笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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お久しぶりです〜、最近ウマ娘小説ばっか描きまくってたせいでこっちが手付かずに…すんません


page5.G3とクウガ

 

〜ある公園〜

 

「ふっ…!」

 

俺はヒョウ柄の怪人の攻撃を避けて後ろに転がる。やつは攻撃自体は凄く単純なのだがそれを厄介にしているのは奴自身のスピードだ。

 

(はえぇ…!!)

 

今は半ば勘で避けているが、これがいつまで持つかも分からない。どこかで逆転のチャンスを見極めなければ…

 

「っ!――らァッ!!」

 

『ッ!』

 

相手が飛びかかりながら攻撃をするが、俺はそれを下にしゃがみ避ける。そして奴のがら空きの腹部に拳を叩き込んだ。

 

空中で拳を叩き込まれた相手はそのまま地面に落ちる。俺はすぐ立ち上がり反撃の蹴りを叩き込み、相手を転がす。

 

転がった相手はすぐさま立ち上がり構える。俺もそれに警戒し距離を詰めずにいた。

 

「っ!?」

 

だが突如として、別の存在に気づき後ろを振り返る。

 

『…』

 

「…おいおい、今度は黒豹かよ」

 

俺は鼻で笑いながら2人の豹に囲まれて構える。マスク越しだがその額には汗が流れていた

 

――――――――

〜氷川side〜

 

(…あれ、八意さんがいない?)

 

公園のそばにあったビートチェイサーから八意が消えてることに気づき、少し疑問に思う。あの人ならトイレにいってる可能性もあるのだが任務をサボる人ではないと杉田さんは言っていた。

 

「見に行くか…」

 

車を降りて、ビートチェイサーまで駆け寄る。相変わらず八意はいずにいた。そして同時に――――殴り合いのような音が聞こえる

 

(なんの音だ…?)

 

音の方向的に公園、時間帯もそうなので、ヤンチャなやつらが喧嘩でもしてるのだろうか…などと考えながら公園に入る。

 

「なっ…!?―――未確認生命体!?それにクウガ!」

 

公園に入った瞬間、空気が変わるのを感じながら前を見ると、2体のヒョウ柄の未確認に劣勢になっていたクウガがいた。

 

「はぁっ!!――くっ…!」

 

片方に拳を叩き込み、もう片方にも打撃を与えようとするが躱され拳を叩き込まれる。

 

「…何を見てるんだ!」

 

一瞬恐怖に支配されかけたが何とか振り切り携帯を取りだした。

 

――――

〜Gトレーラー〜

 

「ねぇ、小沢さん」

 

「なに?」

 

「僕達…仕事あるんですかね?――今んとこ書類整理しかしてないんですけど」

 

「文句言わない!仕事!」

 

「はーい」

 

文句を垂れる尾室隆弘を一喝し、デスクに目線を戻す。確かに言い方は悪いが未確認生命体が出てきて欲しいとは思う。実績も何も無いために他の部から税金泥棒など言われており肩身が狭いのも事実。

 

『もしもし!聞こえますか!?』

 

その時だった。Gトレーラーにどこか焦った様子の氷川誠が連絡を入れてきた。小沢が直ぐにヘッドセットを取り出して応答する。

 

「氷川くん?どうしたの?」

 

『未確認生命体出現!!G3システムの手配を!!』

 

そう氷川が言った瞬間、尾室がコーヒーを吹き出し、小沢が歓喜の声を上げる。

 

「よーし!!きた!!行くわよ尾室くん!――――――――G3トレーラー出動!!」

 

準備だけは万全にしてある、Gトレーラーはすぐさま動き出し、現場に向かい始めた。

 

――――――

〜チュチュのマンション〜

 

「…うっ、くっ…!」

 

汗を浮かべながら苦悶の声を上げる翔一を見ながら、ロックが呟く。

 

「ずっと苦しんでる…大丈夫やろか…」

 

「ほんとだよな、突然苦しみ出したし…」

 

「タオルもすぐびしょびしょになるくらいの汗…」

 

額の汗を拭いながらパレオが言う、もうこの状態が続いてはや15分。そろそろまずいレベルになっってしまう――――RAS全員の不安が限界に達しかけていたその時だった。

 

「っ!!」

 

突如翔一の目が開き、半ば飛び起きるようにして起き上がった。

 

「「翔一!!」 」

 

「…行かなきゃ」

 

みんなが心配の声を出すが、翔一は声が聞こえていないらしく、しかも何かを呟いた。

 

「おい翔一、心配した…」

 

ますきが翔一の肩に手を置こうとして――――

 

「すいません俺行かなきゃダメなんです!!」

 

「おわっ!?」

 

ますきを突き飛ばし、走り出した翔一。玄関付近に置いてあったますきのバイクの鍵を取り部屋を出ていく。

 

「翔一さん!!」

 

最初に走って追いかけたのはパレオだった。流石の運動神経で部屋を出るが――――――

 

「えぇぇええええっ!?」

 

パレオが驚きの声を上げて固まる。ここはマンション、エレベーターか階段でないと降りれない。

 

「パレオ!翔一は!?」

 

追いついたレイヤが驚いているパレオに声をかける。ハッとなったパレオが急いで状況説明をする。

 

「ここから飛び降りていきました――――しかも着地する寸前に…変身って、姿を変えて…!」

 

「パレオ…!落ち着いて!」

 

そう言っている間に、バイクがマンションを出ていった。

 

 

「あーっ!!あれアタシのバイクッ!!!」

 

その後、ますきの大声が響いた。

 

――――――――

〜同時刻・八意side〜

 

「っ!!――畜生ッ!」

 

『…!』

 

俺はヒョウ柄の拳を避け、横に立っていた黒豹を蹴り飛ばす。両腕で蹴りを受け止めた黒豹――その頭上に白い何かが現れた。

 

「なんだと…」

 

白い何かに腕を突っ込み、引き抜くとその手には槍が存在していた。

 

(ヒョウ柄はなんもしてこねぇから能力は無しか、だがこのこいつら連携がとてつもなく上手い…!)

