 

意地でも厨房に入ろうとする神綺とそれを気合いで止めるアリス、そしてそれを見ながら腹を抱えて笑う魔理沙。ここにいたら頭が痛くなりそうなのでアリスの代わりにフランを手伝いに厨房に入ることにした

 

 

「おーっすフラン手伝いに来たぞ。ってこれはまた…」

 

 

「竜斗!?」

 

 

厨房に入るとそこは生クリームと苺があちこちに飛び散った地獄絵図と化していた。てかパフェ作るだけでどうやったらこうなるんだよ

 

 

「一人で作るの大変だろうから手伝うよ」

 

 

「大丈夫だよ!それに今バイトしてるのだって元はと言えば竜斗のたm「フランちゃぁぁん!」うぇ!?お母様!?」

 

 

「あらもうお母様だなんてフランちゃんったら甘えん坊さん?」

 

 

「いやっ違っ今のは(なんかこの状況雑誌で見た新婚さんっぽいとか思ってたらつい口に出ちゃった…)」

 

 

「そんな甘えん坊さんなフランはあっちで大人しくしてなさーい!」

 

 

我が物顔で厨房に入ってきた母さんは問答無用でフランと俺をつまみ出した。カウンターには何故か服が乱れたアリスが横たわっている

 

 

「アリス大丈夫!?」

 

 

「大丈夫よフラン…それよりもああなった母さんは誰にもとめられないわ…大人しく待ちましょう…」

 

 

「う、うん」

 

 

結局母さんが厨房で何かをしている間俺達は黙って待つことにした。そして十数分後には綺麗に盛り付けられたパフェが5つ、目の前に並んでいた

 

 

「凄い…」

 

 

「さぁ皆召し上がれっ♪」

 

 

「うん…頂きます」

 

 

フランは恐る恐るパフェを口に運んだ。だがそこは流石の甘いもの好き、みるみるうちに笑顔になり黙々とスプーンを進めていった

 

 

勿論、俺達も大人しくパフェを食べる。一瞬魔理沙が顔を歪めたきがするのは気のせいだろう

 

 

 

 

 

 

 

「ふっふーん。今日は遊び心にスパイスを加えてみました!」

 

 

「なっ、何でそれを持ってんだよ!?」

 

 

母さんが懐から空き瓶を四つ出した。それぞれ『嘘つけない』『真逆の性格』『幼児退行』『完璧な一目惚れ』と書いてある。やっぱりやりやがったこの人は…

 

 

「魔理沙ちゃんったら面白そうなもの持ってるんですもの。こっそり頂戴しちゃったっ」

 

 

「しちゃったじゃねぇよ!まさかこれを混ぜたのか!?混ぜたのかぁ!?」

 

 

「うん♪」

 

 

まぁこの会話を察するには今目の前にある瓶…そこに入ってたであろうものをパフェに混ぜたのだろう。しかもどれがどれかわからないと言うのもたちが悪い

 

 

「ったく…ごめんなフランこんな目に会わせて…」

 

 

フランを見た途端、心臓が跳ねる音がした。このドキドキする気持ちは一体…

 

 

「うぅ… 」

 

 

「ちょ…竜斗どうしたの!?」

 

 

「うぅぅぅ…」

 

 

「大丈夫!?まさか毒でも入って…」

 

 

「うぐぐ…

 

 

 

 

 

 

 

 

特に問題ないっぽいわ」

 

 

「ややこしい!!でも大丈夫?」

 

 

フランが心配そうに見つめてくるが特に身体に変化があるわけでもないので問題ないと伝えた。恐らく外れを引いたのだ。恐らく先程感じた違和感も気のせいだろう

 

 

~フランside~

 

 

えーと、こんにちはフランドールです。えーとえーと、お母さ…ゲフン、神綺さんがパフェに変なものを入れたそうなんですが、その結果…

 

 

「おいおいイチイチそんなことで怒るんじゃねーよ魔理沙」

 

 

「うるっせぇ!つーか何だよその口調と性格!気持ち悪いっつーの!」

 

