ナザリック地下大墳墓【アルベド自室】にて、今宵女子会が開かれる。
参加者はアルベド、アウラ、シャルティア、プレアデスの面々、一般メイドの一部である。
ちなみに、ニューロニストは拷問タイムで忙しくて不参加。グラントも加勢する為不参加。
ルベド、ニグレド、オーレオールは、持ち場を離れると拠点防衛が困難になる為不参加。
他の一般メイドは通常業務の為不参加。
その為、まだ仕事開始前のプレアデス達と、
ペロロンチーノとの夜の営みで忙しかった為に一時休暇中のシャルティア、
村の監視はフェンが殆どやってくれている為、手が空いていたアウラ、
主催者のアルベド
のみが集まることができたのだ。
アルベド「今日は集まってくれてありがとうね。まあ、適当に空いているところに座って。」
部屋の中央にある大きなグランドテーブル、それを囲い込むようにしてモフモフのソファが四台置かれている。
そこに腰掛けていく面々。
一般メイド達は恐れ多いということで、起立状態のままだったが。
シャルティア「ペロロンチーノ様の次のお呼ばれがアルベドとは、中々良い流れでありんすえ。今日は援交パー
アウラ「シャルティア、言わせないよ。」
……最後まで言わせるでありんす、チビ助。」
アウラがシャルティアの危険発言をすかさず防止。
ナイスプレー!
ユリ「あの、アルベド様?」
アルベド「ここではアルベドと呼んで欲しいわね、ユリ。」
ユリ「アルベド様を呼び捨てになんて出来ません!」
アルベド「う〜ん、困ったわね。アルちゃんとかでも私は構わないけど……」
ルプスレギナ「(≧∀≦)ノはい! はい! ならば、全員砕けた感じで話すっていうのはどうっすか〜?」
エントマ「さんせ〜!」
シズ「……良いと思う。」
ナーベラル「姉さん、流石に……と思ったけれど、妹がこう言うなら……」
ソリュシャン「姉さんに賛成しますわ。」
アウラ「それ良いね! 賛成〜!」
シャルティア「良いと思うでありんす。」
アルベド「じゃあ皆砕けた感じでお願いね。そして……一番はアインズ様カッケー!」
シャルティア「分かる〜……でありんす 」
アウラ「分かる〜。」
エントマ「分かる〜!」
ユリ「わ……分かりま……分かるー。」
ルプスレギナ「な〜に戸惑ってるんすか、ユリ姉! せっかくアルベド様が許可してくれたっすから、それに応えないといけないっすよ〜! あっ分かるっす〜!」
シズ「……同意」
ソリュシャン「同感ですわ〜」
シクスス他「わ……分かり……わか……る」
アルベド「ふふ、皆まだ砕けた感じで話すことが難しいようね。ここで慣れておきましょう? 次の御方は……ペロロンチーノ様で。」
シャルティア「ペロロンチーノ様カッケ──!! ……で、ありんす。」
アウラ「同感だけど……ペロロンチーノ様はエッチな御方だと茶釜様が……」
シャルティア「チビ助も良いこと言うでありんすねぇ」
アウラ「良いこと? なのかな?」
ソリュシャン「そういえば、前にヘロヘロ様がペロロンチーノ様のことをエロゲマスターと呼ばれていた記憶が……」
ルプスレギナ「そうなんすか? ちっとも知らなかったっす……」
シズ「……私も、博士がそんなことを……」
エントマ「私もぉ確かペロロンチーノ様に襲われる〜、とかぁ源四郎様が仰られていたようなぁ〜」
ナーベラル「私はその、対象外だとか仰られていた覚えが……」
ユリ「……実は私もよ、ナーベ。」
ルプスレギナ「あれ? もしかして私だけっすか? えろげますた〜と言うペロロンチーノ様の称号を知らなかったのは……」
ユリ「そうなるわね。」
ルプスレギナ「」
アルベド(私も初耳だったわ……)
シャルティア「えろげますた〜……何と甘美なる響き……ペロロンチーノ様、私は一生貴方にこの身を捧げます……でも女同士は入りませんよね?」
アウラ「寒気がした。」
シャルティア「大丈夫でありんす。チビ助みたいなちんちくりんには用はないでありんすから。」
アウラ「へ、へ〜、それって馬鹿にしていると受け取って良い?」
シャルティア「何のことだかさっぱり〜」
アウラ「……」
アルベド「つ、次の御方はヘ」
ソリュシャン「ヘロヘロ様!! 私が護衛致しますぅ〜!!」
