ハイスクールD×D ゼロの名を持つ龍王   作:皐月の王

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週一で投稿できたらいいなぁと思うだけ思います。


第5話

俺は身の丈以上の光の槍を幾重にも出現させ、カテレアに投げつける。カテレアは空中に何重もの防御方陣を張り光の槍を防ぐ。次にカテレアは魔法陣を展開し、そこから龍の顔を模した魔力の塊が襲い来る。普通なら能力を使い自己強化に使える攻撃なのだが

 

「コイツ!面倒なことしてくるな……!」

 

単一の攻撃ではなく複数の魔法陣から放たれているものだ。一つでも喰らうことが出来ればいいのだが、それはスキを作ってしまう。

 

しっかりと俺の嫌がる戦法を勉強してきているじゃないか。おかげで、面倒なことこの上ないぜ。カテレアの攻撃を躱し、当たりそうなやつを防御方陣で片手で防ぎ魔術師がいる方向に流す。

 

「誰から聞いたか知らないけど、随分勉強するんだな。俺が嫌う攻撃方法をしてくるなんて」

 

「私たちの情報網を侮らないでください。貴方が敵として立ちはだかる事も想定内なのですから!」

 

カテレアが杖を掲げる。俺はすぐさま上を見る。上には複数の魔法陣が展開されており、認識すると同時に攻撃が降り注いでくる。

 

「不意を付けば俺が避けれないとでも思った?」

 

「あら、避けていいのかしら?下を見なさい?」

 

俺はカテレアの言う通りにしたを見る。底にはグレモリー眷属の二人とミカエルの護衛の天使が戦っていた。クソが避けたらあいつらに当たるな!

 

「チッ!」

 

片手で光のシールドを張り、降り注いでくる魔法陣の攻撃を防ぐ。攻撃は俺にめがけて降り注ぐが、その尽くをシールドで防ぐ。

 

「なっ!」

 

「ただの防御方陣なら砕かれていたかもな。さすが、魔王の末裔って所かな?」

 

カテレアは忌々しげに俺を睨みつけるが、すぐに平静を取り戻したのか。

 

「では、そろそろ覚悟を決めてもらいましょうか?『黒き龍』」

 

そう言うとカテレアは、懐から小瓶を取り出し、中には小さな黒い蛇らしきものを飲み込んだ。

一体何をしてくるつもりだ?

 

刹那、その刹那、空間が激しく振動し、カテレアの全身から放つ魔力が膨れ上がり不気味なオーラを漂わせているじゃねぇか。

 

俺は無数の光の槍をカテレアに向けて放つが、腕を横になぐだけで難なく消失させた。

 

直後二重の魔法陣を展開し、俺めがけて攻撃を放つ。先程とは比べ物にならない程の魔力と極太さだ。

 

「ふっアッハハハハハッ!」

 

「何がおかしいんだよ!」

 

俺は躱し、カテレアの後ろに回り込んでいた。カテレアは魔力を纏って裏拳を俺にしてくる。俺も魔力を纏った拳で受け止める。

 

「上がった魔力とオーラといい、オーフィスから何か貰いやがったな?」

 

「貴方に答える意味なんて無いわ……あなたがたはここでは滅ぶのですから!」

 

更にカテレアは力と魔力を入れ爆発させる。俺は煙から姿を出し、一呼吸を置く。

 

「相棒、あの力はオーフィスの力で間違いないよな?」

 

『ああ、間違いない。あの蛇はオーフィスの差し金だろ。無限の龍神ウロボロスドラゴンと呼ばれているやつだな。お喋りはそこまで盟友、終末の怪物とヤラが来るぞ』

 

「だろうな……よし行くか!」

 

出てきたカテレアと再びぶつかり合う。今度は近接戦になる……どうしても俺に能力を使わせたくないようだな……面倒なことこの上ない!

