ある転生者のオーバーロード   作:Solo Mon

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6.九曜の世界喰い 後編

 今回少し長めです。


 

「うへぁ〜でっけ〜」

 

 こんにちは、間有ことシャボンヌです。今『九曜の世界喰い』の前まで来ています。

 

 何なんだよコレ! 

 

 そこらのレイドボスより強い程度だと思ってたけど、格がそもそも違いすぎる!! 

 感じる威圧感が違うわ! 

 クソ運営め、こんなチート染みたキャラ作りやがって! (ブーメランぶっ刺さり)

 

 ぶっちゃけ誰かいないとめっちゃキツい! 

 こうなったら課金アイテムとワールドアイテムの暴力を……

 おや? あそこに沢山の人影が……

 行ってみよう、

 

「おーいそこの人たち〜! 一緒にあんなデカ芋虫倒しましょ〜!」

 


《アインズ・ウール・ゴウンサイド》

 

「うへ〜やっぱでっか!」

 

 まだ世界樹ユグドラシルからだいぶ距離が開けている(ゲーム内では)のに、もう姿見えちゃっているよ〜(白目)

 

「ほんと良く作られているな〜」

 

「こういう無駄なところに拘るところがやっぱあの運営だな〜」

 

「というかあれヤバくね?」

 

「流石に俺たちでも厳しい戦いになるな」

 

「皆さん、準備はいいですか?」

 

「たっちさん、それ俺の台詞……」

 

「あぁ、すみませんでした」

 

「あっいや、別にいいですよ! 気にしないで下さい。さて、たっちさん、ウルベルトさん、初撃でどれだけ削れそうですか?」

 

「奴がどう動くかにもよりますが、私はだいたい15%程ですね」

 

「俺の『大厄災(グランドカタストロフ)』だとざっと16%位だろう」

 

「ウルベルトさん、今は張り合う時間じゃ……「やっぱ15%だな!」……はぁ、つまり二人合わせて30%と言ったところですか」

 

「初手で半分位削らないと、どんどん回復されます。できれば短期決戦がしたいのですが……」

 

「今まだメンバーが揃っていない状態で特攻しても返り討ちに遭うだけだ」

 

「誰か強い人来ないかな〜」

 

「まぁもうすぐ目的地ですし、そこでしばらく待ちましょう」

 

「どうかな〜そう都合良く強い奴なん「おーいそこの人達〜!」て……おいおい嘘だろ?」

 


《シャボンヌサイド》

 

 なんと! なんとなんとなんと! 

 アインズ・ウール・ゴウンの方々でしたよ!! 

 めっちゃ興奮ヤバイやばい心臓バクバク言っとる 

 とととりあえずおおちけつ、おっおち、おちついて

 

「今回は是非ともよろしくお願いしましゅっ」あちゃー嚙んじったわ

 

「こちらこそよろしくお願いします、シャボンヌさん 」

 

 顎がとんがった骨が前開けたローブ着てお腹に赤い球付けていかにも魔王って容貌のアンデッドが、こちらに笑顔のアイコン向けてる…………

 

 

 モモンガさんだ────!! 

 

 

「取り敢えずは、前の()()ですかねー」

 

「そうですね、あれどうにかしないと……」

 

「あれに初撃でどの位ダメージ入れられそうですか?」

 

「うーん、スキル併用して15%、アイテムの効果加味すれば20%チョイ位だと」

 

「勝った……!」バタッ

「ぷにっとさーん!」

 

 ──────

 ──

 

「では、作戦通りにお願いしますよ!」

 

「「「「「「「了解!」」」」」」」

 

 大まかに作戦を説明するぜ! 

 

 まずムービー終了前までにモモンガさんなどの補助魔法が扱える魔法詠唱者(マジックキャスター)組が

 味方全体にバフ効果を付与する。

 特に火力組(ウルベルトさん、たっちさん、シャボンヌ、武人建御雷さん、弐式炎雷さん)には最大限の速度上昇、攻撃付与をしてくれるらしい。

 背後からペロロンチーノさんやタブラさん達がゲイ・ボウや魔法での援護射撃を、

 壁役のぶくぶく茶釜さんやヘロヘロさん、ばりあぶる・たりすまんさん達が時間稼ぎを、

 回復役にはやまいこさん達が付き、

 指揮官はぷにっと萌えさんにベルリバーさんが担当。

 ぷにっとさんが

「私はおもにPKかPKKを担当しているので、ワールドエネミー相手だと上手く指示できるか不安」

 と言っていたため、急遽ベルリバーさんがサポートに回った感じだ。

 