ルプスレギナ「ちょっ、ソーちゃん落ち着くっすよ〜」
ソリュシャン「はぁはぁヘロヘロ様になら何されたって構わないあわよくばご寵愛を賜りたい組み伏せられたい邪魔しないでルプー!」
シズ「……少し落ち着こ?」
ルプスレギナ「シズちゃんにも言われてるっすよ〜」
エントマ「? ソリュシャンはヘロヘロ様と戦いたいの〜?」
ソリュシャン「え? 何で?」
エントマ「だってぇ、組み伏せられるってことはぁ戦って負けるってことだよね〜? ソリュシャンはヘロヘロ様と戦いたいのかなってぇ〜」
ルプスレギナ「いや、そういう意味じゃないっす。」
エントマ「じゃあ何ィ〜?」
ルプスレギナ「出番っすよ、ナーちゃん!」
ナーベラル「えっ!? 何で私?!」
ルプスレギナ「経験豊富で我が妹といったらナーちゃんっすよ〜」
ナーベラル「はぁ?! け、経験豊富って、私そんな女じゃないわよ!」
ユリ「ナーベ、口車に乗せられているわよ。もっと落ち着きなさい。」
ナーベラル「はっ! ありがとうユリ姉さん。」
アウラ「……」
ユリ「アーちゃん、さっきから何でボクの胸ばかり見ているの?」
アウラ「えっ? みみみみ見てないよ?!」
ユリ「はぁ、アーちゃんはまだ成長期なんだから、そんな悩まなくて良いと思うよ。」
アウラ「だよね! 私って可能性あるよね!」
ユリ「うん!」
アウラ「よ〜し! ユリにも負けないくらいになるんだから!」
シャルティア「チビエルフがでかくなっても、所詮チビのままじゃなくて?」
アウラ「偽乳に言われたくはないわ〜」ピキピキ
シャルティア「な、何故それを……」
アウラ「それにね、私はエルフではなくて
シャルティア「な、なぁ?! お、お先真っ暗って誰のことでしょうねぇ?!」
アウラ「整体パット何枚も重ねているボールガウンの銀髪アホ吸血鬼。」
シャルティア「それって私のことでしょうが──!! あとアホって言ったなチビ助の癖に〜! 生意気な〜!! 」
アウラ「あら、エルフとダークエルフの違いすら分からなかったのにやるじゃない。あとチビになるのはどっちかしら〜????」
ルプスレギナ(…にっしっしw良いこと思いついちゃったっすよ〜)
ルプスレギナ「私はペロロンチーノ様のご寵愛を賜ってありんすぇ。まぁ、恋愛も知らないお子様には仕方がないでありんすねぇ! ……っす。」
ルプスレギナ「あぁん??? 言ってくれるわねぇこの食品添加物の塊が! ……っす。」
ルプスは此処を更地にしたいみたいだ…
シャルティア「あ〜ん〜だ〜とコラァ!」
アウラ「ちょっと私何も言って……てかお子様って、あんた見たいなビッチになんてなりたくないわ!」
シャルティア「お〜お〜表出ましょうかチビ助ェ〜〜?????」
アウラ「望むところよ!」
アルベド「はいストップ〜!!」
シャルティア「何? おば……アルベド?」
アルベド「おば……テメェ今何て言おうとしたぁ????」
ルプスレギナ「お・ば・さ・ん……っす。」
アルベド「シャ〜ル〜ティ〜ア〜????? 」
シャルティア「え? ちょっ今何も……って怖い怖い! 怖いから笑顔で殺気と3F出しながら近づいて来ないで!」
アウラ「アルベド、一緒に
アルベド「アウラ何言っているのかしらふふふふふふふふふふ」
ユリ「わわわアーちゃん! アルベドさ──────んやめて──!!!」
シズ「……避難開始」
ルプスレギナ「あっシズちゃんだけ逃げるのは無しっすよ〜私も」ガシッ
ユリ「こうなった責任は貴方にある。」
ソリュシャン「落とし前つけた方が良いと思うわよ。姉さん?」
ルプスレギナ「す──!! ナーちゃん助けて!!」
ナーベラル「……頑張って下さい姉さん。」
ルプスレギナ「み、見放された……妹から……わわっユリ姉ソーちゃん勘弁して欲しいっす! ごめんっす!! すいません〜!!!」
アウラ「ルプスレギナァ? 邪魔しないでくれるかしらぁ?」
アルベド「このままだと貴方も殺さないといけなくなるわよ〜?」
ルプスレギナ「ひ〜え〜勘弁して欲しいっす〜」
シャルティア「あれ? これ何の集まりだったっk……でありんすか?」
アウラ「調子に乗った偽乳吸血鬼に制裁を与える集まりよ。」
