まほさんの誕生日を千代美さんとエリみほちゃんが祝うお話です。

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まほ姉お誕生日おめでとうございます


まほ誕生日

なぜだろう今日は千代美の機嫌がいつもより良い気がする。

千代美に聞いてもなにも教えてくれなかった。

それに私が家事をしようとすると千代美が止めようとするので千代美が

前にオススメしてくれた本を千代美から借りて読むことにした。

しかし今日は何かあっただろうか?千代美の誕生日はもう少し先だし、

なにか二人だけの記念日だろうか?

そうだとしたら私も千代美になにかしてあげないと思う。

そんなことを考えていると本の内容が

全く入ってこなかった。

すると千代美からお昼ご飯ができたと伝えられ、私は時計を見ながら

もうこんな時間なのかと思った。

私が席に着くと千代美が「今日は暑いからパスタを冷製にしてみたぞ」と千代美からお昼ご飯の

説明を受けた。

千代美も席に着き、二人で手を合わせて「「いただきます」」と

挨拶をした。

食べ進めていると千代美が「なあまほケーキ何食べたい?」と突然聞かれて驚いた。千代美に「やっぱり今日はなにかの記念日なのか?だとしたら千代美だけに家事をやらせる訳にいかない。あと、半日だけだが残りの家事は私がすべてやるから午後はゆっくり休んでくれ!」と

取り乱しながら言う。

私を見てなのか笑いながら千代美が「あのなぁまほ今日はお前の誕生日なんだぞ」と

千代美に言われ思い出した。

そう言われれば今日は7月1日私の誕生日だった。

千代美に「すまない千代美最近試合が多くて、自分の誕生日を忘れていた」と言うと

千代美は「そうだよなぁ最近のまほを見ていると忙しそうにしてたもんな」と千代美に言われると私は申し訳なさでいっぱいだった。「で、ケーキ何食べたい?」ともう一度千代美に聞かれ私は「うーん、そうだなミルクレープが食べたいな」と言うと千代美が目を丸くして

私に「何でまたミルクレープなんだ?」と聞くので

私は「小さい頃お母様が出張などの帰りにお土産として買ってきてくてそれで好きになったんだ」と言うと意外そうな顔をする千代美に

私は「なんだその顔は私がミルクレープを食べないと思っていたのか?」と言うと

千代美は「確かに意外って言えば意外なんだけどまほが私と一緒に住み始めてから何もない日に

ミルクレープとかのケーキを買ってきた記憶がないぞ」と千代美に聞かれ

「それは千代美の美味しい手料理をお腹いっぱい食べられなくなるからな」と言うと

千代美が顔を赤くしながら「ばか〜お前そうゆうことやめろよ〜」と真っ赤になった顔を

手で隠しながら言う千代美が可愛く思える。

そんなやり取りをしながらも私たちは千代美特製冷製パスタを食べ終わり食器を洗っていると

千代美が「なぁまほ今日の晩ご飯なに食べたい?誕生日だからなんでも作るぞ!」と

意気込む千代美に

私は「そうだな〜千代美特製カレーとカルッパチョが食べたい」と言うと

「それじゃぁいつもと変わりないじゃんか」と苦笑する千代美に

私は「誕生日だからなんでも作ってくれるんだろ?」と言うと

千代美は「まぁまほがそれでいいなら私は構わないぞ」と納得してくれた。

するといきなり千代美が席を立ち、買い物に行く準備を始めた。

それを見ていた私に千代美が「ほら、まほもボーッとしないで買い物に行く準備をしろよ」と

千代美に急かされ急いで準備をした。

外は予想してた以上に暑くこれではこの夏の戦車道の試合では熱中症とかで

試合がまともに出来ないのではと思ってしまう。

それに私が熱中症で倒れたら千代美に怒られてしまうかもしれない。

と一人で考えていると千代美が

私に「なぁまほカレーとカルパッチョの他に食べたい物はあるか」と聞かれ、

私は「うぅんそうだな〜特に、あっ、でも鯛の刺身が食べたいな」と

千代美に言うと「わかった、じゃぁ刺身も買って帰るか」と

千代美と話しているといつも行っているスーパーに着いた。

みほ達もよく利用しているようでたまにみほ達に出会うのだが今日はどうだろうか?

