ハイスクールD×D×R 転生者たちはイレギュラーズ 作:グレン×グレン
返信するの大変だけど、一話当たりの感想の数は作品の出来の評価基準が一つ。面白くなければ感想を書く気にもなれませんしね。
こんなにたくさん来るとは、これが、神様転生の力なのか……っ!
まあそれはともかく、忌々しい正一が逆にリアスの意識を高くしている事実に複雑かもしれませんが、あとちょっとでイッセーも反撃を開始します。
まあエクスカリバー編ではちょい役ですが。その分、和正と幸希ががんばって暴れますし、和正やニーベルの予想を裏切る、今後の大変っぷりを見せつけるコカビエルたちとのバトルもあります。
そして、本格的にクロスオーバー要素を出してきますぜ、だんなぁ!!
「ごちそうさまです! おいしかったです、ディーザさん!」
「お粗末様です。まあ、今のは謙遜で家庭料理レベルなら高水準だと自負してますが!」
などというやり取りをイッセーとディーザさんがしてる中、俺は久しぶりの明確な出来立て料理を堪能し、涙を浮かべていた。
ああ、一年以上、コンビニ飯やチート特典で手に入れた栄養ブロックや栄養ゼリーで済ませてたから、なおさら胃にも心にも染み渡る……っ!
もはやほめたりしてデレデレしている暇がもったいない。俺は、このご飯を、味わう!!
「……普段から味も栄養も家ご飯にしてはかなりいいけど、こんなにおいしく食べてるところを見ると、いつも以上においしく感じるなぁ」
「……やっば。ボク、なんか食べたばっかりなのにおなか減ってきた」
と、トレイヤと桃華がお替りの準備に入っている。
「あらあら。これは追加で作ったほうがいいかもしれないわね。手伝いましょうか、ディーザ?」
「あ、ありがとうございます、幸希さん。でも食べすぎは禁物ですから、軽くハムエッグにサラダぐらいにしますから大丈夫ですよ」
と、幸希の茶化し半分本気半分に、ディーザさんはにっこりと答える。
むぅ。あまりたくさん食べれないのか。それは残念。
と思ったら、ディーザさんはにっこりとほほ笑んだ。
「デザートのゼリー分は開けてもらわないと困りますから。ちゃんとそこまで計算して作ってるので、安心してください」
……か、かなわない。
俺が何かに打ちのめされていると、幸希は微笑みながら食後のコーヒーを飲んでいた。
こっちはこっちで優雅だ。なんというか、所作に美しさがあるというか、芸術的というか。
俺がなんとなく見とれてると、幸希はふふっと笑いながらウインクする。
「これでも十年上級悪魔やってますから。アジュカさんにへんな被害が出ないように、二年間は礼儀作法とか仕込んでたのよ。もともと旧来日本式なら経験があったから」
おお~。そりゃすごい。
でもそうか。五大宗家の一角である櫛橋の出身なら、それなりの礼儀作法は学んで当然かもしれないな。
でも、ここに格式ばった雰囲気はない。どっちかっていうと家庭的というか、家族のそれかもしれない。
「あ、そういえばイッセーは桃華と改めて卒業したのよね。だったら次は私と……どう?」
「あ、ずるいですよ! 幸希さんがスカウトした初めての普通の子で、男の子なんですから! 私もかわいがります!!」
「う、うへへへへへ。いや~もてる男ってつらいなぁ~」
「イッセー。これ、モテモテとは別方向だと思う」
……完全に抜きゲーのそれだが、まあそれは置いておこう。
とはいえ、なんというかほっとした感じだな。
イッセーも紅真の馬鹿のせいで大変なことになってるが、とりあえず少しは取り戻せたようでよかったぜ。
それに、俺が助けたからこそこんな風景ができるようになったんだよな。
最初に助けた時はやらかしたと思って寝込んだけど、結果オーライで安心したぜ。
……紅真に感謝することになるとは思わなかった。なんつーかそう考えると複雑だな、こりゃ。
ふと、俺は幸希の視線が向く。
あっちもあっちで、ほっとしてそうなんだけど、なんかもにょっとしていた。
……目が合った。
うなづいた。
「「絶対お礼は言ったりしないように」」
お互いに同じことを思っていたらしい。
なんか最近、シンクロすること多いな、俺。
そんでもってとりあえず、夜の分の知識講座をイッセーに敢行。
イッセーはかなり「上級悪魔でハーレム王!」になっていた。まあ、神器は強力でしかももう禁手だ。俺のチート応用術で強化されてるとは言え、クロスオーバー系チートなので何が起きるかわからねえ。ほっとくのもあれだ。
誰かの眷属にして近くで目を離さないようにするのが一番だ。すでに幸希は「どうやってイッセーのご両親に事情を説明して、眷属悪魔化を納得してもらうか」まで考えてる。
だから、気づいたらかなり遅くなってしまった。
とりあえずイッセーには「友達と遊ぶから遅くなる」と伝えさせているが、遅くなりすぎたら心配するだろう。
ましてフリード・セルゼンとかいう危険人物がいるんだ。危険極まりないから気を使わないとな。
イッセーは神器に慣れてないから、下手に戦闘になると家の一軒や二軒は吹っ飛びかねない。
「んじゃ、俺がお前の家まで送ってくぞ~」
「……女の子に左右から挟まれたいです!!」
煩悩に正直な不満だな、オイ。
「気持ちはわかるが駄目だ。幸希たちも夜は警戒するだろうから、そっちに意識を向けないとだめだ。ここは暇してる俺が一番適任なんだ―」
そう言いながらドアまで向かい―
「―大変です!!」
「―グハァ!?」
勢いよく開かれたドアに叩きのめされた。
「―ってこっちも大変なことに!? ご、ごめんなさい!!」
「いや、その、なにが……?」
とっさに謝ってくれるディーザさんに、俺は即座に前向きな対応をしつつ、何とか起き上がる。
まあ、薄々わかってるんだ。
何せ相手はコカビエルがらみだ。この状況下で大変ですな自体なんて、一つしか思い至らない。
そう―
「こ、コカビエルが戦争を起こすために、リアス・グレモリー様とソーナ・シトリー様を駒王町ごと跡形もなく吹き飛ばそうとしています!!」
―これ以外にないよなぁ!!