アルベド「禁句を言ってくれたビッチにお返しをする集まりよ。」
シャルティア「キレた。偽乳偽乳と気にしているところを……歯ぁ食いしばれやアウラァ〜????」
アルベド「私におばさんなんて言って、私はまだ成長段階よ!!」
シャルティア「成長して最終的に大口ゴリラになる感じ? ワロタwww」
アルベド「guilty」
アウラ「die」
シャルティア「ファッ〇」
最悪な目に遭わされそうな予感がする……
とその時救世主登場
コンコン ガチャリ
ティルル「遅れてしまって申しわ……( ゚д゚)」
ルプスレギナ「た、助けて下さいっす〜(泣)」
アルベド・アウラ・シャルティア「「「うっふふふふふふふふふふふふふふふ」」」(ニヒルな笑み、手に凶器ばっちり持ってる)
ティルル「な、何が一体なぜどうしてこうなった〜? 取り敢えずcalm down! calm down!」
────────────
アルベド「最後に、シャボンヌ様!」
シャルティア「居城ホーンバーグに住まわれ、数多の竜を統べる戦士であり、アインズ様、ペロロンチーノ様の古くからの御友人であられる、慈悲深き御方でありんす。」
アウラ「私はカッコいいポーズを一緒に取ってもらった〜」
ユリ「アーちゃんいつの間に?! 凄いね〜!」
アウラ「えへへ(〃ω〃)」
ティルル「え!ご主人様とカッコいいポーズ?! 羨ましい〜」
アウラ「あれ? ティーちゃんはそんなこと無かったの?」
ティルル(コクリ)
アウラ「大丈夫だよ! きっとティーちゃんもお誘いが来ると思うよ!」
ティルル「アウラちゃん……アーちゃんって呼んで良い?」
アウラ「良いよ〜」
ティルル「アーちゃん、ご一緒させてもらえるように一緒に懇願に行きましょう!」
アウラ「う〜ん、ナザリックのダミーを作るよう、アインズ様から仰せつかっているから、ちょっと厳しいかな?」
ティルル「そう……ご依頼を受けるなんてアーちゃん良いな〜。頑張ってね。」
ユリ「アインズ様のご期待を受けるなんて素晴らしい名誉を授かるなんて、やっぱりアーちゃんは凄いね。」
アウラ「二人ともありがとう! 私、頑張る!」
ナーベラル「それにしても、この世界はどういうところなのか……」
《デミえもんサイド》
至高なる御方々はいつも「未来」を見据えておられる。
ここナザリック地下大墳墓から至高の御方々が次々とお隠れになられた訳は、別にあるのかもしれない。
しかし、他の可能性については私にはいまいち考慮しかねる。
現に、我が創造主、ウルベルト様が何の前触れも無く突然別れの言葉を我等下僕風情にもお掛けになられた訳は何なのか。
やはり、ウルベルト様がそれ程までに追い詰められる何かがあったと見るべき。
ウルベルト様のように魔の頂点に君臨される御方をも脅かす何かの存在があったことは確か。
あまり考えたくはないことだが、その何者かから身を守り、かつ物資や戦力の補給を行う為に、この地を守護されていたのでは?
この地下大墳墓はギルド武器やワールドアイテムなる宝物によって維持されているとしたら?
かのギルド武器がそれだけの機能に収まるとはとても考えにくい。
しかも、我等下僕に伝えることを控える程の宝物、ワールドアイテムにも、何か特別な機能が付いており、
それらがあの「テロ・リストン」なる敵対者への有効手だったとしたら?
その為に、ここを死守するという役目を一人背負った御方がモモンガ様、今のアインズ様であり、アインズ様は仲間である他の至高の御方々の無事を願って一人玉座の間で待ち続けていたのではないか?
ペロロンチーノ様とヘロヘロ様、武人建御雷様に弍式炎雷様は戦いで負傷し、その治癒の為にここへ立ち寄ったのでは?
ペロロンチーノ様がシャルティア妃とご結婚なされたことや、最後になると仰られていた訳。
それは、御方でも死亡確率が高い最終戦争への出陣を、結婚という盛大な門出で祝って欲しいというペロロンチーノ様の思いの現れだったのでは?
ヘロヘロ様も本当は武人建御雷様、弍式炎雷様と共に、最終戦争へ向かうご予定だったが、ブラックキギョウなる怪物との戦いの傷痕が残っていたが為に、リアル世界の瓦解に巻き込まれずに済んだと考えれば、全ての辻褄が合う!
