古城を引き留めた少女は遊びませんかと訊いた。少女は裸の上に膝丈までのケープコートを羽織ったのみという格好だった。
髪は藍色、瞳は水色。白魚のような肌と完璧な顔形。まるで妖精のようである。にこりと微笑めばたいそう絵になりそうなのに、その光景が想像できないのは、目に生気が宿っていないからか。
イタチの記憶を通して得た経験が、古城の第六感に警鐘を鳴らしていた。この状況は、今日一番の異常事態だと。夜とはいえコンビニの前にいるこの異様な少女に、古城以外は誰も気付いていないのだから。
「……断るっていったらどうするんだ?」
「他のヒトを誘います」
案の定、まともな回答ではなかった。絶対に碌なことにならない。誘われたほうも、この少女も。では、どうするか。
――私たち、か。
さっきの誘い文句から察するに、この少女には仲間がいる。ならばやることは凡そ決まってきた。
「いいぜ。こんな時間にそんな恰好で夜遊びするようなヤツは、お友達ともどもお巡りさんに説教してもらわなきゃな」
冗談めかして応じたが、少女は何も反応しなかった。了承の意思を確認したためか、少女は踵を返して歩き出す。古城もそれに続こうとした。
「古城先輩、どうしたんですか?……その子は――」
無人コンビニの前で立ち尽くしている古城が気になったのだろう、雪菜は外に出て古城を呼びかけ、異様ないでたちの少女に気付いた。凪沙は、まだ中でアイスでも物色しているのだろうか。
「雪菜、凪沙を頼む」
「え、古城せんぱ――」
まるでショッピングモールでの状況の焼き直しだなと思いながら、古城は一方的に言い放った。一瞬後には、古城と少女は煙のように消えていた。
§§§§§§§§§§§§§
古城の視界は一瞬で変化していた。何らかの魔術で別の場所へと転移したのだろう。
周囲には無数の倉庫が軒を連ねている。人工島東地区の倉庫街だと古城は見たが、確信は無い。ポケットから取り出した通信端末は『圏外』が表示され、ネットも繋がっていなかったから。
いくら倉庫街と言っても圏外、インターネット接続不可と言うことはない。恐らく、この辺り一帯に結界が張られソトとの繋がりが絶たれている。
少女は変わらず能面のような表情で古城を見据えている。周囲を警戒し続ける古城の視界の隅に、一人の倉庫の陰から現れた。
倉庫の陰から現れたのは聖職者のように法衣を纏った一人の男。身長は190㎝超。金髪を軍人のように短く刈った外国人だ。その右手には金属製の
「意外ですね。アスタルテには〝旧き世代〟以上の吸血鬼の探索を命じましたが、それがこんな少年だとは。アスタルテ、対象の潜在魔力は?」
「貴族以上。ですが、観測値に不明なノイズを確認。何らかの混淆種と推測されます」
「あんたたち、観光客か?」
自分の正体が見破られかけているというのに、古城は朗らかに二人に問いかけた。
「日本は治安がいいって言われてるけどさ、ここは魔族特区なんだ。万が一ってこと事もある。今日も、友達が路地裏に誘い込まれて危ない目に逢いかけたことがあってさ――」
明らかに異様な2人組に対話を試みるのは、雪菜の事があったからだろう。まずはこれから始めなければ、筋が通らない――無駄に終わるだろうと解っていても。こうして古城が話している間にも、男の方は古城を見る目が冷え続けているから。
「アスタルテってのはその子の名前か?オレは暁古城。あんたは――」
「行きなさい、アスタルテ」
「
古城の言葉を無視し、男はアスタルテに端的な命令を下す。受けたアスタルテは弾丸のように古城に向けて華奢な体を突進させた。ケープコートの隙間から右手を出し、貫手を打ち放とうとする。一瞬で写輪眼を発動した古城はその軌道を先読みし、右に回避する。
続けて右足を軸に回し蹴りを放つがこれもバックステップで回避。その後もアスタルテは拳や脚を繰り出すが古城は最小限の動きでそれらを回避し続ける。
古城は何度目かになる貫手を掴み、小柄な体を倉庫の壁に押し付けた。
「かはっ……」
衝撃で呻く声が小さな口から漏れ出る。良心が咎めたが今は緊急事態だ。
――写輪眼!
