あー旦那   作:古い狩人

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いやぁ〜ダゴンはもうお腹いっぱいですわ 脚注もなし!



序章 3 魔術

 

 

 ➖魔法の才能はまったくなかった➖とはいったがこの表現は正しくはあるが間違いともいえる。ユグドラルにおいて魔法の才能とは正確には魔力量を指すからだ。魔力量の多寡は遺伝に大きく影響され、一般的には両親のどちらかが魔法職でもないかぎり最低限の魔力しか持って生まれることはない。ただし例外はいくつか存在する。

 

 魔術には属性が、炎、雷、風、光、闇の5つ(杖魔術などの無属性も含めると6)その大半がいわゆる攻撃魔法であり、回復魔法などの支援系や敵を眠らせるなどの妨害系は杖魔術に区分される。

 

 基本的に魔法の発動には魔導書や杖が必要であり、魔導書の場合、紙に魔力の浸透しやすい触媒(モノにより様々)を混ぜたインクのような液体でルーン文字をもちいて呪文を書いたものを50枚程度たばねて本にされる。杖には呪文のかわりに紋様を描く事が多い。触媒は発動するたびに消費されるので修復のさいに補充する形になる。強力な魔法には高価な触媒が必要になる事がありこれで借金を重ねる羽目になる魔術師もいたらしい。

 

 

 

 アーダンは前世の記憶の印象と実際の魔術とのギャップに小さい驚きとダゴンの魔法授業に少なくない感銘を受けていた。実はダゴンによる魔法授業は一般的どころか教会とも違う、魔術系の聖戦士の一族かむしろロプト教団にちかい手法だったことはアーダンは知るよしもないが。

 

 アーダンはこの授業をのちに振り返り言ったという。

 

 「先生はまず2種類の風の魔術、

  たしかウインドとエルウインドだったかな?

  それを見せてくれたあと、

  2つの魔導書を渡してきて

  呪文を模写してくるように言われた」

 

 「次の授業では模写を手に、

  この文字にはこういう意味がある、

  それはああだと細かく教わったよ」

 

 「それから先生は、

  同じ言葉が違った形に

  なっている事に気がついたかい?

  と尋ねたあと、

  どうして形が違うかわかるかな? と話したな」

 

 「似たようなことを何度か繰り返した記憶があるよ」

 

 アーダンが高位の魔術を扱えたという記録はないが、魔術に関して深い知識を持っていたということがこの資料からもうかがえる。後にロプトと判明したとはいえダゴンは良い教師でもあったのだろう。アーダンはダゴンとの授業の思い出のなかで1番印象に残っているのはなんですか?との問いに

 

 

 

 歴史の話も神話も戦争の話ばかり、なんでだろう?

 

 

 俺が授業の合間にふとこぼしたら

 先生は答えをくれたよ

 

 

 文字が生まれ、人がなにかを書き記すとき

 まわりに戦争しかなかったんじゃないかな

 

 




この話にあうように多少弄っただけで、 
後半は半分以上パクリなんだ…すまない…

参考文献               
打ちのめされるようなすごい本 米原真里
戦争の考古学         佐原 真
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