「ほらホラァ!死んじゃいますよ?」
1つ目妖怪の青年が爪で連撃を繰り出す。
「う”ぅッ!」
「じゃあ、いただきま〜す」
「!!!......(まずい...!!!)」
頭を必死に働かせるが、女性から溢れるのは涙だけだった。
”グシュッ!グチュっ!”
”女性には”そんな音が連続したように感じられた。
「(......アレ?)」
「皮付きの方が骨があるぞ。」
その言葉を残して青紫の怨霊のようなナニカは素早く消えた。
「悪...魔...?ナニ...?」
「大丈夫か!?」
「ぇ?」
「負傷者を運ぶ!誰か手伝ってくれ!」
女性は助かったのか、そもそも幻を見ていたのか、しばらくはそれを考えるだけの案山子となるのだった。
RE-45で地面に落とし、モザンピークで止めを刺す。
レヴナントはこの作業に嫌気が差していた。
最初は再生する化け物ならば自らの渇きを潤すことができると思っていたが、どうやらそうでもない。
人間と圧倒的なスペック差で戦う化け物は蘇ったところで強くならない。
やはり捕食者はつまらない。弱者の中から生まれた強者が持っている芯がない。
最初に会ったあの化け物の方が遥かにマシだった。
ヤツとまた会うため、目に写る全てを肉塊から肉片に変えた。
どこだ、ヤツはどこだと求めるほどキレの増す己。
肉片が増えるほど青紫のオーラも強くなる。
「まだ生きてるとは予想外だった。お前もこちら側と言うことか」
素手で妖怪の首をねじ切ると声のする方向に顔を向けた。
「なんの話だ?」
モザンピークを撃ったが、素手で弾かれる。
「妖力と相性がいいということだ」
「化け物とは話すより殺す方が好物だ」
「いい加減、返してもらおうか。その力」
「(笑い)」
RE-45をバババババと撃ち尽くす。
大男は手をクロスして受け切った。
そして弾丸がポロポロと地面に落ちる。
カチャリと2つのリロードを終え右手を突き出し、RE-45を突きつける。左から飛んできた妖怪をモザンピークのハンマーポイント弾が粉砕した。
「わたしはもう”奪う側”だ」
「俺もだ」
両者同時に森の中へ駆け出した。
”ドパンッ”
クレーバーで飛んでいる敵を撃ち落とす。
そして____
「おぼぼぼぼべぼぼぼぼ」
自身とレヴナントへの弾の補充。これが中々にきつい。
「永琳さんから言われて差し入れ持ってきましたー」
「ありがとー」
”ドパンッ”
「んぐんぐ...美味しい!おぼぼボベべぼぼぼrr」
「あはは...」
今はちょうどいい感じのゲロのフィーバーが来てる。
一気に吐くと次吐けるようになるまで時間がかかるのだ。
少しづーつ少しづーつ。
「おぼぼぼぼべベボベぼ」
あれ?レヴナントみっけ!ってヤバそうなのとやってる...
全身黒色の大男と激しい戦いを繰り広げている。
そして二人は森へと消えた。
「えー?ぼぼぼぼ。サポートしにくいじゃん。はぁバババババば」
ある程度の人間のサポートをしつつ、隙を見て森の木々に印をつけていく。
伝われ!この気持ち!!
”ブーン”
何!?邪魔しないで!!今ときめきドキドキなの!!
音のなる方を見ると、ドローンと目があった。
クレーバーを地面に落として、P2020二丁持ちで迎撃する。
”パパパパパパンっ!”
「げぼぼ(あれ、思ったよりも脆い)」
大量のドローンから針が飛ばされてくる。
カカカカカカ、と装備してるボディシールドが悲鳴を上げる。
「ぼぼおおおおおおおお!!?(うおおおおおおおお!!)」
必死の迎撃、テルミットグレネードを投げながら屋内へ戻りシールドをリチャージする。
「ぼぼぉ....(金シールドでねぇかなぁ)」
その時駆け上がってくる音が。
P2020を構える。
「ほ、報告です」
「言え」
「もうすぐドローンの認識機能を一部阻害する攻撃を行うとのこと」
「俺が気をつけることは?」
「特に聞いてません」
「ぼぼ(行け)」
「は、はい」
首で行けと伝えて装備を整える。
そして再び屋上へ。
「ん?」
ドローンがふらついている。
「ぼ(よし)」
縦2列にテルミットで炎の柱をてたる。
無限軌道に入ったドローンをP2020で撃つが
「キリが無ぇ」
崩れたドローンが再び合わさり動き出すせいで全く減らない。撃っても撃っても元に戻りやがる。
横目に入ったクレーバーを拾い上げて、ドローンが重なり合うところで撃った。
”ガシャガシャっ”と弾が貫通し複数のドローンが壊れる。
「ボベーゲロロロロロ(これでやるしかない)」
クレーバーで撃ち、ある程度クズ山ができたらテルミットで燃やすことを繰り返す。
「これでっ」
”ぶフォオオ”ともう聞きたくないドローンが無くなり、静寂が訪れた。
「ふぅ、これで安心して吐ける。おろろ〜」
「こちら永琳、急いで戻ってきて。以上」
まーだなんかあるのかなー?
レヴナントの様子見ていくかな〜。
お、いたいた。
そして俺はレヴナントの近くにクレーバーを撃った。