あんまり➖この表現➖使ってなかったでござる
序章 1 深きものども
アーダンは例えるなら微妙に可愛くない男の子だった、隔世遺伝でもしたのか祖父の血を感じさせる
まだ前世の記憶が蘇る前のアーダンもまた自分の境遇には僅かな疑問を覚えていた。
➖なぜ僕だけお爺ちゃんと暮らしているのだろう?
お手伝いのおばさんや執事のおじさんが
いるからさびしくはないけど➖
そうした疑問から生じたちいさな不安、また無意識に親の愛情を求める心が、強さや根性を求める祖父の期待に応えようと先の100周に繋がったのだろう。結果はある意味、アーダン少年の死ともいえる形になってしまったけれども。
話を戻そう。翌朝、記憶を取り戻したアーダンが最初に行ったのは知識の整理だった。幸い騎士爵の家だからか紙の端切れや皮を伸ばして加工したような物が名前を書く為の字の練習として部屋の机に常備されていた。ただし量は少なかった。鉛筆ともクレヨンともいえない棒を片手に、部屋の片隅から見守る執事を背にして、1から10といった数字や炎や雷、剣や槍、人や城などの落書きのようなものを書き連ねつつ現状の整理、考察をした。
➖数字は前世と同じだが
その他の字が自分の名前以外わからねぇ…
話ことばは日本語だけど外来語まじってんな…
俺を転生させた神がいるとするならば
何をしろっていうんだ?アーダンだぞ…
誰かに話すとしてどのタイミングで?
…タイミングといえば…
ブリギッドはもう無理だよなぁ…
とりあえず1章から10章で分けてみたけど
絶対どっか抜けてるわ…後から思いだせるかな…➖
もし俺が作者だったら…や他にも転生者いたらそっちに任せるか等のメタ思考のような考えに溺れつつアーダンはこれからどうすればいいのか早くも決断しようとしていた。前世の記憶にある人間性とアーダン少年が密かに抱えていた孤独感がそうさせたのかもしれない。
➖とりあえずの方針は体を鍛えつつ情報収集、
家を捨てるのは無し、てゆうか無理。
シアルフィの騎士にはなるけど
兵種はあとで考えよう。
魔法もありか?バロンとかあったよな?
お爺ちゃんどうしよう?
さすがに誤魔化せる気がしない…
言ってみるか?いや、でもなぁ…
…前世の記憶が一部あるってぐらいならイケるか、
向こうからアプローチあったら
言ってもいいかも…、…決めた。➖
前日の疲れがまだ残る中、アーダンは祖父との昼食にのぞみ、食中の話題にて孫を労る
「体は大丈夫か?疲れはないか?」との問いに
「僕は昨日は体を鍛えたので次は頭を鍛えたいです!」
と返し、祖父を感心させると、近くの教会から、歴史や文字、魔法、教養を学ぶため司祭やシスターを招くとの約束をもぎとった。老騎士も初孫には親元から引き離したという負い目があるとはいえダダアマ*2であった。
数日がたち、アーダンが自身に備わっているであろう
「アーダン、この方がお前の歴史と文字の師になる、
まだ若いが西の教会の司祭だそうだ。挨拶なさい」
少しもたついたが元気よく挨拶をしたアーダンに、やや鋭い眼差しながらも柔和な印象を与える微笑みを浮かべつつ片膝をつき、目線をアーダンとあわせ青年は自らの名を告げた。
「これからよろしくアーダン。
私の名前はダゴン。
司祭様では堅苦しいからね
ダゴンさんと呼んでくれないかい?」
そのときアーダンは思わず僅かに硬直し息を呑んだ。
➖クトゥルフかよ!
ほぼ確実に
続きは勘弁してください…ネタ切れなんです…