アスタルテの目を正面から見据え、眠りに誘う幻術を掛ける。効果はすぐに表れた。アスタルテの四肢から力が抜け、瞼が下りる。アスタルテが眠りに落ちたのを確認すると、古城はその矮躯をゆっくりと地面に横たえた。
古城は視線を男に向ける。今や写輪眼ははっきりと敵意を宿している。
「小さな女の子をけしかけて高みの見物か?」
「洞察眼と幻術眼を兼ね備えた瞳術。これはますます珍しい。テストケースとしては申し分無し。流石絃神島、異形が闊歩する呪われた街なだけはある」
古城の咎める問いかけを男は無視し、男は淡々と古城の能力を洞察する。手勢が減ったというのに余裕の表情だ。
その余裕の理由を解くよりも、怒りが勝った。推察の後に口にした言葉は、魔族と能力者、そしてこの島そのものに対する侮蔑だ。古城の怒りを宿した視線を、しかし男は柳に風とばかりに受け流す。
「テストケースだの呪われた街だの好き勝手言いやがって……次はあんただ。目が覚めた後は警察に事情を話してもらうぜ」
「未登録魔族が正論のようなことを。それに次は私、ですか。多少心得はあるようですがまだ甘い」
「何?――!」
背後から迫る気配に振り向くと、そこに居たのはアスタルテ。そして彼女の羽織るケープコートの隙間から伸びる半透明の腕だった。
「
――眷獣!
巨大な一本の腕が古城の体躯を押し潰さんと振り下ろされる。コンクリートの地面が派手に破砕する音が響く。古城はアスタルテと眷獣の間合いから距離を取っていた。
――眷獣使いなら、術を解いたのも納得がいく。
――イタチの記憶でも、似た能力者たちは幻術が効き辛いらしいからな。
――けど、あの子吸血鬼だったのか?少し雰囲気が……
思考はそれ以上続けられなかった。アスタルテが再び古城に攻撃を仕掛けようと間合いを詰めてくる。男は相変わらず傍観に徹している。なら最優先はアスタルテだと古城は判断した。
――頼む、多めに見てくれよお前ら。
古城の眷獣たちは、現状古城の制御下に無い。呼んでも出てきてくれないどころか、古城の邪魔をする始末である。
古城はイタチの記憶にある忍術を使える。だが、眷獣たちはそれが気に食わない。魔力のコントロールを乱し、無理に使えば眷獣たちが暴走する気配さえある。
眷獣たちにしてみれば血を啜らず、剰え己にくべられる糧を他に回すなどどういう了見か、と言ったところか。路地裏で古城が雪菜を影分身も使わず手づから運んだ理由である。
――火遁・豪火球の術!
巳、未、申、亥、午、寅――一連の印を一秒にも満たず結び終えると、古城の口腔から視界を覆いつくさんばかりの火球が放たれる。
火遁・豪火球の術。イタチの記憶にある術の一つ。うちははこれが使えて一人前の忍と言われ、イタチも得意としてた術だ。
発動も上手くいった。眷獣たちは不機嫌そうにしているが、状況を理解してくれたのか邪魔をする気配はない。
だが、どのみち意味がなかった。アスタルテ目掛けて驀進していた火球が、突然掻き消えたからだ。アスタルテの眷獣の腕は、振り払ったかのように地面に対して水平に伸びている。
――相殺した!?眷獣の魔力が豪火球を上回ったのか?けど今の感じ、何か……
一瞬の逡巡が仇となった。稲妻のような軌道で視界から外れて間合いを詰めたアスタルテは、古城の右側面から眷獣の拳を放ってきた。辛うじてバックステップで躱すが、姿勢が崩れた。
アスタルテはその隙をついた。腕がもう一本出現し、古城をその大きな手で地面に押し倒した。
――っ、そりゃそうか。腕だもんな、2本あるのが当然か……
「どうしました?先程の術は驚きましたがまだ奥の手は有るのでしょう?眷獣も出さないうちから終わってもらってはこちらも得るものが無いのですが」
視界の外から男の声が届く。腕は眷獣に押さえつけられ、視界は地面で埋め尽くされている。印も結べず、写輪眼で幻術に嵌めることもできない。
「く、そ……!」
この状況で打てる手は少ない。
1つは、未制御の眷獣を暴走覚悟で解き放つこと。だが、そうなれば古城はともかく二人の命が危ない。イタチの記憶を見ても、殺意を向けられても、古城は人の命を摘める精神など持ち合わせていない。
それに眷獣の暴走が1人2人の犠牲で済むとは限らない。下手をすれば絃神島が沈みかねない。そんなことは許容できない。
そうなるとあと1つ――
「獅子の巫女たる剣巫が願い奉る――」
覚悟を決めて魔力を練り始めたところで、この一日で随分と聞き慣れた声が響いた。
「破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威をもちて、我に悪神百鬼を打たせ給え!」
銀色の閃光は迷わずアスタルテの眷獣の腕を穿ち、弾き飛ばした。厳かな祝詞ともに現れたのは獅子王機関の剣巫、姫柊雪菜。その手には
「雪菜、お前どうしてここに……凪沙はどうした!?」
「暗示を掛けたうえで式神に運ばせました。ここよりは安全な筈です……それよりも!」
雪菜は肩越しに古城を睨みつける。その目にははっきりと怒気が映っていた。不安の色も見えたのは、古城の錯覚だろうか。
「なんで古城先輩がこんなところで戦っているんですか!大変だったんですよ、ここを探し当てるの!」
「向こうはオレを御指名だったんだよ、逃げられなかったんだ!」
「直前までわたしがいたじゃないですか!だったら――」
痴話喧嘩のような応酬に水を差すように異形の腕が2人に伸びる。すかさず古城と雪菜は距離を取った。
「雪菜、取り敢えず話は後だ。今はこいつらをどうにかするぞ」
「解りました。古城先輩は男の人の方を。わたしが眷獣使いを――」
「そう易々と、思い通りにいかせるとでも?」
一瞬で距離を詰めた男は、
「雪菜っ――くそ!」
助けに入ろうとするが、アスタルテがそれを許さない。古城が雪菜の助けに向かうには、アスタルテを制圧するしかない。
――幻術は効かねえ。
――眷獣たちも焦れてきてる。忍術は何発も使えない。そもそも力負けしてる。
――大技で一気に決める、それしかねえ!
