ラトナ・プティ3Dおめでとうございます!
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戌亥とこが魔界王と激闘を繰り広げている同時刻。魔界王の連れである神兵と戌亥とこの同期であるリゼ・ヘルエスタ、アンジュ・カトリーナは互角の戦いを繰り広げていた。
いや、2対1なのに互角というのはおかしいだろう。それに神兵と直接剣での戦闘を行っているリゼは息遣いが荒かった。対して神兵は二刀流の刀を持ち、息一つ切らしていない。
先程まで1つの刀だった神兵プロトだが、流石にリゼの扱うヘルエスタセイバー相手に刀1本では無理があったのか途中から2本目を何処からともなく取り出したのだ。
『お二人共素晴らしいチームワークですね。皇女様が接近戦を繰り広げてその際に出来たわずかに隙に錬金術師殿が魔法や錬金術でガード不可能な追撃をする。災害レベル鬼ならすぐに決着が付いたでしょう、いえ、下手したらこの怪人協会の幹部も殺せたかも知れませんね…』
神兵は被り物の下からくすくすと笑う。
『しかし…この神兵には敵いませんよ。いずれ十二災厄の1つである龍神王の名を冠すr』
ペラペラと余裕そうに喋る神兵に腹が立ってきたのか、錬金術師アンジュ・カトリーナは難関な術式を掌をかざすだけで発動させ、周りのコンクリートや岩盤を鋭く変形させて神兵へと突き立てる。しかし神兵は刀の一振で岩盤達を両断して見せた。
『人が喋っている間に攻撃を仕掛けてはならないとヘルエスタ王国の義務教育で習いませんでしたか?』
「ペラペラうっせんだよ!!!」
『それは失敬』
二刀流を仕舞い、ぺこりと頭を下げて謝罪をすると再び二刀流を構える。たった今謝罪の為だけに武器をしまった、明らかになめられているのかそれともそれ程この神兵は礼儀正しいのか…
「リゼ!まだ行ける!?」
「…ふぅ…フゥ…はぁ……行けるよ!」
乱れる呼吸を少し整えてリゼはアンジュに返事をする。こんな激闘を繰り広げていたがリゼは汗を一切かいていない。理由はこのヘルエスタセイバーにある。過去に花畑チャイカがA市を攻めてきた宇宙船で少し使ったがこの剣は氷を司る国宝。手に持ち、振るうだけで周り全てを凍てつかせる使用用途を間違えれば使用者も凍死してしまう、強いが扱いが難しい剣だ。
実際、このヘルエスタセイバーと何度も打ち合ってるせいで神兵の刀は少しずつ凍っている。いずれこのまま打ち合っていれば神兵の刀は確実に凍り付き砕けるとリゼ達は確信している。
「アンジュ、行くよ!」
リゼはヘルエスタセイバーの剣先を神兵へ向けると剣先から凍てつく冷気を弾丸のように飛ばす。しかし神兵は先程もこの技を見ている為難なく頭を動かす事でかわし、リゼが振り下ろして来たヘルエスタセイバーを二刀流で受け止める。
そこでカウンターでリゼに蹴りを入れようとする神兵だが、アンジュが錬金術で神兵の足元の石を彼の脚に纏わりつかせて蹴りを封じる。それどころか彼の行動を制限した。
「凍れ!」
更にそこへリゼがヘルエスタセイバーの一部の力を解放させ、触れ合ってる神兵の二刀を完全に凍り付かせ、そのまま砕く。砕かれた二刀はヘルエスタセイバーを受けきる事が出来ず、更に神兵も錬金術で脚が動かない為にヘルエスタセイバーの氷の斬撃をその身に喰らった。
『…ッ!』
斬撃を喰らった部位はすぐ様凍り付き、出血は止まったがそこから少しずつ氷が身体を蝕み始める。神兵は無理やり脚を石から引き抜くと後方へと下がる。
『……油断しましたね、嘗めているつもりはありませんでしたが…このままでは鈴原るるを殺す事が出来ない。作戦に支障が出るかもしれませんが…』
途端、神兵の身体が炎で包まれる。
『本気で行きますよ?覚悟はおありで?』
全身を炎で包み、氷を溶かすと同時にヘルエスタセイバーに斬られた傷が再生を始める。魔界王の再生よりも遅いが災害レベル竜に相応しい不死性を誇る再生力だ。