 

再び距離を置いた段階で変化があった。

 

「へぇ……停止した時間が動き出した」

 

教室の方を横目に見ると先程まで動いていなかった面々が動けるようになっていた。更に魔術師を転送していた魔法陣も消滅していた。解析が終了してなんとかなったのだろう。反撃開始と言わんばかりに攻勢に出た。

 

「そろそろ、俺達も決着をつけるとするか。まずはその鬱陶しいオーフィスの力を消させてもらうよカテレア!!」

 

俺は片手をカテレアに向ける

 

『Vanishing!!』

 

カテレアの纏っていたオーラが、オーフィスの蛇がカテレアの体から霧散する。

 

「ち、力が!!」

 

「知らなかった?もう一つの力を、まぁもうひとつは俺も引き出しきれてねぇし、使う機会なんて二天龍が相手しか思いつかないしな」

 

カテレアの強化状態を俺は0にした。つまり強化を解除したのだ。

 

「だったら何よ!私は偉大なる真のレヴィアタンの血を引く者!カテレア・レヴィアタン!貴方ごとき忌々しい龍には負けない!」

 

頭に血が上ったのか、単発の大きな魔力攻撃をする。冷静さをかいたその攻撃は有難く利用させてもらおうか!

 

『Predaton!!』

 

右手で魔力の受け止める。流石に怒り狂っただけはあり、攻撃は軽くは無い。だが、その攻撃を砕き喰らった。

 

「なんですって!?」

 

カテレアは驚愕した表情を浮かべた。

 

「さぁ……来いよ!」

 

「ナメるなッ!」

 

ありったけのオーラをまとって、カテレアが飛び出してくる。俺も迎え撃つべく、オーラを纏い飛び出す。カテレアの一撃が当たるより早く、右の爪で右肩を突き刺す。

 

「グッ!」

 

カテレアから苦悶の声が上がる。悪いけどここで終わりにさせてもらう。

そのまま爪を引き抜くと鮮血が飛びちる。俺は蹴り飛ばし、尻尾でカテレアを貫き引き寄せる。爪に光をまとわせ、カテレアの胸を貫く

 

「これで……終わりだ……!」

 

「ギャアアアア!?!?」

 

光を纏った俺の右腕はカテレアに突き刺さった。俺はカテレアの断末魔を聞きながら、カテレアが塵とかし虚空に消えるのを見届けた。

 

悪魔には光が有効だったよな。本当によく効くよ

 

カテレアの残ったのは光の玉のようなもの。それは俺の右手に吸い寄せられ消えた。それと同時に魔術師が全滅した。

 

「全滅させたのか、やるじゃない!?」

 

上から蹴り落とされる衝撃が走った。

 

「ぐっ!」

 

俺はなす術なくかなりの勢いで、地面に激突した。その衝撃でクレーターが出来上がり、その上ダメージで禁手が解除された。そして俺は蹴り落とした人物を見て俺は驚いた。

 

「なんのつもりだ……ヴァーリ!」

 

「こっちの方が面白そうなんでね」

 

「……まったく、俺もやきが回ったもんだ。俺はお前に『強くなれ』とは言ったが、『世界を滅ぼす要因だけは作るな』とも言ったはずだぞ?」

 

アザゼルが歩いて来る。

 

そこからの話は、ヴァーリが旧魔王のルシファーの血を引くもので、人間とのハーフだったから、『白い龍』の神器を手に入れたという話をしていた。俺もそれは小さい時に聞いた話だ。過去現在未来に置いても最強の白龍皇だろうという話を。そして、そのライバルに当たる俺と兵藤一誠の話だった。

 

「兵藤一誠の人生は、家はあまりにも普通だ。両親も普通、血縁も普通。先祖が魔術師や力を持った能力者でもなく、勿論、先祖が悪魔や天使に関わったこともない。君自身も悪魔に転生するまで極普通の男子高校生だった。―――ブーステッド・ギア以外、何も無い」

 

哀れむような表情で嘲笑っている。

 

「つまらない。逢坂雄真の方が重厚な人生を送っている。何せ、雄真は十一年前に悪魔によって両親を殺されているのだからな……」

 

