笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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今回から新しいクウガの姿がでたら後書きに解説入れておきます。
今回はもうでた3つ紹介します!


page20 青龍 長き物

「大丈夫かな…」

ここは弦巻家の病院の一室、死んだように眠る彼を見ながらリサがつぶやく、医者曰く

 

「足折れてる、疲労困憊、他にも色々、よく普通に生活できたね、彼」

 

「彼…そんなに苦労していたんですね…」

紗夜も同じくつぶやく、いつもヘラヘラ笑ってはしゃいで、まさかこんなに疲れているとは思いもしなかった

「大丈夫かな…想くん…」

隣に座っている日菜もそんな声を漏らす。そんな空気を打ち消すかのように

「アタシ飲み物買ってくるね!」

リサがそう言い立ち上がる

「今井さん…私も行きます」

「OK!日菜は?」

「私はここにいるよ、お水買ってきてくれる?」

「ええ、大丈夫よ」

「ありがと、おねーちゃん!」

リサと紗夜は部屋を出る

自然と二人きりの空間ができ上がる

 

「想くん…」

彼の寝顔を見つめながら日菜は言う

 

 

「私…想くんが好きだよ…だから早く目覚めてね」

 

 

 

あの優しさが忘れられない。あの時酷いことを言ったのに、彼は優しく「大丈夫」と言ってくれた。

「あたしって…チョロいのかな…」

扉が開く

「おっまたせ〜!」

「リサちー、おねーちゃん!」

「ほら日菜、水よ」

「ありがと!」

水を受け取り、キャップを開け飲む

「もうこんな時間…今日は帰ろっか」

時刻はよる10時、

「そうね、日菜も帰るわよ」

「ええ〜…はーい」

「良く考えれば制服のままだったね…あはは」

「そうですね、少しお腹も空きましたし…」

「あっ、想くん。また来るね!」

そんな会話をしながら病室を出る。

帰りは黒服さんが送ってくれた、各自家に帰り、母や父に心配されながらも部屋に戻る。

「疲れた〜…」

ベッドに入ったがあまり眠れなかった。

 

「眠たそうですね…氷川さん…」

Roseliaの練習中、燐子に声をかけられる。

「リサ姉もすごい眠たそう!大丈夫?」

「紗夜、リサ、大丈夫かしら?」

「ええ…大丈夫ですよ」

「アタシもまだできるよ?」

はぁ…と友希那がため息をつく。

「今日の練習はここまで、皆で帰りましょう。」

「昨日の夜…確かここら辺の近くでちょっとした騒ぎがあった…と聞きました。」

「そう、だから早く帰った方がいいし、2人とも少しは休みなさい」

荷物を直し始めながら会話をする

「りんりんも知ってたんだ、私も朝のニュースで見た!未確認また来たんじゃないか〜って言われてたよ!」

「あなた達…もしかしてそれに巻き込まれ掛けたんじゃ…」

「そんなわけないじゃ〜ん!」

何とか誤魔化す

「…まぁいいわ、帰りましょう」

circleを出て話しながら帰る

 

 

「ん…?」

重い頭を振る。また懐かしい夢を見た

「そうだ…!俺は落ちて…!」

俺は飛び起きる。

「いって…!?」

右足に包帯が巻かれている。

「ここは…病院か…?」

間違いない。ここはあの病院だ。

「また運ばれたのか…俺は」

とりあえずどうするか、部屋にある時計を見る

「2日も寝てたのか…」

時刻は朝10時

「みんな学校に行ってる最中だな」

とりあえずナースコールを押す、しばらくすると看護婦さんが…

「なんで黒服さん…?」

少し焦った表情できた黒服さん(3人組が)俺の部屋に来たのだ。

 

 

 

 

「ご無事でしたか…よかったです」

黒服さんから渡されたお茶とおにぎりを食べる。

「腹減ってたんで助かりました。」

黒服さんによればここ2日は何も無かったらしい。

「寝起きでそんなに食べて大丈夫なんですか?」

「お気ずかいありがとうございます、でも大丈夫ですよ。」

「そうですか、」

その後、色々と話し合いをする。

「黒服さん…今退院て出来ます?学校に行こうかと」

「はい?」

「なんとなくです、嫌な予感がして」

「出来ますが…通院ということになりますよ?」

「それでいいんです。」

「…分かりました。今手続きをいたします」

黒服さんには無茶を言ってしまった。

俺は学校まで送ってもらい松葉杖をつきながら歩く。今は休み時間のようで皆に色々言われた。その騒ぎを聞きつけてか

「大丈夫なんですか…!」

少し息切れしながら走ってきた紗夜さんがいた。俺は笑顔で答える。

「ええ、大丈夫ですよ?すぐ治りますから」

「そうなんですか?」

めっちゃ見てくる。過保護なおかんか

 