 

「まりさー、おこったらだめー」

 

 

「そんで何でこっちは退化してるんだよ!」

 

 

「どうしたフラン?」

 

 

「いや、なんと言うか地獄絵図というか…」

 

 

恐らく性格が真逆になった神綺さんと嘘がつけなくて思った言葉がポンポン出てくる魔理沙。そして幼児退行してるであろうアリスと何故か動揺していない竜斗がいてなんと言うか…咲夜早く帰ってきて…

 

 

「なんで竜斗はそんなに冷静なの?」

 

 

「え?だってこれどうしようもねぇしめんどくせぇし」

 

 

「ふらんどーしたの?」

 

 

「あー、いや何でもないよ…」

 

 

「げんきないならおかしつくったげる!」

 

 

「ふふ、ありがとうアリス」

 

 

一方のアリスは幼児退行してるとはいえしっかりしてる。妹ってこんな感じなのだろうか、私は妹だからわからないな

 

 

そういえば昔はお姉さまに散々甘えてたなぁ

 

 

と昔の思い出に耽ってると突然机を叩き割る音が聞こえた。何だと思って見ると魔理沙が拳から血を流して立ち上がっている

 

 

「何なんだよいつもいつもさ!私は遊びで実験してる訳じゃねぇしアンタが勝手に使ったもんも遊びの道具じゃねぇんだぞ!」

 

 

「へぇ…魔法使いごっこしか出来ない貴方が作り出した紛い物が遊びの道具じゃないというなら何なのかしらね」

 

 

「んだとコラ…!?」

 

 

私も賢くないから上手く状況が読めないけどこれだけはわかる。魔理沙が確実にマジギレしてるってことは。だって顔がアウトだし

 

 

ってそんなこといってる場合じゃない。早く止めないと今にも魔理沙が暴れだしそうなのだ。何とかして魔理沙をなだめないと…

 

 

と、魔理沙に近寄ろうとする私は一歩遅く、神綺さんが魔理沙にトドメの一言を放った

 

 

「貴方は所詮只の人間。そんな貴方が何をしようが私にとっては全部遊び。無駄な努力よ」

 

 

神綺さんが言い終わるや否や、その目の前には八卦炉を構える魔理沙がいた

 

 

「ならその遊びってのを見せてやる!!」

 

 

「ちょっ…魔理沙ストップ…」

 

 

魔理沙を止めようとするけど時すでになんとやら、八卦炉から放たれたマスタースパークはナイフ亭を内部から破壊し町を突き抜け霧の湖の方へと飛んでいった。私は咄嗟に竜斗とアリスを掴んで空中へ避難した

 

 

「ふぅ…大丈夫二人とも…あれ!?」

 

 

私が掴んだと思ってた二人はそこにはいなくて、代わりにアリスの人形がぶら下がっていた。しまったアリスが隣にいたから人形もおいてあったのか。気づかなかった…

 

 

「ってことは二人ともあの中で…あ、でも竜斗なら生きてるか、アリスも強そうだし。後は直撃した神綺さんだけ…」

 

 

私は神綺さんが飛んでいったであろう霧の湖の方へと全力で向かった。魔理沙の方は…私よりも二人の方がいいよね

 

 

~竜斗side~

 

 

「…なんだこれ…」

 

 

母さんのパフェを食ってから記憶が曖昧なんだけど、一つわかるのは魔理沙が大暴れしたと言うことだけだ。出力オーバーで焦げ付いた八卦炉と瓦礫にもたれ掛かる魔理沙。そして恐らくマスタースパークが原因であろうクレーターがその証拠だ

 

 

「何でまたこんなことに…ん?」

 

 

ふと下を見るとまるで昔の姿のアリスが服を引っ張ってこっちを見上げている

 

 

「これも薬の仕業か…なぁアリス、これはどういうことだ?」

 

 

「おかあさんがまりさに「あなたはあそびよ」っていってまりさおこ」

 

 

