笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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読み返して書いて読み返して書いて!ふたつの小説を同時進行させるのはなかなかきついですなぁ…


わたくし最近ベイブレードにまたハマり始めましてね…(以下略)


page2 突如壊された平穏

〜チュチュのマンション〜

 

「で、アタシの家に連れてきたと?」

 

目線はPCに行っていたが、チュチュは今までのますきとロックの話を聞いていた。

 

 

事は2時間前、海岸沿いでサボっていた2人は、浜辺に打ち上げられていた男性をなんとかかんとか持って帰った。一応死んではおらず生きていた。

 

本来にはすぐさま警察に出すのが吉なのだろうか、焦った2人は何故かこのような行動に出た。

 

「すごい運の良い奴だぜ、まだ冷えてるのにな」

 

なんという生命力なのだろう。

 

「しかも服まで着替えさせて今は寝かせてるって…ここは病院じゃないんだけど?」

 

「うぐっ…」

 

正論を突かれますきが黙る。チュチュは作業に集中していたため何をしたかは具体的には覚えていなかったが、なんかパレオがノリノリだったのは記憶にある。まるで母親だ…

 

「でもあの人に一体何が…持ち物も何も無かったですし…」

 

「いや、封筒が近くに落ちてたぞ。ほら」

 

そう言いながらますきが空の茶封筒を机に置いた。

 

「何も入ってないじゃない」

 

チュチュが中身を見ながら答える。他に何か書いてないかと思い、見回してみる

 

「…津上、翔一…?」

 

差出人の箇所に、津上翔一とだけ書かれていた。送り先は不明。

 

「アイツの名前か…?」

 

ますきが首を傾げつつ言う。

 

「かもですね…」

 

とりあえず本人が起きなければ事が始まらない。今はただ待つだけだ。

 

「…で、なんで2人は泊まり道具1式なわけ!?__パレオまで!」

 

チュチュがさらなるツッコミを入れる。ますきとロック…そしてパレオの3人は何故か泊まり道具一式を持ってきていた。

 

「アイツ男だぞ、しかも多分アタシ達より年上。2人きりで安全な保証なんかないだろ?」

 

「た、確かにそうね……邪魔だけはしないでよ?」

 

「へいへい!__とまぁ許可も貰ったし!」

 

「…?」

 

「レイヤさんも呼んでRASの皆でパーティしましょう!!」

 

「What!?ちょっと邪魔は…んぐっ!?」

 

「はいはい静かに〜!!」

 

それから先を言う前にますきがジャーキーで口を閉じさせた。

 

「チュチュ様!やりましょう!!」

 

キラキラとした目にチュチュの良心が揺さぶられる。昔からこういうのには極端に弱い。

 

「………もうっ!!好きにしなさい!!」

 

 

一応部屋には所在不明の男性が寝ているのにも関わらず、RASの突然のパーティがはじまった。

 

____________

 

〜羽沢珈琲店・PM.19:00〜

 

 

「はぁ、もう疲れた不登校になりてぇわ」

 

想がそう言って机に伏せる。大学の入学式はそれはそれは大量の人の中行われた。想た単純に人が多いのが嫌いである。

 

「すごい人もいっぱいいたよね!紗夜!燐子!」

 

「ええ、個人的に興味があったのがトランプを見ずに裏を当てる。不正を疑いましたが微塵もありませんでしたし…」

 

「私は…金庫を一瞬で開ける人でした…」

 

 

「胡散臭い超能力者まみれの大学に入っちまったな俺…ここは芸人目指しの専門学校かっての…」

 

想と紗夜、燐子が入った大学にはもはや超能力レベルの人間が沢山いた。まぁ見た目からして結構な陽キャラだろう。俺は普通に過ごすを目標にしているためにできる限り関わりたくないメンバー達だ。

 

(いやでも1部男から目線が痛かったっけ?)

