深夜廻・廻   作:色龍一刻

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それは、遥か遠き星の瞬き。
未到の光は、いつかのあなたを照らすでしょう。
空の翳りは晴れたから。
さあ、一緒に。手を握って。



■■・廻想 可能性の一つにて。

 

 

 

 

あの後。

 

あの後のお話だ。

 

のこされたもの。

 

たくされたもの。

 

ガラクタ(宝物)を抱えたひとりの私は、

 

私へと伸ばされたその手を、

 

確かに、強く、とても強く、

 

握りしめて。

 

歩いた。

 

どこまでも歩いた。

 

出逢えた、大切な人たちと。

 

胸にのこるガラクタ(宝物)は捨てられなかったけど、

 

両手には、歩くたびに重みが増えた。

 

とても重く、されど優しい、

 

そういうものを抱きしめて、

 

私は歩ききったんだ。

 

 

別れは恐ろしかった。

 

それ以上に素敵な出会いができた。

 

別れは多かった。

 

それ以上に大切な出会いができた。

 

ユイ。

 

あなたが教えてくれた大切なこと。

 

私は、知ることができたんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は人として数十年を生きて、

 

人として弔われて、

 

超常の存在として■に召し上げられて、

 

更に、時は流れ去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■■、早く行こう! 花火終わっちゃうよ!

 

もう、■■ったら....そんなに走ると転んじゃうよ?

 

大丈夫! ほら、手を繋げば。

 

しょーがないなぁ....さあ、行こう!

 

うん!

 

 

 

 

 

夏。

 

どこかの町の、花火大会の空だった。

 

いつかの夜を、重ねてしまうような、

 

小さな小さな二人組がそこにいて。

 

一人は紅。

 

一人は蒼。

 

小さな足で、祭りの提灯で飾られた山道を登っていく二つの色は、締め付けられたかのように懐かしくて。

 

 

 

偶然なのだろうか。

 

輪廻なんていう、生命の繰り返しなのだろか。

 

ただ単純に、わたしの思いを重ねてしまっただけなのだろうか。

 

 

また、花火を見に来ようね、約束だよ。

 

 

もう声も思い出せないほど遠くへと来て、

 

それでも覚えている、この胸に刻み込んでいる、

 

ちょっとした子供の約束。

 

 

 

 

 

 

 

■■? どこか痛いの?

 

あれ、なんでかな、涙が止まらないや。

 

大丈夫? 辛くない?

 

ううん、胸はきゅぅとするし、速くなった鼓動も治まらないけど、なんだかとっても嬉しいんだ。

 

 

光の花を見上げながら、

はらはらと滴を落とす少女の隣で、

私も、空を瞳に写す。

 

覚えている。

いつまでも、それを覚えていた。

私と()()()が結んだ、契約の一つ。

天寿を全うし、私は死んだけれど、

今もなお、()()()はここで人々を視ている。

 

なるほど、確かにあいつ(縁切り鋏)は何処までも誠実だった。

自身の統合神性(からだ)の一部で眠る、お人好しを思う。

 

輪廻すら越えて、

運命すら捩じ伏せて、

何も残っていない真っ白な私は、

 

あの夜を、■■と共に見上げている。

 

約束。

この脳裏すらも汚染する、強すぎた願い。

 

 

 

 

 

そうだった。

 

 

私達は、再びここで出逢うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満足したか?

 

 

鳥居の下で、如何にもな装いの男が立っている。

 

神は、視線を移して、思念を送った。

 

 

よく、わからない。あれは、なんだろうか。

 

 

うーん、俺にも検討つかんことだが、

まあ、そうだな、そういう"答え"が出される頃合いだったんだろうな。

 

 

答え。

 

 

運命なんて洒落た言葉を使うつもりはなかったんだが、悪い、その言葉が適切かもな。

50、100年経てば、こういうこともあり得るのだろう。

偶然と偶然の先、無意識的な願いの成就。

密かな神の思し召し。

 

お前さん、そういう(縁結びの)神様なんだろ?

 

 

神は、そこで初めて権能が密かに動いていたことを知った。それを止めようとして、止める意味を見つけられずに硬直した。

 

 

ヤベ、まさか図星? 下手打ったか?

