ホラー……が、好き、なので……ゾンビを……愛でたいと……思います 作:寿限夢
今回は番外編ですので主人公がお休みです!
それでも良い方は、どうぞ!
※誤字脱字報告ありがとうございます!
【NWO】恐怖のシノちゃん【考察】
1名前:名無しの魔法使い
これは本当にあった話です……
2名前:名無しの大剣使い
おい、バカやめろ
3名前:名無しの槍使い
夜中にトイレ行けなくなるだろうが!
4名前:名無しの魔法使い
すまぬすまぬwww
5名前:名無しの弓使い
というか、わざわざ新しくスレ立てる必要あるのか?
メイプルちゃんとこのスレで語ればいい気がするが。
6名前:名無しの大盾使い
そこは形式美というか、そういうアレだろ。
ふたりはそれぞれ別の人間なんだから、スレもまた別々にした方がいいだろ。
7名前:名無しの弓使い
ふたりとも同率1位だけどな……
8名前:名無しの魔法使い
それな……
9名前:名無しの槍使い
あの子一体何者なん?
10名前:名無しの大剣使い
分からん……ある意味メイプルちゃんより謎だし……
ちなみにこれが、シノちゃんのまとめな。
第一回イベント
シノ同率1位
死亡回数0
被ダメージ0
撃破数3756
装備は紫のローブと、黒の超ミニスカのドレスと黒のロリータパンプス。それと女の生首付きの杖。
無数のゾンビを操り、圧倒的物量で道行くプレイヤー皆●し。
時々白い亡霊を呼び出したり、杖の生首の叫びで周囲のプレイヤーを即死させる。
そして本人も不死身。槍で刺されたり剣で斬られたりしても、平然としている。
11名前:名無しの魔法使い
なぁにコレ……?
12名前:名無しの弓使い
真面目にヤバすぎるwww
13名前:名無しの大盾使い
色々ヤバすぎてもうツッコミが追いつかんな……
というか、あの不死身は一体何なんだ?
14名前:名無しの魔法使い
分からん。
ゾンビ操るのから、亡霊呼び出すのまで何一つ分からん。
唯一分かるのは、ゾンビ巨大化させたのが【マッシヴ】じゃないかってことくらいか……
15名前:名無しの弓使い
あのネタスキルの?
16名前:名無しの槍使い
たしかにアレくらいか。
あんな見た目になるのは。
17名前:名無しの大盾使い
ネタだと散々笑われてたスキルに、まさかの活用法だよな……。
でも他のスキルの可能性はないのか?
18名前:名無しの大剣使い
あんなスキル他にあったら嫌だwww
19名前:名無しの魔法使い
だから本当に謎だらけなんだよな……
あと唯一分かってるのは、歌が上手いことくらいか……
20名前:名無しの弓使い
そう言えば歌ってたな
21名前:名無しの大剣使い
ただ、選曲が怖いンだよなぁ……【とうりゃんせ】とか【かごめかごめ】とか
たしかに上手いんだけどさ……。
22名前:名無しの大盾使い
そう言えば前、誰か聞いたとか言ってなかったか?
たしか、斧使いの奴が……
23名前:名無しの槍使い
そう言えばアイツどうした?
24名前:名無しの魔法使い
アイツなら、【シノちゃんカワイイ!!】のスレ行ってるよ。
25名前:名無しの弓使い
ま?
26名前:名無しの大剣使い
はぁ!?
27名前:名無しの魔法使い
最後のはにかんだ笑顔にやられたんだ……
今じゃ奴は、生粋の【シノニスト】さ……
28名前:名無しの槍使い
シノニストwww
29名前:名無しの弓使い
いつの間にか変な造語ができとるwww.
30名前:名無しの大盾使い
まぁたしかに可愛かったからな。
なんていうかこう、見ていて引き込まれるような……
31名前:名無しの大剣使い
ぶっちゃけ、なんかエロかったよな。
32名前:名無しの魔法使い
おっとそれ以上いけない
深淵を覗く時、深淵もまた、こちらを覗いているのだ。
33名前:名無し弓使い
クトゥルフかよwww
34名前:名無しの槍使い
急にどうしたwww
35名前:名無しの魔法使い
いや、実はさっき同じような会話を、その斧使いがシノちゃんスレで語ってたんだよ。
で、気が付けば段々と正気を失ってるような文章になり始めてな……
36名前:名無しの大盾使い
……
37名前:名無しの弓使い
……
38名前:名無しの槍使い
……
39名前:名無しの大剣使い
……
40名前:名無しの魔法使い
……
41名前:名無しの大盾使い
……シノちゃん、一体何者なんだ……?