そして俺の過去を暴露する。なんでや別に言わんでもええやろ。

 

そのヴァーリの言葉に皆の視線が集まる。そのままヴァーリは続ける

 

「彼自身もその時殺されかけたが、神器が目覚め、両親の敵の悪魔を殺したのだ。そしてアザゼルに拾われ、傭兵として今まで生きてきたのだ」

 

「そんな……」

 

「両親が殺されて……」

 

グレモリー眷属が信じられない表情で俺を見てくる。俺はそこのところは詳しく覚えていないんだどうやって倒したかなんて

 

「そうだ!こういう設定はどうだ兵藤一誠、君は復讐者となるのだ。俺が君の両親を殺す。親を俺のような貴重な存在に殺されれば、多少は重厚な運命に身を委ねられると思わないか?君の両親も今後老いて死ぬことを思えば、よっぽど劇的だ」

 

「殺すぞ、この野郎……なんで俺の父さんと母さんが、てめぇの都合に合わせ殺されねぇと行けねぇんだよォォォッ!」

 

『Welsh Dragon Over Booster!!!!!』

 

兵藤一誠の怒りに応えるように禁手が発動した。桁違いに力が上がってる!

 

「てめぇなんぞに俺の親を殺されてたまるかよォォォォォッ!!!」

 

神器は強い想いほど力が出る。兵藤一誠の純粋な怒りがヴァーリに向けられている。

 

俺は禁手を継続した状態で戦いを見守る。今は当人同士の問題だし、兵藤一誠が殺されそうになれば助けには行く。俺は今の兵藤一誠の力を見てみたい。

 

「そうだ。コカビエルの時、仲間のために戦ったんだな?家族より先に仲間を殺すべきだったか?」

 

「ヴァーリてめぇええ!!」

 

ヴァーリがアーシアとハーフヴァンパイアに攻撃をする。兵藤一誠は庇うために飛翔するが、ギリギリ間に合わないだろう。

 

俺はすぐさま禁手化になり、アーシアとハーフヴァンパイアの前に立ち。両手から青白い光の魔力を出し、前方に青白く光る円形状のバリアをはり、防御する。

 

「《黒天龍王》!!」

 

「兵藤一誠、こっちは俺が守ってやるヴァーリとの戦いに専念しろ」

 

「ああ!!」

 

ヴァーリが他のメンバーを襲おうとしたが、次は兵藤一誠が間に合い押し返す。

 

「あ、ありがとうございます」

 

アーシアが礼を言ってくる。俺は振り返らず

 

「礼なんていらないぜ。俺は自分の仕事をしただけだし」

 

そして俺は二人の戦いを見守る。もし、兵藤一誠の禁手が腕輪の対価が切れたら兵藤一誠に勝ちはない。そうなったら殺される可能性がある。そうなった場合、俺が次戦わなければいけない。

 

そして信じられないものを見た

 

「……へへへ、『白龍皇の籠手』ってところか?」

 

兵藤一誠とドライグが『白き龍』の宝玉を吸収して自分のものにした。相反するものの力を一つにするなんてなんて無謀なことしたんだ、でもそれをなしてしまった!

 

『ふっ、今回の赤龍帝の宿主はひと味違うようだな。今までに無い奴だ』

 

ゼローグは面白そうに言う。ああ、確かにこんなことをするやつなんてそうそういねぇよ。

 

「おもしろい。なら、俺も少し本気を出そう!」

 

『Half Dimension』

 

この技は、あらゆるものを半分にするつもりか!周囲の物体が半分の大きさになっていく。

 

「よし、じゃあもう一方のまともじゃねぇところついてみるか?」

 

アザゼルが言い出す。いったい何をするつもりだ?

