それと…
ドリフェス爆死した… うわぁぁ!
「おはようございます…」
俺はとぼとぼ歩きながら校門をくぐる。今日は月曜日。日曜日に帰ってきて疲労が溜まったまんまだ。
「おはようございます。八意さん」
でたな鬼の風紀委員め…
「ああ、紗夜さんおはようございます」
俺はそう言いながら通り過ぎようとすると
「待ってください、私がこのバイクを見逃すとでも?」
やっぱりダメかぁ…
「大丈夫ですよ途中から降りて押したんで」
「大丈夫くありません。第1高校生がバイク登校なんて…不良かなにかですか?」
「私は健全な高校生です。でもこのバイクは必要なんです。紗夜さんなら分かるはずです」
「…。」
よし…!このままならいける…通せる…!だが現実甘くないんだなそれが
「ダメです」(鋼の意思)
あーだこーだ言い合う二人を見て周りの人は大体(またか…)と思うだけだった。
「またバイクかよ…」
「あ、ツインテール。」
「ちげーっ!私は市ヶ谷だ!いい加減覚えろ!」
「いやぁ…最近物忘れがひどくてねぇ…」
「そんなこと言っていいのか?」
ニヤニヤしている市ヶ谷。まさか…
「バイク、没収だ…「すいませんでした市ヶ谷様」
「あのー…」
後ろから声がしてみな振り返る
「白金さん…」
生徒会長である白金燐子が立っていた。
「白金先輩…こいつのバイク…どうにかしてください…!」
「その件で…話に来ました…」
ごくり…
「その…NGです…」
「ソンナァ…ウゾダ…」
「めっちゃ萎れるじゃん…」
「今日は…こちらで預かっておきます…」
そうして、バイクはどこかへ連れていかれた。俺はめちゃくちゃショックを受けながらも歩こうとすると…
「八意さん」
紗夜に呼び止められる
「ハイ…?ドウシマシタ?」
少し恥ずかしそうな顔をして
「日菜から話は聞きました。その…日菜を守ってくれて…ありがとうございます」
それ今言うタイミングかい?とおもいながら
「大丈夫ですよ…うん…」
俺はとぼとぼとあるき教室へ行った。
昼休みまでふて寝してやった。
〜昼休み〜
「そういえば…図書室まだ行ったことなかったな」
昼飯を終え、特にすることがない。女子高の図書室も見てみようかとおもい、廊下を歩く。反対の校舎ではこころを追いかける美咲が見えた。
「大変そうだなぁ…」
「何してるのかしら?」
「千聖と…花音か」
「こんにちは…」
「こんちは」
「何?その挨拶…」
「全部言うのがめんどくさいんで、ちなみに俺は図書室向かってます」
「そう、邪魔したわね」
そう言いながら違う方向へ花音を連れ歩いていく。
なんか冷たいなぁ…と思いつつ図書室へ足を進める
_________________________
「……あの〜…?」
図書室に入るや否や燐子さんが見えた。ずっと机をトントンしている。
「キーボードの練習?」
にしては上下右左…
「ん?」
横に置いてあるノート、ずっしりと色々書いてある。生徒会長でもあるので勉強か?とノートを見てみる…
「なんじゃ…これ?」
ボスやの戦術やスキルが沢山載っていた。
「攻略方法?」
まさか…ゲームやってんの?この人
「あっ…!」
そこで気づく燐子さん。取り返そうとするが避ける。
「燐子さん、ゲームしてたんですか?」
「あわわっ…返してください…!」
「誰にも言いませんから…落ち着いて…」
「…NFOです…」
「…?」
なに?S○O?あのゲームで死んだら現実の死ってやつ?
「S○Oですか…」
「S○O…?」
「嫌なんでも…これPCゲームなんですか?へぇ〜!楽しそう。俺もやろっかな」
「本当ですか…!?」
突然テンション上がったなこの人…目きらきらしてますよ?
