嫌です早く終わらせて遊びたいんです。
「どうぞ…」
俺は5人組を家に招きいれた。
「おっじゃましま〜す!」
「おじゃまします」
「お…おじゃまします」
「お邪魔するわ」
「おじゃまします!」
「リサとあこはテンション高いな…」
「え〜!想くんが低すぎるんだよ!」
「そうだよ!想兄が低いんだよ」
「誰が兄貴だその呼び方やめろ…」
俺は今、両手に大量の荷物を抱えている。スーパーで買った様々な食材が入っている。悲しいかな晩飯まで作って家で食べるんだそうだ。皆母親や父親には勉強会と説明してるらしい。
「はぁ〜!」
キッチンに荷物を運び置く。
「ありがと〜!冷蔵庫に入れとくね〜」
「うわっ!何も無い!」
「あのなあこ、もうちょいオブラートに包め」
「PC…あ、NFOだ…」
「燐子…ゲーム好きだな」
キッチンではリサと紗夜がガヤガヤしている。何かを作り始めるらしい。2人とも鞄からエプロンを取りだし作業スタートした。
「わぁ〜!お金持ちみたいなマンションだね!」
「そうだなぁ…お金持ちのマンションだもんな…」
ベランダも少しでかい。そういえば友希那はどこへ?
振り向くと…友希那さんがねこをじーっと…見つめていた。
「触ります…?」
「っ!…少しいいかしら…?」
俺はタマを持ち上げ友希那さんに渡す。
「はぅ…」
はぅ…?なんか友希那さんらしくないなぁ…もしかして…ねこ好き?
”狂い咲く紫炎の薔薇”なんて呼ばれてる人が?普段めちゃくちゃクールだよね?
俺は友希那さんとは何回か話したことあるがはぅ…なんて言うようなキャラじゃないぞ…Afterglowのボーカルの人とも多分よく喧嘩?してるし…ライブも見たけどめちゃくちゃ凄かったよ?
そんな人達が俺の家来て色々してるって…ファンが見たら殺される…
「ねぇ…想兄…これ…拳銃だよね?」
部屋をなんか散策してたあこが震えながら俺に拳銃を渡す。
「黒服の人に貰った。」
物騒な会話内容、そんな横でノートを広げ、勉強してる人が1人。
「燐子…お前真面目かよ…人の家に来たんだからせっかくだし話そーぜ…」
「いえ…そうゆう訳にはいきません…!もう少しで期末テストです…!生徒会長として頑張らないと…!」
随分やる気な燐子さん。
そういえば…テストの点数で生徒会長とか変わるんだっけ?ここは
「あ…」
「どうしたん…ですか?」
「テス勉何もしてねぇや」
多分今のままじゃ全部赤点。だって勉強する暇ないからね仕方ないね!
台所から戻ってきた紗夜とリサが並んでソファーに座る。リサが察してくれたのだろう。
「まぁ〜…ここに来てから多忙だしね…!」
紗夜も
「そうですね…ですが多少は頑張ってください」
後半なぐさめでも無かったよね?
