あっ、リサさんの告白ですが、付き合ったルートをスピンオフ的なのに載せますのでご安心を
『ねーねー!想くん!パスパレの護衛してよ!』
「はい?」
月曜日の昼休み、屋上で過ごしてる途中にかかってきた日菜さんからの電話、めんどくさいと思いつつ電話に出ると第一声がそれだった。
「パスパレってなんですか?護衛?なんで?」
日菜さん曰く、次の土日に少し離れた遊園地のPV撮影にパスパレが選ばれたと、でも最近未確認がいるから護衛という名の人員が欲しいと、日菜さんがそこでいい人を知っていると、それが俺
「もう行かせる気満々じゃないですか?」
「あ、バレた?」
「はぁ…日菜さんってアイドルだったんだね」
「知らなかった?」
「いえ、全然知りませんでした」
「それで護衛のお話!どうかな?」
土日は特に何も無い。日菜さんは確実に行かせる気満々、あれ?詰んだ?
「分かりました…」
「やったー!早速今日事務所に伝えとくね!」
プチッ…
「返答待たずしてか…」
流石は日菜さん、と思いつつ、
「あ、そうだ。」
俺は思い出した。そう部活だ。
「なんか決めないとなぁ〜」
俺は紙を取り出し唸る
「弓道部…天文部…剣道、いっぱいあるな」
「何してるんですか?」
突然横から誰か覗いてきた
「おわっ!?なんだ紗夜さんかびっくりした〜…」
「そこまでビックリしなくてもいいじゃないですか」
「すいません…」
「で?貴方は何を?」
「部活に入ろうと思いましてね、弓道部とか」
「体験に来ますか?私弓道部ですよ、今日はちょうど活動しますので」
「まじっすか、じゃあ行ってみます!」
「分かりました。そして八意さん、」
「…?」
「ボッチなんですか?」
「グッ…!」
いやいやそもそも女子高に男子1人ぶち込まれて女子の友達作るだぁ?そんなどこぞのハーレム展開になってたまるか!
「いずらいんですよね教室に、」
「まぁ仕方ないですよね、周りに女子しかいないんですから」
「よくお分かりで」
「もう昼休みが終わりますね」
「あっホントだ。」
「放課後、ここに来てください」
「分かりました〜」
そう言い、俺は紗夜さんと別れた。
〜放課後〜
「確か…ここか、」
俺は紗夜さんから貰った紙の場所へ向かった。本格的な施設だなぁ…と思いつつ、
部屋をノックし、開ける。そして
「きゃあああ!変態!!」
「うおおおあああすいませんでしたぁ!?」
ものが飛んできた。とりあえず扉を閉める。
「はい…すみませんでした…」
俺は今、弓道部の部室で正座をさせられていた。目の前にいるのはどす黒い怒りを出している紗夜さん。正直いって、詰んでいる。
俺は土下座をしながら謝った。
〜10分後〜
「もういいですから、とりあえず見学してって下さい」
「はい…」
とりあえず解放された。割とマジで今回の件はごめんなさいと思っている。今度なにか差し入れしておこう、夏だからスポーツ飲料か?