「ええぇえええええええ!? なんで、戦争ぅ!?」
イッセーがパニックを起こすのも仕方がない。
だが、今はそんなことを言っている場合じゃない。
何せ事態は一気に加速した。こっからがいそがしい。
なにせ助けが来るとわかっているからって、それまでリアスたちが無事かなんてことはわからないしな。
……正直不安だが、俺たちも動くほかないってことだ。
「とにかく急ぐよ! って、イッセーは連れて行くの?」
「いいんじゃない? 一人だけ置いておくのも不安でしょうし、コカビエルは最上級堕天使だから、ある意味で戦場の空気を体験させるにも最上級だし」
と、桃華とトレイヤが短く会話し、イッセーの両肩をつかんで引っ張っていく。
「……え、俺、戦闘!?」
「いえ、どこにコカビエルの部下がいるかわからないので、目についているところで守るだけです。さすがにいきなり殺し合いに参加させたりしませんよ」
と、ディーザさんが安心させるようにほほえ―
「―いえ、どうやらそれ以前の問題でしたね」
―みを凍り付かせ、鋭い視線を外に向けた。
え、何事?
俺たちが「更に何が!?」と思っていると、階段がギシギシとなる。
そして降りてきたのは、木刀二刀流の幸希だった。
「全員よく聞きなさい。……お客様よ」
そう言いながら前に出た幸希は、玄関で靴を履くと―
「入りたいならまずノックしなさい!!」
―ドア蹴り飛ばしたぁあああああ!?
「がふぅ!?」
「げふぅ!?」
「ごふぅ!?」
三人ぐらい巻き込まれて吹っ飛ばされ、八メートルぐらいとんだドアが地面に落ちる。
その轟音が響く中、玄関から見える光景にイッセーが固まった。
そこには、ライトセーバーみたいに刀身が光っている剣を持ったり、拳銃を持った男どもが二十人ぐらい。ああ、はぐれ悪魔祓いだな。
あと五人ぐらい黒い翼を生やした男女がいる。こっちは堕天使か
「気をつけてください。周囲に更にたくさんいます。少なく見積もってこの四倍ですね」
ディーザさんがそう告げるけど、それにしたっておかしいだろ。
多いわ! あれ? コカビエルってエクスカリバー担当三名(内、フリード以外は死亡済みのはず)と、使い手製造担当のバルパー・ガリレイしか連れてきてなかったんじゃなかったっけ!?
多いだろ! 多すぎだろ! なんでこんなにいるんだよ!?
どうやったらこんなたくさん動いてるんだ、オイ!!
単純計算で俺たち相手に百人近くだぞ!? この調子じゃ、リアスたちの方にいったい何人いることやら……っ。
「……アジュカ・ベルゼブブの食客、特例式上級悪魔の、櫛橋幸希とお見受けする」
そんな中、堕天使の1人が前に出る。
そして幸希を見据えると、嘲笑すら感じさせる表情を浮かべた。
「アジュカ・ベルゼブブに対する挑発のため、今ここで死んでもらう。できればむごたらしく死んでくれ」
その言葉は想定内。まあこんなにいるのは驚いたけど、コカビエルが来ているときにこんだけ来てるなら、そりゃコカビエルの賛同者だよな。
だけど、こっから先が想定外だった。
「……犯しはしねえよ、死姦はするけどなぁ!!」
『バイオレンス』
『モブ』
……あれ?
なんかあの、骨っぽい衣装がついた箱、どっかで見たことあるような?
その瞬間、幸希がバックステップで俺の隣にいると、汗を流してぎょっとしながら、俺に耳打ちした。
「ちょちょちょちょ! なんでガイアメモリがあんな所にあるでござるか!?」
「あ、やっぱり? どっかで見たことあるような~って思ってたんだよな……ってマジかよ」
俺たちは面食らったのは言うまでもない。
なんでガイアメモリ!? ここハイスクールD×D! 仮面ライダーWじゃない!!
