笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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お久しぶりです!エヌラスです!!

仮面ライダークウガは今年で20周年!!アニバーサリーサイト的なものもありますよ!!俺は早速ポレポレのマグカップ買ったりと色々貢いでますw

そしてこの作品は何気になんと5周年なんですよね!!こうやって書いてないときもちらほらとUAが増えてたので本当に頭が上がらないです!初見さんはいるかもですがまさか、周回してる…なんて人はいないか??さすがにな…



また書き始めた理由としては前回書き始めた時に続けて半分と、続けない方がいい半分でしてそれで結局ちょろっと更新して辞めちゃったんですよね…

後は今書いてるヘブバン×BLEACHが行き詰まってると言うのもあります!!

でもでもこの作品は本当に俺の人生でも存在がでかいものでありまして、せめて完走させたいと思いまた筆をとりました。

今書いている他の作品と同時進行にはなりますが、また再び暖かい目で見守ってください!よろしくお願いします!



page14__2人の戦場

 

「これは…」

 

俺よりも少し遅れて現場に駆けつけた小川が、混乱極まる現場を見て少しばかり判断が遅れていた。

 

「2人を頼む」

 

「分かった…ってかあれがG3、警視庁の未確認生命体に対する最新の強化アーマー…」

 

八意想は背中に回していた2人を小川へと預ける。預けられた2人は少し触れただけでもわかる程震えており直ぐさま現場から離してやりたかった。

 

その役目を果たすはずの警官は何故かG3に見とれているっぽいが…

 

「そんないいもんじゃねぇよ、あれは…」

 

散々ボロボロにやられているところを見ていた俺は苦笑しながら小川へと言葉を発した。

 

 

「……」

 

小川が未だぶつくさと言いながら八意の傍から離れ、少し離れた場所へと身を隠す。

 

 

これである意味の足枷が無くなり、八意も目の前の敵に意識をを向ける。

 

 

状況は分からない、あそこで肩で息をしながら立ち上がろうとしている氷川さんの元へと行くことが出来れば恐らく状況把握もできるだろうが…

 

(未確認生命体2体とアギト…コイツら手を組んでるって考えれば最悪だな)

 

今のところ牽制しあっているが、一気に動き出せば話は変わる。

 

前回の経験ではアギトは俺に襲いかかってきた。しかも割と本気で俺をぶん殴ってるし敵の可能性は高い

 

未確認生命体はかつてのアイツらとは違い、何やら特殊な能力とやらを使用すると黒服からの情報があった。

 

 

 

『…』『…』

 

 

「なっ…!?」「っ!?」

 

状況を伺っていた未確認生命体、だが2人__トータスロードテストゥード・オケアヌスとトータスロードテストゥード・テレストリスは埒が明かないと考えたのか再び地面へと潜って行く。アギトは少し驚いたようにピクリと動き、八意はいきなりの行動に声を出していた。

 

 

だがアギトはピクりと動いてはいたものの、視線はひたすらに八意を捉えていた。

 

「…アンタは一体___」

 

「っ!!」

 

一か八か、対話が出来ないかと声をかけた八意だったがその可能性を真っ向から否定するかのようにアギトが宙へと飛び上がりこちらに拳を向けてくる。

 

「クソッ…」

 

その拳を手で受け止め腕を絡める。未だ八意の中では対話の意思は崩れなかった。

 

 

「っ…!」「ッ!!」

 

アギトが力の限り八意の腕を振りほどこうと暴れていく。2人の拮抗状態は直ぐに崩れ最終的には八意が肘打ちを胸部に食らうという形で崩れた。

 

「がはっ…」

 

攻撃を喰らい後ろへと吹き飛ぶ八意、だがアギトはそのまま八意の元へと走り寄る。まるで獲物を見つけた殺戮兵器のように隙すら与えようとはしてくれなかった。

 

(っざけんな…、こっちは何年ぶりの戦いだと思ってやがる…!!)

 

完全に近寄られる前に八意は体勢を立て直し迎撃に真っ向から立ち向かう。目の前のアギトは次から次へと拳や蹴りを叩き込んでいく傍ら__八意は正面から攻撃されるのを警戒し受け流すように戦っていた。

 

(パワーが赤のクウガよりもある、そう何度もまともにウケたら俺の命が危ねぇ…)

 

その心に反応したのか、ベルトの霊石が赤から青へと色を変え____赤のクウガから青のクウガへと姿を変えていた。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ、あれが…青の4号…!」

 

G3を装着していた氷川が、その戦いの結末を見届けようと立っていた。すでにアーマー半壊、自慢の武器はアギトに半壊しにされており今援護に回ったとしても足でまといになるだけだと…本人がいちばん分かっていた。

 

