ダークライダーも異世界から来るそうですよ? ~闇のライダーになりし者~ 作:超越の破壊者
プロローグ
初めまして、読者の皆様。俺の名前は
学校が終わって川が流れる草浜で只今お昼寝していたんですがね、突然暇になった訳なんですよ?
「あぁ、暇だなぁ。退屈だなぁ。なんか面白いことないかなぁ?」
そんなことを考えながら一旦起き上がる。そしてなにかないかな~って辺りを見渡してみるがないもありません!
「あ~あ。どうして今日はこんなにも早く学校が終わるのかねぇ?」
そう! 今日は何故か授業がお昼までだったんですよ。お昼飯食って家に帰っても誰もいないからこうしてここに来ている訳なんですが……やっぱり暇です!
「あーーーー、どこかにこの俺を満足させてくれるような面白いものはありませんかなぁ?」
そう言いながら天に向かって顔を向ける。すると、一枚の封書が俺の顔に落ちてきた。
「なんだこれ? 誰宛て? ……俺宛てだわ。」
封書をひっくり返すと、綺麗な字で『神矢勇魔様』って書かれていた。開けてもいいのかなって一瞬だけ思ったけど、俺宛てに届いてんだから別にいいよね。
と言うわけなので、封を破って中身を取り出した。中には一枚の手紙が。
なになに~?
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、
我らの“箱庭”に来られたし』
取り出した手紙にはそんなことが書かれていた。
そして手紙を読み終わった瞬間、とてつもなく眩しい光が、俺の視界を遮ってなにも見えなくなった。だけどすぐになんか違和感を感じた。
どんな違和感かって? そうだなぁ……まずひとつ目はなんか浮いてる感じがするし、二つ目は男の子と女の子の悲鳴が聞こえるし、最後に……風を感じる。
俺はなんかおかしいなぁって、閉じていた目を開ける。そしたら、俺は遥か上空から三人の男女+猫と一緒に只今リアルパンジー中です。それも命綱無しのね。ちなみに、俺達の落ちる先には巨大な湖があるよ。でも、これだけじゃあ、普通人間って死ぬからね!?
「いやいやいや、流石にこれはないだろうがああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
そんな絶叫と共に俺は湖に落ちた。俺、憐れなり。自分で言っててなんか悲しくなってきた。
もういやだぁ。
~~別に場所~~
「それじゃあ、行ってくるのですよ! ジン坊っちゃん」
「うん。行ってらっしゃい。黒ウサギ」
上空から四人+猫が落ちていくのが見えた黒ウサギは、まだ幼い少年に見送られながら本拠地を出る。
「ねぇ、黒ウサギ」
「何でございましょう?」
いざ行かんと足を進めようとした黒ウサギは、突然ジンに呼び止められる。
「彼らは、本当に強力な助っ人なのかなぁ?」
そんなジンの心配と不安を聞いた黒ウサギは、
「大丈夫でございますよ! クイーンハロウィン様も言っておられましたし……『彼らは地球が代表する最強の人達』だと」
笑顔でそう答えた。
「そうだね……そうだよね! ごめんね。こんなことで引き留めちゃって」
「いえいえ、では私は落ちていった彼らをお迎えに行きますので」
そう言って黒ウサギは地面をかなり強く蹴り、彼らが落ちていった湖に向かって跳んでいった。