1万6000ありがとうございます!!
ネタ切れがァ…来るぞ…
それでも頑張ります!
想「っ!」
ガメゴの低めの突進を跳び箱のように飛んで避ける。俺はその背中にパンチを入れるが…
想「硬ぇ…!」
振り向いた相手に殴り飛ばされ後ろに下がる。相手はいつの間にか鉄球を取り出し振り回す。俺は構えながら横に歩く。相手も鉄球を振り回しその場に佇む。
ガメゴ「っ!」
鉄球を俺に投げ飛ばす。俺はそれを転がりながら横に避ける。尋常ではないあの速度。この体勢で避けななければ今頃粉々だろう。
想「超変身!」
俺は赤のクウガから青のクウガに姿を変え、赤のクウガとは違う構えを取る。特訓というものをしたのだ、俺は近くに長きものが無いか探る。
想(ない…か)
ならば隙をついて赤のクウガになるのみ、そう考え、ジリジリと近づく。
ガメゴ「…!」
想「くっ…!」
ガメゴが鉄球を振り回す、右に、左に、俺はそれを後ろに回転しながら避ける。だがしばらくして背中が壁に当たる。相手が鉄球を飛ばす。
想「くおっ…!?」
俺は右に転がり避ける。後ろの壁が粉砕するのを視界の端でとらえた。一体本当にどんな威力をしてやがるんだか…
ガメゴ「!?」
想「はぁっ!」
俺はそのまま後ろに下がり、トライチェイサーの横にたどり着く、避けるくらいなら、ゴリ押せばいい。やれ、俺ならできる。紫のクウガ舐めんな!
想「超変身!」
トライアクセラーを引き抜き、紫のクウガへと姿を変える。トライアクセラーは紫の剣へと変わる。俺はそれを右手に持ちガメゴ目掛け歩き出す。1歩ずつ、確実に
ガメゴ「っ!」
相手がすぐさま鉄球を俺にぶつけてくる。
想「っ…!」
俺は鉄球をモロに食らうが、右足が半分後ろに下がるだけで済む。俺はまた、歩き始める。
ガメゴ「っ!」
想「ぐっ…」
2度目、俺はまた鉄球が紫の胸当てにヒットする。痛みが体を襲うが、何とか後ろに倒れかけた体を踏みとどまらせた。
だが、容赦のない3度目の攻撃が運悪く防御の薄いところに当たる
想「ぐぁ…」
そして4度目が頭に当たり…
5度目の攻撃で、俺は耐えれずに右膝を地面に着いてしまった。
想「ぐぅ…!」
俺はもう一度、震える体を無理やり立たせ、ガメゴに近づこうとするが…
6度目の攻撃は、胸当てに当たった。だが、俺はそれに耐えれず後ろに倒れてしまう
想「ぐぉ…!」
てから離れた紫の剣が、トライアクセラーに戻り、その辺に転がり落ちる
ガメゴ「フン…」
鉄球を何故か地面に捨て、指についてる指輪のようなものを外し…
想「!?」
それを鉄球に変え、振り回す。
想「ふぅ…!はぁ…!」
俺は地面に手を付き、立ち上がる。初めて紫のクウガが負けたことに対する恐怖を無理やり打消し心を奮い立たせ立ち上がる。
_____その時だった
俺のベルト、アークルに電流が流れる。
ガメゴ・想「「!?」」
俺は瞬時に理解し、トライアクセラーを拾い立ち上がる。アクセラーを振り、剣に変えると同時に、紫の金のクウガへと姿を変える。剣の先端にも装飾が施され、鎧もパワーアップする。
ガメゴ「!?」
俺はもう一度、剣を右手に持ち再びガメゴ目掛け歩き出す。
ガメゴ「っ!」
1度、2度、と俺に鉄球を投げるが、俺には通用しなかった。一気に歩き、間合いを詰める。
想「うぉぉぉああああ!」
ガメゴ「いいのか?」
想「!?」
俺は剣の間合いに入ったことを確認し、相手に剣を突き刺す、だが剣は、浅い所で止まった、満足なダメージすら入らず、紋章は出ない。だがそれよりも…
想「どうゆう事だ…!?」
ガメゴ「俺は爆発力が他の奴らとは違う、ここで倒せばどうなるか、お前ならわかるだろう?」
挑発するような口調で話すが、俺はその内容に戸惑った。今ここでもし倒せば…
周りにいる警官、建物を壊しかねない…そしてこの近くには、パスパレの事務所が…
ガメゴ「甘いな、クウガ!」
想「っ!?」
ガメゴが隙を着いたかのように俺に鉄球を投げる、紫の金のクウガならどうにかなるはずだが…
その時、アークルが金から紫へと点滅している。
想(時間切れ…!?)
