神様転生。それは、好きな世界の物語に参加できるという、一見すれば素晴らしい贈り物。

 世界観すら無視した特典を手にし、作品の悲劇を回避したり、作品を穢す者たちを排除し裁きを下すことができると、多くの者が喚起するだろう。

 だが、考えてみてほしい。

 転生するということは、その世界に生きるということ。それは、その世界にいる者たちは設定されたキャラクターではなく、一人一人が人間なのだ。

 その意味を理解せぬ転生者は、自覚無きまま傲慢の極限に到達している。そして彼らは自分達が正義だと信じ、もしくは自分達が好きなように生きるため、その世界をただの舞台装置とみなして行動する。

 そしてそんな転生者たちが送り出された世界の名は「ハイスクールD×D」。そこに存在する神も魔王も滅しうる力にあやかった者たちの中に、二人の例外が存在する。

 ただ一人のイレギュラーとして存在する男と、悔恨の果てに己が見当違いを理解した女。その二人が出会うのは運命か否か。そして世界の行く末は……。





 はい、神様転生でアンチするやからがとにかく苦手なグレンさんが、他の作品を見ているときのモヤッと感覚の発散も考慮し「あ、神様転生が一人じゃなきゃいけないってルールはなかったよね♪」というひらめきの末に、開発をぶちかましました!

 大半のアレすぎる神様転生者たちを相手に、数少ない比較的まともな転生者が立ち向かう物語になりますが、神様転生なだけあって、数多くのクロスオーバー要素がてんこ盛りです!

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