笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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コラボ回とは()

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page9 勇気・愛・誇り

〜羽丘女子学園〜

 

想「…」

 

廻里「そんな…、しっかりしてください!__貴方はそんな人では無いはずです…!」

 

廻里は剣を甲赫で受けとめ、黒い瞳を見つめながら心から叫ぶ。その廻里の指にある赤い指輪が輝く。これに呼ばれて時空を超えてきたのだ。

 

修一「大丈夫か?__とりあえずあっちに行って隠れるんだ。」

 

リサ「あ、ありがとう…」

 

修一は違う世界の仮面ライダー、赤いワンダーライドブック。”ブレイブドラゴン”が彼をこの世界へと導いたのだ。

 

廻里「君…!見てないで手伝ってよ…!」

 

そろそろ限界が近いのだろうか。甲赫が震え、それを支える廻里の体も震えていた。

 

修一「あ、あぁ!わかった!」

 

そう言うと修一”仮面ライダーセイバー”は、懐から”ワンダーライドブック”西遊ジャーニーを取り出す。

 

それを自身の剣”火炎剣烈火”にスキャンする

 

《西遊ジャー! ふむふむ…》

 

廻里「ふむふむ…!?」

 

修一「いっせーのーで、で屈んでくれ!」

 

廻里「わ、わかった!」

 

困惑する廻里を気にせず自分が今できることをやる。

 

修一「今だ!」

 

そう言い、火炎剣烈火のトリガーを押す。

 

《習得一閃!》

 

直後、火炎剣烈火は紅の棒に変わり、クウガ目掛けて____

 

<ボキッ

 

修一「折られた!?」

 

廻里「えぇ…」

 

これには流石の廻里も混乱した声を漏らす。だってあんなに自信満々にふむふむ言わせてたのに___

 

修一「ぐっ…!」

 

直後秀一を容赦のない紫の拳が襲う。

 

廻里「危ない!」

 

廻里が庇おうとするものの、間に合わず胸部にモロにくらい後ろへ吹き飛んでしまった。運動場を転がり、何とか剣を突き立て止まる。

 

廻里「一体あなたに何が…」

 

呟きながら武器生成を行う。片手に剣を持ちもう片手にハンドガンを作り出す。

 

廻里は知っている。彼の優しさを、彼の本当の姿を___だから攻撃できない。

 

修一「よし…倒す…!」

 

改めて立ち上がり剣をベルトにしまう。懐からワンダーライドブック”ストームイーグル”を取りだしベルトにセットする。火炎剣烈火を引き抜き…

 

修一「変身!」

 

《烈火抜刀!》

 

日菜「うわ…!鳥燃えてる…!」

 

《竜巻ドラゴンイーグル!》

 

『烈火二冊!荒ぶる空の翼龍が獄炎を纏い、あらゆるものを焼き尽くす!』

 

修一「…!」

 

ドラゴンイーグルに変身したあと1度剣をしまいもう一度引き抜く

 

《必殺読破!烈火抜刀!》

 

《ドラゴン!イーグル!2冊斬り!ファ・ファ・ファイヤー!》

 

修一「火炎竜巻斬!」

 

剣を振り、巨大な炎の竜巻を作り出す斬りこもうとする。狙うはあの4本の角を持った黒い瞳の奴。

 

廻里「ダメだ!」

 

だがそれは紫色の壁に防がれる。廻里の能力のひとつ”甲赫”だ。

 

修一「おい!何すんだよ!あいつはどう見ても敵だぞ!」

 

自身の必殺技を防がれ、叫ぶ修一。だが廻里はこう言った

 

廻里「違う!あの人は…戦士クウガなんだ!決して人を襲う人じゃない…!」

 

修一「じゃああれはなんだ!あの女の子達に手を出そうとしたんだぞ!」

 

廻里「それは…!きっと何か訳が…!」

 

そこまで言った時だった。廻里と修一を黒い炎が襲い_____爆発した

 

修一「うわぁぁぁっ!」

 

廻里「ぐっ…ぐぁぁっ!」

 

2人は羽丘女子学園の1回の壁を突き破り、椅子や机をぶちまけながらなんとか止まる。

 

修一「げほっ…!___おい!お前…!」

 

修一は剣を突き立て廻里に近づく。全身の皮膚が焼け爛れ、所々骨が見えている。常人ならとっくに死んでいるが……

 

廻里「うっ…、大丈夫…」

 

修一「け、ケガが…塞がってる…!?」

 

目の前でみるみる治っていく傷。それを見た修一は驚いた。あの変な鎧と言い…こいつだだもんじゃない…

 

廻里「気にしなくていい…今は、八意さんを止めないと…」

 