想「うわぁぁ!」
紫のクウガになってしまった所に鉄球が胸当てにあたり、後ろに吹き飛ばされる。後ろに転がる途中、紫のクウガから白のクウガに姿が変わる。
ガメゴは、俺に刺された浅い腹の傷を抑えながら言う
ガメゴ「次は、他の色で来い」
そう言いながら俺と真逆の方向で歩いていく。
想「まて…!」
俺は立ち上がり、追いかけようとするが、立てない、胸あたりがすさまじく痛い。骨がイカれたのだろうか?
一条「八意!?しっかしろ!大丈夫か!?」
額から血を流した一条さんが、駆け寄ってきた
想「一条さん…いたんだ…」
一条「おい!しっかしろ!おい!」
俺は妙な安心感と共に、意識を失った。
月が、俺たちを見ていた
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〜次の日〜
『第39号は…』
朝からそんなニュースが流れるのをつぐみはパンを片手に見ていた。昨日、彼が出ていったのだが、このようにニュースがやっているということは倒せてなかったのだろう。
つぐみ「…」
妙に落ち着かない。でも…倒せてなかったと言うことは彼は一体どうなったのだろうか
つぐみ(想くん…!)
ご飯を食べ終わり、自室に戻ったつぐみは電話を掛けてみるが、誰も出なかった。
つぐみ「大丈夫なのかな…」
つぐみはスマホを握った。
〜病院〜
想「………ん?」
俺はベッドから起き上がる。少し頭が痛い…確か気を失って…
想「…っ!?」
胸あたりがとてつもなく痛い。その痛さに歯を食いしばる。骨が折れている、再生まで時間がかかりそうだ
想(最初は信じられない事だらけだったのに今じゃ普通に再生だなんて言ってる…)
やはり人間じゃなくなってる。金の力を解放してからは更に色々身体的に強化されている。筋力だってそうだ、
想(人間じゃなくなって…化け物と同じ存在になったら、どうやって生きてくかなぁ…)
アイツらには迷惑は掛けたくない、かけさせたくはない。
想「世界を旅する…いいかもしれないな…」
俺がそう呟くと同時に、部屋の扉が開く。部屋に入ってきたのは、黒服さん達だった
想「毎回、ありがとうございます」
俺は頭を下げる。黒服さん達は「いえ」の一言で済ませた。
黒服「今回の敵も厄介そうですか?」
想「はい…とてつもなく、奴は言ってました、爆発力は凄まじいと…」
黒服「なるべく人がいない所で倒したい…と?」
想「出来ればそうしたいです。頼めますか?」
一条「八意、俺達も手を貸そうか?」
奥からもう1人、人が出てきた。それは額に包帯を巻いた、一条悠介だった。
想「一条さん、無事だったんですね」
一条「ああ、今日にも退院出来る。それよりお前は大丈夫なのか?」
想「大丈夫ですよ」
俺は笑顔で答える、が実は嘘だ。今もズキズキと痛む、少しでも気を緩めたら痛みでどうにかなりそうだ。
一条「ならいいんだが、無理はするなよ?」
想「はい、分かりました」
そう言うと一条さんは頷いてどこかへ行ってしまった。その優しさに胸が痛む、
黒服「それよりも…八意様…金の力を」
想「使ってる…」
黒服が言いたげな顔をする。
想「俺、もしこれからアイツらと戦って、人間じゃなくなったら、世界をぶらり旅しようかなって考えてるんです」
黒服「「!?」」
黒服が驚いたような顔をする。珍しい、こんな表情するんだなと思う。
想「こうやって生きてるだけでも感謝ですから」
俺はベッドに寝転びながら呑気に言う。
想「でも…こころ、リサやつぐみ達には迷惑は掛けたくない…」
黒服「…」
想「大丈夫ですよ!大丈夫!こんなこと言ってるけど、俺人間辞める気ないんで!」
その場にいる黒服はわかった。自分達にこの人は止められない。覚悟が違いすぎる。
なら…精一杯自分たちでサポートしようと、そうあらたに決意する
黒服「私達が精一杯サポートさせていただきます」
黒服はそう言うと、どこかへ歩いていった。
