「今何体目だ…!」
俺はトライチェイサーを走らせ次の敵の現場へ走っていた。目撃情報が約6体、俺が倒したのは3体、
「あと3体か…」
もうすっかり日が暮れた。ニュースでもこのことは大々的に放送され、市民に警戒を促している。そしてさりげなく4号大活躍とも書いてあった
「なんかこう…照れくさいな…!?」
そう呟いた時、後ろから何者かが飛んで来る音を聞いてハンドルを右にたおし何とか避ける。飛んできた奴の姿を見て…
「あのコウモリ…3号か…!」
初めて赤のクウガになった時、逃がした一体がコウモリ野郎だった。
「だとしてもタイミングが最悪すぎるだろ…!」
左右から飛んで来る相手を躱すため人気のない道路を右へ左へとハンドルを動かし躱す。何とかせねば俺はこのままどこかへぶつかる。死ぬことはないだろうが、バイクを壊したらさすがにあの黒服さんでもキレたくなるだろう。
「ちっ…おら!こっちこい!」
俺は信号を左に曲がり近くの工場に入りバイクを止める。そのあと、羽ばたく音と同時に奴が降りてきた。廃工場の潰れた車の上に乗り、口を開く
「久しぶりだな…クウガ」
俺は相手の言葉には答えずに構える。そして…
「はっ…!」
相手の足を掴むべく一気に跳躍し車の上にのり相手を蹴り飛ばし車から落とす。
「グッ…」
「はぁ…!」
地面に倒れた相手に上からジャンプしてパンチを叩き込む。
「フッ…!」
「っ…!」
横から蹴られ地面を転がる。その間に相手は立ち上がり俺の首を掴んで立たせる。俺も負けじと肩を掴み2人して左に走って…置いてある大量の缶に激突し互いに転がる。俺は先に立ち上がり相手を向こうへ投げ飛ばす。大量のスクラップに体を投げ飛ばされた相手は大きな音を立てて転がる。
「よし…!」
だが相手は腹を抱えて横に走り去ろうとした。俺も横に走り…太い柱をこえたとこで見失った。大方、空に飛んだかしたのだろうか?
(どこにいった…?)
走りながら辺りを見渡す。少し広い所で止まり辺りを一通り見渡しながら歩く。
「グガァァァ!」
「!?」
後ろの物置から飛び出し俺の後ろにしがみつく相手に一瞬驚くが、背負投げをして蹴り飛ばし距離をとる
「ふっ…!」
腰を落として両腕を広げる…その時、足に電流が流れた。あの時と同じ電流が
「…!?」
そしてそれに戸惑った時だった。何者かがバイクでこちらへ突っ込んできた。それは3号を轢いてそのまま俺を轢こうとこっちに近づいてきたが…
「…!」
間一髪で俺はジャンプして躱す。ギリギリ頭を掠めそうな高さだったが躱せた事に安堵する。
「お前は…いったい…?」
バイクに跨りながらこちらを見る人物。これといった特徴は無く、顔はヘルメットで隠されて見えない。エンジンを吹かしこちらを見つめ…
「またな、クウガ」
「…!」
そういうと俺が答えるより先に走り去っていった。
「そうだ3号は…!」
3号ももうどこにもいなかった。
「なんなんだ…アイツら…ってやばい!」
俺はバイクに跨りその場を走り去った。
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「最後の一体…!」
俺は相手に目掛けて剣を突き刺す。相手は最後、少しだけ跳ねながら…溶けていった
「はぁ…はぁ…これで全部…」
やっと終わったと思い、一気に力が抜ける。いつの間にか、白のクウガになった自分の姿を見る。
「八意!」
「一条さん?」
「よくやった、ありがとう。被害もあまりでていないから安心しろ」
「そうですかぁ〜…よかったぁ〜…」
膝から地面に倒れるのを我慢してとりあえず一条さんと話して俺もバイクに跨り弦巻家目指して帰る。
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ちゅんちゅんと、鳥の囀る声が聞こえ、目を覚ます。まだいくらか重い体と頭を働かせ周りを見て…
「おはようございます八意様」
「黒服さん…?あれっ?」
何故かベッドに寝転んでいる疑問に気づいたのか…
「はい、門でバイクと一緒に倒れてなさったので運ばせていただきました。」
「そうなんですか…すみません…」
「いえ、お気になさらず。」
折角黒服と話す機会があるので、俺は聞いてみることにした
「黒服さん…あなた達は…俺の敵、なんてことはないですよね?」
「…?」
「電気ショックに何か細工してないか…ですよ」
「いえ、何もしておりませんが…何かあったのですか?」
「いや…実は…」
俺は経緯を説明した
「なるほど…心当たりはございません。お役に立てなくて申し訳ございません」
「いや、別に何もしてないなら大丈夫です…」
黒服は敵では無いというのがわかり安堵する俺であった。
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「なぁ、お前が探してたのはアイツの事だろ?」
「あぁ、ご招待ご苦労さま」
「そうか、なら俺はこれで」
その人物は舌なめずりをして
「まってろよ…想…今叩きのめしてやるからなぁ、お前の大切な物を全部…目の前でひねり潰してやる」
また新たなオリキャラ登場…
次回はガルパ要素いっぱいで頑張ります