笑顔をつくる物語   作:エヌラス

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こうやって書いてるとネタが次々と浮かび上がっていく不思議、でも今回は俺自身詰め込みすぎたって反省してます…

許してください何でもしますから!(なんでもするとは言ってない)

修学旅行も体育大会も文化祭も終わった!

後は受験!貴様だけだァァァァ!


お気に入り60ありがとうございます!!

本編どうぞ( *・ω・)ノ


page65 決着 本当の自分と新たな友達

想「くおっ…!」

 

木刀が頬を掠め、そこからうっすらと血が流れる。そこに追撃でみぞおちに木刀が入る。

 

想「ぐほっ!」

 

口から血を流しながら後ろに転がる。俺が転がった場所には血が着いていた。

 

小川「守ってばっかりじゃ何も出来ないよ…!」

 

相手の蹴りを胸部に受け、壁に背中から激突する。

 

想「…っ!」

 

身体の骨が何本か砕ける感触を味わう。とてつもない量の血を口から吐き出す。

 

想「お前…人間かよ…」

 

小川「昔からクソみたいに殺しの技術は教わってきた…クソジジイがボクに殺しをさせるためにね…」

 

想「それは…」

 

小川「1回家出したことがあるんだ…あまりに嫌すぎて…その時に当時ボクの友達が人質に取られた…戻ってこい、さもなくば殺すと…」

 

小川が木刀を握りしめた。

 

小川「戻ったさ…でも殺したんだ…目の前で…その日から思った。男はみんな善人ぶったクソ野郎どもだって!」

 

そうして放った一撃は俺の頭に当たった。俺の頭から血が流れ、顔を染める。

 

小川「今の…よけれたよね?」

 

想「ああ…よけれたな…」

 

小川「よける必要もないってこと…?」

 

想「いや…下を見ろ」

 

小川「…?」

 

八意に言われた通りに下を見ると…そこには2匹の虫が歩いていた。家族なのだろう

 

想「今俺が避けたらこいつらが死んでた。笑顔を守りたいって言ってる俺が虫殺しちゃったらあれだろ?ゴキブリは…投げ飛ばしたが…」

 

小川「…」

 

小川は思った、こいつ本当に心の底からバカだと、何一つ欲がない。人の…どんなけ小さな生き物の為にも死ぬかもしれない一撃を受け、守った。心の底から、こいつは良い奴だと…

 

小川(いや…虫を守っただけだ…男はクズなんだ…!)

 

小川は一瞬芽生えた人を信じようと思う気持ちを捨てる。自分にそんなものはいらないと…

 

想「お前はどうなんだ?」

 

小川「…?」

 

想「俺は笑顔を守る為戦ってる。でもお前はどうだ?」

 

小川「それは…」

 

その時、小川の額を凄まじい衝撃が襲った。ふらついて床に尻もちを着く。

 

紗夜・日菜・イヴ「!?」

 

小川「…っ!?」

 

八意が頭突きをしたのだ。

 

想「この弱虫が!なんのために強くなろうと思ってるんだ!?未確認を倒すためか!違うだろう!」

 

小川「違う!そんなことのために強くなろうとした訳じゃない!」

 

そこで初めて、俺は本当の小川を知るのだ。紗夜も、日菜も、イヴもしらない本当の小川が

 

小川「ボクは…私は…!友達の仇をとりたいんだ!あいつらに自分は強いんだって!昔とは違うって!」

 

子供みたいに泣きじゃくりながら言う小川の本当の気持ち。

 

小川「だけど…どこかでは怖かった…!産んでくれた人達を殺しちゃったらって思うと…!どうしようもなくて!…私は臆病者だよ!本当は…本当は…どうしようもない臆病者なんだ…」

 

とめどなく溢れ出す涙、小川自身、人前で泣くのは久しぶりなのだ。

 

想「…」

 

小川「!?」

 

俺は小川の頭を撫でながら言う。

 

想「よく言えた…でも臆病者なんかじゃない、ここにいるみんなはそう思ってるさ、泣いたからダサいとか…考えたらダメだ。一応お前だって年頃の女だ、こんなこと辞めて普通に女の子しろよ。きっと友達もそう願ってる…」

 

小川「…」

 

俺は、こんな女の子に今までこんな道を歩ませた奴に怒りが湧いてくる。

 

想「だからもう辞めさせろ…隠れてないで出てこい」

 

想以外「「!?」」

 

俺は体を反対に向ける。入口の方から誰かが入ってくる。大袈裟に手を叩きながら、だがその体に纏うオーラは俺の肌に鳥肌が立つくらいだった

 

???「流石はクウガだ…」

 

想「なんでそれを…」

 

俺は小川達より前に出ながら相手を見すえる。左側は黒く、右側は赤色、オッドアイなのだろうか…

 

???「君なら検討がつくだろう?」

 

想「チッ…」

 

十中八九、クソ親父のせいだろう。

 

???「確かに…ボクはそこにいる出来損ないの父…」

 

想「出来損ないだと…?」

 

怒りで拳が震える。きつく握りしめたせいか血が流れる

 

???「名前は…太郎にとでも名乗って…」

 

