笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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アニソン選挙面白かったですねー!


そして12000人越え…!ありがとうございます!


page48 遊戯

「ショッピングモールに映画を見に行く?」

 

俺は通話越しに尋ねる。相手は

 

「そうそう!2人で見に行こっ☆」

 

「こんな暑い時に…?」

 

「うんうん!」

 

相変わらず、テンションが高いこった。リサさんは

 

「いいですけど…何見るんです?」

 

「最近話題の恋愛映画!ひとりじゃちょっと寂しいし…ついてきて!」

 

「…わかりましたよ。」

 

俺は通話を切り、立ち上がる。

 

「ゴロゴロ…」

 

「タマ…久しぶりだな。元気にしてたか?」

 

黒服さんに預かってもらっていたタマ。ちゃんと元気にしてたようで何よりだ。

 

「俺買い物行ってくるから…よしよしお前の好きな物も買ってやる」

 

そういうと納得したのか離れてくれた。

 

「いい子だ…じゃ、行ってくるな」

 

扉を開けてバイクを取りに行く。跨りエンジンを吹かし、いざ出発

 

_________________________

 

 

 

「これって…デート…!?」

 

あわわわ、となるリサ、自ら誘っておいてなんだが無茶苦茶緊張している。

 

「服何にしよう…!」

 

そういいながら服を選ぶリサであった

 

_________________________

 

 

俺がついて少ししてからリサさんがやってきた。

 

「おはよう、リサ」

 

「うんっ!おはよう!」

 

「やけにテンション高いな…そんなに楽しみなのか?」

 

「うん!そうだよ!」

 

「なぁリサ…気のせいかもしれないが少し近くないか?」

 

俺の右腕に手を回し抱きついている状態のリサに目をやると

 

「そ、そうかな…!」

 

「いやまぁ、リサがこれでいいなら別にいいが…」

 

「うん、じゃあもう少しだけ…」

 

「はいよ」

 

映画が始まるまであと1時間はある。その間、店を回ろうと言う話になり絶賛回っている。

 

「これ買おうよ!」

 

「ペアネックレス?」

 

リサが出してきたのはペアネックレスだ。リサはカーマイン、俺は赤、しかも薔薇の形をしている

 

「想くんって、あんな危ないことしてるでしょ?だから、お守り代わりみたいな!」

 

「なるほど…」

 

ちらっと値段に目をやる…

 

(両方一緒で1万か…よし)

 

「なぁリサ、そのネックレスかしてくれないか?」

 

「え?別にいいけど…」

 

俺はリサからネックレスを借りると即座にレジへ走った

 

「ちょっ…想くん!?って1万!?」

 

止めようと走ってくるがもう遅い。俺は先に会計を済ませていた。

 

「カード…便利だな」

 

「もー!先に値段言ってよー!」

 

店を出て、頬をふくらませるリサに近づく。

 

「え…ちょ…?」

 

あわあわと顔を赤くしてテンパるリサの首にネックレスを付ける

 

「よし、似合ってるな」

 

カーマインの色をした薔薇の形のネックレス。リサみたいだと思い苦笑する。自分も袋から取り出し首につける

 

「お揃いだな」

 

「うっ…うん!」

 

「なんだリサ、顔も真っ赤だし…大丈夫か?」

 

「いや全然!大丈夫だよ!」

 

「そうか、ならいいんだが…あ、映画始まるぞ」

 

「えっ!もうそんな時間!?早く行こ!」

 

「分かったから引っ張るな…」

 

俺たちはポップコーンとコーラを持ち、映画館に入った

 

 

〜その一方〜

 

「このショッピングモールには沢山の人間がいる、そいつらを殺せば、俺もゴの仲間入りだな。まずは頭の悪いあいつらを呼んでからにしよう。なんだ?警察だったか」

 

メ・ガルメ・レはショッピングモールをゲームの会場にするべく動き出していた。

 

_________________________

〜未確認対策本部〜

 

 

「ショッピングモールで殺害予告…!?」

 

一条悠介は、殺害予告を話を聞き戦慄する。

 

「31号の仕業か…」

 

「はい、ここ最近殺害予告をしてから殺すという手段が、駆けつけた警官も全て殺されています。こちらを」

 

見せられた映像は殺害現場のカメラだった

 

「相手はカメレオンか…?」

 

「そして5分たてばこうやって透明に」

 

「…厄介だな…」

 

頭を抱える一条悠介。

(また、彼をたよってしまうか…)

 

_________________________

 

 

(おいまてまてまて〜い!)