流石はアリス。幼児退行してるとはいえこちらにわかるように端的に説明してくれた。ただ少し言葉足らずな気もするが

 

 

「はぁ…とにもかくにもだ、母さんが何いったかはわからねぇが、多分本心じゃねぇから気にすんなって」

 

 

「わかってる…わかってるけどさ…」

 

 

魔理沙はうつむいたまま呟く。恐らく泣いているだろう

 

 

「仮にそれが本心じゃなくても…悔しかったんだよ!私だってわかってるよ無駄な努力だってことは!でもそうだとしても…!?」

 

 

声を荒げる魔理沙にアリスがそっと抱きついた。まるで昔の再現のように

 

 

「まりさ、むだなどりょくなんてない。わたしまりさのどりょくしってる」

 

 

「アリス…」

 

 

「ったく…魔理沙も落ち着けよな。俺達が一度でも魔理沙の努力を否定したか?」

 

 

「いや…」

 

 

「だろ?それに母さんが飲んだのは真逆の性格。つまり裏を返せば本当の母さんだって魔理沙のこと応援してるってことさ」

 

 

「そっか…そうだよな。ごめん、私少し気が動転してた…」

 

 

「ま、今回は母さんが全面的に悪いから後で俺からもガツンと言うさ」

 

 

「そうね、ついでに喫茶店のマスターも怒ってたと伝えてくれるかしら?」

 

 

「そうだな…って咲夜さん!?」

 

 

振り替えると笑顔でこっちを見る咲夜さん。でも絶対に目が笑ってない、人を殺す目をしてる。フランも大概だが、この人も暴れさせたらヤバそうだ。てかヤバイ

 

 

「そうだな、今度皆で工事手伝うから許してくれ咲夜」

 

 

「魔理沙が自主的に謝った!?」

 

 

「明日幻想郷が滅びるのかしら…」

 

 

「お、お前らなぁ!!私だって悪いと感じるときくらいある!!」

 

 

顔を真っ赤にして怒る魔理沙の頭を撫でてなだめるアリス。親子かお前らはと突っ込みたくなる

 

 

「それはそうと早くいってらっしゃい」

 

 

「そうだな、ごめんな咲夜さん。後で修理手伝うから!」

 

 

今回の元凶である母さんを探すために、俺たちは全速力で霧の湖の方へと向かった

 

 

~フランside~

 

 

「どこ行ったかな…あ、いた!」

 

 

魔理沙の何かカッコいいビームで派手に飛んでいった神綺さんを追いかけ、私は霧の湖まで探しに来ていた。すると湖に浮かぶ神綺さんの姿が…ってあれやばくない?

 

 

「とりあえず助けなきゃ!」

 

 

濡れるの覚悟で神綺さんを引っ張りあげ、湖の畔まで連れていった。どうやら意識はあるみたいで、ひっぱたいたらすぐに起きた

 

…あれだけ暴れたんだから叩いても許される…よね?

 

 

「うぅ…貴方はフランちゃん?」

 

 

「あ、はい!何か紙屑の如く吹き飛んだのを見て助けに来ました!」

 

 

「紙屑…まぁその通りね。魔理沙ちゃんにも酷いことしちゃったわ」

 

 

「でも薬のせいですよね!魔理沙なら分かってくれますよ!」

 

 

「えぇ、それでも言ったらいけないことだったと思うわ…」

 

 

普段隕石みたいに突然現れては周りを巻き込んでいくこの人ですら、落ち込むこともあるのかと私は少し感心してみたりした。でもよく考えると私がグレてた時の紅魔館も似たような感じだったのかと思うと凄く申し訳なくなるな…今度御姉様達にご飯作ってあげよう

 

 

「えっと…私も上手くは言えないんですけど…なんと言うか…こーゆーのってよくないと思うんです!」

 

 

「フランちゃん…?」

 

 

「つい最近まで、私もお姉さま含め皆とすれ違いがあったんです。でも竜斗が皆の間に立ってくれた。ちゃんと話し合って、そこでやっとわかったんです。すれ違ってても誰も幸せにならないです。だから、そのなんと言うか…くよくよしてないでちゃんと話し合って下さい!」