その時、俺の後ろにいる、小川の肩を組んだ日菜が

 

日菜「案外モブみたい!」

 

と言った。

 

紗夜「こら日菜…!」

 

???「…。」

 

想「…。」

 

痛いほどの沈黙が流れる。だが俺はその言葉のお陰でリラックス出来た。

 

???「ボクの名前は樒…小川樒だ」

 

想「樒…」

 

案外女っぽいなと思いながら前を見る。後ろにいる紗夜が小声で

 

紗夜「気をつけてください…樒と言う名前は、毒を持つ植物でもあります…」

 

と丁寧に忠告してくれた。それに俺はサムズアップで答える

 

樒「そいつの言う通りさ、ボクは毒武器を主に使う…この毒はとても効果が強いんだ…ちなみに使い方は…」

 

そう言いながら見せてきたのは注射器の様なものだ。

 

樒「例えばこんな風に…!」

 

そう言いながら針を発射した。狙いは俺ではなく後ろにいた紗夜だった

 

想「紗夜…!」

 

紗夜「きゃ…!?」

 

俺は咄嗟に背中で受け止めた。背中から毒が回る

 

想「っ!?」

 

刺された瞬間、俺は寒気を感じた。足に力が入らなくなり膝を着く

 

想「ゲボッ!オェ!」

 

次の瞬間、口から大量の血と吐瀉物を吐き散らかす。さっきの小川との戦いで体力を消耗してるせいか回復が遅い。毒の分解も重なってアマダムが追いつけていない…

 

小川「八意!?」

 

イヴ「想さん!!」

 

想「うぁ…あ…」

 

呂律が回らなくなる。樒はまた大袈裟に手を叩きながら言う。

 

樒「流石のクウガもこの毒は無理でしょ〜!だってこの毒はボツリヌス菌がつくる毒素などの細菌毒素だもの!」

 

日菜「!?」

 

小川「なんだよそれ…!」

 

紗夜「今の地球で最強の毒…人が死に至る量はおよそ0.00006 mgといわれてるんです…!500グラムあれば全人類を殺せるって…!」

 

小川「そんなデタラメな毒…!」

 

その間にもどんどん八意は死へと近づく。体は動かせず息も浅くなっていく。

 

日菜「死んじゃダメだよ!!想くん!」

 

イヴ「ダメです!死んじゃ!!」

 

小川「…。」

 

小川は床に落ちてる木刀を無言で拾い上げる。樒はその反応に片眉を寄せる。

 

樒「逆らうのか?」

小川「許さない…私の友達を…!」

 

紗夜・日菜・イヴ「「!?」」

 

彼女は今、確かに八意の事を友達と言っただろうか?

 

???「確かに許せないな…」

 

その時だった。樒の持ってる注射器が破壊された。誰かが拳銃片手に走ってくる。いつの間にか周りを警官が囲んでいた

 

イヴ「一条さん!」

 

一条「君達…よく耐えた、後は警察の仕事だ……八意!」

 

後ろでは大人しくなった樒が警察に手錠をかけられ運ばれていた。意外と呆気ない最後だった…だが問題はそこじゃなく

 

一条「しっかりしろ!救急車が来るまで持ちこたえろ…!」

八意「…い…ょう…ん」

 

一条「頑張れ…!」

 

小川「こんなとこで死ぬようなやつじゃないだろ…!」

 

紗夜「想さん!」

 

ダメだ…俺…やばいかもしんない…クソ…

 

 

 

だが俺の意志とは反対に、体は死へと着々と進んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____と思われていた

 

 

黒服「失礼します…!」

 

一条「うわっ…いつの間に!?」

 

黒服「運べ!一刻を争うぞ!」

 

弦巻家の医者が何人係で俺を持ち上げ運ぶ。それを紗夜達はぽかんと見ていたが、慌てて後を追う。

 

紗夜「え…ちょ…」

 

 

 

誰もいなくなった体育館には血と吐瀉物とあっちこっちに破壊の後があったが、それらはきちんと黒服が処理と回収をした。

 

 

 

_________________________

 

 

 

想「ん…」

 

目を開く。シャンデリアだ…

 

想「知ってる天井だ…」

 

そう呟いて起きようとするが、身体に力が入らなく諦めてそのままの体勢でいておく。俺は結局生きていたのだ。

 

黒服「お目覚めになられましたか?」

 

想「あっ…!」

 

黒服さんに言おうとした時、黒服さんが静かに。という合図をする。どうゆうことだろうと思っている俺の横に来て、ベッドを上げる。

 

想「お前ら…」

 

俺が横を見ると、日菜、イヴ、紗夜、小川、そして何故かこころが椅子に座ってたりして寝ていた。

 

黒服「皆様心配してくれていましたよ?」

 

なるほどなと思い時計を見る。時刻は朝の五時、一応今日も学校なのだが…

 

想「今日…学校休むか…あ、黒服さん?」

 

黒服「どうしましたか?」

 

想「6時半くらいになったら起こしてあげてください…俺はもう1回…寝ます…」

 

そう言って俺は意識を手放した

 

 

 




友情系を書こうとしたらなんか色々終わってるなぁ…

情報量パンパンだね…
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