「おぉ〜…」
そんなことを考えながら見学していると、そんな声が聞こえそっちを見る
見ると紗夜さんが弓を持ち矢を引き構えていた。その矢を放つ、そして…
「すげぇ…」
見事真ん中の赤い点に刺さった。命中率1000%…
「八意さんもやってみますか?」
「えっいいんすか?ぜひぜひ」
持たせてもらう、意外と重い。
「ここをこうして…こうです。」
紗夜さんが構えから撃つ時まで教えてくれた。
「1回やってみますね」
なんか周りからめちゃくちゃ視線を感じる。弓を構え、引き絞る。
「!?」
その時、俺の目に何か映った。
緑のクウガだ。弓を持っている…?そこで終わる。
「なんだ今の…?」
「八意さん…?」
「なんでもないですよ!」
とりあえず弓を引き絞り、撃つ
「「えっ?」」
「あれ?」
俺の放った矢は、見事に赤い点に刺さっていた。
「八意さん…もしかして経験者ですか?」
「いえいえ紗夜さん、全くもって未経験者ですよ?」
「そう…なんですか?もしかしたら記憶を無くす前の貴方が弓道をやっていたかも知れませんね」
「そうなのかな…一応気には止めておきます」
そして部活は終わり、俺は帰りに弓道についての本を1冊買った。
家に帰り読む。
精神統一やらなんやら書いてあった。あとはそんなに覚えてない。難しかったからね仕方ないね
適当にコンビニ弁当を買いに行き、
「「あっ」」
店員はリサさんだった。突然気まずくなる。
「またコンビニ弁当?」
「料理出来ないんですよ…あはは」
「また作ってあげよーか?」
「おっ…リサさんの料理好きですよ?」
「じゃああともう少しだから待っててくれる?」
「なんかデジャヴ感じますね」
「そうだね」
2人してくすくすと笑う。
「じゃあ待っておきます」
〜30分後〜
「ゴメーン!遅くなっちゃった!」
「大丈夫ですよ!」
そう言いながら2人して俺の家に向かうために歩く。あまり口数は多くない
家に着く、
「あれ?想くんって弓道してるの?」
「いや、少し興味があってですね」
「そうなんだ」
リサさんはテキパキと料理を進める。その間はほぼ無言に近かった。
並べた料理を二人で食べて、俺が洗い物をしてる時だった。ソファに座ったリサさんが言う
「想くん…あの時の…返事…聞きたいんだけど…いい?」
「ちょっと待ってくださいね」
洗い物を終え、リサさんの隣に座る。
「リサさん…俺は貴方と…」
「うん…?」
俺は勇気を振り絞る
『ifルートへの分岐点』
「お付き合いできません」
リサさんの顔が悲しみに染まる、それに胸が痛くなる
「そっか…そうだよね…」
嫌われちゃったかな…アタシ…
泣きたくなる。多分半泣きにはなってるだろう
「でも、付き合えなくともリサさん、俺と親友になってくれますか」
「あ…」
リサさんが泣きそうになっている。きっと今、嫌われたと思っているのだろう。
「リサさんを嫌いになんかなりませんよ?むしろ好きですよ、料理だって美味いし、面倒見がいいし、美人だし、でも俺には似合わない。もしかしたら戦って死ぬかもしれない。リサさんに毎日そんな心配かけたくありませんから、」
「想くん…」
そこまで、アタシのことを考えてくれてたんだ…そう思うと少し嬉しくなる。
「アタシ…帰るね…」
彼の前で泣く訳にはいかない
「リサさん…目瞑って」
「…?」
帰ろうと立ち上がった時に彼にそう言われる。とりあえず目を瞑る。前に彼が来て、
「あ…」
「ちょっと…恥ずかしいですね…」
彼に抱かれていた。優しく頭を撫でられる。そこでアタシの何かが崩壊した。
「想くん…!想くんっ…!」
「すいません…リサさん、せっかくの告白を断ってしまって…」
「ばかぁ…!わぁぁぁん!」
アタシが泣き止むまで…ずっとずっと撫で続けてくれた
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「落ちつきました?」
「うん…」
「ティッシュいります?鼻水出てますよ?」
「あっ…///恥ずかしいね、ありがとう」
彼の制服はアタシの涙で少し濡れていた。
「制服汚しちゃった…!ごめんね!」
「大丈夫ですよこれくらい、あと告白、ごめんなさい、せっかくしてくれたのに」
「もうっ!あ!そうだアタシと親友になるんだよね!」
「…?」
「ちょっと屈んで!ほら!」
「別にいいけど…って!?」
俺はリサさんに頬にキスをされた。
「ふふっ、アタシのファーストキス、想くんにあげちゃった。」
「まったく…」
「っ…!///」
俺もお返しで頬にキスをしておいた。
「自分を大切にしないと…」
「そっそれ!想くんも言えないじゃん!」
どうしたリサさん…やけに早口だ…
「私帰るね!」
「分かりました。夜も遅いですし送ります」
リサさんをトライチェイサーに乗せて夜のドライブデー…いやリサさん宅まで送り届けたのであった
リア充め…(非リア)
今回綺麗に3000でした