Fate/Minecraft   作:天空ラスク

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十五話!カオスはまだ終わらない……。


濡れ衣装備の弓兵

 洞窟前にインベントリから取り出したブルーシートを敷き、作戦会議が始まった。

「ほんで、この洞窟の中に聖杯っチューもんがある訳でんな?」

「何故関西弁なのですか?」

「ナイスツッコミだ、マシュマロボディ」

「何か凄い失礼な事を言われているような……」

「失礼な、褒めたんだぞ?」

 そうなのですね、と納得するチョロいマシュなのだった。おいぐだ子&所長、そのジト目をやめい。

「なるほど、ならわたしもマシュマロボディなのだな」

「はいはい遊希ちゃんは寝てましょうね話が進まないから」

「げせぬ……」

 しょんぼりとしてブルーシートに寝転がり、直ぐに寝息が立って……いや寝るんかい。

「おいこのままだとマジで話が進まねえぞ」

「ナイスアシストキャスニキ。続きよろ」

 へいへい、わざわざ見えるようにため息付かなくていいんだぞ?あれか?俺に呆れてるんか?喧嘩なら買うぞ?いくらだ?

「大聖杯……まあ、何でも願いを叶えてくれる願望器だな。それがこの洞窟の奥にあるって話だ。あとは──」

「私達はそれを回収すればいいんだって!」

 おいぐだ子割り込むなよ。コミュ力下がってないかお前。キャスニキを見ろよ、あの微妙そうな顔を!皆見てやれよ、キャスニキのあの何か言いたかったけれども何か言う気無くしたみたいな顔をおおおおっ!という感じに話してみたら全員がキャスニキの顔面をまじまじと見ながら話を聞くことになった。正座で。

「あー、あの洞窟の奥にはセイバーが居てな……そいつが大聖杯を護ってる」

 わーキャスニキ凄い話ずらそう(他人事)。美少女ら(+α)にまじまじと顔見られたらそうなるよねー何か失敗出来ないよねーもし噛んじゃったら恥ずいもんねー分かるよキャスニキー俺は応援してるよー。

 暖かい目でキャスニキを見つめてみるのだった。

 

 何だかんだでキャスニキは噛まなかった。そんで説明会も無事に終わり、原作よりも早く闇堕ちセイバーの真名と闇堕ちアーチャーの存在も知った。美少女ズの(まだ何かあるんでしょ?)という無言の催促に耐えられなかったのでしょう、アーメンラーメン担担麺。

「理来さん、行きますよ?」

 お、マシュに呼ばれた。好感度上げてないからさん付けである。いつかは先輩と呼ばれたいものである。そう思うでしょ、そう貴方、どこかに居るマシュ教の貴方!貴方ですよ貴方ッ!!

「おう、悪いがちょっと忘れ物がハロー子猫(アレ)の中にあるんだ、取ってきて良いか?」

 指を指しながらそう伝えたが、何故か引きつった笑みで返事された。

 遊希にも声をかけ、……もう言い直すのもめんどくさいので以後白猫ロボで通す。白猫ロボに近づき、ハシゴを登る。

 操縦席に腰をかけ体重を預けるとだいぶ楽になる。

「さて、ではさっさと作戦会議を初めるぞ〜」

「お〜!」

 さあ、所長救出&第二次混沌製造計画、は〜じま〜るよ〜☆

 

 

 この特異点のラスボスが迫っているからか、俺以外の全員が戦士の顔になっている。非常にふざけたいでござる。しかしやり過ぎても慣れという物が産まれてしまうのである。それだけは避けたいので何もしません。まる。