 

そりゃあそうだ。初日から女3人、しかもそれなりに美人な奴らと歩いてるからな。羨ましいだろ。

 

「お待たせしました〜!」

 

「サンキューつぐみ、もう俺もすっかり常連だな」

 

つぐみが丁寧にお皿を置いて、頭を下げた。俺はつぐみを見ながらそういう

 

2年の月日のうちに、つぐみもだいぶ変わった。今では羽沢珈琲店の看板娘だ。

 

「いつでも来てくださいね!」

 

「毎日行ってるよ…てかこれ見た事ないな…ひょっとして新作か?」

 

「あっ!ほんとだ!よく気づいたね〜!」

 

リサが感心しながら言う。

 

「当たり前だ。色んな試作食わされてるからな、舐めんな」

 

様々な新作のケーキやタルト、クッキーなどをさりげなく試食させてくるようになったつぐみ。最初は気づかずに食べてたら怒られたっけな。それから注意して見ていると試作大量にあった。

 

稀に交じっていたゲテモノも何作かあったな…

 

(思い出すだけで胃が…)

 

「…そういやAfterglowは最近どうなんだ」

 

既に店仕舞いを終え、店内には俺たち5人だけだった。つぐみがリサの横に座る。

 

ちなみに俺は1人席、その横に4人席だ。1人席は個人的に大好きなので、Roselia全員で来ようが俺は近くの1人席に座る。

 

「こっちは順調!いつも通りで頑張ってるよ!商店街のライブだって人が沢山なんだから!」

 

「ああ、知ってるよ。見てたし」

 

Afterglowの人気は根強い。メジャーデビューも夢ではないと思うのだが、蘭たちはその道を選ばなかった。

 

「ストーカーも現れたことあったなぁ…巴ちゃんがやっつけてくれたけど…」

 

「げっ、ストーカーかぁ…」

 

「俺なら3秒で潰す」

 

「貴方なら否定できないですね…」

 

リサがうへぇとなり、潰す発言をした俺に紗夜が呆れ声で言う。燐子は…タルトを頬張っていたため静かだ

 

「…ははっ!__にしても皆元気かなぁ」

 

俺はタルトを1口口に入れ考えた。

 

 

ポビパにパスパレにハロハピ、RASにモニカ。circleでの集まりが少しづつ減りつつあった。予定が合わなさすぎるのだ。

 

(なんかまた全員で集まりてぇな…)

 

仲良く話す4人を片目にタルトをもう一口いこうとした瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お前が、クウガか』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ!?___誰だッ!!??」

 

俺は謎の声に反応し、椅子から立ち上がって叫んだ。俺の突然の奇行に4人が困惑する。

 

「…あの、想さん?」

 

燐子が俺の名前を呼ぶ。

 

「今誰かが話しかけてきやがった…少なくともクウガって言いやがった…」

 

「「っ!?」」

 

クウガという単語に4人が驚きの声を上げる。

 

「どこだ…出て来やがれっ!!」

 

俺は気配を探そうとして周りを見るがまるで気配がない。気配がないということは

 

(まさか…未確認…!?)

 

 

『我々は、神に仕えし者…』

 

「神だと…!?」

 

誰かがそういった瞬間、近くで悲鳴が聞こえた。

 

「4人はここにいといてくれ!」

 

俺は4人を制してそとにでた。きっと見せては行けないはずの光景。俺の感が何となくそう言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…嘘だろ」

 

外に出た瞬間、商店街の道の真ん中に___人が倒れていた_____否、死んでいた。

 

 

何者かに全身を裂かれたような傷、そして大量出血の跡…

 

こんな短時間、しかも人目が多いところでこんな傷を残して逃げれるはずがない、つまり…

 

(人間の、仕業じゃねぇ…)

 

俺はそう思い、戦慄した

 

 

 

 

 

 

 

救急車とパトカーのサイレンが、近づいていた。

 

 

 




〜感想〜

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