一方、その頃。
「「「はあぁ~~……ッ」」」」
掲示板で、そんなことが囁かれている、そんな時。
ゲームを運営する関係者全員が会議室に集まり、こぞって頭を抱えていた。
「なんでこんなことになったんだ……」
「まさかの第一回イベントが、あの有様……」
会議室のモニターを見ながら、スタッフのメンバーがポツリと呟く。
モニターに映し出されているのは、紫の毒の竜を放つメイプルと、ゾンビを従える紫乃の姿。
「これじゃあパニック
「いや、シノの部分だけ見ればメチャクチャホラーだろ……」
「おれ、もう今日はトイレ行かない……」
「いや、トイレくらい行けよ……」
メイプルによる毒竜や悪食による暴虐に始まり。
紫乃によるゾンビの軍団による蹂躙。
極めつけは、何故か意気投合したふたりによる、暴走殺戮劇……。
「どっちにしろこんなんむちゃくちゃだ……!」
「しかも同率1位って……一回目のイベントから、そりゃないだろ……!」
まさかのイベントの結果に、項垂れるスタッフメンバーたち。
今後の一般プレイヤーたちの反応が怖い。
そんなことを考えていた時、会議室のドアから、ノックの音がした。
……コンコンッ。
「んぁ?」
「はぁい、どうぞ~~」
「うむ! 邪魔するぞ!」
バンッ!
けたたましくドアを開いて現れたのは、赤いお洒落なスーツに身を包んだ、金髪碧眼の美少女。
かなり背が小さく童顔だが、胸がデカイ。
まるで一輪の薔薇のようなその姿に、その場にいた全員の背に、緊張が走った。
なぜなら、
「「「なッ!?」」」
「しゃ、社長ッ!?」
ドアを開けて入ってきたのは、まさかの会社のトップだったからだ。
「うむ! 余である!」
社長が頭のアホ毛を揺らしながら、会議室に入ってくる。
「ほぉ、ここが専用会議室か!」
「あ、あの社長……ほ、本日は、どのようなご用件で?」
スタッフの
「んぅ? おお! そうであった! いやなに、実は今日のイベントのことだが……」
((((あ、ヤバイ……))))
社長の言葉に、その場にいた全員の顔が青ざめる。
まさか、社長直々にお叱りが……!
「あ、あの、あの件に関しましては、その……!?」
――ぽふ、
主任の肩に、背伸びした社長の手が置かれる。
(((((あ、オワ――)))))
「素晴らしいではないかッッ!!」
「へっ!?」
「「「「えっ!?」」」」
ニッコリ花の咲くような笑みで笑う社長に、スタッフ全員が度肝を抜かれる。
なぜ? 何がどうしてどうしてこうなる!?
「あ、あの社長、それはどういう……?」
「ん? なんだお主たち知らぬのか? 今、ネットではお主たちのイベントの話題で、大盛り上がりなのだが?」
「なぁっ!?」
「「「「はぁッ!??」」」」
社長が言いながら、驚くスタッフメンバーにスマホのネット内容を見せる。
「ほれ、見てみよ!」
『【New World On-line】ヤベぇ!』
『こんなゲームがあったのか!!』
『女の子カワイイ!!』
『ゾンビ軍団パネェ!?』
「な、はぁッ……!?」
「可憐で愛くるしい、華やかな少女たちが無双している姿が、今ネットでは爆発的に話題になっているのだ! しかも片方はゾンビを引き連れて! それが特に、一部の層の琴線に触れたようでな!!」
社長が嬉しそうに語る言葉に、スタッフ全員は理解が追いつかない。
どういうことなの!?
それでいいのか日本人ッッ!?
