笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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( ◜௰◝ )

しばらくスマホ使えません!ごめんなさい!


page41 馬の鎧

「これはひどい…ぺっちゃんこだな…」

 

一条悠介が3人の遺体を見て顔をしかめる。

 

「今日だけで3件、昨日で2件…未確認生命体の仕業ですね。目撃情報もでてますし」

 

「24号…か…」

 

「肝心の4号も身元がわからないし…でも我々を守ってくれてるし…」

 

そんな中一条悠介は

 

(また、八意想を頼ってしまうな…)

 

 

と考えていた

 

_________________________

 

 

『本日、警視庁は未確認生命体第24号を公表しました。』

 

パンとコーヒー片手に朝のニュースを眺めているとこのような項目が出てきた。

 

『被害は昨日と今日で5件。その殺人方法は極めて残虐であり…ナンバーなどは分かっていません。ですがトラックを目撃した際にはすぐその場を離れてください。決して囲まれているところには行かないでください』

 

 

テレビを消す。

 

「またか…それにしてもトラックの運転手はたまったもんじゃないな…」

 

 

 

と俺は呟きながらタマを撫でてやる「ゴロゴロ…」と喉を鳴らすタマ…相変わらず可愛いなぁ…

 

「そう言えば今日は確か…」

 

_________( ◜௰◝ )_____________

 

 

 

〜1日前〜

 

『想く〜ん!』

 

「なんだよ日菜、突然電話なんかかけてきやがって…」

 

『えーとね!明日パスパレの事務所来て!』

 

「え?あ?ちょおい…」

 

プツンと切れる電話

 

「あいつ…次会ったら頭ぐりぐりだな…」

 

 

____________٩( ᐛ )و__________

 

 

「なんてことあったな…やれやれ時間は…」

 

時計を見ると…まだ余裕にあった。

 

「はぁ…とりあえず準備すっか…ガソリンも入れときたいし…」

 

俺はクローゼットから私服(半袖と長ズボン)を取りだし着替える。ポーチを肩にかけて…

 

「ハンカチと…」

 

財布を入れる

 

「行ってくるな。タマ」

 

と言い扉を開けて鍵をかけた。

 

〜ガソリンスタンド〜

 

「〜♪」

 

鼻歌を歌いながらガソリンを入れていく。横に車が止まる

 

(覆面パトカー…初めて見たな)

 

中から降りてきたのは…

 

「一条さん…!?」

 

「八意想!?奇遇だな、ガソリンか?」

 

「ああ、はい。一条さんも?」

 

「そうだな。ニュース見てるか?未確認生命体関連だ」

 

「はい…残酷すぎる殺人方法です…」

 

自然とグリップを握る力が強くなる。俺は話を変えようと…

 

「一条さんはこれから仕事ですか?」

 

「現場の調査だ。君は?」

 

「俺は…まぁ無茶ぶりですよ」

 

少し笑いながら答える。一条さんも少し笑い

 

「君も大変だな…ところで…ガソリン注入終わってるぞ」

 

俺は一条さんに言われメーターを見る

 

「あ、ほんとだ。よいしょ…慣れねぇな…」

 

チューブを外し元の場所に戻す。一条さんも終わったらしく同じ行動をした…そして2人はガソリンスタンドを出たのであった

 

 

「…で、どうして一条さんは俺の前にいるんですか?」

 

バイクの無線を俺の前にいる覆面パトカーに繋げ会話をする

 

「たまたま方向が一緒なだけだろ。てかどうやって繋いだんだ?無線を」

 

「ギュインってやったら繋がりました!」

 

「…そうか」

 

その時、無線通信から女の人の声が聞こえた

 

『未確認生命体第24号を発見。犯行に使われたトラックのナンバーは花咲川1103685』

 

一条さんは覆面パトカーのサイレンを鳴らす。そして…

 

「だそうだ。行けるか?」

 

「もちろんです」

 

俺はバイクのモーフィング機能を使いバイクの色を変える。そして一条さんのパトカーを追い越す時には赤のクウガになっていた。そのままバイクの速度を上げていく。

道路は片方4車線、しかもそれなりに渋滞している中を追い越していく

 

「お母さん!あれって…」

 

「4号ね…初めて見たわ」

 

「なぁ…あれって…」

 

など皆それぞれ声を出す。俺は気にせずに道路を右に曲がり進む。さっきよりかは車が少ないので通りやすいが歩いてる人が多い。しかも子連れが特に、俺はその中を走り抜けるので注目の的だった。

