あなたは夜の怖さを、覚えていますか?
鈴の音がした気がして、目をあけた。
その夜はいつものように、ひとりぼっちで、何もないように感じて、
それでもそんな自分の部屋の隅っこに、何かが動いているように思えた。
気のせいだ。
この街は、あの町ではない。
ベットから起き上がり、小さい方の電球を付ける。
これで少しは明るくなった。
ママとパパは今日も
それでも、勉強机に置かれている、
手作りの首下げできる大きなライトに、
娘を心配する姿が垣間見えた。
まだ残暑が続く、9月の夜は、とても早く来てしまう。
真っ暗な深夜に彼女は動き出した。
まだ片手で服を着替えることになれない。
バッサリと、綺麗としか言いようがないほどの、
美しく、そして無惨な左腕の残り物は、いまだに少し疼く。
右肩に比べ、簡単に通すことができる左の肩口は、右に苦闘する風に煽られる。
今夜はどうしようか。
この街の見回りは半分ほど終わらせたし、続きを頑張ってみようか。
それとも_________
鈴の音が聞こえた気がした。
この街は、あの町よりも、とてもお化けが少なかった。
ただ歩いていても見つからない。
注意して探してみて、やっと
ほんの数回見つけられた、
それでも、やっぱりお化けはお化けで、
私を追いかけてこようとするから、
あまり、あの町と変わらないなとも思った。
そんな、引っ越してきて一週間、
この夜の町を廻っていた時のことだった。
小さな神社を見つけた。
神社...というより神様には、良い意味でも、悪い意味でも縁がある。
その一つは、もう一人の神様に切ってもらった。
腕と一緒に。ユイと一緒に。
外に出て、庭に出る。
庭の隅に置かれた小屋には、チャコが寝ている____
「チャコ、今日もお留守番、お願いできる?」
____ことはなかった。
小屋から飛び出し、ハルに体を擦り付け、任せろとばかりに一声鳴く。
チャコは寝てくれない。私が寝た後にしか寝ようとしていないみたいだ。
まるで、私がふらりと居なくならないよう見張っているみたい。
現にそうなのだろう。
腕を失ったあの日、薄れ行く意識の中、ユイの声と、チャコの鳴き声が聴こえた気がした。
あの時、約束をしたのだろう。大事な大事な、約束を。
苦笑しながらチャコを撫でる。
「ユイもチャコも心配性だなー。この街は大丈夫だよ。少しはいるけど、ただそれだけ。ちゃんと、帰ってくるから。」
くぅーん と、少し困ったような、呆れたような声をあげて、ハルから離れると、庭の真ん中に陣どって座る。
いつも、ハルが帰ってくるまでの居場所だった。
「行ってくるね。チャコ。」
そして、彼女たちの夜が、廻りだした。
この物語をお読みになる前に、
お願いがあります。
これから、またも、夜がやってきます。
どんなに不安でも、心細くても、
夜から逃げないでください。
よろしいですか?
あなたは、ひとりじゃありません。
その手をまた握ってくれる、あなたにとって大切な手を、
今度こそ、ぜったいに、はなさないでください。
約束できますか?
本当ですか?
>【はい】 【いいえ】
今度こそですか?
>【うん】
どうも、どうも、
そろそろ夏だなぁ → 夏といったらホラゲーかね → ヒャア↑夜廻実況がやっぱ最高だわ → ハーメルンに夜廻あるかね...?
ということで、深夜廻二次創作RTA、はっじっまっるっよー。
投稿ボタンを押すと同時にタイマースタート、連載表示が完結表示になったらタイマーストップです。
二次創作RTAは実質私しか走者がいないので(暫定)一位確定です。やったね。
(もっと夜廻作品増えろ増えろ...)
息抜きの息抜きの息抜きに書きました。
ぶっちゃけ思い付いてから冒頭部分のチャート作るまで授業一本分です。
執筆が捗るなあ。(白目)
こうやってまた連載中の作品が増えていくんだ...
ハル達がいる街を含む、この世界のオカルトへの関心を掲示板形式で書きたくなったのだが需要ある?
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ある
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ない
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そんなことより続きはよ
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ハルちゃんprpr