思えば我が創造主、ウルベルト様は最後に俺の自慢の息子だと私如きにそんなお褒めのお言葉を残してお隠れになられた。
居なくなってしまわれた。
やはり……
いや、このことを考えるのはよすとしよう。
今は、御方々の壮大な未来図の一端を読み取れるよう、この莫迦なる頭を回さなくては。
エンヴィー「デミウルゴス様、赤熱神殿に戻られないのでしょうか?」
デミウルゴス「えあ、エンヴィーか、少し気になることがあってだね。それに、マーレが今ナザリック地下大墳墓の隠蔽を行なっているからね。」
エンヴィー「第六階層の守護者の方々が御不在なので、そのケアということですね。しかし、【
デミウルゴス「『|上位魔法痕跡探知《グレーター・ディテクト・オブ・マジックトレイス》』……魔法痕跡は無し、か。気のせいか?」
エンヴィー「デミウルゴス様……?」
デミウルゴス「あ、あぁ、すまない。少し侵入者の可能性があったが、私の考え過ぎだったノようだ。」
デミえもん、しっかり!緊張してどもっとるよ!
エンヴィー「そうでしたか。お休みになられますか?」
デミウルゴス「い、いや、赤熱神殿に戻るよ。も、もうすぐでアウラがここに戻ってくる筈だからね、ほら噂をすれば。」
円形闘技場の入場口から闇妖精の少女が出てくる。
アウラが女子会から戻ってきた。
アウラ「ごめんね、デミウルゴス。わざわざ持ち場を離れてしまって。」
デミウルゴス「いや、大丈夫さ。シャルティアのストッパーとして、やむなく参加せざるを得なくなったことは周知しているからね。」
アウラ「あっははは……」
デミウルゴス「その様子だと、何かしてしまったようだね。」
アウラ「いや〜ハッハッハッシャルティアがとんでもない挑発をしてきたからつい……すみませんでした。」
デミウルゴス「まぁ私もナザリックの防衛以外にまだこれといった役目は課せられていなくてね……悪ふざけも程々にした方が良いと思うよ。」
アウラ「耳が痛い……分かった。」
デミウルゴス「ところで、ここで何か変わったこととかは無かったかい?」
アウラ「いや、特には……まさか侵入者が?!」
デミウルゴス「いや、まだはっきりとしたことは言えないのだが、此処での至高なる御方々のお話の最中、何か違和感を感じただけさ。」
アウラ「違和感?」
デミウルゴス「いや、シャボンヌ様の『世界軸が瓦解し、崩壊した可能性が高い。』というお言葉の後、すぐ後ろで『えっ』という声が聞こえたような気がしただけさ。その時咄嗟に振り向ければ良かったが、私も相当な衝撃で暫くの間動けなかったからね。これは私の不覚というところだ。」
アウラ「何それ怖い……侵入者ならすぐに消さないと!」
デミウルゴス「しかし、此方を攻撃した形跡が見当たらず、宝物殿への襲撃報告がないことからアイテム類を素通りし、情報だけ持って帰るとは何の狙いがあるのか?」
アウラ「私達のことを見極めている……?」
デミウルゴス「その可能性が高い。アウラ、身辺を念の為警戒するようにしてくれないか? できれば他の守護者にも伝えておいて欲しい。未知の攻撃に備えるという名目でね。」
アウラ「分かったよ、デミウルゴス。早くも侵入者の可能性あり、か。気を付けないと。」
デミウルゴス「至高なる御方々は命に替えても守り通せるよう、我等下僕達はやはりより一層強くならなければならないということさ。もしかしたら、いや、確実に至高なる御方々は今回の侵入者の可能性も把握していらした。その上で我等の強化を望んでいらっしゃるのだよ。」
アウラ「至高なる御方々はやはり全てを予期していらっしゃる! 私達も強くならないとね。」
デミウルゴス「では、私はこれで。」
アウラ「うん、今日はどうもありがとうね。」
デミウルゴス「いやいや、良いさこれぐらい。も、戻るか、エンヴィー。」
エンヴィー「は! 畏まりました、デミウルゴス様。」
デミウルゴス「侵入者の可能性には一応警戒しといて欲しい。『
アウラ「合点承知の助!」
自分達の持ち場に帰っていく下僕達。
彼等は未知の世界の征服の為、各自で英気を養っている。
何事にも例外はいるものだ。
この時「骨」は……
女子会?
ナザリックでは女死会です。