【艦これ】榛名と過ごす鎮守府   作:ハルのキノナカ

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ページ1 プロローグ

 朝、日差しの優しい光とともに優しい声が聞こえてくる。

「...と....く..て...いとく」

 重い瞼を開けると、見慣れた姿が映りこんできた

 

 腰まで届く長い黒髪は、日頃の手入れがよく行き届いているのがよくわかる

 くらい美しく綺麗にまっすぐ伸びて輝いている。

 端正な顔立ちに起伏がはっきりとした身体を包むのは

 神社の巫女服をアレンジしたデザインの物だ。

 まあ、巫女服というにはかなりスカートが短いが

 頭に大きめのカチューシャをのせた彼女は

 お淑やかな笑顔とともに再び声をかけた。

「提督、おはようございます。起床時刻になりましたのでおこしに参りました」

「ありがとう榛名、いつも悪いな」

「いえ、榛名は日頃のお返しをしているだけですので」

 ニコッと笑いながら布団をしっかり剥がしてくる。

 あくびをしながら体を起こすと、窓から母校全体が見渡せる。

「提督、朝食は出来ていますが、今日はどちらで食べますか?」

「こっちで食べるよ、今日は急ぎの物はないからな」

「はい、わかりました。榛名御一緒してもよろしいですか?」

「もちろん、一緒に食べよう榛名」

「はい! 提督のおそばに!」

 俺と榛名は並んで歩き出す。

 暖かな日差しが鎮守府を照らしている。この場所を守り抜いた日々と

 これからも続く日常。

 こんな日々が続いてくれればいいと、願わずにはいられない。

 そんなことを考えながら食卓につき、席に座る。

 今日のメニューはだし巻き卵と豆腐の味噌汁、納豆にほうれん草の胡麻和えだ。

 いつもながら、榛名の家庭スキルの高さには驚かされる。

 俺も料理が出来ないわけではないけれど、榛名ほどおいしく作れなければ

 こんなにも手間もかけられない。このほかに洗濯掃除に秘書官の仕事に出撃まで

 とてもではないが、人の作業量ではない。そう思いもっとらくにしていいと伝えたことも

 あったが、そのときに言われてしまった。

 「榛名が好きで、好きな人のためにやっていることなので」と

 それ以来は、やりすぎないレベルで好きにさせている。

 つくづく自分にはもったいない人だ。

「提督? どうかなさいましたか?」

「ん? いやうちの鎮守府もずいぶん大きくなったと思ってね」

 俺の様子に気付いたのか、榛名が問いかけてきたので

別の話題を振って少し赤くなった頬をごまかした。

榛名はそれに気づくことなく話題に乗ってくれた。

「そうですね、あれから何年になるんでしょうか?」

「5年かな、君とケッコンしたのが4年前だ」

「そんなにたっているんですね、もっと最近のことだと.」

「俺もそう思うよ、色々あったから」

 そういって俺は、この鎮守府に配属された時のことを思い出していた。

 




はじめまして、ハルのキノナカです。
略称はハルでどーぞ

榛名とイチャイチャしたいなぁ...
そんな自己満足な欲望で書いた次第です。
なので更新かかなり遅いですが、それでもよろしい方は
のんびり見ていただければ。

次回は軽い世界観説明です。

では、皆様が良き作品に巡り合えますように。
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