 

2対1の状況は過去にいくらでもあった。だがこいつらはグロンギとは違って連携を取っている。グロンギは連携ではなく獲物を先に殺すのはなにか競っていた。だから隙があるからそこを狙い倒す――だが目の前の奴らは完璧な連携だ。

 

「…」

 

肩の傷に手を触れる、ヒョウ柄の爪にやられた傷だ。

 

『ッ!』

 

傷がバレたのか、黒豹が突進――槍をこちらに突き刺そうとする

 

 

 

 

俺は何とか躱して1度距離を取り、アマダムに意識を集中させる。

 

 

「超変身!」

 

 

『『…!?』』

 

俺の意思に応え、アマダムが青色へと変わり――俺は青のクウガに姿を変えた。

 

『ッ!!――ッ!』

 

槍を2度突き刺すが、俺は身軽さで躱していき――――槍の手元に蹴りを叩き込む。

 

『グゥッ…!』

 

ダメージは大したことではないが槍が手元からずりおちる。

 

「っ!」

 

俺はその槍を奪い取り、黒豹の胸部を蹴ってヒョウ柄の攻撃を躱す。

 

それと同時に、俺の手にあった槍が――――ドラゴンロッドにかわり、鈴の音と共に伸びる。

 

 

『き、さま…なにもの?』

 

(人の言葉を話した…!?)

 

こいつら戦闘力だけじゃなくて知性もあるのか、やはりグロンギとはどこか違う…

 

「俺…?俺はな____」

 

 

 

__________

〜Gトレーラー内部〜

 

 

「遅いですよ…!」

 

 

「仕方ないでしょ…!?ターゲット近くにいるんだから音消さないと!」

 

「そんなこといいですから早くスーツつけますよ!?」

 

着いた瞬間乗り込んだ氷川が愚痴、速攻で小沢が反論しどうでもいいと感じた尾室が仲裁に入った。

 

 

「じゃあ装着するわよ」

 

そう言われながら足、腕、胴体、頭、そして最後にバッテリーユニットを起動。頭を微調整してG3が完成した。

 

「初陣、かっこよく飾ってきなさい!」

 

背中を叩かれ(g3はダメージ0)、氷川が頷いてトレーラーを出ていった。

 

 

「私達もオペレーション行くわよ尾室くん!」

 

「はい!」

 

 

____________

 

 

「ふっ…!」

 

敵の爪が迫った瞬間に跳躍力を生かし飛ぶ。そして背後に周りロッドを叩きつける。

 

『グッ…!』

 

(だめだ…!さっきから浅い…!)

 

こいつらには効きにくいのだろうか。確実に急所をついても、ダメージどころか紋章すら表れない

 

「はぁ…はぁ…」

 

人間、そこまで体力がある訳では無い。俺は既に限界を迎えようとしていた。

 

 

 

 

「想さん避けて!」

 

 

 

 

「はっ?___おわぁぁぁああああっ!?」

 

 

後ろから声が聞こえ振り返ると、クウガのようなスーツがグレネードランチャーを構えていた。しかも既に弾は発射済み。それを下に屈むことで何とか躱し、俺の後ろにいたヒョウ柄にヒットする。

 

 

「これがG3……ってかあぶねぇだろ!?」

 

一瞬だけ簡単の声を漏らすがすぐさま説教に変わる。だが氷川はそれを振り切った。

 

「想さん説教は後で!まだヤツら動けます!」

 

「あぁもう!わかった!__てかその声、氷川さん…?」

 

「ええ、年下に暴言吐かれると心に来ますね」

 

「うっわ棒読み」

 

「…僕がヒョウ柄をやります。想さんは…黒豹を」

 

「……わかった。任せる」

 

 

2人はお互いに構える。2vs2の戦いが始まろうとしていた。

 

________________

〜circle〜

 

「今井さん、さっきから練習に身が入っていない気がしますが?」

 

「うぅ…ごめんね?」

 

「そういえば今日こないね〜!想さん」

 

「たしかに…いつも何かしら片手にきてくれるのに…」

 

練習の休憩の間に、Roseliaのメンバーが会話をする。

 

「彼にも事情があるんじゃない。それに私達だって彼が居なきゃ何も出来ないバンドじゃないわ」

 

「そうですね…」

 

 

(想くん、何か嫌なことに巻き込まれてなければいいけど…)

 

 

それぞれが練習に打ち込む中、リサだけが不安を拭えずにいた。

 

 

 

 

 

 

 




漫画版クウガ要素をを所々入れてます!

アンノウンを喋らせたのは…ストーリー上分かりやすくするにはこれしか無かったからです…アンノウンの神秘性が消えていく…


〜感想〜

https://syosetu.org/?mode=review&nid=228368


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