あとがきに主人公立ち絵あります!
page14 羽丘の天才 襲来!
今日はとても清々しい朝だ。雲ひとつない空、小鳥たちはちゅんちゅんとさえずり、高校生は昨日の話で盛り上がる。
たった一人を除いて
「あぁ〜…身体がだりぃ〜…眠たい…しんどい…!」
今の時刻は朝8時55分だ。彼は今、学校にいる。1時間目が始まろうとしていた。皆すごい元気な中1人、今にも死にそうな雰囲気を醸し出してる人がいた。
「ど、どうしたの…?八意くん…」
隣の席の山吹沙綾が声をかける
そこには椅子に座り、朝から盛大に突っ伏している八意想がいた。彼は昨日、あんなことがありながら睡眠を全く出来なかったのである!心身ともに疲労が溜まり、限界を迎えていた
1時間目 数学 ( ˘ω˘ ) スヤァ…
2時間目 音楽 ( ˘ω˘ ) スヤァ…
3時間目 体育 ٩( ᐛ )و
4時間目 英語 ( ˘ω˘ ) スヤァ…
5時間目 社会 ( ˘ω˘ ) スヤァ…
6時間目 国語 ( ˘ω˘ ) スヤァ…
とまぁ眠りほうけていた。昼休みも、体育に関しては奇声をあげたせいか先生に保健室へと連行された。英語に関しては息してる?と聞きたくなった。気にせずこころが突撃をかますが八意くんは全くもって聞いていなかった。
「なにがあったの?良ければ聞こうか?」
と聞いてみるが、帰ってくる返事は
「あぁ…沙綾か…俺は未知の体験をしたんだ…」
「え?あ、うん…そうなんだ…?」
とまぁ、こんな感じのよく分からない返答をされた。
今は掃除の時間だ。だが八意くんは机を動かす気力が見えず、机につっぷして寝ていた。廊下に目をやると、
「あっ…!」
そこには、教室へ帰ろうとしている氷川さんがいた。私は話しかける
「紗夜さん、ちょっといいですか?」
「どうしたんですか?山吹さん」
「実は…」
そう話しながら彼、八意想に指を向ける。
「実は1日…ずっとあんな感じで…」
「彼は…仕方ないですよ…」
「えっ?」
「でも、さすがに動いてもらわないと困りますね、ちょっと注意してきます」
「お願いしまーす…」
さっきの一瞬の紗夜さんの優しい目はなんだったのだろう。後で聞こうと思った沙綾である。
俺は今、見るまでもなく全身筋肉痛などの重症だ。
久しぶりにあんな運動(?)したわ、まだあんな野郎が沢山いるのかと思うと更にげんなりする。そんなことを考えていると、誰かがズカズカとこちらに迫ってきて、
「…!?いって!」
教科書で頭をスパコーン!と行かれた。
「いてぇ…紗夜何すんだ俺は今死にかけてるんだぞ」
「知ってますよ、でもあれとこれとは別です。周りを見てください」
周りを見回すと…
「なんだ。掃除始まってんのか、よし!俺は今すぐに…」
「な に か よ う で す か ?」
「え…いや、あの…」
「何 か よ う で す か ?」
「ヒィッ!?ゲホン スイマセンソウジシマス」
なんだあの覇気は…あの笑顔が怖い…
その後2度ほどサボろうとしたが…失敗に終わった。
その日の帰りの用意中の出来事
「ちぇ…紗夜はツンケンしすぎなんだよ…はぁ…」
「それは君がゆるゆるすぎだからじゃないかな?ほら、今日何回先生に注意されたの?」
「沙綾…やめてくれ、もうその話はやめよう…」
ピコン!と通知音がなる。スマホを取りだし、Limeを見る。送り主は
「…あ、リサからだ珍しい」
なになに…内容は〜
『この後じかんある?あるなら羽丘来て欲しいな!生徒会室で待ってるよ!』
だった。
「行かせる気まんまんじゃねえか…しゃーね、どうせ暇だし、」
『いいですよ』
とだけ送った。
一方、羽丘女子学園生徒会室
「あっ、Lime帰ってきたよ!いけるってさ!」
「りさちーありがとー!」
「えっへん!おやすい御用だ!」
「りさちーも一緒にいる?」
「え?いいの?いるいる!」
「何しようとしてるんですか…?日菜先輩…」
「大丈夫だよつぐみちゃん!」
「ほんとかなぁ…」
「なんかるんってする!!」
「るんってきたのかー…」
こうなればもう日菜は止まらない、止められないのだ。
ごめんね…八意くん、そう思うリサだった。
下駄箱にいって、駐輪場に行き、自転車に跨り花咲川を後にする。漕いでる間、俺は考えていた。
リサさんもしかして生徒会やってるのか?まぁたしかに人あたりとか良さそうだし…まぁいいか
羽丘に着いた。やっぱり沢山の生徒からの視線が痛い。俺はその視線をくぐり抜け、職員室に行き許可証もらって生徒会室に行く。
「たしか…あった、生徒会室ここだ。」
とにかく全身が痛い。早く済ませたいのが本脳だ。
コンコンとノックする
「入っていいよー!」
中からリサさんの声がした。
「はいりまーす」
ドアをガラガラとあけ、中に入ると…
「よーし!つぐちゃん生徒会長命令!鍵を閉めて!」
「えっ…はい分かりました!すみませんっ!」
ガチャ…!とドアの鍵が閉まる音がした。後ろを振り向くと、コーヒーのような髪をした女の子が1人いた。
「は?」
と思わず声を出す、一体なんの真似なんだか、こっちは早く帰りたいってのに、
「とぉぉぉ!」
突然後ろから誰かにタックルをかまされ、俺は前にコケた。
「いって…!」
誰かが俺の背中に乗っている。俺はキレそうになるが、飲み込み乗ってる人へと視線を向けるが…
「…」
体制がまずかった、あともう少しでスカートの下が見えてしまうところだった。正直結構焦ってしまった
視線を前へと戻し、背中に馬乗りになってる少女に向け、一言発す。
「で、あんたは誰?俺は今なんでこんな状況になってるんだ?」
その少女は俺からのいて俺の前に来る。俺は立ち上がり、ホコリを払う。
「ふっふっふ!我は氷川日菜!羽丘の生徒会長だ〜!」
そんな間抜けな自己紹介を聞いた
「…は?いやいや、初対面の人を…」
いや、どこかで見たことある。確か…
「パスパレの…あの水色の人か」
「水色の人って…まぁいいや!」
あの時、めちゃくちゃキラキラしてた子だったはず…
「で、なんの用ですか?」
彼女は、驚くべき発言をした。
「その〜クウガの力ってやつ?私にちょーだい!」
「えっ!?日菜先輩!?」
「…は?」
俺は少し怒りの色を込めて発言した。