癇癪は止めてくれよ....俺また怒られちゃうから。

 

 

少しずつ思考を回す、

神としての理性が発する混乱(エラー)を脇に置いておき、元契約者のを模範した疑似的な思考回路(人格)答え(道理)を探す。

 

 

やっぱりな、

エニシガヒメ、お前様、寂しそうな顔をしてるぞ。

 

 

寂しい。寂しいとはなんだろうか。

この胸の苦しみだろうか。

際限なく湧き出る神らしからぬ衝動だろうか。

私が、未熟だからこその、

欠陥の一つなのだろか。

 

 

まあ....お前様の存在基盤が、()()()()そのもののもんだからな...それこそ道理に合うって言うもんだろう?

学習の結果。受け継がれた"在り方"、精神性。

夏の夜になる度に、彼女は縁側で星に祈るほどに。

どこまでも強靭(強く)、頑なのまま生き果てた願いそのもの。()()()に宛てたわけでもない、最後にして最強の願掛け。

 

 

契約者の、願い。

 

 

貴方様はそれをただ叶えたわけだ。

()()()()()

それだけの意味が、この数百年にとっての、

最高の奇跡だった。

 

あー、もうほんと、ここらへんの神様は、皆揃って()()()()が過ぎるっての。消耗を回復させる俺達の身にもなってほしいぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■■、どうしたの? そんな強く私の手を握っちゃって、やっぱり夜道は怖い?

 

 

ううん、違うよ。

どうしても■■の手が離せなくちゃった。

本当に、もう離したくないって、

そう思うんだ。

 

 

本当にどうしたの?

そんなこと言い出しちゃって...

離すわけないでしょ? 

■■には放浪癖があるんだから、夜に迷子なんてなられたらお母さんに怒られちゃう。

 

 

そうだね。

離したくないな。

もう一度なんて、あり得ないから。

 

 

.....まあ、確かに、

もう一度なんてあり得ないかもね。

あんな綺麗だった花火、また見れるかな。

 

 

見れるよ。私が約束する。

一緒に、また違う花火を見ようね。■■(ユイ)

 

 

そうだね! また一緒に見に来よう、■■(ハル)!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

523:名無しの霊能者

こちら第一中継班。

隣で同僚が涙ボトボト落としながら光学レンズ覗き込んでんだけど。

 

524:名無しの霊能者

ま、まあ許したれ。

子孫にとって100年の悲願だからさホラ。

 

525:名無しの霊能者

こちら第三中継班。

おじさん達がお祖母様の写真持ち出して大宴会しようとしてます誰か止めてヘルプミー!!!

 

526:名無しの霊能者

南無。

 

527:名無しの霊能者

そ、それにしても綺麗に瓜二つだね。あの二人。

 

528:名無しの霊能者

まあ、先祖返りってやつだろ。

分家のさきっぽのさきっぽの方で産まれ子とはいえ、潜在能力は前々当主に匹敵するらしい。つまり生き写しだな。神秘的。

 

529:名無しの霊能者

問題は過激派をどうするかなんだよなー...。

彼奴等多分、■■ちゃんを無理矢理次代当主に仕立て上げたいだろうし。

 

530:名無しの霊能者

断固阻害するぞ。あの環境を崩させてたまるか。

 

531:名無しの霊能者

百合ですねわかります。

 

532:名無しの霊能者

すまない、レズは帰ってくれないか?

 

533:名無しの霊能者

第二中継班及び第二機動部隊より通達。

山中の悪霊類の掃討完了。

第一中継班と直ちに合流、町内での広範囲掃討を開始予定。

 

534:名無しの霊能者

了解。

 

535:名無しの霊能者

合流ポイントへの設備の点検機材搬入完了しました。

追加人員も準備オッケです。

 

536:名無しの霊能者

ダイソンの吸引力並だな。彼女ら。

無双ゲームレベルで霊が押し寄せてくるわ。

 

537:名無しの霊能者

誘蛾灯ってレベルじゃねーっすね。

吹けば散る雑魚霊だから助かってますけど、

もう少し広範囲攻撃手段欲しいっすね。

 

538:名無しの霊能者

フッフッフッ....

 

539:名無しの霊能者

ん?

 

540:名無しの霊能者

こんなこともあろうかと!

提携先の屋上神社からありがたい塩を貰ってきておいたのだ!!!

これを聖水に混ぜて.....噴射ッ!

 

541:名無しの霊能者

ふぁ、ファブリーズだとっ....!!!

 

542:名無しの霊能者

雑魚霊=親父臭説が誕生した瞬間である。

 

543:名無しの霊能者

イヤだなぁそんな説...

 

544:名無しの霊能者

つーか雑魚霊なら聖水だけで倒せんじゃね?

 

545:名無しの霊能者

(´;ω;`)ウッ…

 

546:名無しの霊能者

(自慢したかっただけに決まってるでしょ! 空気読みなさいバカチン!)

