一応メインヒロインなので誕生日特別篇、書かない訳には行かない。
戦いが終わった2年後、まだ付き合っている2人です。作者は甘酸っぱいのが書けないので、多分でろんでろんになってます。
甘酸っぱい恋愛を求めてるなら!!他の作者さんを読むんだ!!なんであんな恋愛書けんだよ!?
〜そこら辺の歩道〜
「…う〜ん…?___違うだろうなぁぁぁ…!!ホントなんで俺、こんなに恋愛…わかれないんだ…!?」
心の底から自分の育ってきた環境を呪った。かつてないほどに、心の底から………
「リサの誕生日プレゼント…、一体何にすればいいんだよぉぉぉぉぉ!!!!」
近所迷惑お構い無しに、俺は心から叫んだ。
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〜羽沢珈琲店〜
「という訳なんだ小川。力を貸してくれ」
俺は机が抜け落ちるくらいの力で頭を付けていた。つぐみとイヴが一体何事かと覗いているのをお構い無しに…
「なんで私に聞く?__普通聞く?元殺し屋に、恋愛とはかけ離れた世界にいた私に」
「お前も俺と同じか…!?」
選ぶ相手を間違えたかもしれない。何でも知ってると思っていたが見当違いだった。そういやこいつも俺と同じで掛け離れた世界に生きてたんだった…
「…まぁいいや、どうせ暇だし…」
「まじ?」
「大マジ」
「ありがとう…いつか礼するわ」
俺はそう言い、早速話し合いをしようとした時だった。
「私達も手伝いましょうか?」
「お手伝いします!」
「イヴ…!つぐみ…!」
奥から眺めていた羽沢珈琲店の看板娘約2名が仲間となってくれた。よぉし!!頑張るぞ!俺!!!
〜5分後〜
イヴとつぐみが揃い、菓子類をつまみつつ、それぞれコーヒーや紅茶を片手に話し合いが始まった。
「下着なんてどうでしょう!?」
「ブフォッ!!!???」「イヴちゃん!?」
イヴが突然言い始めたことに俺はコーヒーを吹き出し、つぐみが驚く。
「ほーん、中々いいじゃん」
小川だけは、何か知らんが賛同的な意見を出していた
「よくねぇよ!!入りにくいにも程があるだろ!?__俺は男だぞ」
「でも1番使うだろ、女は…イヴもつぐみもそうでしょ?」
デリカシーの欠けらも無い質問に、イヴもつぐみも頷く。
「…他だ!他!」
俺はこれ以上小川の流れにしないように話を切った。
「花!!」
「枯れちゃうともったいない…」
「水着…!とか?」
「うん、とりあえず下着系統から離れよう」
「香水?」
「俺がわからん。変な匂いだとリサも困る」
「小説!」
「恋愛小説好きだったな……ありかも」
「そういや八意、お前もうプロポーズしたのか?」
小川がふと、気になったように聞いてきた。
「…してねぇよ……どうすりゃいいか分からんし…」
俺は顔を逸らし呟いた。実際もうしてもいいくらいには…多分、大丈夫なはずだ(?)
