ある転生者のオーバーロード   作:Solo Mon

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サクサクいきます。


11.三千五百人侵攻

 第一回のナザリック訪問から早1年、

 その間僕は()()()のレベリングを行い、2ヶ月前に漸く完成した。

 

 レベリングの犠牲者()となったあるDQN人間種ギルドを陥落した辺りから、「竜星叩き落とスレ」が過激さを増して、スレは2千人を超す人のコメントで溢れかえっていた。

 その中の千人程が、「七つの竜星」へと攻め込む仲間を集めているらしい。

 

 一方でアインズ・ウール・ゴウンにも、2ch連合とPKK被害者達の同盟軍が結成されたとの情報が入った。その数二千五百、圧倒的な人数差である。

 

「モモンガさん、ウチが千人に襲撃されそうなんですが」

 

「ウチのギルドも二千五百人に攻められそうです」

 

「「……ヤバイ」」

 

 桁が三桁も違う。ちょっと勝てない(汗)

 

「……千人ならまだしも、二千はキツいです……」

 

 向こうも同じ状況らしい。

 ……待てよ? これは利用できるチャンスなのでは? 

 これを機にアインズ・ウール・ゴウンの同盟者として、NPC達の親密度を上げれるかもしれない! 

 そうと決まれば、

 

「……同盟を組みましょう、モモンガさん」

 

「同盟、ですか?」

 

「多分ウチのギルドは竜系ばっかなので、対竜の特化武器で攻め込まれると思うんです。そうなると、ティルとスケルトン兄弟だけじゃちょっと対処しきれないと思ってですね……」

 

「確かに、ウチのギルドもカルマ値極悪のNPCばかりなので、《光輪の善神(アフラ・マズダー)》とか持ってこられたらかなり不味いです……」

 良し! 行ける! 

 

「そこで、NPCの交換をお願いしたいのですが……」

 

「うーん……その提案、乗りましょう。誰と誰を交換しますか?」

 やったー! 

 じゃあここは原作で真っ先にやられる……

 

「ティルルをシャルティアちゃんと」

 シャルティアは色々と不憫なところがあるからなぁ

 

「ペロロンチーノさんがどうか分かりませんけど、分かりました。交渉してみます」

 

「絶対にやられないで下さいよ!」

 

「お互い様です!」

 

 

 ──────ー

 

 

 襲撃日当日。

 襲撃予定時刻の午後3時より早くに【防壁都市ホーンバーグ】へ奇襲隊がやってきたが、予想外のシャルティア参戦により、奇襲隊は全滅した。

 

「おい! 何でこんなアンデッドがいるんだよ!」

 

「情報には無かったじゃねーか!」

 

「一体どうなってる?!」

 

 あぁ、敵が混乱しながらkillされていくの爽快だわ〜

 

「シャルティアちゃん、予想以上に相手を錯乱させていますね」

 

「何せ俺の最高の嫁だからな! シャルティア最強!」

 

 シャルティアの保護者として何故かペロロンチーノさんがシャルティアに同伴して付いてきた。

 はっきり言ってめっちゃありがたい。

 何せペロロンチーノさんの武器、《ゲイ・ボウ》は、ウチのサンズとの相性が抜群だからだ。

 

「『パピルス』、出番だよ。お前のグレートさを見せつけてやりな!」

 念の為前衛タンクとして『パピルス』を動員する。

 

「大分お相手の数が減りましたね」

 

「ええ、シャルティアと『サンズ』の相性が思った以上に合いまし……」

 

「シャルティアが危ない!」

 

 見ると、鮮血の戦乙女(ワルキューレ)が体勢を崩し、戦斧を持った鎧騎士に斬りつけられるところだった。

 

「サンズ! 『召喚を使え!』」

 

 間一髪、戦斧とシャルティアの間に竜の頭部が出現し、身代わりとなる。

 その間にシャルティアは体勢を整えて、鎧騎士に反撃を行う。

 

「今のは何ですか?」

 

「ただの使役モンスターの召喚です。あれはコストを抑え、大量に召喚する為に骨の竜(スケリトル・ドラゴン)の頭部のみを出現させるようにしています。基本炎のブレスしか行えないのですが、こういった壁役としても非常に良く機能してくれます」

 

「へ〜凄いですね〜」

 

「でもこれだけではありません。まだ3つ程、特殊能力が付いていますよ」

 

「えっどんなのですか?」

 

「まぁ見てれば分かります」

 

 そう言ってサンズを前方に移動させる。

 

「後衛を前に回して大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫です。アイツは前衛でも十分機能しますから」

 