 

〜パスパレ事務所〜

 

「想くん遅いね〜」

 

日菜が退屈そうに窓を見る

 

「やっぱり急は厳しいんじゃないですか…?日菜さん?」

 

日菜が窓際から目を離さなくなり麻弥が声をかける

 

「麻弥ちゃん、あれって」

 

他のメンバーも釣られて日菜の指さす方向を見る

 

「あっ!あれって…」

 

バイクに乗りクウガに変身していた彼が前を走っていったのだ

 

「なんかあったのかな〜」

 

「うわ…ネットもすごい…!」

 

彩が『未確認生命体4号を拝む会』とかいう謎すぎるサイトを見ながら言う。

 

「ねぇ…なんか飛んでない?」

 

千聖が空を指さす

 

「見えないな〜っていた!」

 

日菜が椅子から立ち上がり指をさす

 

クワガタみたいな形をした機械が空を飛びながら彼を追いかけて行った。

 

「なんでしょうか…あれは?」

 

イヴが首を傾げる。

 

何かが起ころうとしているのは5人とも気づいていた

 

_________________________

 

 

 

「…っ!あれは!」

 

反対車線にトラックが走り抜ける。速度が異様に速いが何とかナンバーを捕える

 

「花咲川1103685…あれで間違いない…!」

 

俺は急ブレーキを掛けながらドリフトし反対車線に乗り込むという荒業をして相手を追いかけた。相手も俺のことが分かったのか速度を上げる。その時俺の頭上を機械が反対に飛んで行った

 

「なんだ…!?」

 

機械は1度通り過ぎたと思いきや回転してこっちに突っ込んできた。俺の真上まで飛んできて…半分に分裂したのだ。

 

「ギャアアアア!?」

 

その機械はバイクに合体し、なんか見た目がすごいバイクになった

 

「速度がさっきより上がってる…」

 

俺はとりあえず機械を信じて右のレバーを捻ったのであった

 

「夢でみた馬の鎧って…これか!バイクだけど」

 

「」

 

 

〜パスパレ事務所〜

 

 

「あら、また通ったわね」

 

「さっきより派手になってません…?」

 

「何あれカッコイイ!!」

 

「どういう仕組みなんでしょうか…フヘヘ…」

 

パスパレの質問責めに会う…そんなことを知るよしもなかった

 

 

__________( ´•౪•`)___________

 

 

俺はトラックを追いかけるがなかなか差は変わらなかった、むしろこんなもんが着いたせいでまがりにくくなってるし…そして周りがいつの間にか工場地帯になってたことにも驚くが…さらに驚くことがおこる、

 

「っ!?」

 

 

前を走っていた相手が突然急ブレーキを掛けて止まったのだ。そしてものすごい勢いで後ろに下がってくる

 

『バックします…バックします…』

 

このままじゃ衝突する…それを回避すべく俺は右にバイクのハンドルを倒し何とか回避する。

右には道があったがすぐに行き止まりになる。そこには火気厳禁やらなんやら書いてあった。何とかその看板にぶつからずに済んだことに安堵してバイクを走らせようとしたが…

 

「…?」

 

ハンドルをまわしてもビクともしなくなってしまった。

 

「なんでだ…!?おい…!」

 

車体を叩く。スイッチやボタンを弄りまくるがなにもおこらない。そんなことをしている間に

 

『バックします…バックします…』

 

とバックで道に入ってきた。

 

「おい!動け!」

 

まずい。このままじゃ圧死だ。ハンドルを捻る。スイッチを弄るボタンを押す、何も起こらない。

 

「超変身!」

 

俺は命を守るべく青のクウガになりバイクからジャンプしてトラックを躱す。

 

「…!」

 

トラックはそのままバイクを巻き込みながらバックし壁に追突。俺は避けたがバイクが挟まれてしまった。

 

そのタイミングで覆面パトカー。一条さんが来て止まる。

 

「バイクが…」

 

 

相手は今度はアクセルを全開にし俺目掛け走ってくる。

 

「ふっ…!」

 

俺は構える…走ってくるトラックの上を飛び…

 

トラックが止まり中から人が出てくる。ドアを閉め辺りを歩きながら見渡し…

 

「どこに行った!クウガ!」

 

と叫んでいる。俺はトラックの上から飛び降り相手に手刀をする。相手は地面に倒れて俺の足にしがみついて人間から化け物に姿を変えた。俺はしがみついた相手に拳を打ち込もうとするが右手で受け止められる。