神兵を包む炎が鎮火すると、神兵は今度は何処からともなく両手で持つ大剣を取り出した。明らかに二刀流より機動力は落ちそうではあるものの…
「リゼ! まともに打ち合わない方が良い! 下がって!」
ヘルエスタセイバーで打ち合えば華奢な身体を持つリゼはそのまま押されて潰されるか両断されてしまいかねなかった。それを危惧したアンジュはリゼに正面から立ち向かう事を恐れ、後退を指示する。
そしてアンジュは錬金術の応用で炎を纏う槍を何も無い所から生み出し、構える。
錬金術と言えば支援のイメージが強いが、そうでも無い。錬金術は魔術や呪術と違い可能性が無限大なのだ。一般的な使い方が支援や錬成なだけで使い方次第では屈強な戦士とも打ち合える武器や防具を錬成し、肉体をも強化出来る。
「リゼは少しでも良いから休んでな、ヘルエスタセイバーも力を解放したばかりだし。安心して、数分だけなら災害レベル竜でも戦える。」
アンジュの言葉にリゼは無言で頷き、アンジュの後ろに下がる。しかし休むと言っても何時でも神兵に斬りかかれる様には警戒する。休むと言ってもあくまで最低限の休息だ。休息の効果も無いより幾分かマシ程度。
『くくく…錬金術…良いですね〜無限大の可能性を秘めている…!我らドレイクやドラゴン達は人間の科学力や技術力を恐れていますが私としてはやはり錬金術や超能力といった人間の可能s___』
錬金術の本領を発揮するアンジュを見て嬉しそうに語り出す神兵だが、無論アンジュが最後まで聞いてくれるはずもなく敵前に隙を晒す神兵に鋭い一突きを放つ。
『おっと!』
結果的には大剣で防がれてしまった。
『ついついお喋りしてしまうのは私の悪い癖です…ねっっ!!!』
そしてお返しと言わんばかりに神兵はその大きな大剣を横薙ぎに振るうが、アンジュは少し身体を後ろに傾けて大剣を避けると槍で攻撃を外して隙だらけの神兵を突き刺し、神兵に炎を纏わりつかせる。しかもそれだけではなく、槍を突き刺して抜いた後に片手から複数の術式を同時に作成、発現させて雷光をついでに神兵に浴びせる。
『これは手痛い攻撃ですな〜』
いくら災害レベル竜でもS級ヒーローと同等の強さを持つライバーの攻撃が無傷のはずが無く、突き刺されて燃やされて雷が直撃した箇所はちゃんと傷つき火傷している。だが、もう既に少しずつ持ち前の再生力で回復を始めている。
神兵は両手で持つ大剣を右手だけで持つとその剣先で突き刺すかの様にアンジュ目掛けて突き出し、左手で先程のお返しと言わんばかりに雷の球を1つ放つ。しかしアンジュはその大剣の突きを身体を逸らしてかわし、飛んでくる雷は自身の作った雷で相殺する。向こうの雷の方が強いのかややこちらに相殺した際の雷の残滓が飛んで来て痛いがダメージと言える程ではない。一方で神兵の先程の傷はほぼ完治してしまっている。
(るるちゃん程では無いとは言え、あの再生力は厄介過ぎる…火傷を追わせても完治するのか…じわじわと傷つける私の戦いじゃ不利だな…)
災害レベル竜にありがちな脅威的な再生力。もちろん全ての災害レベル竜が持っている訳では無いが、災害レベル鬼でこの能力を持っているものはとても少ない。少なくともこのありがちな再生力が災害レベル竜の恐ろしさと強さを物語ってる1つでもあるだろう。
基本的に大きな再生力を持つ怪人の倒し方は再生力が追いつかない程の猛攻撃や重症を負わせるという力ずくな作戦が基本とされるが…可能であるならばその再生力を失わせれば良い。例えば常に傷を負わせて再生力を停滞させる事と傷口に火傷させたり猛毒で犯して再生力を失わせる等…
そこでアンジュは1つとある事に気づく。
(…リゼのヘルエスタセイバーで凍った時、あいつは再生してなかった様な…いや、むしろ炎を自分に纏わせてまで溶かしたという事は…傷口を凍らせたら傷は再生しない…!)
