ユグドラシル開始から4か月
その頃にはもう異業種狩りの悪質な人間種プレイヤーが各地で出没した。
奴等の言い分としては、
「見た目怪物の異業種襲っても何ら問題無くね?」
「雑魚モンとうっかり間違えたわwwwごめ☆」
白々しいにも程がある。
襲撃方法も卑劣極まりなく、隠密系スキル持ちが背後から奇襲した後直ぐに全員で周囲を塞ぎ、一人の異業種を大人数で叩くという物が主流だった。
僕は異業種プレイヤーを異業種狩りから守ることにした。
異業種狩りから恨まれようが、異業種プレイヤーに虐めのような仕打ちをする奴らを黙って見過ごす訳にはいかない。
僕は弱さが嫌いになっていた。
「ありがとうございます! 助かりました!」
助けた何人かのプレイヤーは僕に付いていこうとしてくるが、僕はソロプレイヤーなので、丁寧にお断りしている。
いつの間にか異業種狩りからは「ミズヘルムの白い悪魔」と呼ばれたり、助けた異業種プレイヤーの人達が「白竜さんを助け隊」というグループを掲示板で作ってたりした。
ぶっちゃけどうでも良いけど。助けた人の好意は無下にしてはいけないな、うん。
僕は着々と
僕に挑みに来る馬鹿もチラホラ出没した。
例えば、
ある日のこと
レイドボスの単機撃破に成功した後、回復して次の場所へ向かおうとしていた時だった。
「公式大会ではよくもやってくれたなぁ??? あの時の恨み、まだ忘れてねぇぜぇ……? この前の分もまとめて倒させて貰うぜェ!」
「レイドボス倒したところ悪いんだけど〜消えてね☆」
「ちょwwwwお前確信犯やんwww」
いきなり三人の人間種プレイヤーに囲まれた。
こっちがレイドボス戦で疲弊しているところを……でもまだスキルの使用回数は残ってるしHP満タンにしたばっかだし……
……さっさと終『ロンギヌス! 奴を消せ!』わ……ファ⁉︎
敵プレイヤーの持つ槍が突如光を放ち、僕に迫る。
「やったか?」
「おい、馬鹿! それ死亡フラグやぞ!」
「私は滅びぬ、何度でも蘇るさ(ム◯カ風)」
「「アイエー!?!?!! ナンデ?! 何故そっちにもワール「終わりだ、
こいつら、ロンギヌスで自爆特攻仕掛けようとしてきやがった。《竜神玉》無かったらマジでヤバかったよ。
助かった、運営。
「さて、残りはお前だけだが、覚悟はいいな?」
「ちょっ待っ」ザシュ
相手が言い終わらない内に加速アイテムを発動し、相手との距離を詰めて連続で肉薄する。
「ガアアアアアア! 覚えてろ……」
いかにも小者適役がいいそうな台詞を残して消える異業種狩り。
この人前もやられに来てたよね?
ロンギヌスを報復に使うとは思わなかったけど
ツー訳で《ロンギヌス》ゲットだぜ! やべーよ最初っから20の内の一つ取っちゃったよ(震え)
その後も度々馬鹿な異業種狩りの連中が絡んでくるので返り討ちにしていたら、
ワールドアイテム《隠遁者の布衣》をゲットした。
どうやら隠密系の忍者や
これでワールドアイテム3つ持ちになった。やったぜ☆
個人で三つ所有は凄い方なんじゃないか?
この調子でPKKしてワールド集め頑張るぞぃ!
次回やっとぼっちは友を見つけます(笑)