「今日は風が騒がしいな」
「あぁ」
ふざけた発言に肯定の返事。無視の一種か?それは悲しいなぁ。
一応耳を澄ますと微かにカサカサと音がする時がある。
「ふ、バレバレだ。かかってくるがいい。なぁ、レヴn」
レヴナントがいない!?
「れ、レヴナント?...さん?」
”ガサっ!”
次々と低く黒い影がこちらに向かってくる。
「え!?何?嘘!?Are you speaking Japanese? I can't speak English :)」
”がッ!!!”
唸る声が大きく、自分にぶつかる。
「ニホンゴジョーズダネー」
「何をしている?」
「会いたがっだびょ〜!」
「黙れ」
「ビリリリリリ」
レヴナントを見て感動の再会のシーンのはずが拒否された上に痺れ玉を食らった。酷い。
「手際いいっすね」
「当然だ」
「りんごと違って」
「黙れ」
「ビリリリリリり」
周りに6っ匹の犬の死骸が
「なんかくっつきそうなんだけど?」
「やはり刻まなければな」
「ハンバーグでよろ」
「ミンチにしてやる」
「それメンチや...」
「どちらも同じだ」
「知ってたのか...今の状況は?」
「優勢だ。逃げるのか、いいだろう。」
犬が姿を眩ませた。
「優勢ちゃうねん...ピンチやってん...」
「皮付きにしては動揺しないな」
「ま、イケメンですから(イケボ)」
「そうか、深呼吸が似合いそうだ」
「当然さ(イケボ)。スゥー...!?」
「どうした?(嘲笑)」
うおおおおお!!生臭い匂いが胸いっぱいにいいいいいい!!!!?
「お、お、おぉ(ゲロボ)」
「ただの馬鹿か」
「オロロロロロロロロ」
”どさっどさどさっ”
「おlお!?おぼぼぼぼおロボボボ」
”どさどさどさ”______
「ウィングマン発見」
「P2020だ」
「使う?」
「...」
俺が”吐いた”P2020をレヴナントが受け取る。
「おい、どういうことだ」
「どういうことよ(泣)」
「むうぅ(うなり声)」
周辺には弾薬___ライトアモが散乱している。
「バックパックを出せ」
「皮付きをなんだと思ってるんだ!!」
「やれ」
「くっ!レヴナント 、中から出すぞっ!」
「ふんっ」
「ゔぉええええ」
殴られてすぐ、ベトっとバックパックが俺から吐き出された。
「お前が持て」
「皮付きに優しいじゃん」
「お前が持て」
「ふ、仕方ない。持ってやるかー」
「お前が持て」
「あ、マジです?」
「お前はまだ使えるかもしれない」
「...」
仕方なくバックパックを装備した。
周りが明るい。朝が来たようだ。
「皮付き」
「こちらバックパック付き皮付きですどうぞ」
「あれはお前たち側か?」
「あれとは随分な言い草だな」
「ほぇ?俺の声こんな男前?」
声の方を見るとゆるく袴を羽織った筋肉隆々の大男がいた。
あれは...角...?
「わざわざ死にに来たのか?」
「試そうや」
ゴンっという音と共にレヴナントが後ろに飛ばされる。
「レヴナント!!」
急いで駆け寄り、バックパックをおろして中を探る。
「貴様は下がってろ」
「させるとでも?」
いつの間にかいた大男が拳を振り下ろす
「おいおい」
その手を止めたのは、俺の言葉だった。
「焦んなよ」
レヴナントが動こうとするがそれを手で静止させる。
「当然だが、覚悟はできてるんだろうなぁ?」
そう自分の足に問い質した。
両手を地面につき、ケツを大男へ突き出す。
「土下座にしちゃ向きが違うが?」
「土下座?そんなつまらないことはしない」
「ほう?」
上機嫌な大男の声。
「見てな」
「貴様...!!」
「うおおおおおおおおおおおおお!!」
俺はレヴナントと大男を背に、駆け出した!