むしろヘルエスタセイバーの氷は相手をジワジワと凍り付かせるので傷口の再生だけでなく相手に少しずつ確実なダメージを負わせられる。先程は炎を身に纏われて凍結を無効化したが…アンジュならその程度の問題なら解決出来る。
一番の問題は一度ヘルエスタセイバーの力を見せてしまったのでもう一度ヘルエスタセイバーを神兵に当てられるかどうか…単純な戦闘能力やセンスにおいては神兵の方がかなりの上手、更にヘルエスタセイバーの凍結が自身に対する有効打である事は神兵自身が一番理解しているだろう。
(ちょっと危険だけど…やるしか無い!早くこいつを倒していにゅいの助太刀をしないと!)
「リゼちょっと良い?作戦があるんだけど…」
アンジュは後方で立ち尽くすリゼに少しだけ近づき、思い付いた作戦を囁きに行く。
だが、戦闘の真っ最中の作戦会議を神兵がわざわざ見過ごすはずもなく…
『作戦会議ですか…そんな余裕あるんですか…ねッッッ!!!』
神兵は額からビキビキと音を立てて鋭くもねじ曲がった一角を生やすとそこから蒼白い雷がアンジュ達に向けて迸る。
それに対し、アンジュは錬金術で作成した岩石でリゼは氷の塊で雷を相殺する。氷の塊と岩石が雷を防ぎ、崩壊したと同時に大剣を構えた神兵がアンジュ達目掛けて素早く向かって来ていた。
再び槍を構えたアンジュは牽制がてら神兵に槍を振るう事でそれ以上の接近を許さなかったが、先程よりも近距離の戦いとなりアンジュにはリゼと話し合う隙が完全に無くなった…のだが…
「リゼ!さっき伝えた通りによろしく!」
「分かった!」
なんとあの一瞬でもう既にアンジュはリゼに作戦の内容を伝えていた。
(伝達の速さが異常ですね…だからと言ってブラフとは思えない。より一層敵を警戒させるブラフは無意味…という事は本当に作戦とやらをあの一瞬で伝えたのか…!先程からのコンビネーションと言い、この2人はやはり恐ろしい!)
この2人の長年の付き合いと信頼関係から発揮される異常なコンビネーションと普通に考えたら有り得ない速さの意思疎通。単体で頂点に登り詰める事が出来る強き生命体や怪人には無縁な物だからこそほぼ単独でここまで強くなった神兵にはより一層驚きと恐怖感を覚えたが、同時に警戒心をとても上げてしまった。
(先にヘルエスタ王国皇女を始末する…!)
自身の再生力に有効打になりうる氷を扱うリゼこそが自身の敗北と作戦の要になると判断した神兵は大剣でアンジュと打ち合いながらリゼに攻撃を仕掛けるタイミングを見計らう。
しかし、好機は訪れない。何故なら今打ち合っているアンジュがそれを全くと言っていい程許さないからだ。
アンジュは先程の中距離による槍と錬金術による打ち合いでは無く、槍を振るう事に壁や地面のコンクリートを巻き込んで砂埃や礫を巻き起こし、その礫や砂埃に隠れて錬金術の術式を作成し、金属の鎖やら巨大な手の形をした炎など捕縛に特化した錬金術を繰り出してくる。
恐らくはこれらで神兵を捕縛した後にヘルエスタセイバーで今度こそ凍てつかせる作戦だろうと判断した神兵は捕縛されるのを確実に避ける為にやや後手に回ざるを得なかったのだ。
一応単純な戦闘能力の差でアンジュを押しているには押しているのだが明確に突破出来る事は無く…
「アンジュ!準備が出来たよ!」
リゼが先程より青白く、眩しく輝くヘルエスタセイバーを振り上げる。先程神兵を凍らせた時よりも何かが明らかに違った…
神兵はそんなヘルエスタセイバーに恐れを為したかそれとも見惚れたのか、アンジュをみすみす逃してリゼよりも後ろに後退させるのを許してしまう。
(まずい…!)
