笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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やべぇ…ifルートのやつが字数やばいかも…?



page24 ゲゲル 初めての殺人

高速道路を約1時間、途中サービスエリアに行きまた30分、景色が山から海へ変わる。1面綺麗な青だった。

「綺麗だな…」

スタッフさんから海と遊園地がすごい町と聞いていたことを思い出す。

 

高速を降りてしばらくすると、ホテルに着いた。

バイクを停め、みんなと合流。

 

「流石におしりが痛い…」

「大丈夫ですか?」

「ちょっとおしりが…あはは」

周りに小さな笑いがおこる。俺は懐からしおり的なやつを取りだし見る。自由時間が明日少しあるな、

「明日の自由時間海見に行きたい!」

「私もさんせー!」

「2人とも…!」

「私も良いと思うッスよ」

「わたしもです!」

とまぁ…満喫する気満々だな…仕事忘れなきゃいいが…さすがに心配しすぎか…?まぁいいか

その間にちゃっちゃとフロントでの受付を終えたスタッフさんがこちらに来る。

「皆さんの部屋の鍵渡しておきますね、あと八意さん、スタッフの印付けといてください」

そう言って渡されたのは肩からかけるやつだ。

「分かりましたー」

部屋割りは…ん?

パスパレみんな一緒、スタッフさんも一部屋、なのに俺だけぼっちなんだが…

「あの…これ…?」

よくよく考えろ…女の人しかいないじゃんか…まったくもって忘れてた。

「どうかしましたか?」

「いえいえ!なんでもありません…!」

「…?そうですか」

荷物を部屋に置きに行き、またみんなでフロントに集合、途中何回か声をかけられているあたりそれなりに人気者なんだな…俺は一応スタッフ兼ボディーガードと化していた。

次は遊園地に向かう。決して遊びに行く訳では無い。これは仕事だ。

その途中、黒服から通信が入る。

「八意様、聴こえますか?」

「うぉ!?ビックリした…」

「聴こえてるんですね」

(完璧無視だな、うん)

「どうしたんですか?黒服さん」

「実は現在地付近に未確認の目撃情報が…」

「えぇ!?」

危うく事故りかける。

「大丈夫でしょうか…?」

「だ、大丈夫ですよ?続けてください」

「分かりました…」

 

 

「空飛ぶの?え?」

また厄介な敵が来たもんだ。てか最新機能まさかの無線通信とGPS?ストーカーセット? などとおもっていると

「ここか…」

目的の場所に着いた。黒服さんとの無線通信を切る、今日は土曜日、めちゃくちゃ人がいる。子供から大人、チャラそうなやつ。十人十色だ。しかもこっちはアイドルと来たもんだ。

ここからは凄い単純

 

早速目立つ

 

 

 

 

正体バレる

 

 

 

 

はいオワタ

 

 

 

「ぜぇ…はぁ…なんとか追い払ってやった…しんどすぎる暑い…」

「なんか…お疲れ様です。護衛忙しいですね…」

「護衛ってこんなに辛かったですかね?もう死ぬ…」

「お疲れ様、災難だったわね、でもなんとかしてくれてありがとう」

「千聖さん…」

千聖さんが笑顔で立っていた。その手にはスポーツドリンクがある。

「これ飲んで元気だしてね、私は行くわ」

「アザーっす」

投げられたペットボトルを受け取り早速飲む

「いやぁ〜…癒されるわぁ〜…」

 

 

「お待たせしました!」

奥の着替え室から5人出てくる。アイドルだからあれだが…

「フリフリだな…」

「初めて見た感想がそれ!?」

「…ってか千聖さん…アイドル…」

笑いをこられながら発言する。千聖さんからの気配が変わった。その場の空気が重くなる

「すいません!?」

「…次はないわよ?」

空気が元に戻る。今絶対人間の闇をみた。

「そろそろ現場にお願いします」

「分かりました!みんな!行こう!」

「「おーっ!」」

いい気合いの入れ方だ。とかなんとか、

そして撮影が始まる。

 

「にしても…遊園地のスタッフさん少なくないか?」

という疑問が浮かんだ。

「すいません、少しトイレに行きます」

と言いその場を離れる。俺は走りながら周りを見る。

(客もさっきより少ない…)

今はショーがあるらしい。俺はスタッフ専用の部屋の近くを通り過ぎかけて…その光景を見て足を止める。

「え…?」

そこには…3人のスタッフさんが…

 

 

死んでいた。

 

 

 

 

「は…?…おい!おきろ大丈夫か!?」

俺はすぐさま近寄り肩を揺らす。3人の息と脈を確認する

「ダメだ…死んでる」

死体を目の前にして俺は吐き気がした。初めて見た死体は酷い死に顔をしていた。口を開き目を開きという顔だ

 

せめてこの顔が人目につかないようにと目を閉じさせまるで穏やかに寝てる顔にする。

(なんだ…これ)

死人の首を見ると何かが刺さったような後があった。

(何かが…刺さってる…?)

狙撃なのか…なら…

(今外で撮影してる彼女達が危ない!!)

