笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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これは彼は生きてたバージョンの最終回!

彼が死んで鬱になった人は居るかな!(いるわけねぇだろ)

これを見て鬱を吹き飛ばそう!

ちなみに最初はただの流用だ!でもところどころ変わるぜ


IF最終回 おかえり

〜九郎ヶ岳〜

 

想「はぁ…はぁ…」

 

 

 

ダグバ「楽しいね…はぁ…はぁ…あははっ」

 

 

 

今どれ位の時間が経ったのだろう。もはや痛覚すら無くなってしまったに等しい。寒さなどとっくの昔に消えてしまった。

 

 

 

想「はぁ…はぁ、」

 

 

 

凄まじい音を立て再生した右腕を見やる。相手も右腕を再生させたのか笑い声を上げる。

 

 

 

想「おぉぉああああ…!」

 

 

 

ダグバ「はああああ!」

 

 

 

俺は右腕を上げ、殴り掛かる。だがそれより一瞬早く放たれたダグバの拳が

 

 

 

_____バキッと音を立てて俺の腹、霊石アマダムをほぼ全壊にさせた。ヒビ割れが酷くなり、もう潰れていると言っても過言では無い。

 

 

 

想「くぅ…ぐぁ…!__あぁ!」

 

 

 

今まで味わった痛みを遥かに凌駕した痛みが俺を襲う。全身の血液が沸騰しているかのような熱。神経系全てに直接入った痛み。今すぐ雪に全身を埋めたい。だがそれらを堪え、拳を放つ

 

 

 

ダグバ「ぐぅ…!」

 

 

 

____だがその拳は、ダグバのベルトをヒビ割れさせ、ほぼ全壊にした。

 

 

 

互いに腹を抑えながら後ろに下がる。相手も同じくらいの痛みを体に感じているはずなのに相変わらず笑っている、心底狂気じみている。理解できない

 

 

 

想「…っ!」

 

 

 

俺たちは互いに掴み合い、その身を雪に叩きつけた。

 

_________________________

 

〜九郎ヶ岳〜

 

ただひたすら交互に殴り合い、どちらかが先に倒れるかを競い合ってるのと同じだった

 

 

 

想「おぁ…!」

 

 

 

ダグバ「あはぁっ!」

 

 

 

俺はもう人間にもどっていたダグバの頬を、思い切り殴り飛ばす。

 

 

 

ダグバ「あははぁっ!」

 

 

 

想「ぐふっ!」

 

 

 

ダグバからの拳が、変身が解け、人間になっている俺の頬にあたる、俺は口から血を吐き後ろに倒れかける。当たりは吹雪でも覆えない速度で赤色が染められていった。

 

想「ああっ...!いてぇな!」

 

先程雪にたたきつけられた時に、壊れかけていたアマダムは何故か体に引っ込んだ。

 

___だが何となくわかる。奇跡がおこらない限り

 

俺はもう変身は出来ない。

 

ダグバのベルトは既に壊れ、そこら中に散らばっていた。もうすぐ死ぬはずだ。なのに何故まだ戦いを続けるのか

 

ダグバ「はぁ…はぁ…楽しいね…」

 

想「お前…狂ってやがるな…」

 

軽口を叩き会いながら___でも2人とも殺すことを諦めない。その証拠として、2人の拳は血が滲むほど握りしめられていた。

 

今込められる最大の握力で__トドメを刺すために

 

想「おらぁぁっ!」

 

壊す者と守る者、互いに譲れぬものを背負い、その拳を握る

 

ダグバ「はぁぁぁっ!」

 

俺が放った拳は、ダグバの頬にあたった。口から血が吹き出し俺の右手につく。もう既に見なれてしまった光景、だがそれも一瞬だった。

 

ダグバの放った拳も、俺の頬に当たっていたからだ。

 

想「ごふっ…」

 

ダグバ「ぐふっ…」

 

2人は後ろにふらつき雪に倒れ、遅れてからっけつの血を吐き絞る。

 

ダグバ「はは…楽しかったよ…。クウガ…」

 

そういい、1度大きく息を吸い____二度と呼吸をしなかった。

 

俺は白い息を吐きながら立ち上がり、一言発する

 

