Fate/Minecraft   作:天空ラスク

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十八話!
 クリーパーちゃんは激怒した。必ず、サボりにサボりまくった作者を爆破しなければならぬと決意した。


何故こんなにも間が空いたのかは本人もよくわかっていないんだ

あれから数分経ったと思うが如何せん状況が把握出来ない。だが体感的には二ヶ月か三ヶ月程経過しているような気もする。まあそんな訳が無いのだがそれもこれもうちのメイドラである遊希が覗き穴から覗き返して塞いでいるからである。

「遊希さんや、どいておくれや(ボソッ)」

「なにゆえのぞきこういをしているのかをおしえてくれたならどくぞ(ボソボソ)」

「なんか俺死んだみたいになってるから出にくいじゃん?(ボソッ)」

「に、さんかげつもとうこうしなかったらエタってるはんていされるから、いまさらしんだところでもんだいないぞ(ボソボソ)」

「生きとるわっ!(ボソッ!)」

「遊希さん、一体何を見ているのですか──えっ!?」

 マシュの声が聞こえたと同時、遊希が横にズレて覗き穴が空いた。そこからラベンダー色の瞳がこちらを覗き込み、驚愕に目が見開かれた。

(バレたあああああああああっ!)

「せっ先輩!!理来さんが、理来さんが!!」

「分かってるよマシュ……リック、何が起きてるのかまるで分からないけど、仇は取ったよ…………」

「違いますよ!?先輩、アーチャーさんをつついてないでこっちに来てください!!」

「もうちょっと、まだ私の怒りやら困惑やらが抜け切ってないから……」

「黄昏ながらつんつんしないでください!理来さんはまだ生きてますから!」

「────え?」

(わーい、かんっぜんにバレター!ワッショーイ!)

 死んだと思った人が壁の中から覗いていたと知ったらぐだ子は何をするのでしょうか、わたくしとっても恐ろしゅうて堪りませんわ……。

 マシュが退いて橙色の瞳が穴から覗いた。

「…………………………」

「…………………………は、はろー?」

 気まずッ!?すっげー気まずい!頼むから何か言ってくれ!俺混沌な空気を作ることしか出来ないから!

 冷や汗ダラダラな俺を放ってぐだ子はスタスタとどこかへ行ってしまった。

(え?放置プレイ?)

「ゴーレムさん、お願いがあるの」

 どこへ行ったと思ったがどうやらアイアンゴーレムの元へ行ったらしい。しかしアイアンゴーレムにお願いなんて何を──。

「あの壁、ぶち抜いて?」

 ………………はい?

 アイアンゴーレム、そいつについて説明することは何個かあるが今は一つだけでいいだろう。アイアンゴーレムは腕力が凄い。ある程度のモンスターなら両手を振り上げて吹き飛ばしてしまう程だ。それが現実に居たなら、果たしてその威力は如何程のものだろうか。

 急に視界が銀色に、いや、鉄の色か?になった。

(あ、ヤバいやつね?これ)

 そして、俺の隠れていた壁が吹き飛んだ。

(でええええええええええええ!?)

 唯一幸運だったことはブロックで作った壁だったことだろう。本物の岩壁だったら砕けた勢いを保ったまま俺に全弾命中していただろう。

 ブロックで作られた岩壁は破壊され、手のひらサイズのキューブとしてフワフワと地面の上に浮いている。そんでもって隠れ蓑が剥がれた俺は絶賛ぐだ子とマシュの指示に従うアイアンゴーレムに見張られています。おいゴーレム、花を添えるなまだ死んどらんわ。

「一体何の音よ!?」

「おい嬢ちゃん何があった!?」

 あーこの声は所長とキャスニキですねー。

 ・・・オワタ。

「リック?何か言うことは無い?」

「反省ちょっと、後悔ZERO」

「わかった、じゃあそこに座って?」

「いやここ直に座ると砂利が刺さって痛い」

「 す わ っ て ? 」

「…………………………はい」

 この後全員から怒られた。何人か泣いていた上に俺が少々巫山戯たせいでもあるので、何をするでもなくただ静かに聞いていた。

 

 

「マヂサーセンデシタ」

 どうも、一日の挨拶は土下座からはじまります。お久しぶりです理来です。今やっと説教が終わりました。何かイベントでも起きると思った?残念!ありません!せいぜい俺の華麗な土下座を見るがいいわ!

「本当に反省してる?」

「もう命をかけたネタはやりませんはい」

「よし!許します!」

「ははー!リッカ様は海より深い慈悲をお持ちの方でありますー!」

「それはちょっと言い過ぎじゃない?」

「せやなー」

「せやねー」

 

「あの二人いつもあんな感じなのかしら……」

「でも、先輩はとても楽しそうな顔をしています」

「まあ何はともあれ生きてて良かったな」

「マシュ!所長!キャスターさん!この特異点も終わりが近いよ!全員突撃だー!」

「はい!マシュ・キリエライト突撃します!」

「待って盾置いてぶつかるぅー!」

 そんなこんなで、すったもんだ有りながらも一行は奥へと進むのであった。

『あれ?僕の出番は?』

「チキンはしょくたくにならぶのがしごとだぞ」

『チキンじゃないよ!?』

「遊希さん、ドクターはチキンではありませんよ!」

『マシュ……!』

「ドクターはビビりでどうしようも無いドルオタで肝心な時に役に立ちませんが私達の大切な人である事に変わりはありません!」

『マシュ……』

「あ、ドクターがガチャで聖晶石全部溶かした顔になった」

 




『ヒャッハー!ネモくんちゃんレベル90達成だー!ヒャッホー!』
「シュー……」
『ヒィィィィハァァァァ……ん?何のおt』
 BOM!!
 その後、爆死した作者の姿が見つかったとか見つかってないとか。
「スキル育成……素材足りなかった……あと、遅れてすみません……ガクッ」
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