あー旦那   作:古い狩人

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第三章 2 それぞれの視線

 

 

 「ごめんなさい…突然呼び出してしまって…」

 

 

 アーダンは鋼の剣を買った翌朝、

 王都教会にてシスター見習いをしている

 ユングヴィの公女エーディンから呼び出された。

 

 海賊にさらわれた姉が見つかったとの連絡がきたらしい

 王都教会でのシスター修行を一旦切り上げ、

 連絡しにきた使いと供にユングヴィに帰国するという。

 アーダンは祝辞を述べたあと、

 

 「自分が言うのもおかしいですが、

  家族との時間をどうか大切にしてください」

 

 と付け加えた。

 

 自然と話はアーダンの家族に移り、

 妹達や弟の話をしながらもアーダンは

 

 ➖話題をこちらの家族に誘導された…

   話すのも聞くのも引き出すのも上手いとか…

   シスターは天職なんだろうな…でも…

   どうしてシスターになろうとしたんだろうか…

 

 と、こちらの顔から

 視線を外すことのない少女のこれまでを想っていた。

 

 

 

 シグルドに託した家族への手紙の内容を

 アーダンが話し終えたところで、

 やや困り顔をしながら少女が話を切り出してきた。

 

 「…ひとつ、お願いがあるのですが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴族達が辟易とするような暑さ

 王族も北東のヴェルトマー公国に避暑に向かう。

 

 高位の貴族達がいなくなるこの季節、

 王都バーハラは平民たちの都といっても過言ではない。

 

 王都に住まう平民たちには年に2度の楽しみがある

 

 太陽が1番遅く顔をだし、また1番早く隠れる頃、

 王族の親衛隊(ヴァイスリッター)による魔法が

 王都の空を彩るのを眺めながら

 家族や仲間と酒を呑み、新年を祝う 新年祭 と

 

 夏の盛りを過ぎた頃、

 貴族達(主に王族)が王都に戻るまでの短い1週間、

 旅の芸者や楽団を招き、舞い唄い踊るのを眺めながら

 こちらも酒を酌み交わす 夏祭り である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エーディンの お願い の内容は

 王都の北側に位置する貴族街への 夏祭り に関する

 寄付のお願いに同行して欲しい とのことだった。

 

 慣例としては駆け出しの司祭などがやる事だが、

 シスター修行を途中で切り上げる事に引け目を感じ、

 司教様に自ら願い出て、許しをいただいたらしい。

 

 金髪の美少女からのささやかなお願いを

 美少女より4つ年下の厳つい顔の少年は断らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 ➖…こういう自然と他人に頼れる人間性が

   悪女というか、男のこころを惹きつけるのかな…

   家族の話で合格点を貰ったとかだったら凹むぞ…

 

 などと考えながら、貴族街に向け王都の中心部を歩く

 エーディンの横につき、話しをしつつ周りを眺める。

 時々、すれ違う若い男などが二度見するのが微笑ましい

 

 

 

 

 

 

 

 「直接、寄付金を受け取るのではないのですね」

 

 「えぇ、当主様や家人がいない事が多いそうなので…

  いらっしゃる時は受け取る事もあるようですけど」

 

 貴族達の館を、どの順番で行くのかはあらかじめ

 ある程度決まっているようだった

 ユングヴィは帰国の報告ついでに寄付は終わっており

 アーダンの所属するシアルフィについては

 朝の呼び出しの際に既に伝えているそうだ

 件数もそれほど多くなく、2時間程度で終わるらしい

 きっと駆け出しの司祭の顔を覚えて貰うのが

 本来の目的なのだろうな とアーダンは思った。

 

 「では、サクサクまわりましょうか」

 

 「ふふっ、そちらの話しかたのほうが私は好きですよ」

 

 「悪い(ひと)だ、

  そういうのは年下にするものじゃないですよ」

 

 「まぁ……えっ、お幾つなの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴族街の邸宅の中でもひときわ高い外壁が

 そのまま高位の貴族である事を示している

 

 いろいろ訳ありだからでもあるのかな と

 歌劇や舞台の題材になりそうな

 昼ドラめいた原作の話をアーダンは思いだしていた。

 

 

 

 

 「すいません、王都教会のものですが…

  少しよろしいでしょうか…」

 

 

 見覚えのある門番にエーディンが話しかけている

 エーディンの後ろで待つアーダンは

 外壁の内側の様子を伺っていた

 

 門の隙間から見える中庭には

 昼時に近いからか天幕が貼られており

 その下で、簡易な机の上に食事の準備がしてあった

 

 

 ふと影が動いた気がして、

 横に少しずれて斜めの方向から門のすぐ内側を見る

 

 

 

 門の影に隠れて

 エーディンを見つめていた赤髪の子供と目があった

 

 

 





今回も短くてごめんね ここで切れと指が言うんだ
AAはやっぱ無理っぽい。下のは今の作者の限界。
文章力も絵描きセンスも何もかもが足りない悲しみ

眉毛と鼻と口と目のあたりが難しいんや…全部やないか





以下、カットした最後のくだり



アーダンは子供と目線があったら
とりあえずウインクする男だった



      ■固強遅固強固強い強■      
    ■■遅固強遅固強遅固強固強■■    
   ■固強強遅遅固強強遅遅固固強遅遅■   
  ■い遅■固■強■遅■固■強■遅■固い■  
  ■固■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■遅■   
   ■い     \ /     い■
 ■■■ 遅■■■■   ■■■■固 ■■■
 ■ ■   ■   ■    ■ ■
  ■ ■    / ■ \    ■ ■
   ■    /  ■  \    ■
    ■            ■
    ■   ■■■■■■■   ■
     ■           ■
     固■■   ■   ■■強
     固  ■■■ ■■■  固
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