(八意さんを戦わせない…、それもG3計画の1部になっていた。あの子はまだ大学生だ…青春を謳歌するべきなんだ)

 

だが現実とは非情であった。未だ人類は4号の手を借りなければ化け物と戦う術を持ってはいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フッ…!!ハァッ…!!!」

 

目の前の”敵”が青へと姿を変えていた。だが今のアギト__翔一にそんな事を確認する理性は無かった。ベルトが目覚めてから敵を倒すまで彼は無意識のままその力を振るい続ける器と成り果てていたのだ。

 

それに津上翔一自身精神が強い人間では無かった。その相性の悪さと歪んだ正義が、今の現状を作り出しているといっても過言ではなかった。

 

 

 

「っ…!」

 

生身の人間が受ければ致死となる拳をひたすらに受け流し、躱し、反撃の一撃を入れる。

 

(青のクウガじゃ力が足りないことは分かってる、だが近くに物が無い…)

 

彼が使う力には赤、青、緑、紫、4つの姿が存在しており赤を除いた全ての姿ではある対象の物を使うとそれが武器となり、その姿を存分に発揮することができるのだ。

 

青は長き物、例えば鉄パイプとかとりあえず長い物だ。

 

緑は撃ち抜くもの__八意は一条の肩身である拳銃を使う。

 

紫はいちばん八意にとって簡単だった。剣だもの__小学生から色々なものを剣に見立てるような少し痛い奴からすればおちゃのこさいさいである。小さい先端がとがった石なれば…大体なんとかできる。

 

一先ず武器を作るということは物質を原子・分子のレベルで分解し、他の物体に再構築するという某錬金術のような能力になるので…その武器を作りたい!!と想像できるようなものがいい…。それを戦闘中にするとなると容易に想像出来るものが好まれる。

 

(今の状況なら青の姿だからとりあえず長いものになる、公園だから長い木の棒とか色々あるんだろうけど…)

 

解説じみた脳内再生を終え、八意が再び前へと集中する。これ以上戦闘範囲を広げれば小川やあの二人に被害が行く可能性がある。

 

だが問題が1つあった。

 

(コイツ…、青の動きに慣れてきてやがる…っ!)

 

先程から攻撃をいなしていた俺だったが、そこに少し捻りを加えたりなど向こうも少しずつこちらの動きに慣れてきていたのだ。

 

 

(これ以上手の内を探られるわけにはいかねぇ…、かといって正面から殴りあっても勝てる保証はねぇぞ畜生)

 

「はっ…!!」

 

「…!?」

 

そう考えた八意は相手の攻撃を受けたタイミングで両足を使い高く舞い上がる、青のクウガは赤とは違いジャンプ力が大幅強化されている為両足で飛ぶだけでもかなり跳躍出来た。

 

そのままアギトの背後へと周り、赤のクウガへと超変身。がら空きの背中目掛け拳を繰り出した。

 

 

 

 

 

 

_______________

 

 

 

 

「チュチュ様…」

 

「what…?翔一の様子がおかしいわ…」

 

小川に守られるようにしゃがんでいた2人が、チラリと影から戦況を見る。

 

先程まで2人を守ろうとしていたはずの翔一は、今では敵が居なくなったにも関わらず目の前の4号目掛けて何度も執拗に拳を振り上げていた。

 

(止めに行きたいのに…、脚が動かない…っ!)

 

チュチュは震える足を視界に収めながら、今は何も出来ない自分の無力をただ呪うだけだった。

 

止めなければ翔一の心が壊れて人では無くなってしまう、だが今出て…もし翔一が区別無く襲う化け物だったとすれば?

 

(考えても仕方ないじゃない…!!アイツはアイツなのよ…!?)

 

短い付き合いだがチュチュも目の前にいるパレオもきっと、目の前の翔一がどんな人物か分かっていた。どこまでも優しくてどこまでも頼りない男。

 

『チュチュさん!』

 

__不意に、チュチュの頭の中に翔一の言葉が響いた。それはいつもこちらを呼ぶ時に喋る声音にも聞こえたが…今のチュチュにはそれがまるで目の前の翔一が助けを求めているかのようにも聞こえた。

 

 

 

 

 

「あっ…ちょっと…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

様々な感情が渦巻く中、チュチュが後先考えずに飛び出した。だがそれと同時にパレオもまた…飛び出していた。

 

 

 

 

___その先では、肩で息をする4号に…アギトが何度も拳を打ち付けていた。




今回のお話は俺のリハビリ的なものも含めて少しばかり解説多めにお届けしております!


5周年アニバーサリー的なことやりてぇなぁ……

八意君の過去を語ってもらうーとか、総集編的な感じとか!もしくはifルートとか??
何かリクエスト的なの、あったりしません??
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