だが俺はその面に関しては信じられないくらいのヘタレだ。もし…とか考えてしまうともうダメだ。
「そうやって悩んでる間に盗られるかもよ〜?____リサって100年に1人くらいの良物件だから」
「………盗られる…か」
そういえば前の彼女……も俺が迷ってる間に……、、、
「指輪…か」
「ネックレスもありかもな?」
「じゃ両方だ」
「まじかよ…」
値段は考えない。もう考えるのはやめよう、
「で、これってどんなのがいいんだ?」
「…………はぁ…」
イヴとつぐみはお店があるのでお別れし、小川と二人でアクセサリーショップに来た。まぁ…恋愛に疎い2人が来ると、首を傾げてばかりだ。
「これとか?」
「キラキラしすぎじゃね…」
「じゃあこれとか?」
「…なんだこれ」
「ダイヤモンドで作られたカエルの指輪」
「……無駄に作り込みあるな…却下」
「ちぇ……じゃあおでんの卵の指輪」
「なんだここ…本当にアクセサリーショップか?コンビニ見てぇだな…」
そんなふたりを見兼ねたのか、とうとう奥にいた店員が俺たちに声をかけてきた。
「あの〜……結婚指輪ですか?」
「あ、はい…全然選べなくて…」
俺がそう言うと、店員さんが俺と小川を視線で往復する。そして……
「お似合いですね!!」
「「違います!!!」」
俺と小川は顔を見合せ、同時にツッコんだ。
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〜2時間後・夕方〜
「だぁぁぁっ!疲れたぁぁぁ!」
公園のベンチに思いっきり腰掛け、項垂れる。
「お疲れ、ほら」
「おっと…さんきゅ」
近くの自動販売機から買ってきた飲み物、その片方を俺に投げて横に座る。
「あとは本人に渡すだけ、お前出来るよな」
「えっ、ああ…もちろん…」
「そっか、なら……お、来た」
「…?_____まじかよ…!?」
指さした先にはリサがいた、まだ俺と小川には気づいていないが多分数十秒足らずで見つかるだろう。逃げるべきか…!?
いつもは見なれた顔が見れない。心臓が痛いくらいにバクバクする。
「らっ!行ってこい!!」
「はっ!?__えあああっ!?___いてっ!!???」
「えっ!?想くん!?」
俺はカッコつけるどころか、リサの前の地面に顔から着地し倒れるというお笑い芸のようなことをやった。
「えっ?小川さんに呼ばれて来たんだけど…」
「あ、あぁ…」
「…?何その紙袋…」
「へあっ!?__あぁ!!これ…あぁ…えっと」
ダメだ、顔が見れない。自分の心臓の鼓動が痛い。今リサはどんな顔をしているだろう。怖い……
『人と話す時は相手の顔を見るんだ』
リサの後ろに、誰かの姿が半透明に現れた。
見なれたスーツ。見なれた髪型。そして…声
「一条………さん……」
風に吹かれたら消えそうな声で、俺は名前を呟いた。
『どうしたんだ?俺の知ってるお前は、いつでも迷わず突っ込む奴だったぞ?』
今にも吹き出しそうな顔で一条さんが喋る。
「……あぁ…」
俺はそれに応えると、どこか安心したように消えていった。ほんと何やかんやで俺を心配してくれる優しい人だ
「リサ、伝えたいことがある」
俺はリサの瞳を捉え、話し始めた。もうさっきのような迷いはない。リサも真面目な話なのだろうと悟ってくれ
「うん」
と言った。
「…その〜、なんだ。俺達も付き合って2年くらいだ…」
自分なりに気持ちを伝えよう
「あはは、もうそんなに?____最初はほんと…信じられなかったや…」
「俺はリサに迷惑かけてばっかで…彼氏っぽいこともまだちゃんと、してやれてない」
「先に逝ったと思ったら帰ってくるし…ほんと心臓何個あっても足りないよ…」
「それは…すまん…それでだ…」
頭が…白くなる。考えていたことが全て白紙になってしまった。日本語がおかしくなる…
「俺と……俺とっと…!」
紙袋から中身を取り出しつつ、舌を噛んだ。決められない…
「俺と…結婚してください…!!」
「!?」
白い箱を開けて、リサに向けながら俺はそう言った。さっきまで見れていたリサの顔がまた途端に見れなくなった。
(落ち着け俺…!俺は……きっと大丈夫だ…)
「ふふっ…」
「…?」
リサが笑い、俺はリサを見た。彼女は目から涙を流しながら、笑っていた。
「……喜んで…」
そして、涙を拭った顔で、俺にそう言った。
____周りの景色が見えなくなるくらいの、綺麗な笑顔で
「ほんとアイツって鈍感…」
隠れたところで見守っていた小川の瞳にも涙があった。それは喜び、そして…悲しみを含んだ涙。
「…まぁいいや……」
ベンチから立ち上がり、彼らの元へ行く。そして伝えなければならないことを_________
「八意、リサの誕生日明日な?」
「__________あ」
なんか雑になってすんません!!!
本編もあと少しで更新するので待っててクレメンス!!
改めてリサ姉Happybirthday!!!