神兵が気づいた時には既に遅く、リゼは最大まで力を溜めたヘルエスタセイバーの力を最大限解放させる。
「くらえ!ヘルエスタァ…セイバァァァァァァ!!!」
振り下ろされたヘルエスタセイバーはリゼよりも前方に真っ白な凍てつく暴風を巻き起こし、砕けた瓦礫も壁も地面も何もかも完全に凍り付かせた。むしろ下手すればこの先にある何もかも凍り付かせてしまったかも知れない。
そして神兵も例外では無く、悪あがきで防御をしたにはしたが圧倒的な冷気には意味が無く全身氷漬けにされしまっていた。
「………終わった?」
力を最大限使ってしまった為、しばらくは色褪せてしまうヘルエスタセイバーを鞘に収めてリゼはそこら辺に倒れる様に休もうとした…瞬間。
氷漬けになった神兵が勢い良く炎を噴き出して燃え始めたのだ。一応はヘルエスタセイバーの力を最大限使った特殊な氷の為、勢いの良い炎の割に溶けるのが遅いが…それでも確実に凍りついていた神兵は復活を遂げ始めていた。
『なるほど、あからさまな捕縛を目的とした錬金術自体がブラフでしたか…氷が来ると分かって居ましたが捕縛を必要としないくらいのこの威力…恐ろしい!』
やがて首から上だけが完全に溶けて神兵が不気味な被り物から恐怖と歓喜が織り交ざった声で喋り始める。
『確かにこの氷なら並大抵の炎の怪人でも完全に凍てつくでしょう…しかし私は龍神王となる者!危ない所でしたがこれでは私を倒す事は出来ない!…………………ん?』
炎を噴き出して氷を少しずつ溶かしていた神兵だが勝利が見えて高揚していた所何か違和感を感じ始める。
それは…炎の出力不足。そして再び凍てつき始める自身の身体だった。
先程まで少しずつ自分の炎で溶け始めていた氷だったが、思っていたよりも炎が燃え上がらず更にそのせいで自身の身体が再び凍り始めたのだ。
『なっ!?何故!?何が!?』
慌てた神兵は急いで炎の出力を上げ始める。しかし炎がそれ以上激しく燃える事はなく、凍てつきも止まらない。
困惑する神兵は何が起こったのか炎を出しつつも動かせる首だけで周りを見渡すと…なんと神兵の周りに無数に転がってる壁や地面の瓦礫の一部が自身の身体から発せられる炎を吸い取っている事を目の当たりにした。
『石…!?何だこれは…!?』
「錬金の術式だよ」
神兵の驚きと疑問に答える様にアンジュがそこら辺の礫を1つ手に取る。すると礫に赤く描かれた錬金術の術式が浮き始め、神兵の炎を吸い取り始めたのだ。
『な…なっ!?…なっ!?!?』
「錬金術は無限大の可能性を秘めている…さっきの様に炎や雷を発現させたりする術式もあればその逆もある…炎や雷を引き寄せて消失させる術式もね」
アンジュの作戦はこうだった。
確かに神兵の予想通り、リゼのヘルエスタセイバーが神兵を倒す算段であったが神兵は炎を使い氷を溶かす事が出来る。いくら溶けにくい氷を使っても災害レベル竜なら半端に溶かしてそのまま脱出することが出来るだろう。そう危惧したアンジュは炎を発現させる術式の真逆の術式を無数にある礫や瓦礫に描き、周りに散らばせたのだ。
あの周囲を巻き込む様に槍を振るった時。あの時にアンジュは飛ばした瓦礫や礫に手をかざす事無く、遠隔でとても小さな術式を貼り付けて…
神兵がどんなに炎の出力を上げたとしても術式は炎が氷を溶かさない程度に炎を吸い取る。そして氷は侵攻を止める事無く神兵の身体を凍て付かせる。力を入れて氷を無理やり破壊しようとしてももはや身体の芯まで完全に凍て付いた為に力が上手く入らない。そしてやがて………神兵は完全に凍り付き、物言わぬ氷へと成り果てた。