いや、そんなことで仮定できる内容なんて一つしかない。
「「……あのゲームメーカー……っ」」
まあ、
教えろよ、そういうことは! しかも―
「幸希。今チートの一部が開示された。「全ガイアメモリの適合率80パーセント以上と、メモリの毒に対する強い耐性」って出てる」
「……もっと早く教えときなさいよ、あのゲームメーカー……っ」
歯を食いしばって頭痛をこらえる様子を見せるのも当然だ。
みれば、筆頭格の堕天使だった奴と、後ろにいた奴が変身した布を顔に巻いた暴徒みたいな連中がごっそり集まってやがる。
仮面ライダーWは平成ライダーじゃパンチ力とかキック力のtは低めの部類だった気がするけど、その分能力がトリッキーなんだよなぁ。
たしか、バイオレンスはハンマー攻撃ができたんだっけか? 後ろのモブとか音声出てた暴徒っぽい連中は知らないけど。
「ちなみに、英語で暴徒はMobよ」
幸希ありがと。
「なにこれ? みたことないけど、まさか堕天使の神器研究の応用?」
「いや、独立具現型の再現は見たことあるけど、あれは全然違うかな~って思う。いや、見たの四年ぐらい前だから発達したかも?」
「……今はどうでもいいです。何より気を付けるべきは、そんなものまで使うぐらい本気で、魔王様に対する挑発をしたということでしょう」
後ろでけげんな表情を浮かべるトレイヤと桃華をたしなめつつ、ディーザさんが歯噛みする。
「この様子では、他にも戦力がいると考えるべきでしょう。……リアス様やソーナ様が向かっている駒王学園にも、相応の戦力があつまっているとみるべきです」
ディーザさんはそういうと、ため息をついてから幸希を見る。
「……幸希。ここは私たちが引き受けますから、あなたは駒王学園に向かってください」
「貴女が私を呼び捨てにするってことは、本気ね」
そう苦笑した幸希は、後ろをちらりと見る。
「……死戦になるけど、いなくて大丈夫かしら?」
その気遣いに、トレイヤと桃華は前に出ることで応えた。
「……もう魔王様方には言ってるんですよね? なら、私達はしのげばいいだけかな」
「オッケーオッケー! 梅雨払い任せてー! あ、さすがに数が多すぎてカバーできないから、イッセーは連れてってねー」
そう軽く応えるのは、自分に自信があるのかねぇ。
……まぁ、そういうことなら俺も頑張るとするか。
「なら餞別だ。……ちょっと前方の連中蹴散らすから、そっから分かれて行動だな」
俺も決意というか、覚悟を決める。
こうなったらもうやるしかない。
殺しまくりのメンタルダメージで吐くのは、ことが全部終わってからだ。
ちっとばかしスプラッタやってみるか!
「イッセー! ちょっと肉片が飛び散るから、一回目をつむっとけ!!」
「え!? え、ちょっと!? 俺、状況全く分からねえんだけど!?」
イッセーがパニックを起こすが、それより先に幸希が目をふさいだ。
「全眷属! 和正が開幕の一撃を放つまで、時間稼ぎよ!!」
ああ、安心してくれ。
俺も、ここで本気を出すことに遠慮はしない!
ゆえに、ここからが本番だ。
目覚めろ、俺の力。
そう、これはそのための―
「―創生せよ、天に描いた極晃を――我らは神代の流れ星」
―
はい、そういうわけでこれ投稿した直後に、「Fateシリーズ」「仮面ライダーW」「シルヴァリオシリーズ」のタグをつけさせていただきます。
まあ基本的に、グレンさんのクロスオーバーは「作品の「設定」や「能力」を別の作品世界に持っていく」なので、前の話の時も書きましたが「英霊エミヤが主人公たちのサーヴァントとして無限の剣製で無双!」とか「なんか狂いなく反粒子で無双!」とか「仮面ライダーWがエクストリームでドーパント相手に無双!」なんてことはないのでご了承ください。
とりあえず「新西暦サーガじゃなくてクロスオーバーだからこそ出せる星辰光」とか「この手の作品とガイアメモリの組み合わせだからこそ出せるドーパント」とかは出します。あと前から新西暦サーガの情報を知っていて考えていた「この作品のキャラが極晃星に至ったら」というのも、ちょっとやってみる気なので、そこもご期待を。
まあ、自分の作品の常連さんならFateネタに関しては「ハイスクールD×D世界線のゲオルギウスとかがサーヴァントで登場」というのは、定番ネタなので想定内かと思っております。似たようなのやる予定なので、お楽しみに!
あと、和正の星辰光をステータスにするとこんな感じです。
基準値:D
発動値:B
収束性:D
拡散性:C
操縦性:AAA
付属性:A
維持性:B
干渉性:C
ちなみに維持性EXというわけでもありませんし、当人の地頭の問題で三作目主人公のような真似はできません。ただしこの作品がクロスオーバーだからこそできる応用技を中心として、クロス物との作品とは異なる形での応用発展を遂げていく予定です。
然し、FGOのオリュンポスの情報がなければダントツでチート筆頭扱いされかねない和正のメインチート特性よ……。