修一「…勝算は?」

 

廻里「どうだろう…分からない…」

 

修一「…。____危ない!」

 

修一が廻里を掴み、ストームイーグルの力で羽を開きその場から飛び立つ____直後今までいた場所に紫色の波動が襲い、ガラスが割れ様々な物が壊れる。

 

廻里「ありがとう!___くそっ…!このままじゃ…!」

 

これ以上羽丘女子学園に被害は被らせたくない。違う時空だとしても守りたい。 しかも八意の後ろにいる敵がいつ邪魔してきてもおかしくはない。状況は最悪だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガミオ「ふむ…邪魔だな、あの二人は…」

 

遠くから眺めていたガミオが、その光景に頷く。本来ならこの場所にいる人間を残らず皆殺しにして洗脳を解除、生きていたならそのまま絶望を味わって死んでもらおうと思っていた。

 

ガミオ「どれ、手始めに_____」

 

そう言いながら恐るべき脚力で飛び上がったガミオはまず空を飛ぶ赤い戦士目掛けて攻撃をはなとうとする

 

リサ達「「!?」」

 

廻里「__なっ!?」

 

修一「…!?」

 

気づけば自分たちの真上にいたガミオが手に禍々しい球を作り出して放とうとしていた。

 

廻里「っ!」

 

多少強引ではあるが廻里はとある手段に出た。無理な体勢からレールガンを作り出し、頭上にいるガミオに向ける。

 

廻里「えーっと…お名前は?」

 

こんな状況でなんてことを聞いているのだか…自ら笑いそうになるがそれをこらえ自分を支える赤い戦士に聞く。

 

修一「保丈修一…!」

 

廻里「修一さん!一旦俺を離して!」

 

修一「…。わかった!」

 

何か言いそうになる修一だったが、それを飲み込み廻里の掴んでいた手を離し”ストームイーグル”を1度タッチする。

 

《ストームイーグル!》

 

多少の時間稼ぎになるかは分からないが、左手から小規模の竜巻を作り出し相手にぶつける。

 

修一「おらぁっ!」

 

それは奇跡なのか右手の甲にあたりわずかだが球体の軌道が逸れる。

 

ガミオ「!?」

 

自身の球体が逸れ、少しばかり混乱するガミオ目掛けて廻里が作り出した”レールガン”を相手目掛けて最大出力で放つ。

 

廻里「っ…!」

 

神頼みに近いレールガンは見事ガミオの胸部に当たった。貫きはしなかったものの空中にいたガミオはわずからながら身体を仰け反らせた。

 

修一「おぉ…!____って!」

 

修一は感心していたがそう言えば_____廻里って奴は翼が生えていただろうか。だが気づいていた時には遅かった。廻里の体はもう地面に落ちかけ_______

 

廻里「身体強化…10倍ッ!」

 

頭から落ちかけた体制を何とか整えながら落ちても1番ダメージが少ないであろう受け身の構えをとる。________直後衝撃が廻里の体を襲い、運動場の砂が舞い上がる。

 

廻里「流石に…無茶だったかな…っ!」

 

制服のあちらこちらが破け、腕が変な方向に曲がっている廻里。だがその体もすぐに治し、立ち上がる。

 

修一「大丈夫か!」

 

廻里「うん…ありがとう…」

 

羽を羽ばたかせ横に着地する修一、廻里を立たせ上を見やる。まだ上半身を仰け反らせたままだったが______

 

ガミオ「…中々だな」

 

修一・廻里「「…!?」」

 

ガミオ「ならば私も本気を出さねばならない…舐めてすまなかったな……”召喚”」

 

その一言を唱えた瞬間、空が突如として黒くなる。

 

廻里「なんだ…あれ…」

 

その黒くなった空から雨のように降り注ぐ緑色の球体。まるで魂のように浮かぶ”それ”はガミオの元に集まりひとつの塊になる。それを手をかざして一斉に解放する。それは突如として光を強め________________

 

羽丘女子学園の運動場半分が、何かに覆われた。

 

ガミオ「今まで倒されたグロンギの魂を解放し、従わせた!」

 

修一「嘘だろ…?」

 

廻里「なんだって…」

 

この運動場半分を覆い尽くすのは全てグロンギだと言うのか……

 

想「…」

 

その集団の真ん中に立つ八意想。彼の瞳はまだ黒い。だが彼を信じる以外に手が無いのだ。自分たちがこれを全て倒しきれるかどうかは分からない。

 

廻里(八意さん…貴方は、まだ生きてますよね…?)