 

俺は今、映画を見ているのだが…

 

(もうこれあれだ!あれ!)

リサの方を見ればもう俺の手をギュッと握って顔を赤くし俯いていた。

 

俺もリサも知らなかった。この作品、まぁまぁ過激な性描写があることに

 

「あ、あの〜…リサさん?大丈夫?」

 

「えっ!?うん!大丈夫!」

 

(だめだ明らかに動揺してるな…)

 

その後はまぁ普通に結婚して終わるというハッピーエンドだった。

 

 

 

「あー…面白かったですね?」

 

「うん、そうだね…!」

 

さっきとは打って変わってしおらしくなったリサを連れ歩く。時刻は13時50分

「ちょっと、トイレ行ってくるね!」

 

「あ、俺も行こ」

 

とりあえず2人でトイレに行く。男性と女性で別れる。そして戻って来た時だった。向こう、玄関辺りで騒ぎが起こっていた。

 

「なんだろうね?」

 

「おい!あかねぇぞ!どうなってんだ!」

 

「「!?」」

 

「ちょっと…なにがあったんですか?」

 

俺は近くにいた店員に聞くと

 

「何故かショッピングモールの扉という扉が閉まったんです!」

 

「おい!八意!」

 

「あれ?一条さん!?なんでここに?」

 

俺の目の前にぜぇはぁと息を切らした一条さんがやってきた。俺は何事かと聞く。隣にいるリサは誰?みたいな顔をしているが視線で察してくれたらしい

 

「それが、14時にここでゲームという殺しを行うと警察に連絡があってな、馬鹿な警官に止められるかな?とも言われたらしい」

 

ちょうど、14時になる。周りにいた一条さんを含めた警官の顔が厳しくなり、拳銃を構える。他の人は何事かとどよめく

 

その時だった。リサの右隣にいた男性が見えざるなにかで2階に引き上げられたのだ。悲鳴をあげる暇もなくその男性は首が180度曲がって1階に落ちてきた。死んでるかなんて見ただけでわかる。

 

一気に場所がどよめく。悲鳴と怒声が入り乱れる場所に1つ、笑い声が響いた。皆、一気に静まる

 

「こんなに集まるとは、いい獲物達だ。ゲームに相応しい」

 

「ゲーム…?」

 

一条さんは周りを見渡しながら探る。俺もリサを自分後ろにやり、辺りを見渡す。

 

「ルールに従って、如何に人間を殺すか、最高のゲームだ」

 

「ふざけやがって…本当の目的はなんだ!」

 

俺は反射的に、そう答えてしまった。

 

「だから…ただのゲームだ」

 

呆れた声をしながら姿を現す。吹き抜けの2階の柵に、器用に立って腕を見せながら。その化け物は姿を表した

 

「獲物を追い、狩りをする。それ以外に意味は無い」

 

「ひどい…」

 

後ろにいるリサが震えながら声を出す

 

「そんな理由で人を殺すのか…ふざけたことを…!」

 

「ゲームを続けよう」

 

そういうと相手は消えてしまった。直後、警察がいた場所目掛けて発砲をしていた。だがそこに奴はいない。

 

次の瞬間、また1人さっきと同じ方法で殺された。一気に場所がざわつく。俺はどうすればいいかと考えていた時、玄関の扉にパトカーが1台突っ込んできた。ガラスは割れる音が響く

 

「おぅ…ワイルド…」

 

そんな事お構い無しに扉を開けアタッシュケースを手に持った人物が一条さんに近寄ってなんやら話をしている。

そのアタッシュケースの中身をチラ見すると…

 

「おぅ…」

 

中にはグレネードのような形をした投擲物が6個あった。

 

(まさか吹き飛ばすとかいわんよな?)

 

不安になりながら見守る俺をよそに2人はピンを抜き、奴が居そうな場所に手当たり次第に投げつけた。

 

「おわっ!」 「きゃ…!」

 

それは爆発……ではなく目が潰れるほどのフラッシュをたき終わる

 

(閃光弾…!)

やがて光が無くなり…奴は1階の俺達の後ろにいた。すかさず警官が発砲するが、相手には通用せずに……

 

「…!」

 

相手は通路をとんでもない速度で走り出した

 

「追え!逃がすな!」

 

すかさず警官が後を追う。俺もそれに続こうと…

 

「想くん!」

 

リサが呼び止める。

 

「頑張って…!」

 

俺は親指を立ててそれに応え走り出した。

 

「一条さん!奴は!?」

 

「こっちだ!なら…こっちから行けば先回りできる…!