 

547:名無しの霊能者

聖水の背負タンクにファブリーズ型拡散機。

いいもん使ってんね。重そうだけど。

 

548:名無しの霊能者

貯金ギリギリでカッパ安いのしか買えんかった...

水が貫通して服ビショビショだから、思い切って水着に着替えてやってる。

 

549:名無しの霊能者

真夜中に合羽水着!?!?!?

 

550:名無しの霊能者

へ、変態だー!!!

 

551:名無しの霊能者

水着、星4、10万、0枚 ウッ(死亡)

 

552:名無しの霊能者

まーた水着イリヤ難民が死んでおられる。

 

553:名無しの霊能者

確かに装備は水着イリヤやな。

 

554:名無しの霊能者

ま、こんなスレにいる時点で女じゃないだろ。

 

555:名無しの霊能者

あ、合羽水着ニキはネキですよ。

 

556:名無しの霊能者

ど、どっちだ...?

 

557:名無しの霊能者

ネキっつってるだろボケ。

 

558:名無しの霊能者

>>538 じゃあ、まず年齢を教えてくれるかな?

 

559:名無しの霊能者

18才、学生です。

 

560:名無しの霊能者

ま つ り じ ゃ

 

561:名無しの霊能者

写真プリーズプリーズ!

 

562:名無しの霊能者

みんな踊れー!!

 

563:名無しの霊能者

雑魚霊「やってみせろよ、タンカー!」

 

564:名無しの霊能者

タンカー「(雑魚霊なんて)何とでもなるはずだ!!」

 

565:名無しの霊能者

雑魚霊「合羽水着JKだと!?」

 

566:名無しの霊能者

₍₍( ง▼_▼)ว⁾⁾

鳴らない言葉をもう一度描いて

₍₍ᕦ(▼_▼)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ( ▼_▼)ว⁾⁾

₍₍(▼_▼)⁾⁾

赤色に染まる時間を置き忘れ去れば

₍₍₍( ง▼_▼)ว⁾⁾⁾

哀しい世界はもう二度となくて

₍₍ᕦ(▼_▼)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ(▼_▼ )ว⁾⁾

(▼_▼)

荒れた陸地が こぼれ落ちていく

₍₍ ʅ(▼_▼) ʃ ⁾⁾

一筋の光へ

 

567:名無しの霊能者

ネタが数十年古い。

 

568:名無しの霊能者

いやまあ淫夢語録はそれ以上ですよこれわ...

 

569:名無しの霊能者

やめろよ...おじさんだってばれちゃうだろ。

 

570:名無しの霊能者

そろそろ掃討作戦終わるよー。

 

571:名無しの霊能者

乙ー。

 

572:名無しの霊能者

乙カレー。

 

573:名無しの霊能者

それにしても、こう二人を見ていると、

こう、なんかやばいな。

 

574:名無しの霊能者

記録に、映像に、紙面に、

ただ情報として記されていた奇跡が、確かにここにある。

 

575:名無しの霊能者

今を生きていることこそが幸運かね。

 

576:名無しの霊能者

何て言うかね、感無量だよホント。

 

577:名無しの霊能者

.....例の実体験組な大物が何でこんな辺鄙板にいるんですかね。

 

578:名無しの霊能者

まあ、因子継承の時に一緒に記憶を貰っただけさ。

 

579:名無しの霊能者

魔眼調整の際、時空帯観測実験で視させて貰ったわ。

 

580:名無しの霊能者

やっぱ大物じゃないですかヤダー。

 

581:名無しの霊能者

>>579 過去視とかレア異能じゃね? スゲーな。

 

582:名無しの霊能者

曾祖母の神眼の遺伝派生だからまああり得たものだよ。

普通に除き見てるのあの時間の曾祖母に気づかれてたし。

 

583:名無しの霊能者

え。ヤバくねそれ。

 

584:名無しの霊能者

ヤバかった。眼が合った瞬間色んな意味で死ぬかと思った。

 

585:名無しの霊能者

神眼と眼が合ったのか...よく精神壊さなかったな。

 

586:名無しの霊能者

三重プロテクトで命拾いしたわ。

あと少しで終わってたかも。

 

587:名無しの霊能者

くわばらくわばら...ところで可愛かった?

いやね詳しくは聞かんけど。

 

588:名無しの霊能者

可愛かった。プリティーだったり神々しかった。

 

589:名無しの霊能者

語彙力死んでる。

 

590:名無しの霊能者

代わりと言ってはなんだが、

■■ちゃんがそこにいるじゃろ?

