止まる大結界 迫る記憶-The Legends-   作:飛煙

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二次創作小説創作RTA、はーじまーるよー!


第一話『ログイン』

料理教室が終わると,いつも通りレヴナントと一緒に帰路に着く。

 

「肉塊はミンチがお似合いだ」

「果肉だけどな。りんご切り分けるだけなのになんでスムージーにしてしまうのか」

「”刻む”とはそういうことだ」

「できないから料理教室通ってんだよなぁ」

「むうぅ(うなり声)」

 

やはり自分も料理教室に入って良かった。コイツだけだとどうしようもない。

 

「その様子じゃ何も作れないんだ?w」

「皮付き(料理の腕前のこと)が調子に乗るなよ」

「乗るつもりなかったんだけどねぇwwだって、なーんもできないんでしょ?wそこらの子供でもできるってw」

「貴様ッ!ウチへ来いッ!薄く切った...つまみを出してやる」

「やったぜ」

 

 

 

 

「うめぇわ」

「ハッハッハッ(邪悪な笑み)」

「ワタクシめが間違っておりました」

「当然だ」

 

天気は変わってもレヴナントのつまみは変わらずうまい。

 

「こんなサービスしてくれなくても、水は足りてるのに」

「今日は外へ出るべきでは無かったな」

「教室の時は降らなかったから大丈夫だと思ったんですー」

「ハッハッハッ(嘲笑)」

「なんじゃい、元はと言えばお前が冷蔵庫把握してなかったせいやろ。」

「話を聞かずに出て行ったのは貴様だ」

「隣の部屋のおばあちゃんから野菜もらえるとは思わないだろ...」

「ハッ、言い訳になっていないぞ」

「酒は?」

「酔うにはわたしがいれば充分だろう?」

「う、うっす」

「なんだ?皮付き、口が疼いているぞ」

「いや?澄んだ月があれば完璧なのになぁ。完璧なつまみに、骨のある話し相手、そして夜空から俺をまっすぐ見つめる満月。さっきツキが無かったから丁度いいと思うだろう?」

「今すべての空気を台無しにしたお前には、ツキは逃げていくだろう」

「あんだとー?喧嘩売ってんのか?空も見ずに口だけは達者か?レヴナント」

「口だけだと思うか?なら貴様は咀嚼の度にわたしを思い出すがいい」

「言われなくとも」

「むうぅ(うなりl声)...おい、見ろ。月が見えるぞ」

「は?どれよ?」

 

そう言って”空”を見上げた。

 

__本来であれば部屋の中であるこの場所から。

 

「レヴナント」

「なんだ」

「外に出たせいだと思う?」

「ハッ」

 

吐き捨てるように笑うと

 

「抵抗するだけ無駄だ。皮付きらしく、目の前のものにだけ囚われていればいい」

 

俺の現実逃避をやめさせた。

 

辺りは植物だらけ。森なのか?ただただ感じたことのない暗闇への恐怖で腰が引けそうになる。

 

「離れろ」

「大好物じゃろ?ほら恐怖だよ恐怖」

「糞がカレー味になっても糞だ」

「クソ味のカレーは?」

「糞だ」

「草」

「糞と言っているだろう!!」

「草ァ!」

 

 

クソのようなやりとりをしている二人に、忍び寄る何かがいた。




もうゴールしていい?
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