 

 

「フランちゃん…」

 

 

「そうだぜ、そんなネガティブになってるなんてアンタらしくねぇ」

 

 

「魔理沙ちゃん!?」

 

 

いつの間にか魔理沙とアリス、そして竜斗の三人が立っていた。見たところ竜斗とアリスは元に戻ってるみたいだ

 

 

「ったく…色々言いたいことはあるけど、とりあえず悪かった。結構派手にやっちまったからな」

 

 

「…」ダッ

 

 

神綺さんは魔理沙の方に振り向くと、そのまま抱きついた。魔理沙はやれやれといった表情で神綺さんを見る

 

 

「ごめんね魔理沙ちゃん!私酷いこと言っちゃったわ…」

 

 

「別にアンタの本心じゃねぇんだろ?それに、私の薬が良く効くいい証拠にもなったしな!」

 

 

「魔理沙ちゃん…」

 

 

「泣くなって、母さんは笑ってる方が似合うぞ」

 

 

「うん、ありがとう…」

 

 

どうやら二人とも仲直り出来たみたい。でも私は自分の気持ちを言葉にするのを抑えられなかった

 

 

「何か魔理沙がイケメン過ぎてキモい」

 

 

「奇遇だな、俺も同じことを思ってた」

 

 

「明日宇宙も滅びるのかしらね…ププッ」

 

 

「お前ら本ッ当肝心なところで空気読まねぇよな!今のは泣くところだろほら泣けよ!」

 

 

「既にアリスが涙を流しながら横たわってるけど?」

 

 

「そいつ笑ってんじゃねぇか!!」

 

 

「ほら魔理沙ちゃん笑わないと折角のかわいい顔が台無しよ?」

 

 

「アンタはもっと落ち込めよ!!立ち直り早いなおい!」

 

 

「ププッ…ゲホッガホッ!!」

 

 

「だーもういい加減にしろぉぉ!!!」

 

 

顔を真っ赤にする魔理沙と笑い転げる竜斗にアリス、そして先程まで落ち込んでたとは思えない神綺さんが魔理沙にちょっかいをかけている。凄く仲よさそうだなってちょっと羨ましく思ったり…

 

そういえば私にお母さんっているのかな?今度御姉様に聞いてみよう

 

 

「あら?フランちゃんもお母さんが欲しいのかしら?」

 

 

「ふぇ!?そそんなこと思ってないです!」

 

 

「あら?別に私の娘になってもいいのよ?」

 

 

「?!」

 

 

えっとそれはつまり竜斗とけけけけっこ、あわわ!!

 

 

「さ、咲夜のところに行ってきます!!」

 

 

突然の流れ弾を受けた私は避難のために咲夜の元へ向かった。普通に考えれば特に深い意味はないんだろうけど、残念なことに私にはそういう意味にしか考えられない

 

まだ告白すら出来てないのになぁ…

 

 

「咲夜に相談しよっかな…」

 

 

今頃一人で片付けしてるであろう咲夜の元へと私は急いで向かった。あー、こればれたら校長にどやされるんだろうなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、これどうするか…」

 

 

「ばれたら校長にどやされるぞ…」

 

 

「はぁ…」

 

 

「これも一つの特訓だと思って頑張りましょ!ね?」

 

 

「元凶が言うな!」

 

 

「実行犯はアンタだけどね魔理沙…」




~次回予告~

天「半年ぶりの出番ktkr!!!」

燐「盛り上がって参りましたぁ!!!」

空「いえぇぇぇぇぇい!!!」

霊「だーもう煩いわねあんたら!!少しは静かにしなさいよ!」

天「だって久しぶりの出番なのよ!テンション上がるわよ!」

燐「でももう尺がないみたい…」

天「えぇ!?折角久しぶりの出番なのにちょっと待っt」プツン



空「次回、未定!次回もまったりしていってね!」
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