 

591:名無しの霊能者

あんな感じ。かわいい。

 

592:名無しの霊能者

なるほど、かわいい。

 

593:名無しの霊能者

どいつもこいつも忙しさで脳が死んでやがる....。

早くどうにかせんと。

 

594:名無しの霊能者

諦めろ、手遅れだ。

みんな書類の山に埋もれて死ぬ運命だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・topic

 

エニシガヒメ

誰かによく似た雰囲気を持つ神霊。

その誰かさんは天寿を全うし、エニシガヒメとの契約通り、存在基盤("そこに在る"という世界に対しての証明概念)を遺して永眠。

存在規模の容量、権能の行使は問題なかったが、完全な神格化に問題が発生、

あわや存在立証失敗となるところで、とある鋏な神様が直前まで拒絶し続けていた神性の統合を承認。エラー発生部位を補完することで解消。

無事神格化を誰かさんの死亡から120年経った頃に完了した。

そこから更なる眠りを経て、無事縁神として再誕した。

 

誰かさんの人生を睡眠学習した結果の一つとして、人類とのコンタクト用インターフェイスとして疑似思考回路(人格)を模範生成した。学習の都合上多大な影響を誰かさんの思念情報から受けており、産まれたてにしては人間臭い部分も見て取れる。

 

地脈の調整や、加護の展開、神徒の稼働や人々との契約、信仰の収集などが眠っている間に行われた。

 

なおとある人々が旧神社跡地(霊脈直上)を買収し、神社を再建し、神降ろしを行い、経営者、管理者を手配し、周辺住民と積極的交流で参拝者を作ったりと、デスマーチな働きぶりであったことをここ明記する。

 

成し遂げた委員会のお兄さんお姉さん2世3世「なんちゅう厄ネタを置いて死にやがったんだあいつら...墓で文句言ってくる。」

 

 

 

コトワリ様

様々な事案による権能の酷使、神格の消耗、信仰の収集機だった唯一の巫女の死亡により、急速に弱体化。存在の維持すらままならない状態となったが、とある人々の尽力で一時的ではあるが消滅は免れた。なんとかとある現人神の覚醒まで存在をもたせることに成功、神格の必要最低限の成長を確認し、今まで拒否し続けていた神性の統合を許諾。今現在、現人神の統合神性中で眠りについている。

巫女の子孫が神社に来ると時々起きる。

 

 

 

とある守護犬

犬の特殊霊体。神様の使い。

二人組の少女たちに分霊の子犬を憑けて見守っている。

強さとしては、トラックを前足でスクラップにできる程度の物理的霊障能力を持つ。ポルターガイストの超物理特化型。

 

 

 

■■ 

紅いの閃光。

今を生きる少女。

少女は誰でもなく、少女は少女である。

重ねるな。想い込むな。それは冒涜に過ぎず。

 

■■

蒼き流星。

今を生きる少女。

願い星は、眠り神は、確かに次へと受け継がせた。

重ねることもなく、想い込むこともなく、

少女は、隣の少女と笑い合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 







大変お待たせいたしました。
書けることが沢山あるくせに、
一つも書けなかったので泣いていました。
半年のブランクがここまで辛いとは思いもしませんでした。

今回は、あり得るのだろう未来のお話。
『if』と決まっていない物語の一端みたいなものを描きました。

....後書きを書くときに限って、言いたいことが出てこない!何回目だこんちくしょう!


色々忘れたんで、関係のないお話します。
6万円分のガチャ石使ってスカサハ=スカディ0枚でした。初めてfgoで怒りました。ソシャゲは闇。はっきりわかんだね。

新キャラ予想動画で、清明来るって聞いて楽しみにしています。ガチャはキライだけど。
特に小説にハマった原因が『少年陰陽師』っていう清明にめちゃくそ関係する作品でしたので更に清明が好きだったりします。ガチャはキライだけど。
確かハーメルンにぼちぼち二次創作あがってたと思うんで、試し読みしてもいいのよ?(ダイレクト布教)
以上、関係のないお話でした。

そろそろ一年の節目を迎えますが、今年はどのような一年となったでしょうか。波乱なご時世ではございますが、皆様の健康が来年も続きますことをお祈り申し上げます。

ハル達がいる街を含む、この世界のオカルトへの関心を掲示板形式で書きたくなったのだが需要ある?

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  • ない
  • そんなことより続きはよ
  • ハルちゃんprpr
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