そして更に追討ちをかけるかのようにアンジュとリゼのはるか後方。つまりは魔界王と思われる怪人と戌亥とこが戦っているであろう方向から凄まじい爆音と爆風がリゼ達に打ち付けられた。あまりの爆風の強さに思わずアンジュもリゼもしゃがみこんでしまう程だ。
そして……物言わぬ氷が粉々に砕け散る程に強烈だったのだ…
「か…勝った?」
「……再生しないところを見るとそうだろうね…ていうかあれでも再生するんだったらるるちゃん以上のバケモンだよ」
もはや右も左も分からなくなってしまう程に、むしろそんな事を考える事も出来ぬまでに氷漬けにし更には欠片すら見つけるのが困難な程にバラバラに崩壊された神兵が蘇らない所を見てアンジュ達は勝利を確信し一安心する。しかし、安堵している時間は無い。
「行こう! とこちゃんがあぶない!」
次は怪人王オロチやこの神兵と同等もしくはそれ以上に脅威となりうる魔界王を相手に単独で戦っているであろう戌亥とこの救助だ。
リゼはヘルエスタセイバーは鞘に収めず、アンジュも槍を取り出したまま神兵が居た方角から振り返り後方へ進もうとした瞬間…
「まいど〜もう終わったで〜」
戌亥が居た。
「「ギャアアアァァァァァ! で、出たああぁぁぁ!!!」」
後方へ振り返った瞬間すぐに間合いに居る為、リゼとアンジュは敵意よりも先に驚きが勝り、お互いに抱きついて思わず飛び上がる。
「何でそんな化け物を見た様な反応なん?」
「と、とこちゃん無事だったの!?」
「い、いにゅい! 魔界王は!?」
「魔界王? そんな大層なもんはおらんかった〜。居たのは大したことの無い野良怪人だけやで?」
「え?でもこいつは魔界王だって…」
リゼはもう肉片すら見つからない神兵が居た場所に目をやる。
「私達の知ってる魔界王はりりむはんのお父さんだけ…でしょ?」
戌亥とこが首を傾げる。特に嘘偽りを言ってるようには見えないリゼ達は思わず無言で少し頭を縦に振るしか無かった。
「あっちの怪人はともかく、リゼはんとンジュが倒した怪人は幹部やろな。1人でも向こうの主力を倒せたのは大きい!だから少し休んでから次行こか」
戌亥がそこらの瓦礫に腰掛ける。よくよく見ると戌亥は服こそ所々裂けては焦げているが戌亥自身は目立った外傷はひとつも無い。対してアンジュとリゼも重傷は一つもないが先の戦闘で体力を非常に消耗している。次の幹部との戦闘を考え、休む事は必要だった。
(敵の幹部が魔界王程度の災害レベル竜ならにじさんじが危惧していた程大きな弊害にはなり得ん。とすると怪人王オロチとドレイクの郷からやって来たドラゴンやドレイク達、更には事務所に侵入してきた呪怨王とかいう奴だけ…決して油断するつもりは無いけど…意外と余裕そうやな)
戌亥とこは自信が想定していたよりも最悪な状態とは程遠い現状に少し微笑む。実際にこちらにはまだ鈴原るるが居るしキングも何処が戦っている。戌亥とこは知らないだろうがサイタマもまだ残っている。
戌亥の思う通り、この戦いは想定していたライバーとヒーロー壊滅程に最悪な結果にはなり得ないだろう…
今はまだ…
アディアちゃん、ビハン、ヌール様!
今までありがとうございました。近いうちに恒例の卒業小説を書きます。
多分次回はチャイカ。つまりは…はい、そういう事です。言わなくても分かるでしょ?おふざけ強めですよ
リゼ・ヘルエスタ
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アンジュ・カトリーナ
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