 

「俺行きます!」

 

そう言い走り出す。通路を右に走り左に曲がって…

 

「なんだお前は」

 

奴とちょうどで鉢合わせた。

 

(毎日無駄に走ってただけあってあんま疲れてないな)

 

そう考えながら俺はベルトを出し

 

「変身!」

 

赤のクウガへと姿を変えた

 

「クウガ…!」

 

そう言う相手の言い方は、喜んでいるようにも見えた。俺は無言で構える。相手は右に走り出しそれについて行く。お互い扉を突き破り外に出る。

 

「お前を殺す俺の名は、メ・ガルメ・レだ。」

 

「…っ!」

 

相手が舌を伸ばして攻撃してくる。俺はそれを何とか転がりながら避け相手との距離を縮めて腹にパンチを繰り出す。相手の腕を受け止め掴み、上から肘打ちを叩き込んで後ろに周り相手の首に腕を回し締め付ける。

 

そこに、拳銃を持った一条さんが走ってきた。腕時計を確認して、俺に言ってくる。

 

「八意!もうすぐ消えるぞ!」

 

「えっ…消えるって…!?」

 

俺は消えられたら厄介だと思い、俺の腕を振り切り前を向いた相手の腹と顔に拳を打ち込む、それに加えて4連続のパンチを繰り出し足を上げて相手を蹴り飛ばす、相手は後ろに吹っ飛び地面に顔から激突する。

 

「ふっ…」

 

俺はキックの構えを取る。立ち上がった相手は消えた

 

「!?」

 

俺はキックの構えをやめて…一条さんに近寄る。まだあいつを倒せるチャンスはある。

 

「一条さん、拳銃貸してくれませんか?」

 

一条さんは俺を信じてくれたのか拳銃を貸してくれた。俺は頷いて少し離れて…

 

「超変身!」

 

赤のクウガから緑のクウガへ姿を変えた。それと同時に、空からクワガタの機械がやっときた

 

『お待たせしました』

 

「いや全然待ってない。むしろジャスト」

 

俺は苦笑しながら答え、拳銃に意識を向けた。モーフィングが働き拳銃はボウガンへと変わった。

 

「おぉ…」

 

後ろで感嘆する一条さんを無視し俺はボウガンを引き絞りゴウラムの足に手をかける。たちまち景色は上へとあがり…空へとあがりとまる。

 

街の様々な声が耳に入る。都会の喧騒。バンドの音。車が走り電車がはしり、誰かが走り…

 

「そこか…!」

 

俺は奴の姿を捕えそこに狙いを定める。

 

 

 

ボウガンを持つ腕に電流が走る。

 

 

 

 

俺は相手目掛けてボウガンが撃つ。それは見事に奴に当たり……爆発した。その瞬間を、一条は見たのだった。上をむくと…そこには彼がいた

 

 

俺は爆発したのを確認すると、赤のクウガへと姿を変えた。

 

その腕にはまだ電流の余韻が流れている。

 

_________________________

 

 

「一条さん、これ、ありがとうございます」

 

「ああ、今回もありがとう」

 

俺は一条さんに拳銃を返し頷く。

 

「想くーん!」

 

「リサ…」

 

「撃つ瞬間見たよ!すごくかっこよかった!ほら!」

 

「なんで動画撮ってるんですか…?」

 

「いいじゃーん!」

 

「はぁ…」

 

「お熱いな」

 

「一条さんまで…?」

 

_________________________

 

 

〜次の日〜

 

いつものように、circleで練習をしているRoseliaの休憩時間

 

「リサ姉そのネックレス似合ってる!」

 

「似合う?ありがとう!」

 

あこに続きその他の人も気づく

 

「そうだ皆!コレ見て!」

 

「今井さん?どうしたんですか?」

 

紗夜も友希那も燐子もあこもスマホを覗き込んで再生された動画を見る。

 

「すごい!カッコイイ!」

 

「これは…すごいですね…」

 

「かっこよかったね…あこちゃん」

 

「百発百中かしら?」

 

「リサ姉!RoseliaのLimeグループにその動画ちょーだい!」

 

「いいよ!」

 

_________________________

 

〜その一方〜

 

「へくしっ!」

 

「どうしたの?風邪?」

 

「あ、まりなさん。お疲れ様です。なんでしょうかね?どこもだるくはないですけど…」

 

「そうなの?気をつけてね」

 

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