 サンズが前に出ると早速25人位に襲われ、脳天目掛けて多数の凶器が迫る……しかし、そこにはもう()()()()()()()

「どこ行った?!」

 

「後ろギャアアア!」

 サンズは次の瞬間には彼らの背後に回っていた。

 

「時止めでは無い? 何故一瞬で動けたんだ?」

 

「『空間操作』が使えるんです。職業は『空間操作者(オペレーター・スペイシアル)』で、最終職業スキルがあの瞬間テレポートを体力満タン時に何回でも使えるってやつですね」

 

「ぶっ壊れじゃねーか!」

 

「あくまでHP満タンでないといけないので、普通なら大したことのない職業の筈なんですが、ウチのサンズは違いますよ」

 

「えっどんな設定に?」

 

「《永劫の蛇の指輪(ウロボロス)》使ってHPと魔法攻撃力を1にしてもらう代わりに回避MAXに」

 

「やっぱり壊れている! 攻撃力1だったらなんであの骨攻撃に当たった奴等ダメージ受けてんの?!」

 

「ワールドアイテム《終末の寄生木(ミストルティン)》を取り込んでいるので、全攻撃に即死効果とカルマ値善への極ダメージ効果が」

 

「いや、強すぎて草w」

 

 異形種狩りをしている連中の大半はカルマ値善であることが多く、そういった連中を返り討ちに出来る《終末の寄生木(ミストルティン)》は、実に強力である。

 

「そういえば、向こう(ナザリック)は大丈夫でしょうか? あっちはこちらより大人数ですが」

 

「大丈夫っしょ、負ける要素無いだろうし」

 

「それもそうですね」

 


《モモンガサイド》

 

「第三階層で全滅かよ!」

 

「張り合いねぇ奴らだったな」

 

「弱すぎませんか? いや、まだ別働隊とか……」

 

「疑いたくなる気持ちはわかりますが、あれで全てかと」

 

「ティルルちゃん主軸のメイド戦隊と第一〜第三階層全てのNPC、『第八階層のあれら』のうちの一角とモモンガさんで二千五百人全員が殲滅されたとは……」

 

「シャボンさんがティルルちゃんを派遣してくれたのがデカかったですね」 

 

「あの人、ホントとんでもない娘を遣してきましたよ」

 

「前衛でティーちゃんが暴れている間にモモンガさんの《モモンガ玉》と固有スキルを相手に叩き込み、ティーちゃんはアストラル体になって無効化するっていうコンボが凶悪すぎましたね」

 

「ホントマジそれな!」

 二千五百人に攻められた筈のナザリックは、第一〜第三階層を犠牲にして全くの無傷だった。

 やはり「七つの竜星」の参戦は予期していなかったようで、ティルルだけで千人のプレイヤーを撃退している。

 シャボンヌさんの計らいで、倒した時の経験値を全て《強欲と無欲》に溜めていた為、プレアデス達の強化ができるように。

 拠点NPC作成経験値上限が新たに100追加された為、

 シズはlv46→lv61

 エントマはlv51→lv65

 ソリュシャンはlv57→lv71

 ナーベラルはlv63→lv77

 ルプスレギナはlv59→lv73

 ユリはlv51→lv67

 にレベルが上がった。

 余剰経験値は恐怖公とニューロニストに其々行った。

 

「シャボンヌさんには感謝しないとな〜」

 

「ぶっちゃけあそこの戦力とここの戦力合わせたら誰も勝てないんじゃないか?」

 

「「「「それな」」」」

 

 ナザリック一大イベント「千五百人侵攻」は、同盟者の悪戯により、予想を超える規模の人員数が導入された強化版「三千五百人侵攻」になったものの、同盟者である()()()()()()()()()の存在により、予想を遥かに下回る被害で済んだ。

 襲撃者達の遺したアイテム群の中には、ワールドアイテムもあり、同時に多くの神器級(ゴッズ)伝説級(レジェンズ)装備をゲットした。

 この後、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」と「七つの竜星」は、合同で襲撃者達の拠点ギルドを順々と襲撃することになる。

 その際、陥落したギルドには合計4つのワールドアイテムがあり、あの時使われなくて良かったと胸を撫で下ろす怪物達の姿があったとか。

 


 

 ようやく登場させることができました! 

 骨兄弟=サンズ&パピルスです! 

 サンズは裏主人公的ポジション、パピは安定のヒロイン役という設定で行くつもりです。

 

 アインズ・ウール・ゴウンと七つの竜星の戦力がエグいことになっていく……

 

 ワールドアイテム両者合計25個はやばいわ。

 何気にプレアデス強化しておきます。

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