スーパーに入ると外の暑さが嘘のように涼しくなっていた。むしろ肌寒いと感じてしまう程に

冷房が効いている。

私は千代美の後を付いて行くようにして

今日の晩ご飯の材料をカゴに入れ最後に鮮魚コーナーに向かった。

すると千代美が4人前の鯛の刺身のパックをカゴに入れようとしたので、

私は思わず千代美に「なぁ千代美4人前は多くないか?」と聞くと

千代美は「今日の晩ご飯は二人で食べるわけじゃないぞ」と千代美が言うのが不思議に思った。

私は今日の晩ご飯が二人だけじゃない訳を考えていると千代美に「行くぞ」と

言われ千代美の後に付いて行った。

買い物を済ませ部屋に戻ると早速千代美がカレーの準備を始めた。

千代美に何か手伝うことがないかと聞けば「誕生日だから何もするな」と言われ、昼に読んでいた本の続きを読もうとしたが、千代美がスーパーで言ったことが気になり

本の内容が入って来なかった。

するとドアベルが鳴り、千代美が「ごめんまほ、今手が離せないから代わりに出てくれないか?」と言われ

「わかった」と答え玄関に向かった。

「はーいどちら様でしょうか」と聞きながらドアを開けるとそこに見慣れた二人がいた。

「あっお姉ちゃん久しぶり」と挨拶をくれるのは妹のみほで

「まほさんお久しぶりです。突然押し掛けてすみません」と謝るのは、私の後輩でみほの恋人の

エリカだった。

私はみほ達の急な来客に驚いた。

みほに今日来た理由を聞けば、千代美に誘われて来たらしい。

よく見るとみほがケーキの箱を持っていた。

私は気になったのでみほに「みほその箱はどうしたんだ」とみほに聞くと

みほが「あっお姉ちゃんのバースデーケーキだよ。お昼前に千代美さんからメールで頼まれたからエリカさんと行ってきたんだよ」と私に説明してくれた。

私はみほ達に「外は暑いから上がってくれ」と手招きをしながら言うと、

みほ達は「「お邪魔しまーす」」と言って、

私は2人を部屋に案内した。

千代美はみほ達に気付いたらしく「おぉ二人とも久しぶりだなぁ元気にしてたかぁ?」と

千代美がみほ達に挨拶するとエリカが「お久しぶりですお陰様で元気でやっています」と答えた。

千代美が「まほそろそろカレーできるからなぁー」と千代美が教えてくれたので、食器の準備を

しようとしたらみほに止められ「お姉ちゃんは主役なんだから座ってて」と

言われ私は少しショックを受けた。

なぜなら小さい頃は「お姉ちゃんお姉ちゃん」って言って私の後を着いていたのに今ではこうしてみほに言われてしまうとは思いもしなかった。

エリカが暇そうにしてたので私はエリカに「なぁエリカ、みほとの生活は楽しいか?」と

聞いてみた。

するとエリカは少し間を空けてから私に「あの子との生活は楽しいです。あの子どこで覚えたのか高校の頃は出来なかった料理を仕事から帰ってきた私の為にいつも作ってくれます。」と

楽しそうに語ってくれるエリカを見て私はみほを成長を感じた。

すると千代美とみほの二人がお皿に盛り付けた料理を運んできた。

みほが料理をテーブルに置きながら「お姉ちゃんエリカさんと何を話してたの?」と言うと後ろで千代美も「そーだぞまほ私にも聞かせろよー」と聞いてくるので

私は「んん大した話じゃないただ、みほが私とエリカが知らない間に成長をしているなってエリカと話してたんだ」と説明するとみほが「え〜それじゃぁ私がまるで成長してないみたいじゃん」と言いながら頬を膨らませるみほが可愛く思える。

そんなやり取りをしながらも千代美達がお皿を並び終えて席に座った。

「お姉ちゃんお誕生日おめでとう「まほお誕生日おめでとう「まほさんお誕生日おめでとうございます」」」と

私にお祝いの言葉をくれた。

するとみほが「あっお姉ちゃんこれ、私とエリカさんからのお誕生日プレゼント」と言って自分のバックから1枚の封筒を取り出し私にくれた。私が中身を確認をしようとしたらエリカが「中身は前、みほと一緒に行った旅館の招待券です」と言われ、私はつい嬉しくなってしまった。

「ありがとうみほ、エリカ今度千代美と一緒に行かせて貰うよ」と礼を言った。

千代美特製のカレー達を食べ終え、ケーキを取り出し、部屋の電気を消して千代美達がバースデーソングを歌い始めるその瞬間ドアベルが鳴った。

千代美が電気を点け「誰だ〜こんな時間に」と言いながら玄関に向かった。少しばかりしてから

千代美が段ボール箱を両手に持ちながら私に「た、大変だぞまほ!」を少し震えながら言う千代美が心配になり

私は「どうした千代美その箱がどうかしたのか?」と慌てながら言う私を見て

みほ達も心配し始めた。

千代美は落ち着きを取り戻したのか落ち着いた声で「とにかく差出人を見てみろよ」と言われ私につられみほ達も覗き込んだ。

差出人の名前を見てみると、そこにはお母様の名前『 西住しほ』と書かれていて驚いた。みほ達も同様に驚いていた。

私達は箱を開けることにした。中身は芋焼酎が数本に手紙と分厚い茶封筒が入っていた。

私はお母様からの手紙を読んだ。

「『 まほ誕生日おめでとうございます。芋焼酎は説明しなくてもわかってくれると思いますので

説明はしません。多分あなたが1番気になっているのは茶封筒の中身だと思われます。中身は現金

五十万円が入っています。あなたは最近戦車道のことで無茶をし過ぎです。なのでその五十万円で千代美さんを連れて旅行に行くなり、美味しい物を食べに行ったりして下さい。追伸今年の夏は千代美さんはもちろんみほ達も連れて帰ってきって来なさい。常夫さんが心配してます。』やはりお母様はお母様だ私のことは何でもお見通しだ」とお母様からの手紙を読み終えると、少しの間無言になってしまった。

沈黙を破るように千代美が「なぁまほケーキ食べるか?」と聞かれ

「そうだなみほ達も一緒に食べるか」といってみほ達に席に着くように促した。

気を取り直して、3人がバースデーソングを歌ってくれた。

「「「おめでとう〜」」」と3人に祝われながらわたしはローソクの火を消した。

いくつになってもこの瞬間は何とも言えない気持ちになる。

ケーキを食べ始めるとみほ達の近況を聞いたり、私達はどうかとかを話した。

みほ達が家に帰り、千代美と2人になった。

食器を洗っている千代美に「すまない千代美今日は何から何までやって貰って」と言うと

千代美は「今日ぐらいはいいんだぞ〜まほ、私だっていつも戦車道で忙しいのにまほが家事を

手伝ってくれて感謝してるんだぞ〜」と言われ私は照れてしまった。

 


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