 

ガミオ「クウガ以外は一斉に行けぇぇぇ!」

 

グロンギ達「「ウォォアアアアアッ!」」

 

廻里「はぁぁぁっ!」

 

修一「ここまで来たらやってやる!うぉぉぉっ!」

 

廻里に続き修一が飛び出す________不利な戦いが幕を開けた。

 

 

 

 

〜羽丘女子学園・校舎内〜

 

修一に逃がされ校舎内へ入った日菜達、彼があんな姿になったのをまだ信じれないのか。全員から活力が全く見えなかった。だが日菜はまだ諦めてなかった

 

日菜「想くん…どうする?」

 

リサ「日菜…?」

 

ひまり「無理だよ…!私達があんな場所に行ったら…」

 

日菜「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」

 

ひまりの声が、日菜の怒声にかき消された。全員が日菜の反応に驚き目を開く

 

日菜「私達今まで沢山助けてもらったよね!だったら今度は…私達が想くんを救わないと!」

 

麻弥「でも日菜さん、ジブンたちじゃとてもそんなこと…」

 

日菜「できないなんて言わせない…、できないんじゃない、やるしかないでしょ…」

 

薫「私は、着いていこうじゃないか………お姫様の頼み事だ…行かない訳には行かないからね…」

 

蘭「私も行くよ…」

 

あこ「あこももちろん行くよ!皆で救いだそーよ!」

 

巴「あこが行くならアタシも行かねーとな!」

 

ひまり「…私も!」

 

つぐみ「うん…!」

 

リサ「アタシも!」

 

友希那「私も行くわ…」

 

薫「作戦はあるのかい?」

 

日菜「あるよ〜!」

 

麻弥「聞かせてもらっても…?」

 

日菜「皆であの大群をくぐり抜けて抱きつく!」

 

屈託のない笑みでそう言う日菜。だが周りは口を開けていた。

 

全員「「…。」」

 

突如として雲行きが怪しくなった集団だった。

_________________________

 

廻里「はぁ…はぁ…」

 

血がつき斬れ味の落ちた剣をへし折りまた作り出す。その間に自己再生を行う。そしてまた襲い掛かる軍団を蹴り____斬って_____また繰り返す。

 

いくら身体強化を重ねてるとはいえ体力と精神が崩れてゆく、一体いつまで殺ればいいのだろう。

 

修一「はぁ…くそっ…」

 

剣を持つ手が震える。疲労は修一の体を徐々に蝕んで行った。廻里みたいな身体強化もなくここまで耐えきっているのは奇跡に等しい。

 

修一「っ!?」

 

剣を振るがもう握力が無く、火炎剣烈火は弾かれてしまい、どこかへ飛んでいく。

 

修一「っ…」

 

拳を握りしめ殴ろうとするが逆に蹴られ後ろに転がる。だがすぐに立ち上がり、己を鼓舞するかのように叫んだ

 

修一「まだ…、諦めない…!絶対に…俺達は勝つ…!」

 

そう叫んだ時だった。ワンダーライドブック、ブレイブドラゴンが光り輝く。その光は紅の光となり空高く____黒い雲を突き抜けた。その場所が赤・白・黒に輝く

 

グロンギ達「「…!?」」

 

ガミオ「!?」

 

廻里「なんだ…?」

 

その光から三体のドラゴンが修一の元へ降り注ぐ。そのドラゴンにまるで導かれたかのように触れようとする______

 

修一「…!?」

 

三体のドラゴンは一層輝きを増し、修一の手に納まった。それと同時に、導かれたかのように火炎剣烈火が手に収まる。それをソードライバーに差し込む

 

修一「ワンダー…ライドブック…!」

 

普通より大きめのサイズのワンダーライドブックを開く。

 

《勇気!愛!誇り!3つの力を持つ神獣が、今ここに…》

 

ブレイブドラゴンを抜き、そこに差し込む。

 

修一「…!」

 

待機音がなり始めると共に先程出てきた三体のドラゴンが周りを囲む。

 

修一「変身!」

 

《烈火抜刀!》

 

辺りが炎に包まれる。

 

《愛情のドラゴン!勇気のドラゴン!誇り高きドラゴン!》

 

修一「はぁっ!」

 

《エモーショナルドラゴン!》

 

廻里「すごい…」

 

《神獣合併!感情が溢れ出す…》

 

修一「すげぇ…」

 

グムン「ゴァァッ!」

 

後ろから襲いかかるグムン。廻里は「危ない!」とこえをだすが

 

修一「はぁっ!」

 

いとも容易くそれを火炎剣烈火で切り裂く。斬られたグムンはその身体を震わせ___塵となり消えた

 

 

廻里「強い…」

 

 

修一「廻里さん…俺まだやります!」




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