シリアス展開に憧れたワイ
「うわぁぁぁ!」
俺は持ち上げられ投げ飛ばされて壁にぶつかる。ぶつかった箇所が少し凹むのを背中に感じ地面に落ちる。
「ぐっ…!」
やつは考える知能がないように見える。だが戦闘能力は馬鹿みたいだ。攻撃一つ一つが単調だ。だが足が早く、威力が桁違いすぎる。
「どうした!クウガ!お前はその程度か!」
俺は立ち上がる。構える前にいつの間にか前にいた相手にタックルされまた吹き飛ぶ。
「ぐぉあああ!」
転がる。三半規管が刺激されマスク越しに吐瀉物を巻き散らかす。
「げほっ…!」
視界に捉えたのは珈琲店の看板とその店の奥にいた5人組だ。皆それぞれの表情をしているが大体が恐怖だ。だが今の俺には余裕が無い。立ち上がり構える。
「うぉぉぉぉあああああ!」
と叫びながら突進してくる相手を見て避けようとするが…
(後ろには彼女達がいる…!避ける訳には…)
避ける訳には行かず。だがしかし…
「ふっ…!」
俺はベルトに手を当てる。真ん中の霊石が紫色に光る
「超変身!」
足から紫へと変わり俺は赤のクウガから紫のクウガへと姿を変えた。
そしてやつのタックルを受ける。
「ぐっ…!ぐぅぅぅ…!」
タックルは受け止めたが足が後ろに下がっていく。奴はこのままゴリ押しする気でいるようだ。
「おおおぉぉぉ!」
何とか踏みとどまる。そして相手の頭目掛け肘打ちを右と左で決める。相手が少し怯む。俺はそのまま頭を持ち、顔に膝打ちを決める。後ろへ下がった奴に顔面パンチを食らわせ後ろにノックバックさせる。相変わらず他人を殴るのは気持ち悪い…俺は殴った方の拳の震えを何とかして止める。相手は起きがり
「やるな、クウガ」
と言った。
なんなのだこいつは…今まで戦った奴らとは何かが違う…そんな考えに頭を回してしまい…
それが隙となった。
「っ!?」
いつの間にか前まで突っ込んできた相手に顔面を殴られ地面に転ぶ。追い打ちをかけるべく俺に跨り…
「超変身!」
俺は紫のクウガから赤のクウガに姿を変え、足に精神を集中させ腹にキックを決め込んだ。相手は綺麗に吹っ飛ぶ。起き上がり足を見ると煙が出ていた。
「よし…!」
相手が起き上がる。腹には紋章が着いていたが…
「はぁっ!」
その紋章が消えた。
「!?」
相手は鼻で笑い
「そんな蹴り俺には通用しない!」
そういうや否や俺は怒涛のラッシュを決められた。殴られタックルされ蹴られ、そして持ち上げられる、上に投げ飛ばされ…
「トドメだ!死ね!クウガ!」
「うわぁぁ!」
俺の腹に頭の角が突き刺さろうとした時、俺は何とか動いた。角を両手で掴み右に体重をかけて背負い投げ。俺は地面に背中をうちつける
「っ…!いってぇ!」
だがすぐさま立ち上がり空いてを見る。ちょうどおなじタイミングで立ち上がった相手が動こうとした時、
「っ!?」
不意に相手の右側の胸が抉られていた。
俺と相手は何者かが着地した方を見る。そこには…まるでピラニアのような見た目をしたやつが鋭い刃物が着いた腕を振り上げていた。相手はその腕を受け流し掴む
「ビラン…!」
「お前…!ルールを破ったな!」
「ルール?知るか!そんなもの!」
俺は交戦する2人を見ながら考えた。
(ルール…?一体あいつらは何を考えて…)
俺も構えて2人めがけ走り出す。ピラニアみたいなやつ目掛けて殴ろうとしたが交わされた。その時、左肩に激痛が走る。
(肩が…切り裂かれてる…!)
左肩の鎧が切り裂かれていた。そんな俺を見下しながら
「今、お前に用は無い!ザイン!こっちに来い!」
「いいじゃねぇか!」
2人は素早いスピードでどこかへ行ってしまった
「まて…!」
俺は走り出そうとしたが視界が反転する。倒れて仰向けになる。辛うじて腕を見たら…白だった。
(また…白か…ダメだ…意識が…)
「ちょ…つぐ…!」
「あんなの見てほっとけないって!みんなも手伝って!」
「つぐるね〜」
「おうよ!」
「し、仕方ないなぁ…ほら、蘭も!」
(誰だ…?)
俺は意識を手放した。
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(作者)また八意てめぇ気失ったな
(八意)いやあんたが作者してるんだからあんたがどうにかしろよ
(作者)物語の結末は…俺が決める!
(八意)(なんだコイツ…)
今回少なめで申し訳ないです!