とりあえず4時間目から授業に参加した。

 

そんな分からなかった

 

〜掃除時間〜

俺は二階の廊下を山吹さんと担当している。

「大丈夫なの?想くん」

「山吹さん、大丈夫ですよ」

「そっか、でも無理しないでね!」

 

「あたしが手伝うわ!想!」

「自分の持ち場を頑張ってください。こころ?」

「もう終わったわよ?」

「まじか…」

「あら?やけに外が騒がしいわ!」

「…?」

窓を見る。

「…!アイツ…!」

窓から様々な人が見ている。紗夜さんや燐子さんも、他にも見たことあるような人達がいた。

 

あのバッタ野郎が松原さんを狙って歩いていた。端へ追いつめられ腰を抜かし座る松原さん。

「花音!」

「花音さん!」

こころと美咲が同時に叫ぶ、俺は体に無茶をさせ、動いた。

「多分死なねぇ!!」

そういうや否や二階の窓から飛び降りる。そんなに高くはないが足に負担をかけた

「っ!」

激痛が走る。だがその激痛だけじゃ終わらない。その次に来た痛みは肩からだった。

「ぐぁぁぁ!?」

草がある場所に落下したが左から落ちた

「くそがァァ!」

そう叫び痛みを紛らわせる。

「それ以上近づくな!バッタが!」

俺は立ち上がりそこら辺にある石ころを掴み投げ飛ばす。見事頭にヒットする。こっちへ向くバッタ野郎、

「想さん!?」

美咲が叫んだ

「花音!大丈夫!?」

その途端、多分金髪の女子が花音に近づき

「怖かったよぉぉ〜…千聖ちゃぁぁん…」

「よしよし…花音大丈夫よ。」

俺は変身しようとするが…ダメだ見てる人が多すぎる。

あまり目立ちたくはない。でも…どうすれば…てかなんでみんな拍手してんだ?

「よくやった!カッコイイ…!」

とかなんとか、じゃなくて!

「走っても…すぐ掴まってENDだろうな…」

でもやるしかない…

「いや…まてよ?」

相手のジャンプを利用して屋上まで行くのはどうだ?

「男は度胸…!試してみっか!」

だからこそ演技が必要だ

 

「や、やめてくれ…!来るな!」

俺は尻もちをつき後ずさる。尻痛い。相手は近づいてきて容赦なく俺を掴み、

「うぉぉ!」

一気に屋上へと連れ去った。屋上に飛ぶ途中、3階に居た紗夜さんと燐子さんと目が合う。俺は任せろとウインクをしておいた。ん?燐子さん顔赤くない?紗夜さん呆れてない?

 

屋上へ連れ去られ投げ捨てられる。

「いってぇ…!人使い荒いぞ!」

俺はそういい、屋上の床に寝転んだ状態でベルトを出す

「!!」

相手は何かを察知し俺を殺そうと首を絞めようとするが

「変身!」

俺は両足で腹を蹴り殴って変身した。

構えをとる。が…

「いきなり青か…!?」

俺はいきなり青だったことに驚いていた。

 

そこから俺はとにかく攻撃を避けまくった。アマダムのおかげでなんの支障もなく動ける。変身解除したらヤバいが…あとこの青のクウガ、赤の時より速く動ける。

ただ1つ…問題があるとすれば…

 

「相変わらずパンチ力とキック力落ちてやがる…」

 

そう、ゆういつの武器であるパンチが使えない。何かあるのだろうか…なにか…!

 

「!」

俺は屋上の扉を見る。紗夜と燐子が覗いていた。本来なら何してんだとキレたいのだが…燐子が手に持っているほうきを武器にしようと考えた。よく小学生がやるやつ。そう考えがまとまり、青のクウガの身軽さで一気に彼女たちの横に到着、手を出し