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ガメゴ「今日はここか…」
ガメゴはルーレットで決めた場所に決めた人数を殺すため、マンションの屋上に立っていた。指10本に、鉄球にするための指輪をはめて、
それをひとつ取り出し、鉄球に変える。
それを振り回し、誰が死ぬかなど考えもせずに投げた
降り注ぐ鉄球に、逃げられるものはいなかった。車も、電柱も巻き込んで…
〜病院の一室〜
想「んなっ…」
テレビから入ってきた速報に俺は驚く。
想「20人…殺害…」
現場が映る。あっちこっちがボコボコに凹み、電柱や街灯がへし折れて散乱していた。俺は自然と布団を握りしめる。そして無理矢理立ち上がり…
想「ぐがっ…」
まだ完治していなかったせいか足が上がらず床に落ちた。
それと同時に、扉が開く。
リサ「ええっ…!?なにしてるの!?」
想「リサ…?」
リサは俺を見て、そしてテレビを見て察したようだ。
リサ「また無茶しようとしてたんだ〜?」
想「ぬぐっ…」
俺を起こしながら言う。女に起こされるとかなんか立場逆だなと思いつつベッドに座る。横の椅子の1つにリサが腰掛け色々な品を出す
想「どうやってここを知ったんだ…?」
リサ「黒服さんからだよ?」
なんか当たり前のように言いながらテキパキと作業している
想「えっ…あっ…そうなの?(思考停止)」
リサ「うんうん!はいこれ!食べれる?これアタシの好物!」
パックから取り出したものは酢の物だった。
想「ありがとう?」
俺は言い、酢の物を口に入れる
想「っ…!?」
リサ「どう?友希那と作ってみたんだけど…」
想(酸っぱ過ぎないか…?)
とりあえず酸っぱい。あの友希那がまさかの料理出来ない奴なのか…
リサ「アタシもたーべよっ…!?」
リサも口に入れた途端ぷるぷると震えている。無言が続くが、2人は目を合わせた。今なら意思疎通が出来そうだった
〜5分後〜
リサ「けっほけっほ…」
想「…」
リサが水を飲んで落ち着く。
リサ「友希那…切るのは上手くなってるけど…調理がまだまだだなぁ…」
想「はぁ…口が酸っぱい…」
リサ「それよりも!おねーさんから説教があります!」
気を取り直したリサが口調を改めて言う。俺はそれを黙って聞いた。
リサ「燐子から聞いたよ?何かあったらアタシ達を頼ってって言ってくれたんだって?なのになんで頼ってくれないの?」
想「お前たちを…巻き込みたくない…」
リサ「誰もそんなこと気にしないよ!」
強い口調で言うリサに、少しだけ驚く
リサ「アタシ達、戦えるわけじゃない…一条さんみたいに…だけども想くんの心の支えにはなれるよ?」
リサ「ちょっとは…頼ってよ…」
想「…」
脳裏に燐子と凛の言葉が蘇る。
燐子『私達を…頼って下さいね…?』
凛『何でも自分で抱え込むとこ!そこが君の悪いとこだよ!』
昔、色々あって溜まってて…それを見抜かれて俺しばかれたんだっけな…
想「リサ……うぉぉあああ!」
リサ「!?」
俺は半ばヤケクソで酢の物を全てかきこんだ。とてつもない酸っぱさが体を襲う。だがそれを、俺の何かを目覚めさしてるようにも思えた
リサ「いやっ…ええ!?」
横でリサが慌てる。そらそうだ、頭おかしいことしてるもん。俺は全て噛んで飲み込んだ、そして…
想「うぇぇぇぇあああああ!すっぱああああああ!?」
リサ「あーもう…そんな一気に食べるから……ぷっ…」
リサが耐えきれないように吹き出す。
想「ふっ…」
リサ・想「あはは!」
2人して泣きながら笑う。はたから見たら変なやつらだが…
想「ひー…なんか吹っ切れた!ありがとうリサ!」
リサ「よかった役に立てた!」
想「ありがとうな!」
俺はしばらくして、今回の未確認について、ポツポツと話し出した
ガメゴの爆発力は凄まじいですよ。うん
ガメゴを倒したら二学期が始まりますね…