 

「おい赤龍帝、兵藤一誠。お前にもわかりやすく説明してやろう。あの能力は周囲のものを半分にしてしまう。つまり、リアス・グレモリーのおっぱいも半分になるぞ」

 

………???え?待ってくれ、理屈の上ではそうかもしれないが、それが赤龍帝と何がどう関係……

 

「ふざけんなァァァァァアアアアアアアアアアアアアアァァァッッッ!!!」

 

『Boost!』

 

「俺の部長のオッパイを半分にするだと!?」

 

「何?」

 

ヴァーリその反応は分かる。俺も意味が分からない。

 

「許さない!」

 

『Boost!』

 

「てめぇだけは……!」

 

『Boost!』

 

「許さない!ヴァーリィィィィィィィィィィィィィィィィッッ!!!」

 

『Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost!!!!!!!』

 

兵藤一誠から信じられないオーラが発せられこっちまでくる。俺は前に立ち残りの魔力を使い防壁を張る。なんてデタラメなんだ!あの赤龍帝!

 

「アッハッハッハッハッ!まじかよ!主様の胸が小さくなるだけでドラゴンの力が跳ね上がりやがった!」

 

笑い事じゃねぇよ!兵藤一誠すげーキレてるよ!そこからの戦闘は兵藤一誠の独壇場だった。兵藤一誠が追い詰めるたびにヴァーリは笑っていた。

 

「……おもしろい。彼になら『覇龍(ジャガーノート・ドライブ)』を見せるだけの価値があるな」

 

『自重しろ、ヴァーリ。この場でそれは良い選択ではない』

 

「『覇龍(ジャガーノート・ドライブ)』をするつもりか!ゼローグ!」

 

『無理だ、盟友。理性を保てたとしても、暫くの期間まともに動けなくなるぞ。それだけでとどまればいいが……!それがわからない盟友では無いだろ?』

 

ゼローグは俺に怒った。しかし、ヴァーリが『覇龍』を使うのであれば、それを止めなければ……

 

ヴァーリと兵藤一誠の間に人影が割って入る。

 

「ヴァーリ、迎えに来たぜぃ」

 

「美猴か。何しに来た?」

 

「北のアース神族と一戦交えるから帰って来いってさ」

 

「もうそんな時間か」

 

「なんだお前は?」

 

俺は兵藤一誠のところまで行き説明する

 

「アイツは美猴って言って、闘戦勝仏の末裔……つまり、西遊記の孫悟空だよ」

 

「え?ぇぇえええええ!?」

 

兵藤一誠は驚きの声を上げて、美猴はケタケタと笑い

 

「カッカッカッ!久しぶりだなぁ!黒天龍王!俺っちと初めてあった時はまだ小さかったのになぁ!」

 

五年前の話をされても困るわ!俺は人間なんだから成長するし!

 

「しかしまぁ、お前まで『禍の団』入りしてるとは世も末……いや、『白い龍』と孫悟空。お似合いでもあるか」

 

アザゼルが近くに来て言う。美猴は再びケタケタと笑い

 

「俺っちは初代とは違って自由気ままに生きるのさ!じゃあな赤龍帝・黒天龍王」

 

美猴は棍を地面に突き立てた。刹那地面に黒い闇が広がり二人が沈んでいく。

 

「待て!逃がすか!」

 

一誠が追いかけようとするが禁手が解除され崩れ落ちる。俺は近くに居たので支える。

 

「やめとけ、あれだけの力を爆発的に発散したんだ。体力もう空っぽのはずだ、一旦引け。兵藤一誠」

 

俺も禁手を解除する。

 

「何れ、再び戦うこともあるだろう。その時は、赤龍帝、黒天龍王の三龍で戦おう。今日より激しく、もっと強く」

 

そう言いヴァーリと美猴は姿を消した。

 

その後、三種族による学校の修繕が行われた。和平が成立した初めての三種族の共同作業だ。

 

「俺は疲れた帰るぞ。雄真も疲れただろうしな」

 

「あぁ、疲れたよ……はぁ……」

 

俺は大きくため息をついて空を見上げた。

ヒロイン誰にするか

  • グレモリー眷属 小猫
  • フェニックスの少女 レイヴェル
  • ヴァルキリー ロスヴァイセ
  • アーサーの妹・ルフェイ
  • ハーレムにしないのか?
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