眷獣を暴走させる以外の、もう一つの方法。自身の切り札を出すことを古城は決めた。
§§§§§§§§§§§§§
「若いですね。この国の攻魔師、と言ったところでしょう。それに先刻の祝詞、獅子王機関の剣巫ですか?」
「……意外と知られているんですね、
「長く殲教師を務めているのです。それくらいなら解りますとも」
漆黒の斧と白銀の槍が打ち合う音が響く。雪菜はその霊視で一瞬先の未来を見ることで、斧を捌き、攻撃を繰り出していた。だが、必殺の一撃を当てるには至らない。霊視を以てしても、雪菜は男を上回れない。
未来視に抗し得ている力は男が長年魔族と戦ってきた経験と直感。熟練の戦士が持つ何よりの武器だ。
「殲教師が、日本の魔族特区に何の用があるんですか!」
「私の方こそ訊きたい。獅子王機関の剣巫が、未登録の吸血鬼1匹をなぜ守るのです?正式に市民権を持つ魔族ならいざ知らず、そうでないなら貴女が戦う理由は無い。あの少年、何者ですか?」
「質問に質問で返さないでください!雪霞狼!」
全身に呪力を回して雪霞狼で斧を捌く。空いた胴に目掛けて衝きを放った。男の纏う鎧を雪霞狼の〝
「な……!?」
ギン、と鈍い音が響いて槍の穂先が止まった。
「私を倒すなら串刺しにする勢いで突くべきでしたね。防具の破壊で済ませようとする辺り、貴女も甘い」
男は悠然とした笑みで雪菜を見据える。対する雪菜は目の前の状況が理解できないといった顔だ。
「この鎧は、ただ堅く重いだけのものですよ。聖別装甲だの防護結界だの、そういった仕込みはない。だから、雪霞狼の〝
男の種明かしに雪菜は驚愕を新たにする。鎧がただの鎧ということに、ではない。雪霞狼の本質を知っていることが解せなかったからだ。
「なんで……!〝
「察しは付くのではないですか?獅子王機関の剣巫ならば」
ぎり、と雪菜は歯を鳴らす。そう、察しは付く。獅子王機関の秘中の秘である雪霞狼を部外者の殲教師が知っている理由に、雪菜は心当たりがある。きっと、獅子王機関の誰よりも。
「
「我に答える義務は無し――おや」
男は己を構えたまま、視線を雪菜から外した。隙と言えば隙だが雪菜もその視線を追わざるを得なかった。少女と戦っていた古城の様相が一変していたからだ。
古城を中心に炎のように迸る赤い魔力。それらがみるみる巨人の上半身を形成していく。
「あれがあの少年の眷獣ですか。しかし――くくく。さあ、よく見ておきなさい。獅子王機関の剣巫よ。貴女たちが生み出した鬼子が、何をもたらすのかを」
少女は変わらず腕の眷獣と共に古城と向かい合っている。その腕が、白銀に輝いた。
「――!待ってください、古城先輩!」
§§§§§§§§§§§§§
古城の写輪眼はその文様を変えていた。通常の三つ巴から、三枚刃の手裏剣のような形へ。
万華鏡写輪眼。写輪眼の先にある力。古城の切り札は、それが有する能力の1つだ。イタチの記憶が教えてくれた、写輪眼における最強の術。
須佐能乎。この世界において荒ぶる神と同じ名を冠するこの術もまた、絶大な力を持つ。今まで見てきたイタチの記憶の中で、これに勝る術は無いと古城は思っていた。
古城の魔力から形成される須佐能乎は徐々に人の形を成していく。最終的には天狗の衣を纏った女神像の姿をかたどる筈だが、形態は骸骨のところまでしか進まなかった。
――いいか古城。
古城の脳裏に嘗て言われた忠告が響く。古城が第四真祖である事を知る南宮那月の言葉だ。
――お前が第四真祖になって月読と天照が喪失した以上、須佐能乎にも変異がある筈だ。
――決して不用意に使うなよ。どのような事態になるか、予測できんのだからな。
須佐能乎の様子がおかしいのは感じていた。以前は発動するだけで全身の細胞にかかっていた負荷が無くなっている。視力が減じる様子もない。
万華鏡写輪眼の使用は通常は大きな代償がある。理由は見当もつかないが、今は置いておくしかない。