「そういえば友希那!」
「…!どうしたのリサ」
「勉強やってる?」
ねこを撫でていた手が止まる。
「…え、えぇ…もちろんしているわ…」
「嘘だね…よし!そこ座って!勉強しよう!」
「私は…」
「やろう!」
「…分かったわ…」
「八意さんはねこを飼っていたのですね」
紗夜がねこを撫でながら言う。
「ほんとだー!可愛い!」
リサも猫に近づく
「今気づいたの?」
「アタシ達キッチンにいたから分からなかったよ?」
「そうか…」
そこでふと。思い出したから口に出す。
「なぁ、紗夜。お前日菜と双子だよな?」
部屋の空気が少し変わった。
「ええ…そうですが…?」
「いや、それだけだ。あんま仲良く無さそうに見えたからな。」
「…!」
明らかに動揺している。
「なんか、ごめんな」
「いえ、少しだけ話をしていいですか?」
「ああ、みんなに聞かれるとまずいだろ。ベランダ来い。」
2人でベランダに行く。紗夜から話を聞く。
つまるところ紗夜は日菜に対し強烈な
コンプレックスを抱いているのだ。どれだけ努力してもすぐに追いつかれ追い越され、ギターでさえも勉学でも勝てなかった。
確かに日菜は天才だ、天災でもあるがな。勉学も凄いしギターも運動神経も、しかも妹、そりゃあ高校生だし色々とあるわな、
「なぁ紗夜、お前は日菜の事をどう思ってるんだ?」
「…それは…」
「はっきりしろ、嫌いなのか、好きなのか」
「…今は…まだ分かりません。」
「…そうか、なんかすまなかったな」
「いえ、話したのは私です。」
とりあえず話を切り上げみんなの元へ、あこがテレビをつける。ニュースだった、
【速報】未確認生命体第22号現る
と書かれていた。キャスターが告げる。
「ただいま警視庁が未確認生命体第22号と名付けた未確認は次々とトラックや車などを粉砕し運転手を殺すなどとしており」
「粉砕!?」
あこが叫ぶ。
「警察は未確認生命体第4号と連携を取りたいと告げていますが第4号の所在は未だわかっていません。」
「あー…」
リサが俺の方を見ながら言う。俺は警察とつるむ気などさらさらない。今のところだが
「物騒だわね」
「友希那さん…怖くないんですか?」
「要するに車に乗らなければいい話よ」
「友希那さんさすが…!」
友希那さんのメンタルは強い…のか?と思いながら机に鍵を置いてヘルメットを持つ
「どこに行くのですか?」
紗夜が尋ねる
「ニュース見たら分かるだろ、ちょっと行ってくる。多分夕方までには帰るから待っててくれ。出かけるなら鍵置いてあるから鍵して行けよ」
誰も、止めるものはいなかった。その代わり
「行ってらっしゃい、死なないでよ?」
とリサが言ってくれた。俺は親指を立て
「任せとけ」
と答えた。
バイクに跨り走り出す。
『八意様、聞こえますでしょうか?』
「ああ、このバイクやっぱすげぇな。無線できるんか」
『ええ、それより22号は只今商店街で暴れております。』
「商店街…!まずいぞ…山吹ベーカリーが…」
『…。』
黒服から伝わる指示に従いながら走らせる。そして商店街に着いた。
「あれか…!」
トラックが暴走している。珈琲店やベーカリーから少し離れていたが粉砕すれば危ない位置にいる。そのトラックにしがみついてるアホが1人。言わずともわかるのでそいつ目掛けバイクの前輪をぶつけてやった。相手はトラックから叩き落とされ地面を転がり、起き上がる。
「バンザゴラゲパ!?」
と耳が潰れるくらいの音量で叫ぶ相手に俺は
「うるせぇ!何言ってんのかわかんねぇよ!」
と叫び返した。それを近くの珈琲店から見る影が5つ
「ねぇ蘭ちゃん…あの人って…」
つぐみが皆を見ながら言う
「あの人だよな?」
「だね…」
「あの人バイク乗れる歳なの?」
「乗せてほしいですなー」
その姿に気付かずベルトを出し
「変身!」
「「変身…?」」
俺は赤のクウガに姿を変えた、
「クウガ!」
「だからうっさい…!機嫌の悪い子供か!」
「「えぇ…!?」」
「しーっ、バレるでしょ…!」
蘭が落ち着かせ、
「私たち見たら行けないもの見たのかな…」
とげんなりするひまりだった。
相手はプロレスラーみたいな見た目の成人からサイのような鋭い角をもった化け物へと変わった
「ゴラゲゾボソグボパボン!ズ・ザイン・ダ!」
「うっせぇよ!」
俺はそう言い、構えた。
グロンギはグロンギ語のまま?それとも日本語にする?
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する!
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しない!