 そんな訳で洞窟の中を比較的真面目に進んでいる俺たちなのだ。

「ねえ、リック」

「何故小声なのだね立香君や」

「……あの子、結局誰なの?」

「え、あの女子会みたいな空気で自己紹介もしてねえの?」

「違うよ!?ちゃんとしたよ!なんか上手い具合にはぐらかされるんだよ!」

「……ああ、なるほど?」

 ロボに乗っている時に出来るだけ自分の事は話すなと伝えていたが、そう来たか。

「何がなるほどなの?」

「いや何でもない。彼女は遊希、俺の護衛兼メイドさんだ」

「え、護衛ってことは戦えるの?」

「かーなーり強いぞー」

 FPSとか鬼強いと思うぞ、ヘッドショット的な意味で。

 ぶっちゃけ遊希が戦うとなると少しドラゴン要素が出ると思ってる。ドラゴンメイドは元々羽根と尾を出しっぱなしにしているのが普通なのだ。それが無い遊希の方が異常ということである。なので戦闘中に爪が伸びたり羽根が生えたり、そんな事になったら実はメイドさんはドラゴンでしたードッキリが出来なくなるので、後で武器でも持たせておこう。……そうだな、オルレアンでドッキリしようかな。ファヴニールにぶつけて怪獣決戦とかやりたいし。

「ねえ遊希ちゃんってどれ位強いの?」

 あ、やべ遊希が何答えるかわかったもんじゃない。変な事言うなよ、とアイコンタクトを送るとまかせろ、と返してきた

「わたしはそのきになればこのどうくつごとこおらせることができるぞ!なにせわたしはメイドにしてこおりぞくせいのエンd」

 余計なことを話しそうな口を手で摘む。口封じ(物理)ということです。

「そう言えばキャスターさーん!この奥にはどんな敵がいるんですかねー!!」

「それさっき言ったじゃねえか!?」

 すまぬ、キャスニキ。咄嗟に思いついたのがこれしかなかったのだ、許せ。

「理来さん、アーサー王ですアーサー王」

 マシュがこちらに寄ってくる。わざわざ教えてくれる辺りいい子である。これがホムンクルスだとは、この性格の良さを人間にも見習って欲しいものである。ホムンクルス……そう言えば俺の母も……いや、やめとこう。思い出すだけで口から砂糖が出そうだ。

「理来さん、悪いですけど大丈夫ですか?」

 不味い、今寄らないでくれ。親のこと思い出して顔引きつってるだけだから……あ、アーチャー発見。丁度いいや、濡れ衣着せたろ!

「ああごめん、あそこの人がエロい目で俺を見てるのが気になっちゃって」

 その言葉を聞いた何人かが俺が指さした方を見た。

「アーチャー、お前そっち側だったのか……」

「誤解にも程があるだろう!?」

 キャスニキがドン引きしながら呟いたらそれに釣られてのこのこ出てきたバカアーチャーがいるらしいぞ。

「そんな事言いつつエロい目で見てたでしょ!この変人!(裏声)」

「お前には言われたくない!おい!こいつ以外にまともな奴は居ないのか!?」

 クール系なアーチャーが一人で焦っております。

「大丈夫だよ、周りを見てみな?………………もうお前のことを変態だと思ってないやつ居ないから」

「そんな訳が──」

 周りを見渡して、アーチャーが石のように固まった。

 よく分かってない遊希以外の面々が白い目でアーチャーを見ていた事に気がついたのだろう。

「何でさああああああああああああああああ!!」

 アーチャーの絶叫は洞窟によく響いたとさ。まる。

 




「シュ(おい作者)」
『何でしょ?』
「シュー?(何でこんなに投稿遅れた?)」
『色々大変な事があったんですよー。この猛暑だしさーエアコンの効きが悪くて家なのに29度行くんだよ?それに』
「シュ?(本音は?)」
『ポール・バニヤンイベと夏イベが忙しくて、あとハロー〇ティのインパクトが強すぎてスランプ入ってた』
「シュッ!(素直でよろしい!)」
『そんじゃこれで……』
「シュー?(逃がすと思う?)」
『と言うと?』
「シュー……」
『爆発オチかぁ……(遠い目)』
 BOM!

2020:9:15 誤字修正
『銭湯中……』
「シュシュッシュシュッシュッシュッ♪(ババンババンバンバン♪)」
『あ〜〜ビバノンノン!』
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