「やりますやります…」
「なら…」
メモ帳を取りだし俺に渡してくる。
「LimeのIDです…」
スマホを取りだし早速追加
「よし、これで話せるな。また始めた時言いますよ。他にもやってる人とかいるんすか?」
「あこちゃんと…紗夜さんです…」
「え?」
あこは分かるよ?紗夜さん?えぇ?あの人ゲームすんの?
人は見かけに寄らないということをよく知った昼休みだった。
__________└(՞ةڼ◔)」__________
「んー…?これがいいのか?」
俺は今、家電量販店にいる。ゲーミングPCをさがしているのだが…種類が多すぎる。値段が安いものから高いもの…確かに高い方が動作環境もよくなる。なら1番高いのを買えばいい。そうかそうすればいいのか。俺は考えるのがあまり好きではない。
「ありがとうございました!」
そう言われながら店を出ていく。とりあえず20万円のそれなりに高いやつを買ってきた。
「そういえば…制服のまんまで来たな…」
誰かに見られたらまずいな… とりあえず帰るためにはしろうとした瞬間…
「あ…」
「あっ…」
氷川紗夜と出会ってしまった。紗夜は私服だ。俺は制服
「制服でこんな所歩いて、貴方はなにがしたいんですか?しかもなにか大きなものを買われたそうで」
丁寧な口調だが顔が怖い。鬼だ…
「すいませんゲーミングPC買いました」
俺は馬鹿正直に伝える。
「そうですか…」
「それではさよなら…」
「逃がしませんよ?」
「俺たち朝もこんな会話しませんでしたか?」
「知りませんね。しかも貴方、またバイク使ってますね。」
「プライベート!学校じゃないから大丈夫だ!」
「まぁ…そうですが…」
ドォォン!
後ろで爆発が起こる
「「!?」」
二人も周りも思考が停止する。
「またか…!」
俺は走り出す。バイクより走った方が速い。
「ちょっと待ってください…!」
その後ろを着いていく紗夜。一体何がおこったのだろうか。そんな気持ちで
「これは…」
何かが爆発したような後があっちこっちにあった。血を流して呻く人達の真ん中で楽しそうにしている。未確認
「イカ…?」
人型のイカはこちらに気づくと
「バンザゴラゲパ!」
と言い口に手をかざし、何かを放った。咄嗟に地面に転がり避ける。後ろで爆発音がした。
「この…!」
俺はベルトを出し
「変身!」
赤のクウガへと姿を変えた
「クウガ…」
「おらぁ!」
俺は先制攻撃を仕掛けるべく飛び立つ。爆発弾は手をかざせなければ撃てないはずだ。俺はそう見込み、一気に畳み掛けるべく後ろに周りみぞおちにパンチをくりこむ
が…
「聞いてない…!?」
手応えがない。
「ゴンデギゾバ!クウガ!」
相手は俺の腕を振り払うと肘で顔に1発いれた。
「ぐっ…!」
軽く後ろに飛ぶ。背中から地面にぶつかる。
「なら…!」
近くにある木の棒のひとつを取り
「超変身!」
赤のクウガから青のクウガへ姿を変える。
木の棒をロッドに変え、構える。
相手は口に手をかざし放つ。俺はそれをロッドでガード
したはずだったが爆発した途端。当たった場所が折れていた
「なんでやつだ…!」
俺はそんな声を出す。爆発の威力が違う。もう1発放ってくる。俺は思考を放棄しロッドを捨て横に転がり避ける。
(緑のクウガは…いや、使うには場所が悪すぎる…なにかほかの手を打たないと…防戦一方じゃ…)
また1発、さらに1発。1発1発がまるでグレネードだ。
俺は避けながら策を考える。体力だって無限じゃない。
(なにか…!なにか…!)