「海外からも注文が殺到していてな! しかもアメリカとフランスの超有名企業が、ウチと提携したいとオファーが来たのだ!!」
「へっ!? 海外からですかッ!?」
「うむ! 特にフランス企業のCEOなどは、
『ゾンビと人間の終末戦争の部分が最高にCOOLッッ!! そしてあの先陣切っていく赤髪の少女はまさに、現代に蘇えりし我が祖国の聖女、ジャンヌ・ダルクッッ!!』
と、目玉が飛び出さんばかりに喜んでいてな! すぐ横にいた秘書に、目潰しされておった!」
矢継ぎ早に繰り出される言葉に、スタッフ全員の頭が回らない。
情報量が多すぎる。
とにかくなんだかよく分からないけど……、
「あ、ありがとうございますッッ!!」
(((((ウケてるなら、いっか!!)))))byスタッフ一同。
「これはボーナスだけでなく、特別給与も払わなくてはな! 給料も全員昇給だ!!」
(やべえ昇給キタコレ!!)
(これで家のローンが!!)
(子どもの養育費!!)
(エロゲの大人買い!!)
「あ、ありがとうございます!」
「うむ♪ で、ついては、この後のメンテとアップデートについてなのだが♪」
「……へっ?」
「「「「えっ?」」」」
社長の言葉に浮かれていたスタッフが、今度は固まった。
メンテとアプデ?
メンテはともかく、アプデとは?
「あの、社長? それは……?」
「いやなに、先ほど言ったフランスのCEOやアメリカのトップとの話でな!
『あ、こうすればもっと良くなるんじゃないか?』
という話が盛り上がってな! とりあえず思い付く限りの案を、いくつかピックアップしてまとめておいた♪」
ドンッ!!
という重苦しい音と共に、会議室の机に、大量の書類とメモリースティックの束が置かれる。
それは、一般人、いや。その道のプロから見ても、途方もない量のデータであった。
「近日中に頼むぞ!」
(ちょ、あの量は無茶でしょ!?)
(これだから出来る天才は!!)
(主任! いくらなんでも無理です! 断ってください!)
(あ、ああ……)
「~~♪」
「えっと、あの、社長……」
「うむ? なんだ?」
(主任がんばれ!)
(ちゃんと断って!)
「えっと……あの、さすがにこの量をすぐには、ちょっ……」
「……ダメなのか?」
「ッ!!?」
言い淀む主任の顔を、社長が上目遣いで見つめる。
先ほどまで楽しそうだった顔に影が差し、人形のように整った顔立ちから、悲しみがにじみ出ている。
「……」
「あ、いや、その……」
「……」
「えっと、あの……」
「……」
「あ、あの……ッ!」
「……」……ウルッ
「~~ッッ!! そ、早急に手配出来るよう、 努力いたしま~~すッッ!!」
((((主任ーーッッ!!))))
「うむ! そう言ってくれると信じていたぞ! 余は嬉しい!」
「あ、はい……ありがとうございます……」
「では余はこれで失敬する! それじゃあ、皆の者! さらばだ!」
そう言って社長は、上機嫌に鼻唄を歌いながらスキップして去っていった。
後には大量の書類とメモリースティック。
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……主任」
「……だって、だってしょうがないじゃないか……! あんな、あんな顔されたら……ッッ!!」
そう言って涙に暮れる主任(金髪ロリ巨乳好き)を、誰も責めることは出来なかった。
残された書類を手にとり、スタッフのひとりが呟く。
「……"泣く子と
全員無言のまま、その言葉に激しく同意した。
「うれ~しい~ぞ♪ 余の会社の~♪ ゲームが~♪」
……社長や主任はオリキャラに入るのか?
という訳で掲示板回&運営の話でした!
気付いてる方はいると思うけど、社長のモチーフはあの赤い方です(笑)
今のうちfateタグ付けとこうかな……。
もし需要があれば社長はまた出るかもです(笑)。
次回もまた、出来る限り速く書けるよう頑張りますので、評価感想よろしくお願いします!σ(≧ω≦*)
※次回はみんな大好き、白峯理沙ことサリーちゃんが出るよ!
サービス回……いる?
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いりゅううう!!(ホラー)
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いりゅううう!!(セクシー&ギャグ)
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要らぬ!!