「緊張しますね〜」

 

「はい、同感です。しっかり気を引き締め無いと……!」

 

「皆さん、ムービーが始まります! 補助を開始して下さい!」

 前を見ると、デカ芋虫がこちらを睨めつけ、飛び掛かる態勢を取っていた。

 

魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)飛行(フライ)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)

魔法詠唱者の祝福(ブレス・オブ・マジックキャスター)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)

『|光輝赤の体《ボディ・オブ・イファルジェントヘリオドール》』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)

『|光輝青の体《ボディ・オブ・イファルジェントアクアマリン》』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)

光輝緑の体(ボディ・オブ・イファルジェントベリル)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)生命力持続回復(リ・ジェネレート)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)鎧強化(リーンフォース・アーマー)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)無限障壁(インフィニティ・ウォール)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)生命の精髄(ライフ・エッセンス)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)自由(フリーダム)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)看破(シースルー)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)超常直感(パラノーマル・イントゥイジョン)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)竜の力(ドラゴニックパワー)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)上位硬化(グレーター・ハーデニング)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)不屈(インドミタビリティ)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)上位幸運(グレーターラック)』、

 魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)吸収(アブソリューション)』、

 |魔法三重最強化・爆撃地雷《トリプレットマキシマイズマジック・エクスプロードマイン》、残り五秒前! 

 行きますよ、皆さん!」

 巨大な芋虫がこちらに突っ込んでくる! 

 

「「「「おう! (任せて!)」」」」

 

「スキル『画竜点睛(ガリョウテンセイ)』発動。では、いざ!」

 

 まず初動で動いたのは俺とたっちさんだった。

 それぞれワールドチャンピオン専用武器を構え、九曜の世界喰いの攻撃を避けると同時にスキルを発動させる。

 

「「『次元断切(ワールドブレイク)』!!」」

 

 次いで後方からウルベルトさんとモモンガさんの固有スキルが飛ぶ。

 

「『大厄災(グランドカタストロフ)』!」

 

「『The goal of all life is Death』からの『上位転移(グレーター・テレポーテーション)』!」

 

「総員、撤退!」

 

 モモンガさんのスキルが発動し、効果範囲にいた九曜の世界喰いのHPが20%程消える。

 

「残り20%とちょっと!」

 

「ぅおおおお! 明王コンビの超連撃だ! 喰らいやがれ!」

 

素戔嗚(スサノヲ)による一閃、相手は死……耐えられたぁ──!!!」

 

「弍式さんバックバック! 弟、今!」

 

「『超連射・五月雨打ち』!」

 

グオオオオオ! 

 

「来る! 最後っ屁だ!」

 

「モモンガさん、()()使って!」

 

「わかりました!」

 モモンガさんの腹部の赤い球が光り輝く。

「こちらも切り札を出しましょう、《竜神玉》発動」

 手の内に取り出した玉の効果を発動させる。

「念の為、《真なる無(ギンヌンガガプ)》!」

 破壊のエネルギーに満ちた青白い光線が、

 九曜の世界喰いに向かう! 

 

 オオアアアアアアア! 

 ボロボロになった芋虫の口から9色の怪光線が放たれる。それがワールドアイテム達の光とぶつかる……

 

「残ったスキル全て使いましょう!」

 

「オケです!」「終わりにしてやる」「分かりました!」

 エネルギーの衝突地点へと更なる追撃を掛けるべく、動く。

 

「「『次元断切(ワールドブレイク)!』」」

 

「最後の『大厄災(グランドカタストロフ)』!」

 

「あまり意味ないけど『溶解(ディソリューション)』!」

 

「俺のとっておきだぁ……『陽光連……(ホーリーラ……)

 各人の攻撃とワールドアイテムからの光が合わさり、強大な光線となって芋虫の最後っ屁を打ち滅ぼす。

 

「やりましたね!」

 

「ああ、これで『九曜の世界喰い』撃破、だな」

 

「とどめ刺したらなんか出ましたよ!」

 

「何?! 何がドロップしたの?!」

 

「多分ワールドアイテムですね。それも4個とは‥」

 

「『上位道具鑑定(オール・アプレイザム・マジックアイテム)』、うん、間違いないです。これは報酬ですね。うちのギルドと貴方で山分けしましょう」

 

「えっいいんですか?!」

 

「構いませんよ、貴方のお陰で早く倒せましたし、今回はそのお礼です」

 

「ありがとうございます! ……あっもしよろしかったら僕とフレンド登録してくれませんか? フレンドが0なんで……

 