 

「俺の名前はメ・ギャリド・ギだ!」

 

そう言いながら俺の拳を払い除け、掴んだ右足を上に持ち上げ投げた。通常ならバランスを崩しコケるのだが…青のクウガの身軽さで空中回転しなから体制を立て直す。

 

 

「っ…!」

 

相手は両腕のカッターをクロスさせながら近づいてくる。

 

俺は後ろにあったコーンバーをとりロッドのように振り回す。コーンバーにモーフィング機能が働き青いロッドの武器に変わる。相手が走って突っ込んで来たので体制を低くし相手の足にロッドを置き、引っかかったタイミングで上にあげる。

 

「…っ!おりゃあ!」

 

相手は引っかかり上に持ち上げられ体制を崩しながらタンクがある場所に顔からつっこむ。タンクが崩れ近くにある物が潰れて火花を散らす。そしてタンクから煙らしきものが噴射され…

 

相手もろとも爆発した。一条さんが俺の横に立ち…

 

「倒した…とはいいにくいな…」

 

「はい…」

 

「油断は禁物…か」

 

「一応見に行ってみます」

 

「分かった。気をつけろよ」

 

「はい」

 

そう言いながら俺は爆発し炎上した場所に歩いて見に行く。

 

「どこにも…いない…逃げられるような場所もないか…」

 

炎上した場所から歩き一条さんの元へ戻る。

 

「いませんでしたし逃げられるような場所も多分無いです」

 

「そうか、でもよ…めちゃくちゃ燃えてるが大丈夫か?」

 

「消防車…ですね」

 

「「はぁ…」」

 

2人は揃ってため息をついた

 

_________________________

 

 

 

「はぁ…」

 

俺は無駄にでかくなったバイクを押しながら帰る。めちゃくちゃ目立つし最悪だ…しかも7月だし暑い

 

「ごめん…ちょっといいかな?君」

 

こうやって職質に会うのも3度目だ。毎回同じ質問をされテンプレのように答える

 

 

「やっとついた…」

 

約束の時間から1時間遅れたがようやく着いた。

 

「このバイク…どうすりゃいいんだ?」

 

とりあえず停めて…改めて大きさにビックリする。

 

「さっきはなんで動かなくなったんだ…?」

 

とりあえず触ってみると…背中の緑の部分が輝き…

 

「おわっあああああ!?おい!何してんだ止まれ!!」

 

突然周りにある自転車の金属部分やバイクの金属部分を吸収した。

 

「他のスタッフさんのバイクや自転車が…最悪だ…」

 

ひとしきり吸収し終わったバイクが上機嫌そうにアクセルを鳴らす

 

ブォォン!と。

 

 

俺は何も見なかったと言い聞かせ事務所に入った

 

その後、スタッフさん達が発狂したのは別のお話し

 

「多方事情は分かってるわ…」

 

「ありがとう…助かる千聖」

 

「日菜ちゃん特性ドリンクどうぞっ!」

 

「ありがとう…ってまず!?何入れたんだこれ!」

 

「なにそれひどい!」

 

「飲んでみろよ!」

 

「ごくごく…まずっ!なにこれまずい…」

 

「お前が作ったんだろ…!」

 

「あの〜八意さん。あの機械…調べさせてください…フヘヘ…」

 

「バラバラで戻ってきそうだからやめとく」

 

とまぁ忙しいわ忙しいわ…疲労が溜まる…

 

「みなさーん!レッスンの時間です」

 

「「はーい!」」

 

俺も確かパスパレのレッスン見れるんだっけか…部屋に入り見ていく

 

 

「おぉ…」

 

みんな大体上手い。歌唱力も演奏力もすごいが…

 

演奏が終わったパスパレに声をかける

 

「彩、少し緊張しすぎだ。途中声が上がってた。千聖の、大体が出来てたが途中少しミスりかけてあせったな。イヴ、途中ミスったな?。日菜。お前にしては少しミスがあったぞ?麻弥、お前も少しミスがあった…ってお前らなんでそんな目で見るんだ?」

 

「すごい…なんで分かったの?」

 

「聴いてたらわかるだろ…?」

 

スタッフさんもみんなビックリしている

 

「え…?」

 

 

新たな才能が開花された気がした、

 

 




コーンバーとは…あのコーンにある黄色と黒が交互になってるやつです‪w
文字を小さくする方法…誰か教えてください…
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