笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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意外と歓迎されてて作者自身ビックリしてます…!

前にも言いましたが一応グレーゾーン的な扱いみたいなので、原作を汚さず頑張りたいと思います!

原作汚さないと言ってその次の瞬間に言うのもなんですが、元来アンノウンは超能力などを持っている人物、その親戚や血縁者を狙うという特徴なのですが…

ちょっとそれだとオリキャラなどが大量に現れて厄介なため少しばかりそこだけ設定変更させてください…!!

モブは…まぁ殺しますけど…(無慈悲)


page9 苦悩

 

〜科警研〜

 

 

「あれ、八意くんじゃない!どうしたの?」

 

いつも通りに職場へと向かった榎田が最初に見た人物はまさかの八意想だった。手にビニール袋とヘルメットを持ちビートチェイサーで向かってきたのだと理解出来る

 

「お疲れ様です榎田さん、その後どうですか?」

 

「あー、あれね。無理無理…今んとこぜんっぜんダメ」

 

十字の形をしその表面には大量のダイヤルを付けている、今ん所通称”オーパーツ”と言われ科警研が解析中の物。

 

「今総動員してダイヤルを自動回転させて合うまで回し続けてる、でもまだ時間がかかりそうよ…それに未確認生命体だってまた現れてるし…」

 

「その事なんですけど…」

 

「ん…?」

 

「俺はアレを、未確認生命体だとは思えないんです」

 

「え…?それってどういう…」

 

「アイツら…グロンギは戦闘民族的な感じがしたんです…でもアイツらからは個々の戦闘より集団での戦術が長けている」

 

まだあのヒョウ柄のやつらとしか戦っていないがそれだけは明らかに異なっていた。グロンギは何故か俺を倒すとかいう名目なら仲間さえ手にかけたりする割とヤバい集団である。上の奴らに従わない者もいるみたく…

 

だがアイツらは何かに従っているようにも見えた。これに関してはもはやカンとしか言いようがないが…

 

「ふーん…八意くんもわからない未確認生命体……アンノウンって感じ?」

 

「アンノウン…?」

 

「そう、UNKNOWNって意味」

 

「はぁ…」

 

はっきり言って英語とかなんだとか正直よく分かってはいない。だが一言言うことがあるとすれば……やはり奴らは得体の知れない未確認生命体だ。

 

「あの事件も、上がとにかく未確認生命体ってことにして片付けようとしてるけど…世間はそう甘くは無いみたい」

 

そう言って今朝の新聞を開くと、どの新聞も未確認生命体のことについて持ち切りだった。

 

”2年前の悲劇再び…!!”

 

果たして未確認生命体の仕業か!?

 

学者はこう語る…!!

 

 

「ひでぇなこりゃ…」

 

悲劇が巻き起こるなどといった不安を蔓延させるような記事や無駄に確証に近づこうとしている記事。はたまた陰謀論に走り出す記事…

 

「でしょ、貴方達には悪いけど…今は正体を隠しておいた方がいいかも…。4号の正体は不明だけど一応は正義の味方扱いにはなってるわ…一部を除いてね 」

 

「一部…?」

 

「ええ、過去に少し流行ったのよ…4号は自作自演をしているだのなんだの警視庁に好き勝手言ってさ」

 

「…」

 

自作自演だとしたら俺は相当命を懸けている。もはや役者でも目指せるのではないだろうか…?

 

「いいですよ、それでも世界の…彼女達さえ平和でいてくれれば」

 

「ふーん……あ、八意くん、一応忠告ね」

 

「…?」

 

榎田さんが白衣を羽織り、自らのデスクに着いて言った

 

 

「彼女達彼女達、言うのは言いけれども…あまりそれに固執しすぎるといつか大切な物を手に掛けるわよ」

 

「…気をつけておきます」

 

 

 

 

 

__________________________

 

〜病院〜

 

 

 

「………」

 

深い海底から上がってきたような感覚と共に、目を覚ます。まず視界に入ってきたのは知らない天井…

 

「あっ、起きた…!」

 

「ッ…!?」

 

次の瞬間、見知らぬ女性が目に写り思い切り飛び上がる______そして再びクラっと視界が揺れ倒れ込む。

 

「こら動かない!2日も寝ててその間ずっとうなされてたんだから…」

(2日…!?)

 

俺が最後に覚えているのは幼い少女達を暴漢のような集団から助け…その後倒れたところまで…

 

「そうそう、名前聞いてなかったけど少女達が貴方にお花置いていってくれたわよ」

 

(彼女達か…、全員無事だったみたいだな…)

 

あの後の記憶は無いため今流れてくる空白の情報の中に彼女達が写り、心配になっていた

 

「とりあえず今は安静、また後で検査したりするから…大人しくしててちょうだい」

 

「…はい、すいません…」

 

そうして看護師が立ち去っていく、だがそんな彼の身体は汗ばんでいた。

 

(クソ…身体が全身痛い…、まただ…、あの時からずっとだ…)

 

 

バイクに乗り旅を楽しんでいた数年前、突如不慮の事故に巻き込まれ本来ならそこで死んでいた。だが奇跡的に生き残った男はその日から奇っ怪なモノに悩まされていた

 

検査によれば全身の筋肉が異様に発達しそれが自分の身体の容量を超えようと今も増大していること…

 

このままでは発散場所を失い内部から破裂、死に至る…

 

 

(彼女からも縁を切られ、大学からも見放され…俺はこのまま孤独に死ぬだけなのか…?)

 

皮肉にも窓から見上げた空は、その男の心情とは打って変わって明るく青く……今はそれが無性に腹が立った。

 

 

 

「ッ…!!」

 

直後、全身の筋肉が一気に膨張し全身を張り裂けそうな痛みが襲う。

 

(またダ…ッ!!!なんなんだ……クソッ…クソッ!!!)

 

布団を引き裂き投げつける。直ぐに騒ぎを聞きつけた職員達に押さえつけられるが…しばらく男の暴れは続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜同時刻・チュチュのマンション〜

 

 

 

 

「っ…ぐぁ…!?」

 

翔一を襲ったのは、2日前と同じ痛み。とてもでは無いが耐えられる訳でも無く胸の奥にある心臓を掻きむしりたくなる不快感。そして…自身の中にある未知なる力に対する恐怖。

 

 

翔一自身は理解している、人類を脅かすあの怪物共を倒さなければならない。そして戦わねばならぬ相手がいる。

 

 

 

(でも…制御できない……!できるわけが無い…!!)

 

 

 

 

 

 

 

〜同時刻〜

 

 

 

「な、なんだコレっ…!?」

 

 

男が苦しみ始めたと同時の時刻、縄文時代の地層を研究、発掘していた大学のチームが見つけた物。

 

 

それは人間の骨でもなく、誰かの生活していた物でも無い。

 

 

 

 

 

まだ肌が明るい肌色をしていた……女の遺体だった。




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そして作者のエックスです。良ければフォー!!よろしくお願いします!
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