死神のヒーローアカデミア   作:icy tail

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リメイクです!
是非楽しんで読んでください!


プロローグ

俺の名前は

 

志波雨梟(しばうきょう)

 

どこにでもいる普通の中学3年生の男子…って訳じゃなく、ちょっと特殊な身の上だ。

特殊って言うのは、まぁ簡単に言えば2度目の人生を歩んでいる。

それも、元の世界で生き返ったとかではなくて所謂、転生と言うモノらしい。

そして、その今の俺が生きている世界と言うのがまた特殊でな…。

『個性』と言う異能の様なものが人間に宿り、ヒーロー社会が出来上がっている。

斯く言う俺にも個性が宿っているのだが…。

俺の個性を説明する上で欠かせない事だから言っておくが…俺は前世で好きだった漫画があった。

それは…BLEACHだ。

正直、めちゃくちゃにハマっていた。

まぁ、話すと長くなるので省かせてもらうが…俺の個性は霊力を操れる個性だ。

だからと言って全ての力が使える訳ではなく、縛道と破道、それから斬魄刀を使うことが出来る。

回道と瞬歩は使えなかった…。

瞬歩が使えなかった時はガチで落ち込んだなぁ。

それは良いとして、一番重要な斬魄刀だが…『捩花』を使うことができる。

志波海燕がBLEACHの世界で使っていた斬魄刀で、水を操ることができる中々に強い能力だと思う。

俺はBLEACHで一番志波海燕が好きだったから発現した個性が分かった時は泣いて喜んだね。

それとあと1つ…俺の容姿は志波海燕そっくりみたいだ。

最近は声変わりで声まで似てしまった。

実際は志波海燕はイケメンだから死ぬほど嬉しいけどね。

とまぁ俺の話はここまで。

俺は明日、雄英高校ってとこの入試だからもう寝るな。

そんじゃ、おやすみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁ~。眠っ」

 

俺の名前は…え?

知ってるって?

あれって夢じゃなかったのか…。

まぁとりあえず今日は雄英高校の入試だから用意を…

 

「にぃちゃーん!朝だよー!」

 

俺が用意をしようと立ち上がろうとしたところで、自室のドアが勢い良く開いた。

あー。いつものやつだ。

 

「おー、里鶯。いつもありがとなぁ」

 

「えへへ~!どういたしましてっ!」

 

うん。可愛い。

部屋に入ってきたのは俺の妹の志波里鶯(しばりおう)だ。

里鶯は現在小学5年生で、毎朝俺を起こしに来てくれる良く出来た妹だ。

そして、起き上がった俺は里鶯を伴ってリビングに向かった。

 

「母さん。おはよー」

 

「あら。おはよう、雨梟」

 

キッチンで朝ごはんを作っているのは、母の志波砂雉(しばさち)だ。

 

「今日は雄英高校の試験でしょ?頑張りなさいよ」

 

「うん。必ず受かるから」

 

「にぃちゃんなら楽勝だよ!」

 

「ははっ。ありがとなぁ」

 

そう言って里鶯の頭を撫でていると朝ごはんが出来たようなので朝ごはんをたべ、着替えて家を出る時間になった。

 

「そんじゃ、行ってきまーす!」

 

「あっ。そうだ。雨梟、お父さんが頑張れって言ってたわよ」

 

ちなみに、父は志波風鷹(しばふよう)

これで全員の4人家族だ。

 

「そっかぁ…あとでメール入れとくよ。じゃ行ってくる!」

 

「「いってらっしゃーい!」」

 

そして、俺は雄英高校に向かうべく家を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電車に揺られること20分。

目的の駅に着き雄英高校まで歩いて来た。

 

「やっぱでけぇ…」

 

俺の前いた世界も大きい建物はあったけど…高校だろ?