避けるんじゃなくて防御は…そうだ。あいつの爆発弾を防御すれば…ロッドは折れる…ボウガンはダメだ…。
いや…まて?盾か?いや、盾のフォームなんかない…
「やめなさい…!」
そう言いながら走ってくる一人の人を見て思考が乱れる。
「あいつ…!何考えて…!?」
先がとがった木の棒で何が出来る…ダメだ間に合わない。
相手に切りかかる。
ぶしゃ…っと音がなり
「ふっ…!?」
イカは肩を押さえ膝を着く。だがすぐに立ち上がり紗夜ん目掛け爆発弾を放つ。
「うぉぉあ!」
俺はギリギリ背中で防御する。青のクウガのスピードで間に合ったことに安心して、背中に衝撃が走り吹っ飛ぶ。
「ぐっ…大丈夫ですか…?紗夜さん…」
背中を見る。黒く焦げていた
(ヒリヒリする…)
「あの…」
「どうした…紗夜…?」
右手がやけに柔らかい。まさか…
「風紀が乱れます…!」
ラッキースケベ発動だ。こんなタイミングで?
「すいませんっ!悪意はありません!」
すぐさま手を離し詫びる。
「悪意がないのはわかってますよ…第1飛び出した私が悪いので…」
「ドゾレザ!クウガ!」
「「っ!?」」
俺は紗夜さんを庇う形で立ち上がる。相手が口に手を添え…吐き出そうとした時、相手が動きを止めた。身体から煙みたいなのが出ている
「なんだ…?」
「ギンヂヂソギギダバ」
といい後ろを向いて走ってどこかへ行ってしまった。
「「…。」」
爆発音も無く、ただ静かな空間になった。遠くから聞こえるパトカーのサイレン。
「やべっ…紗夜さん失礼」
「貴方…なにを…ひゃ…」
俺は紗夜をお姫様抱っこし、青のクウガの身軽さでその場を離れた。
「今下ろしますね」
紗夜を下ろし変身解除、背中はまだヒリヒリするがさっきよりかはマシだ。
「その…ありがとうございます」
「大丈夫ですよ。速く帰らないとな…」
「ところでそのゲーミングPC…何に使うんですか?」
歩きながら話す。家は逆方向だが夜も暗いし女子高生1人で帰らせるのにもなんだかと思う。
「燐子にゲームする約束してしまったんだ。俺PC持ってないから買いに行った。てか紗夜さんもゲームするんだな」
「っっ…!なんでそれを…!?」
「たまたま見たんだよ。昼休みにな」
「…そうですか」
「もう着いたぞ?」
「ありがとうございました。」
「じゃーな、また明日」
俺はバイクのエンジンをかけて走り出す。
家に帰ってパソコンをダンボールから取り出す
「立派だな…」
机に置いてコンセントやらなんやら繋いでスイッチON
NFOを買って起動する。
設定画面に行く
プレイヤーネーム…?
クウガ?いや…ソーダでいいか
職業?
剣士だろ!出来たら二刀流しよ。目指せキ○ト!
見た目…
なんかキ○トみたいになった…まぁいいか。背中に剣をさしておこう。
待ち合わせ場所は…ここか
Limeのグループに招待してもらってそこで通話しながらしている
「あ!いたよりんりん!」
「あこちゃん…あ!ソーダ…さん?」
「俺だよ?八意だよ?」
「あ!想くん!」
見た目でわかるな…
燐子さんは…ウィザード、魔法使いみたいなものか…強そう
あこは…ネクロマンサー死霊術師か…強そう
紗夜は…ロイヤルナイト?強くね?
「紗夜さんガチ勢か…」
「いつの間にか私も…」
照れくさそうに笑ってる紗夜さん
「まぁいいや、」
「背中…大丈夫ですか?」
紗夜さんから心配そうな声で聞かれる
「少しヒリヒリするけど大丈夫だ。それよりほら、せっかくだし色々教えてもらお」
「確かに、剣士は私たちのチームには居ないので、八意さんには強くなってもらわないとですね」
「リサ姉にも友希那さんにも言っておこー!」
「え?まさかあの二人も?」
はぇ〜…あの友希那さんが…
本当に、見かけによらないなと思ったのである
次は主人公がNFOでわちゃわちゃするお話(かもしれない)