「燐子さん、そのほうき、貸して」

「あ、はい…いいですよ…?」

「何する気ですか…?」

「いやちょっとほうきを武器にしようかなと」

「子供ですか?」

「辛辣じゃない?もしかしたら武器に変わったりするかもじゃん!」

「はぁ…」

俺はほうきを手に取りロッド見たく回転させて構えた。すると

キュイン!と音を立ててほうきが青いロッドに変わったのだ。

「えっ!?」

リン!と綺麗な鈴の音を立てロッドが伸びる

「武器に変わった…」

「氷川さん…私も驚いてます…」

目を開いて驚く2人に対し俺は

「すげぇぇ!変わった!!おー!」

と興奮状態。あ、おっとまだ敵がいたな

ケホン!と咳払いをし

「よーし…やるぞぉ…!」

俺はもう一度構えた

 

「ふっ…!」

飛んできた相手に向けロッドを使い叩く。地面に伏せる敵めがけ頭にロッドを打ち上げる。転がっていく相手、俺は構えをとる。相手は起き上がると俺、ではなく紗夜さんたち2人めがけ飛んでいく。

「させるかっ!」

俺は青の力の跳躍力で飛び、紗夜さんたちの前に着地し相手の顔めがけロッドを振るった。2度頭に当たる

「痛そう…」

と後ろから聞こえた気がするが気にしない。

「そろそろ終わらせっぞ…」

でもどうやって終わらせるの?必殺技あるの?ロッド…腕に全神経注いで思い切り突き刺すとか?

「やってみるか…」

俺は腕に全神経を注いで飛ぶ。そのとんだ勢いで相手にロッドを突き刺した。確かな手応え、

「きた…!」

 

俺は相手を押し後ろにさがらせる。相手がひび割れていく、やがてそのヒビはベルトまで響き…!

「クウガァァ!」

 

爆発四散したのであった。

 

「ふぅ…ふぅ…」

我ながら無茶をした。とりあえずふらつきながらも紗夜たちのもとへ行き、ほうきを返す。青いロッドだった物は燐子に渡すと、すぐに普通のほうきへ戻った。

「本当に武器になるなんて…」

紗夜さんは未だ信じられないと言う顔をしていた、そんな紗夜さんに

「なっ!人は試さなきゃわからない!っと…!」

「大丈夫ですか!?」

ふらつき倒れかける。次の瞬間俺は変身解除された。

俺は倒れる

「大丈夫…ですか…!」

やべ…これちょっとヤバいかも…!

また俺は気絶した。

ちょっとヤバい俺の金曜日だった

 

言うてその日の夜に目覚めた。医者からは絶対安静と言われ病室でボケーッとしている。今日は土曜日か、そんなことを考えていると誰かがノックして入ってきた

「花音先輩と…誰?」

そこには花音先輩と金髪の誰?がいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 




グローイングフォーム

「戦う」為の覚悟が定まっていない時。
・体力が著しく低下している状態で強引に変身。
・変身制限時間の超過、ダメージの蓄積。
という要因があるとこうなる。
スペック
パンチ力 1.5t
キック力 5t
ジャンプ力 ひと跳び7.5m
走力 100mを10.4秒

身体能力は普通人を遥かに上回っており、バスを手で押して動かせるほどだが、それでもマイティフォームの半分程度のパワーに過ぎず、グロンギと戦うには不十分である。



マイティフォーム
スペック

パンチ力 3t
キック力 10t
ジャンプ力 ひと跳び15m
走力 100mを5.2秒

パワー・スピード・感覚といった能力のバランスがとれた、クウガの完成形態であり、基本形態となるフォームである。他のフォームとは違い武器を持たず、素手で戦う。
必殺技

マイティキック
右足に封印エネルギーを溜めて放つ跳び蹴り
理論上は封印エネルギーを足に収束さえすれば飛び蹴りをしなくても放つ事が出来る



ドラゴンフォーム

もっと高く跳びたい」と思った八意想が変身したクウガの戦闘形態の1つ。劇中では「青のクウガ」と呼ばれている。

アイデンティティワードは「邪悪な者あらば、その技を無に帰し流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士あり」。
スペック

パンチ力 1t
キック力 3t
ジャンプ力 ひと跳び30m
走力 100mを2秒

パワーはマイティフォームに比べて落ちるが、その分スピードとジャンプ力が増している。マイティフォームのような単純な肉弾攻撃では相手に有効打を与えづらいので、ドラゴンロッドに加え、中国武術の型を応用した戦闘スタイルをとる。

使用武器

ドラゴンロッド
鉄パイプや流木などの「長き物」を変形させたロッド。伸縮自在。

必殺技
スプラッシュドラゴン
封印エネルギーを集中させたドラゴンロッドの先端で、空中から敵に突きを見舞い、エネルギーを送って爆散させる技。






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