竜胆先輩をちょっとだけ強くしてみたい
「おぜうさま、あたたかいスゥプをもってまいりました」
「…うっ…無理…」
「にほいが気になり〼か?おかわいせうに、ですが、まずひとくちためしてみてくださいませ」
「…あっ…」
「大丈夫のやうですね…、おひとりでいただけ〼か?」
「うん…ひとりで食べる…これは何?…だし汁みたいだけど?」
「これは主に奄美大島や…いえ、沖縄県で風邪などで身体が弱った時にだされる家庭料理で鰹湯[カチューユー]*1といいます。鰹節のダシの薄いものです」
「…この薄い皮みたいなものは鰹節なの?」
「はい。鰹節と塩だけの簡単なものです」
「…おいしいね…」
「…ふふっ、ありがとうござい〼」
「…おかわりなさい〼か?」
「ううん…今日はもう寝る…」
「では、歯磨きの用意をさせていただき〼、せうせうおまち下さい」
「味見をしたが、あんな薄い塩味の鰹の出汁みたいのがおいしいのかね」
「身体が弱っているときは、お粥などがいいというじゃないですか」
「ならなんで、その粥を出さないのかい」
「シェフがあんこうの肝を使った粥を作っていたのですが…時間がその…」
「なにやら吊るして捌いていたが…アレあんこうだったのか…」*2
翌日の朝、体調が回復した、おぜうさまこと小林竜胆(7才)は朝食に出されたあんこうの肝を使った粥*3に痛く感動し、将来的に希少部位をよく使う料理人になります。ですが、その心のなかには前日の晩に食した鰹湯の暖かさが残り続けることでしょう。
Wikipediaより
ちなみに観光客向けの店にあるものは、とにかく味が濃ゆい、期待してはいけない。民宿で体調を崩したとき、主人のサービスで出されたときにいただいたが感動モノだった。しかし、翌日、同じものをお願いして作って貰ったが、うすいだし汁にしか思えず戸惑っていると、お粥みたいなもので、体調の悪いときにしか美味しくないものだという。後日、ガイドブックに載っている店などで注文したが、やはりあの味ではなかった。
続いても1話しか書けそうにない…
脚注もWikipedia以外は妄想なんだ…
脚注だからといって信用しちゃいけないぜ…
そこも含めて作品なのさ…
表記がおかしいのは「斜陽」をイメージして最初に書き出したからです。なぜか書いてるうちに竜胆先輩になってしまった…