俺はまた走り出す。今回は逆方向に

そしてなんとかたどり着く

「はぁ…はぁ…!」

同時に 空から降ってきた、ひとつの針

「ぁ…」

音楽が止まる。皆静かになる。当たり前だ。

 

撮影途中の会場に人が1人倒れていた。カメラの近くにいたスタッフさんが撃たれた

 

「「きゃあああ!」」

「みんな!早く裏側に!って八意さん!?」

千聖さんが咄嗟に冷静に判断、俺はまた違うところに走り出していた

「彼はそっとしといてあげて!」

「日菜ちゃん!?」

「早く逃げよ!」

「あとでちゃんと理由聞くわよ!」

 

俺は走りながらベルトを出し

「変身!」

赤のクウガになる。変身の瞬間は見られてなかったらしい。だが…俺の走った所に針が飛んでくる。俺はそれを感覚で避けていた。

(かなり遠距離だ……いや…さっきとは音が違う)

俺は周りを見回す。そして…ジェットコースターのレールにいた未確認を捕える。

(アイツか…!)

「超変身!」

青のクウガへ変わる。底上げされたジャンプ力とスピードを使い一気にジェットコースターのレールに飛び乗る。まだ少し距離はあるが一瞬で詰められるが…

(武器が…武器が周りにない…!)

 

青のクウガはジャンプ力とスピードは赤のクウガより強い、だがしかしパンチ力とキック力が落ちているのだ。その代わり長きものを使いそれを武器に変え闘う。だがその長きものが周りにない

 

相手の姿をくっきり捉える

(ハチ…?ならあの針には毒か…!)

相手は蜂のような見た目をしていた。こちらに目をやると

「ジャゴボソゴグ、ゴラゲグクウガザバ」と言う

「どうゆう事だ…?」

相手は嘲笑し

「八意想…お前がクウガザバ」

「は?」

今こいつはなんと言った…?微かだが日本語を喋ったのか?俺は混乱する。その隙をつき、相手は空に飛ぶ。俺は飛び相手の足をつかみ引きずり下ろそうとするが振り落とされた。ギリレールに落ちる

「いってぇ…」

相手を見るがいない。

 

ブーン…

 

今、右から音がして振り返る。誰もいない

 

ブーン…

 

今度は左…?だが誰もいない。錯乱か?

 

ブーン…

 

前か!?だがいない。もっと…ちゃんと聴け…耳を研ぎ澄ませ…!

 

ブーン…

 

確かに左から聞こえた羽音に対応するが蹴り飛ばされる

「うわぁぁ!」

なんとか下にあるレールにしがみつく、そして腕が視界に入り、

 

 

緑になっていた

 

 

「緑になった…!?」

その姿に驚愕する。が次の瞬間、様々な情報が耳に入る。近くなのか遠いのか分からないたくさんの車の音。誰かの叫び声、大人の声、子供の声、携帯の着信音、遊園地に流れるBGM、海のさざ波

「っ!あぁ!」

うるさい、全てがうるさい。なんとか登りきり耳を塞ぐが止まらない。呻く、もがく、そして俺は落ちた。

 

地面に背中から落ち激痛が走る。さっき見たくうるさい音は聞こえない、揺れる視界に腕を捉える。

(白色…?)

ぐらんと視界が揺れる。耳鳴りが酷い。頭も痛い。三半規管が揺れる。誰かが走って来る

「___くん!?」

「___して!」

誰かと誰かの声がする。耳鳴りが酷くて殆どが聞こえない。俺は必死の力で変身解除をする。途端に来る酷い吐き気が追加され俺はその場で吐く。吐瀉物が散らばる。

体が冷たい、冷や汗が止まらない

(本格的に…まずいかもな…いっつも…気失ってる気がするぞ…俺…)

 

俺は意識を手放した

 

 

 

_________________________

 

「彼が…未確認第4号…?」

千聖が言う。

「その呼び方やめて、クウガだよ!」

日菜が頬をふくらませながら言う。

話は全て聞いた。パスパレのみんなで、

「ジブン…気づかなかったす」

麻弥が言う

なんとなく、空気が重い

「私もです…」

イヴが言う。

「でも八意くんは八意くんだよ…!クウガだったとしても私は変わらないよ!」

彩が立ち上がりながら口にする。それに皆ぽかんとして

「ふふっ…そうね、彩ちゃんの言う通りだわ、」

「ですね…」

「はい!分かりました!」

みんな笑顔になる。その時外から音がした、

「「!?」」

誰かが落ちる音だ。

「まさか…私見てくる!」

「危ないでしょ!待ちなさい!」

日菜が走り出す。千聖はそれを追いかける。

「あ!」

日菜が指をさしながら走る。それを追いかけて視界に入る。彼が倒れて呻いていた。

 

「想くん!大丈夫!?」

「日菜ちゃん…」

悠長にしてる暇はない。自分も彼に近寄り声をかける

「しっかりして!」

彼は白い姿から人に戻ると盛大に戻した。私達の方に見せないように戻したのは彼なりの配慮なのだろう。できる限り吐瀉物も見ないようにして彼を2人で運び出したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ベルトの霊石 アマダム

変身ベルト「アークル」に収められた、戦士クウガの力の源とでも言うべき霊石。
装着者の肉体を作りかえ戦闘に適した形態へ変化させる・強力な回復力を与えるなど人智を超えた効果を発揮する。
しかし装着者の体内には神経状の組織が全身に張り巡らされていくこととなり、進行すればグロンギとほぼ同じ神経構造となる。また、強力な回復も自然の摂理に逆らって行われるため装着者には痛みと負荷が伴う。
装着者を完全な殺戮兵器に変える可能性を秘めている点では、非常に危険な物質と言える。

緑のクウガ

聴覚が何千倍もある(現時点)
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