古城は未完成の須佐能乎の右手と左手を見る。イタチの須佐能乎は両手に霊器を保有していたが、古城のそれには無かった。だがこの須佐能乎なら、アスタルテの眷獣を屠る力はある。
眷獣へのダメージは宿主へのダメージ。アスタルテもただでは済まない。だが古城も雪菜も窮地にある。アスタルテの眷獣を倒し、返す刀で雪菜と対峙している男も倒す。それが古城の選択だった。
「行くぞ、耐えてくれよ!」
須佐能乎の拳が、アスタルテの眷獣目掛けて突き進む。アスタルテの眷獣はそれを正面から迎え撃つ。その腕が一際強く銀色の光を放ち、須佐能乎の拳と衝突すると――
須佐能乎が掻き消えた。
「あ……がああああああ!がは、げふっ……!」
途端、古城は夥しい血を吐いてその場に蹲った。
「古城先輩!」
悲鳴のような声を上げて雪菜が傍に駆け付ける。古城はそれに気を回す余裕はない。頭の中は疑問符でいっぱいだった。
「どういうことですか!」
――どういうことだ……!
「今のは紛れもなく〝
――今のが豪火球を打ち消した正体だ。もしかしたら最初の幻術も……!
「なぜそれを貴女の眷獣が持っているんです!」
――だがなんで須佐能乎を打ち消されてこうなる!?須佐能乎は術だ、眷獣じゃない……!
「〝
「高い費用に見合った仕事はしてくれたということですか。退きますよアスタルテ」
雪菜の詰問に応えず、男はアスタルテを伴ってその場を後にしようとする。最低限の目的は達成している。雪霞狼を携えた剣巫が現れたということは、結界が破られたということ。これ以上は人目につく恐れがあった。
「待ちなさい!」
だが、そうはいかないのが雪菜の立場だ。この短い時間の間に、雪菜は2人が攻魔特別措置法に抵触する行いを幾つも見ている。攻魔師として見過ごせない。
そしてそれと同じくらい――
雪菜は肩越しに古城を見遣る。古城は未だダメージが抜けきっておらず、立ち上がることもできないようだった。
「浅はかな。足手纏いを庇いながら、我々を止められると?その少年同様、貴女もつくづく甘い」
「――っ!」
「引くに引けないというなら名前だけでも名乗っておきましょう。私はロダリンギア殲教師、ルードルフ・オイスタッハ。50年の屈辱を晴らし、あるべき帰還を果たす者」
ルードルフは懐から取り出した聖書を開く。頁は背から離れて宙を舞い、異国の殲教師と少女の姿を覆い隠していく。
「追おうというなら御自由に。しかし次に会う時までに覚悟を決めおきなさい。その日が貴方たちの運命なのだから」
その言葉と共に2人は消えた。8月最後の日、多くの予感を残して夜は更けていった。
◆人物について補足
ルードルフ・オイスタッハ:本作でも殲教師。原作では聖別装甲に防護結界を纏っていましたが本作ではただめちゃくちゃ堅い鎧に変更。これが雪霞狼に刺さった。魔力を無効化する槍は魔力を持たないもので無力化するという考え。頭おかしい。素の戦闘力も変更。霊視持ちの雪菜に互角に戦えている。
アスタルテ:本作では体術も多少使えます。原作では雪菜との戦闘でDOEを完成させていましたが本作では既に習得しているようであり……?
◆術、その他について補足
神格振動波駆動術式:DOEとも。原作ではオイスタッハは存在自体は知っていましたが、本作では雪菜の言う通り、知っているほうがおかしいという設定。何故本作のオイスタッハは知っていたのか?詳細は物語で何れ……。
F式神格振動波駆動術式:DOE Type:Fとも。本作オリジナル設定。アスタルテの眷獣に付加された術式。雪霞狼同様、魔力を無効化する。古城の幻術、豪火球、須佐能乎を打ち消した。幻術の時はアスタルテから目を離し、豪火球の時は術そのもので視界が塞がっており、古城は発動を見逃していた。結果、須佐能乎の打ち消しまで存在を察知できなかった。F式とは……?
須佐能乎:万華鏡写輪眼の能力。イタチの記憶を見て得た。あくまで術の筈だったが……?
月読/天照:古城が第四真祖になった時に喪失したというが……?