「……いいですよー」(最後の台詞は聞かなかったことにしよー)

 

「ほんとですか! では早速フレンドリストに……」

 

「ご一緒させて頂いたのも何かの縁、もし良かったら、ウチのギルドに入りませんか? ちょっと癖強いですけど」

 

「ちょっとどころじゃないような……」

「ん、今何か言いましたか? ヘロヘロさん」

 

「あ、いや〜ハハ、何も言ってませんよ〜(汗)何言ってるんですか〜」

 

「すいませんが、()はまだちょっと……」

 

「ヘロヘロさん!」

 

「あ、別にヘロヘロさんが言ったせいでは無くて、単純に僕のプレイスタイルの問題です」「良かった〜」

 

「僕は長らくソロでやって来たので、どうせなら終わりまでソロプレイを貫こうと思いまして」

 

「そうですか……」

 

「でもあなた方はとても面白いですし、何より素晴らしいチームだと思いますよ。モモンガさん、良い仲間を持ちましたね」

 

「ありがとうございます。では……」

 

「あっでもギルドどんなのか見たいです! 絶対にギルド内のことを明かさないって約束しますから」

 

「あ、ああそれなら多分OKですよ。大丈夫ですよね、皆さん」

 

「ま、バラしたけりゃバラしな。その代わり侵入した報いとして、貴様に本当の『悪』を教えてくれるわ」

 

「侵入者は大歓迎ですよー、武器とかデータクリスタルとか大量に手に入るので」

 

「一応言っておくと、私達を敵に回したら、レベルダウンとアイテム消失は覚悟しておいて下さい」

 

「しませんって、する気も無いですよ。」

 

「まぁいつでも気軽に遊びに来て下さい。歓迎しますよ」

 

「ありがとうございます〜」

 

「ではまた、お会いしましょう。Ich hoffe, es geht dir gut !」

 

「そちらこそお元気で!」

 

「何故分かったし!」

 

「僕こう見えてドイツ語得意なんですよ「ッシャー!!」……モモンガさん?」

 

「失礼、取り乱しましたね。ではまたmein freund」

 

「あ、ハイ」

 若かりし頃のモモンガさんか〜(ち)

 時が経ったらこれをネタにいじってやろ

 

「今回はどうもありがとうございました。またお会いしましょう!」

 

「シャボンさんってどんなプレイが好きなんで「弟ォォォオオオオオオ!」ギャッッフゥゥアアアアアア! 姉ちゃん! 痛い! 痛いから! 

 

「うわぁ、フレンドリーファイヤーを回避して味方にダメージ与えるクソ装備なんか欲しがってたのはやっぱり……ウチのアホがすいません」

 

「全然大丈夫ですよー。やっぱ面白いですね」

 

「「「アハハハ……」」」

 

 ────

 

 そんなこんなでアインズ・ウール・ゴウンの人と仲良くなったぜ! 

 向こうもやっぱりこっちのこと認識してたようだったなー

 同じ異形種狩り絶対コ◯スマンであったり、異形種でプレイしていることもやっぱり好印象になったかな。

 というか『五行相克』と『ユグドラシル・リーフ』を貰っちゃったよ! あっちは『ベストラの涙』と『ヒュギエイアの杯』貰っていたけど。

 

 ────

 早速『五行相克』使って、防壁都市を何処へでも移動できるようにし、同時期にギルド「七つの竜星」拠点として正式に個人所有が認められた。

 クエスト攻略に多少時間はかかったものの、これで自分のNPCとギルド武器を持てるようになった! 

 ちなみにギルド結成後はすぐにアインズ・ウール・ゴウンの皆様にお披露目した。

 

 POPモンスターはもちろん竜! 

 無限POPは緑龍(グリーンドラゴン)やら骨の竜(スケリトル・ドラゴン)やら氷の魔竜やら……

 転移後の世界では絶望的なメンツで草w

 影の竜(シャドウドラゴン)竜の血縁(ドラゴン・キン)とかも防衛NPCとしてPOPします! 

 そこに移動阻害系の罠を大量に仕掛け、

 極め付けは特製ドラゴン騎士団。レベル80後半で作りました! 後は残った作成可能経験値300をどう埋めようかな〜

 


 ワールドアイテム「ベストラの涙」は、

 

 原作でアインズ・ウール・ゴウン所有の11個のワールドアイテムの一つであり、

 20の内の一つでもある、シャルティアの洗脳を解くことが出来るアイテム

 

 であり、名前はオーディン神の母の名前からです。

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