想「俺の…勝ちだ…」

 

そうしてもう1度雪に後ろから突っ込む。

 

想(あぁ…やべぇ…意識が…)

 

俺が気を失いかけた時だった。前の方から沢山の足音が聞こえた。そして声がする

 

黒服「…さん!」

 

リサ「…ん!」

 

俺の意識は、闇に沈んだ

 

_________________________

 

黒服「八意様!」

 

しばらく進むと、景色が一気に開けた。そしてその広がった景色のあちこちに血が滲んでいる。進めば進むほど赤は濃くなり…1番濃くなった所に、八意と___もう1人、0号が横たわっていた

 

1度近づくのを躊躇った。0号が生きていたらどうしようと…だがすぐに見てわかった。もう死んでいる。

 

リサ「あれが…0号…?」

 

黒服「はい、もう死んでいますが…」

 

意外と見た目はいい0号の反対に倒れている八意に近寄る。死んでいるのではないかと思ったが、一番最初に近寄った日菜が八意の胸に耳を当て、顔が明るくなる

 

日菜「あ!まだ想くん息してる!」

 

有咲「血が…頭痛くなってきた…」

 

美咲「ほら、めちゃくちゃケガしてる…」

 

美咲な呆れたよう声を出す隣で、有咲が頭を抱えていた。だが全員が喜んでいた。彼が生きているから

 

想「ごふっ…」

 

有咲「ちょまま!血吐いてる!」

 

美咲「やばいやばい早く運ばないと!」

 

叫ぶ全員の後ろにいた黒服が担架をどこかから取り出す。

 

紗夜「いつのまに…?」

 

 

 

___こうして、たった1人の戦士の戦い。世間では未確認生命体事件は幕を閉じたのだった

 

_________________________

 

〜2週間後・リハビリテーション科〜

 

想「あぁ〜!サボりてぇ…」

 

俺は右腕にある杖をつき、頭に包帯をぐるぐる巻きにされていた。今はリハビリの途中

 

2週間前、あの時に両足と両腕がぐちゃぐちゃだったそうな、そのあと5日くらい死の淵をさまよったりしていた。その後遺症により、俺は左腕を失った。あるんだが動かないのだ

 

医者「まったく…今日でそれ8回言ってますよ?」

 

俺の専門の医者が呆れ声で言う。俺はそれに口をとがらせ反発した

 

想「いてぇんだもん…!嫌だァ!」

 

医者「はぁ…こんな人が本当にあの”英雄クウガ”なのか…?」

 

想「失礼な…でも元クウガですよ。今は腹の中で眠ってるみたいだし」

 

俺は腹を撫でながら言う。生きる代わりに変身能力を失った俺。だがその代わりに平和を手に入れた

 

〜2週間前〜

 

ニュースキャスター『未確認生命体第0号の死亡を本日、警視庁が発表しました。未確認生命体事件は、終わりました!』

 

誰もが待ち望んでいたそれは、突然の冬の寒い日にやってきた。誰もがそれに喜び涙した。俺はその時病院で寝ててわからなかったがリサたち曰く喜びようが異様だったそうな

 

_________________________

 

〜現在〜

 

医者「ほら、そんなこと言ってると…”彼女”に嫌われますよ?」

 

医者が意地悪に笑いながら言う。俺はそれに抵抗を辞める

 

想「げっ…それはめんどくさいな…」

 

リサ「誰 が め ん ど く さ い だ っ て ?」

 

想「あっ…」

 

気づけば、後ろにリサがいた。顔こそ素晴らしい笑顔だが目が笑っていない

 

リサ「ちゃんとリハビリして!…はやく遊びに行きたいじゃん…」

 

怒ったかと思いきや突然顔を赤くして呟く

 

想「可愛いな…」

 

医者「ですね…」

 

友希那「そうね…」

 

リサ「皆で茶化さないでよ!!」

 

それに俺も医者もリサの隣にいた友希那も頷く。

 

 

俺とリサは、1週間前に恋人になった。まぁ俺まだ身体が動かなくて病院恋愛になっていたが、リサは毎日学校帰りに友希那と見舞いに来てくれていた。早く退院せねば…

 