良く考えたら桁が違うよなぁ。

そんなことを思いながら門をくぐり歩いていると、前にめちゃめちゃ緊張している受験生がいた。

後ろから確認できるのは髪が緑色で髪がモジャモジャしていることくらいだ。

 

「どんだけ緊張してんだよ…。足が生まれたての子鹿状態だぞ…あっ。転ぶ…」

 

俺が後ろからその受験生を眺めていると、一歩目で何もないところで躓き前に倒れそうになっている。

縁起悪ぃから助けてやるかな。

 

「縛道の四。『這縄』」

 

そう言うと、俺の人差し指から光の縄のようなものが伸びて緑くんの胴の辺りに巻きつき転ぶ寸前で助けてやった。

緑くんは自分が転ばなかった事に困惑してあたふたしている。

その光景を見ながら歩み寄り声をかけた。

 

「よぉ。大丈夫かよ」

 

「へっ?」

 

「良かったな転ばなくて」

 

「あっ、あ、あの!き、君が!?あ、ありがとうございます!」

 

「おう、どういたしまして。…んじゃあ俺は行くな。お互い頑張ろうぜ」

 

「う、うん!」

 

緑くんを助けた後、そのまま中に入り、ペーパーテストを終わらせ、大きな講堂の様なところに通された。

中にはすでに数えきれないほどの受験生が座っていた。

とりあえず近くにあった空いている席に座り、始まるのを待つことにした。

 

『今日は俺のライヴにようこそー!!!』

 

待つこと数分。

試験の内容を説明してくれるらしい、雄英高校の教師でプロヒーローのプレゼントマイクが姿を現した。

 

「おお!プレゼントマイクじゃねぇか!やっぱすげぇな雄英!」

 

間近でみるプロヒーローに少し興奮しながらも、つつがなく試験内容の説明は終わった。

試験内容は簡単に説明すると、

フィールドに敵を模したロボットが散らばっていて、そいつを倒すとポイントが貰えるってシステムだ。

中には0Pのギミックも存在するらしいが…無視だな。

相手にするだけ時間と労力の無駄だ。

とまぁ、本当に簡単にだが内容はこんな感じ。

でもなぁ…なんかこの試験って非戦闘系の個性持ちからしたら絶望するような内容だよな。

それでもどうにかするのがヒーローだって言われちまえばそれまでだが…ちょっと不憫だよなぁ。

ん?なに?俺?

俺はバリバリの戦闘系だから余裕ですとも。

 

『んじゃあリスナーたちはそれぞれの試験会場に移れー!ハリアッープ!』

 

俺がそんなことを考えていると、回りの受験生たちは指示に従いそそくさと会場に向かっていく。

 

「おっと。やべぇ。早く行かねぇと」

 

急いで自分の試験会場に向かい到着する。

目の前には規模こそは小さいが街があった。

 

「おいおい…!こんなのが何個もあんの!?さすがにビックリなんだが!」

 

回りにいる受験生たちも一様にざわざわしている。

自分が思い描いていた物の数倍の規模だったのであれば仕方がないことだ。

だとしてもこんなことをしている場合じゃないな…。

 

「ふぅーーーーー」

 

集中するために息を大きく吐き、回りの音を遮断する。

自分の世界に入り込み雰囲気に体を慣らしている。

そして、深く…30秒ほど掛けて息を吐き、ゆっくりと目を開ける。

 

「…よし。もういつでも行ける」

 

回りの受験生たちは未だに騒いでいるが関係ない。

俺にできる最高のパフォーマンスをするだけだ。

とその時…

 

『ハイスタートー!』

 

急にスタートの合図がなされた。

受験生たちが困惑する中、合図と共に走り出した受験生が数名。

その中には雨梟の姿もある。

その後ろ姿を眺めていた他の受験生たちも我に帰ったように走り出す。

雨梟は先に走り出した受験生たちの中でも先頭に立っているようだ。

 

「っしゃあ!滾ってきたァ!!」

 

ここから一人の少年の英雄譚が幕を上げる。

 

 

 

 




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