笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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ポピパとアフロの親密度を稼がないと…



page5 最悪は再び動き出す

ジイノ「行くぞ!クウガ!」

 

刺叉を振り回し、叫ぶ。

 

想「来いや!ジイノ!」

 

俺は拳を握りしめて叫んだ。ジイノは低く構えて一気に突進をかましてくる。

 

想「っ!」

 

俺は突っ込んできたジイノを何とか力で押しとどめ、顔めがけ膝蹴りする。

 

ジイノ「…っ!」

 

顔を上げて怯んだ相手の腹と頭に連撃を入れ、刺叉を回転しながら避け______片膝立ちになった俺はチョップと肘打ちを腹部に叩き込んだ。久しぶりにしては驚異的なラッシュ。俺さえ驚いた

 

ジイノ「やるなッ…!」

 

腹部を抑えながら後ずさったジイノが言う。俺は相手の出方を見ながら拳を握る。

 

ジイノ「はぁっ!」

 

想「…っ!____な!?」

 

相手が突進してくると思いきやまさかのフェイント攻撃。刺叉を投げつける。

 

投げられた刺叉は俺の左肩に嵌りそのまま後ろへ吹き飛ばされ地面に叩きつけらる。

 

想「ごぁっ…!___抜けねぇ…!」

 

どんな馬鹿力をしているのか、俺の左肩を固定した刺叉はそのままコンクリートを貫いていた。決して痛くはないが固定され動けない。

 

ジイノ「刺叉にはこんな使い方もあるんだよ」

 

そう言いながら近くに落ちているコンクリートの欠片を拾い______それを刺叉に変えた。

 

想「…!」

 

ジイノ「トドメだ…中々いい戦いだったぞ」

 

刺叉を俺の首元を狙い構える。俺は死を覚悟した。

 

 

<ドォンッ!

 

 

想「…!?」

 

Roselia「「!?」」

 

拳銃にしては重々しい音が響いた。

 

ジイノ「ぐっ…!うぅっ…!」

 

ジイノが突如として苦しみ始める。刺叉を地面に落とし、足を震わせ、腕を必死に抑えていた

 

想「…!」

 

前に見た事がある反応。俺はまさかと思い銃弾の方向を見る。

 

桜井「…!」

 

その場には、桜井さんがいた。ライフルを持ち俺と目が合うと頼もしく頷いてくれた。つまりあれ

 

______神経断裂弾だ。

 

想「っ…」

 

一瞬だが一条さんの影と重なり、様々な感情が押し寄せてくる。

 

 

だがそれをすぐに抑える。まだ俺にはやるべきことがある______

 

想「うぉぉぉぉっ!!」

 

雄叫びを上げ刺叉を引き抜く。そのままバク転しながら立ち上がりジイノとの距離をとる。

 

想「っ!」

 

腰を落とし、両腕を開いて腰を落とした構えを取る。足に確かな熱さが灯る。

 

敵に向かって走り出す。右足が地面に突くたびに、足の裏から炎が上がる。

 

ジイノ「…!」

 

想「ふっ…!」

 

タイミングを見計いジャンプ

 

「おりゃああああああああっ!」

 

と叫びつつジイノの胸部を蹴り飛ばす。

 

ジイノ「うぉああああっ!」

 

ジイノは後ろへ吹き飛び、呻く。

 

想「…。」

 

俺は膝をついて着地し、ジイノを見る。ジイノの胸部からはあの紋章が浮かび上がっていた。

 

ジイノ「俺は…まだだ…」

 

だが紋章からひび割れが続き、それはやがてベルトに達し……

 

 

ジイノ「クウガァァァァッ!」

 

 

爆発を起こし四肢が吹き飛ぶ。俺はそれをこの目で見届けた。

 

_________________________

 

戦いが終わり少しだけ杉田さんたちと話した。ほんの3分の会話だったが終わった時の杉田さんと桜井さんの顔は笑顔だった。そして今、俺はRoseliaの前に立っていた

 

なぜあんな危険を顧みずここまで来たことについてだ

 

 

想「お前らなんで来たんだよ…」

 

リサ「心配だったから!ね、紗夜!」

 

リサが隣にいる紗夜を揺らす。紗夜は驚いてから顔を赤くし俺と目を逸らした

 

紗夜「い、いえ!別に私は……」

 

想「それもそれで傷つくなぁ…俺」

 

紗夜「_____っ!…無事でよかったです」

 

顔を赤くし、今にも煙が出そうな紗夜がそういう。

 

友希那「リサが私たちを連れてきたのよ?ねえ燐子」

 

燐子「はい…」

 

想「おー、そうかそうかー」

 

リサ「えっ!みんなアタシを売ってない!?ね!違うよね!紗夜!あこ!」

 

あこ「リサ姉だよ?」

 

紗夜「今井さんですね」

 

想「…って、言ってるがどうする?」

 

俺は再びリサにそう言うと、リサはしゅんと丸くなりこう言った

 

リサ「…ごめんなさい」

 

想「素直でよろしい。というわけで帰るか…」

 

紗夜「キズは大丈夫なのですか…?」

 

リサ「えっキズ!?どこどこ!?ほら早く治さないと…」

 

想「そんな心配するな…唾つけときゃ治る」

 

リサ「そういう訳にはいかないよ!!」

 

想「あっ!…用事を思い出しt…」

 

友希那「逃がさないわよ?」

 

想「圧を感じる…」

 

木<べキィッ

 

恐るべし幼なじみ…。ここはビートチェイサーに乗り一気に逃げようとするが…

 

想「ハンドルないやん…」

 

ところがどっこい、ハンドルはあこに奪われていた。逃げ場無し。はい終わりィ!

 

想「助けてくれぇぇぇっ!」

 

俺の叫びは、虚しく響き渡った。

_________________________

 

ガミオ「ジイノがやられたか…」

 

椅子に座り、外を見ていたガミオはふとそう呟いた。その姿は青年のように見えた。

別にあいつはどうでもよかったし悲しみといった感情もわかない。元々グロンギ族に感情というものはない。それらがあるのは人間に汚染された裏切り者か…

 

ガミオ「残るグロンギは俺だけ…」

 

ガタンと立ち上がりそう告げる。

 

ガミオ「究極の闇を始めよう…」

 

自身の能力で全人類をグロンギ化させる“究極の闇”をもたらすために…ガミオは動き出した

 




ガミオさんェ…

「黒い煙を全身から発生させ、その煙を吸いこんだ人間を死に至らしめグロンギとして甦らせる」能力


最悪な能力持ちやんけ…
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