〜病室〜

 

リサ「うん!1週間前より体つきが良くなってる!」

 

満足そうに頷くリサ。だが俺は中々あれだった。所々くすぐったいし…あれがあたるし、わざとやってんのか?と聞きたくなるくらいだ

 

想「くすぐったいからもういいか…?」

 

リサ「あ、あぁ!うん!大丈夫だよ!」

 

ほんと、ベタベタ触ってくる癖にこういうとこはすぐしおらしくなる。

 

想「そうだ、学校始まってからどうだ?」

 

俺は話題を変えた。リサは1度考える素振りを見せてから話し始めた

 

リサ「授業がすごい忙しいくらいかなぁ〜…あと学校の人数、だいぶ少なくなったよ」

 

想「そうか…、やっぱり亡くなった人いたんだな?」

 

リサ「うん、仲良い子とか後輩がいたからショックだよ…」

 

想「守ってやれなくてすまんな…」

 

俺は悔しげにそう言う。俺がもっと強ければ止められたかもしれないあの火の地獄。

 

リサ「いや!想は何も悪くないよ!充分頑張ったよ!、あとそうだ。つぐみとモカの落ち込みようが凄かった…」

 

想「そっか…」

 

俺はリサと付き合った後、2人から告白を受けた。多分2人ともわかっていたのか、俺が断っても笑ってはいた。だが俺はそれを素直に見過ごせなかった。2人の頭を抱き寄せ撫でたのだ。気持ちに答えられなくてすまないと…2人は泣きじゃくって俺を叩いた。そんなこともあったな…

 

リサ「また謝っとかないとね!」

 

想「ほんとだな…謝りに行く相手は沢山いるし、感謝を伝える人も沢山いる。リサにも感謝してる」

 

リサ「…!?」

 

想「あの日、俺と出会ってくれてありがとう」

 

リサ「…私も!出会ってくれてありがとう!」

 

木漏れ日の指す病室の中、2人はキスを交わした。

 

_________________________

 

〜2週間後・墓場〜

 

想「よいしょ…」

 

俺は杖をつきながら墓場を歩く。今では退院し、通院となっていた。退院したら行きたい場所、その目的地はそろそろだった。

 

沢山ある墓の中により一層綺麗な黒い墓石、それに刻まれた名前は

 

リサ「一条悠介さん…」

 

想「うん、一条さんだよ」

 

隣にいるリサが手を合わせる。まだ新しいお供え物の横に、俺はまんじゅうが入った箱を置き、手を合わせた

 

想「一条さん…終わりましたよ。俺、勝ちました。ちゃんと…」

 

たまにぶっ壊れなエイムをつかう一条さん、俺ともいつのまにか相棒になっていた。

ダグバと戦う前に、バラの女にやられ命を絶った。

 

リサ「相棒みたいになってたもんね」

 

想「ああ、そうだな。決して楽な戦いじゃなかったよ…」

 

リサ「でもちゃんと乗り越えて前に進まないと!あの人達も笑ってくれないよ?」

 

想「そうだな。ありがとうリサ」

 

俺は雲ひとつない空を見て微笑んだ。

 

リサ「青空、綺麗だね!」

 

想「確かにな…」

 

リサ「今日Roselia練習あるけど来てよー!”マネージャー”さん!」

 

想「ヤケクソでやるとは言ったがいざ言われると恥ずかしいな」

 

 

 

 

俺たちは歩んでいかなければならない。どれだけの犠牲がでたとしても

 

 

 

 

____この命がある限り

 

 

 

 

 

 

_________________________

 

〜長野県・九郎ヶ岳〜

 

まだ、全員が蘇っっているわけではなかった。2人は取り残されてしまっていた。

 

???「俺はなぜ、蘇ってきてしまったんだ?」

 

自身の体を見回し、落胆し声を出す。その体は未だ不透明であり、まだ完全には蘇ってはいなかった。そこにもう一人が歩いてくる

 

???「蘇ったのか、ガミオ」

 

ガミオ「ジイノ…」

 

 

 

 

 

 




あと2人の未確認生命体出します。

ン・ガミオ・ゼダ

ゴ・ジイノ・ダ
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